なぎのあとさき

日記です。

Goodnight Ladies

2013年10月29日 | 日々のこと

デ・パルマ「パッション」
その手の業界によくありそうな地味な話。
タラシ男もその手の業界にいそう。
途中の創作バレエは良かったけど、
全体的に地味。
上司のレイチェル・マクアダムスは
美人だけどまるで美しく見えないのが
その手の業界っぽい。

映画の後はしごがやってなかった。
銀座で珍しくHipHopのDJライブしてて、
かっこよかった、さすが銀座。
ダーと先日のヨコスカDJを思い出して苦笑。
表参に移動してゴールドラッシュに行ったら閉店で、
結局じゃんがら。超久しぶり。

ハロウィンで扮装する若者が、
表参道にも渋谷にもいっぱいいた。
怪我メイクがあんなに流行ってるのは、
この時代が病んでるのを自覚してるのか。
上半身裸の、夏のオレの生き残りもいた。

で、次の日も渋谷に出向き、
ハロウィンに相応しい、極上の扮装映画。

カラックス「ホーリー・モーターズ」
めちゃくちゃ、やりたい放題で面白かったー!
ドニ・ラヴァンの動き、たまらん。
どのシーンもパリが迫ってくる感じで面白かったけど、
特に好きなのはお墓~地下のシーン、
モーション・キャプチャー、楽隊、
ポンヌフ上からショットなどなど。
窓の外からのサルもかわいかったー!
大きい犬?の歩いてくるのもかわいかった。

デ・パルマの地味な演出の消化不良が
思う様消化できた。
しかもこっちは夢でなくすべて現実。そして芸術。

映画の後はカフェ。
私のほうが年上なのに
財布に千円しか入ってないって最低。

そして海へ。
十月の終わりの週末、
潮澄みまくり、凪。
足の付け根まで水に入って目を凝らすと、
いた。あの優越感。
長い触手をたなびかせ、
こちらに向かって来た、と思ったら引き返す。
いなくなった、と思ったら戻ってくる。
一瞬、全身をピンクに光らせたりする。
カサ部分を水の上にちょっと出したりもする。
何なんだ。漂ってるだけじゃない。
意思がありそうな、なさそうな、
未知との遭遇感。宇宙人か。
宇宙人のモデルになってるしね。
「宇宙戦争」のマシンもクラゲっぽかったし。
あいつら、侵略とかゲスなことは考えない。
ただ気持ちよく生きることを追求し、
地球環境に合わせて進化を遂げた。
実は人類の誕生以前から、
地球は宇宙人を受け入れていたのだ…
何体も目視して泳ぐのは諦めた。
あんなのが跋扈してたら魚だっていなさそう。
準備運動を始めてたCも、諦めた。
クラゲ最強。

森戸でクサフグの行列、
小さい魚のカップル、
一瞬イカに見えた魚もいた。
「今はもっと大きくなってるはずだよね」
「イカにとっても、あの日は青春の1ページだね」
工事のおっさんに声かけられる。

お寺はミスティ。
Cは忘れ物のストールを取りに行って、
今度はピアスをなくした。
まだボーッとしてるみたい。

10月28日のこの日、
ルー・リードがこの世を去った。
つい前日ダーと1st.の話したばかりだし、
十月入ってヴェルヴェッツもソロもほぼ毎日聴いてたし、
アイポでもトランスフォーマーばっか聴いてたところ。
トランスフォーマーとケツのライブとanother viewは
日本の女子一聴いてるかも。
ヘロ●ンを妻にして71歳まで生きたのは、
生命力が強い、というべきか。
ルー・リードは、とにかくかっこいい。
曲も声もサル顔も生き様も。
Give Thanks,and Love!

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あたちは2号機パイロット!ビーです!

2013年10月26日 | 猫トーク

ビーはモンチと目が合うと
「ウッ」という顔をして顔をそむけるし、
モンチはモンチで出会いがしらにビーの顔に
パンチしたりする二人の女王だけど、
ホトカの上で一緒に寝てる。

ビーは三茶時代、一日にネズミを3匹くわえて来た猫だ。
中にはモンチと変わらないビッグサイズのネズミもいた。
本気出せばモンチなんてひとたまりもない、
でもビーはモンチに襲いかかることはない。
自分より若くて大イバリの末っ子で殿を横取りするモンチが、
憎たらしいはずはないんだけど。
たぶんビーは、私がビーを誰よりもかまってることを
ちゃんと分かってる、と思う。
私がビー専用機だってことを。シンクロ率100%の。
ビーにしてみれば、殿やモンチには、たまに貸してやる感じ。
だからモンチが偉そうでも
そこまで気にしないでいる(のではないか?)
ビーと私のI&I感はすごいのだ。
見つめ合えばすべて通じちゃう感じ。
ビーは最近左目の目やにが出なくなって
両目ぱっちり開けてることが多くて
さらにかわいくなった。

2号機を発進させるつもりが初号機が来ちゃったときの
ビーの「えっ?こいつ?」感もおかしい。

台風27号と28号がまたしてもマゴマゴしてて
今週は雨ばかりだった。
夜中目がさめて起きると殿が
キャットタワーの上にじっとして
網戸の向こうの雨上がりの庭を見てた。
それからしばらくずっと見てた。
少し寒くなったので、毛を膨らませて。

心身を海で洗って山で気を充填して、
かめはめ波の要領でモンチに流しこんでいたのも、
少しは役に立ったかもしれなくて、
私ってヒーラーの才あり?とダーに言うと、
ヒーラーは自分の力で治す人で
大地の力の触媒になるのはシャーマンだ、と言われ、
シャーマンになりたいな、と思うこの頃。

昨日と今日、二人の友達が別々に、
私のしゃべった言葉について、
「Nちゃんの言葉は透明な感じで気持ちいい」
「Nちゃんのコトバって素敵」
だって。嬉しいかも。

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秋雨

2013年10月24日 | 日々のこと

バレエ、椿姫。
バレエで動きがきれいに揃うのは、
人間もイカみたいになれる、ということだ。
衣装もきれいだし、音楽も良かった。
ヴェルディ生誕200年。
主役がロシア人ダンサーで、
踊ってないときでも動きがきれい。
バレエ観る日は雨が多い。
某先生にありがとう、と手を握られた。
ものすごいワガママな人だけど、やっぱり好き。
帰りはギットギトのラーメン。
ダーも気に入っていた。
こんなの食べてる人はイカには程遠い。

馴染みの懐石屋で塩辛が出てきたので、
大将にイカトーク(フルバーション)をしたら
厨房でいつもてきぱき仕事してるザ・板前のCさんも笑っていて、
大将はまじめな顔で「相模湾ならアオリかヤリかな!」
俺なんか海で泳いでるところ見ても何の魚かわかんないだろうな、
イカはこれから身が大きくなって食べごろだ、とのこと。
あの子たちはまだ子供だったのか。
それで好奇心丸出しの目をしてたのね。
今頃大きくなって沖に出て揃った動きをしてるんだろうか。
来年また会いたいなぁ。

次の日も雨。猫たちは食欲up、
ビーの顔も目もまるまるして毎日かわいい。
ホトカを出してシンクロ睡眠。
殿はホトカとカバーの間に入る楽しみをすぐに思い出して、
カバーを常にぐちゃぐちゃにしてる。カオスのはじまり。
モンチはカバーの中に入った殿のふくらみに寄り添って丸くなる。
寒くなってモンチが殿にべったりし始めて、ビーは「チッ」
私はそんなビーに人一倍かまう。
抱っこの間ビーの腹に耳をつけると、
びびびびん、びびびびんとご機嫌の音。
殿はクローゼットを開けて中に入る。
出なさい!といっても無視、
むりやり出して叱ると、
「おれは叱られるのは嫌いだ!」と顔をそむけて一歩も譲らない。
私はすぐに譲る。
昨日は寝てる間ビーが枕にいて、
背中の毛を吸いながら眠った。

夕方Cが来て江の島へ。
サウナ、プール、温泉で仕上がる。
ずっと海に入ってた後で、
真水は少し重たくて体にまとわりつく。
夜の海を見下ろす。凪で静か。
帰りはVU。ノリノリで。
絶好のHey Mr.Rain日和。

十月三週目、凪、曇り。
潮濁る。
足の付け根まで海に入って、さてどうするか。
お迎えが来た。鮮やかなブルーの魚影。
ソラスズメダイの色だけど、
前に見た時よりだいぶ大きい。
追いかけようと前のめりになったところで、
内臓からストップがかかった。

夕まづめ、
小さい魚や大きい魚が次々跳んでた。

森戸も潮が満ち満ちで濁ってて、
よく見えないけどたくさんいる気配はあった。
フグがだいぶ大きくなっていた。

お寺は雨上がりで空気がしっとり、
実の熟した匂い。
柿やシトラス系など数種類。
何でも腐りかけが美味いんだよ、
と芳夫ちゃんの声が聞こえた。
三の鳥居の中まで。
周りでガサゴソ、生き物たちの気配がするけど
暗くて見えない。リスか、タヌキか。
二人とも鐘後だってのにお腹減る。
寒さのせいで、腹が肉をつけたがる。
ポテト一気食い。

オリオン座流星群が極大のはずだけど、
曇りの日が続いてて、月も見えない。

Kちゃんの作品展にやっと行った。
おじぞうさん、ひとりひとりいい表情で、かわいくて、
スポットライトを浴びて元気そうだった。
Kちゃんも元気で良かった。
似顔絵を描いてもらったという女の子が飴を持ってお礼言いに来て、
その子もかわいかった。
Kちゃん、先月末大変なことになってたけどやっぱり、
絵があるからだいじょうぶだ。
おじぞうさん作りもずっと続けるべきだ。
Kちゃんもモンチのことをずっと気にかけてくれていた。

近年稀にみる自分に近いバイブスの子と飲んだ。
近いってゆうか、ほとんど同じじゃないの?
居心地良くて、楽しくて、ずっと一緒に笑ってた。

っていうその前の前の週のある日、
大好き(大リスペクト)な人にやっと会えた。
トナリに座ってるだけで嬉しくてしょーがなかった。
しかも帰り2ショットでタクシーなんて一生忘れない。

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Walk on the wild "river" side

2013年10月16日 | お散歩

手帳を使い切ってしまったので日記はこちらに。

ホーシは10月上旬まで鳴いてた。
百日紅はまだ咲いてる。

26号は寝ているうちに通り過ぎた。
ホットンサンドとコーヒーを持って河原を見に行く。
増水で中洲がほとんど水没して、
残った木の上でカラスが途方に暮れていた。
スズメは「どーするよ」「どーするよ」とワーワー大騒ぎしながら
木から木へと行ったり来たり。
鵜が流れに乗って来た。
すごいスピードで、気持ちよさそう。
途中で飛んで引き返して行った。

平日の休み、休みを合わせてくれる友達も何人かいて、
夏の間はわりと友達と合って河原でお茶したり、
大桟橋で涼んだりしてたけど、
なんとなく、一人で過ごしたい時も多い。
一人で、と言っても、周りには猫たちはじめ
鳥やら魚やら草木やらいろいろいて、
彼らと過ごすとほんとーに、疲れやストレスが消える。
少し前までは仕事がけっこー忙しかったのだ。

ルー・リードの季節。
今のうちに聞いとかないと、年明けたら聞かないから。
って、もう今年もあと3カ月。

「デス・プルーフ」
女の子たち、みんなイカス!
バタフライかわいい。こうありたいものだ。
カート・ラッセルのイカレっぷり、
港区の某ゴリラを彷彿とさせた。
ダーに、「どの子が好き?」と聞くと
「うーん、どの子も別に」と、アメリカ女が苦手なダー。

「AKBでは誰が好き?」
「いや、誰とか知らないし」
「じゃあ好きなアイドルは?」
「うーん、別に。パフュームかな。でもアイドルってゆうか、曲がわりと好きなだけ。」
やはり、こういう美人(byギャビー)を妻に持つと、ほかに目がいかないのか。

先日河原で「写真撮らせてもらえますか?とても素敵なので」と言われ、
プロのカメラマン風の人だったのでOKし、後でその人のブログを見たら、
全然いけてなかった。ダー「この写真はボイショー!」
ダーの撮る写真の方がよっぽど上手い。

こんなことを書いておくのは別に自慢したいわけじゃない。
自分をキレイと思うのがキレイでいる一番の秘訣だ。
女子は自分をキレイと思っていた方が楽しく生きられるから、
証拠?を並べておく。

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十月の三連休

2013年10月16日 | お散歩

秋晴れの三連休。
甥っ子がお祭りのタイコを叩くというのを
ママとS子さんが見に行くというので一緒に行く。
姪っ子(1歳7カ月)を抱っこして、
金木犀の香る町を山車について歩く。
甥っ子は山車に乗ってけだるい感じでタイコを叩いていた。
姪っ子は人みしりもなくかわいくて、
ちょこっとしゃべれるようになっていた。

ねーさんちに寄る。
ねーさんは病み上がりには見えないほど、
元気そうで若返っていた。
そのわけは、煙草をやめたから、とのこと。
AちゃんGちゃんSちゃんKちゃんが
1階にいてみんな元気。
模様が似てるのではじめは区別がつかない。
Gちゃんは私にずっとべったりおちりを向けていた。
外の赤猫ちゃん黒猫ちゃんたちも元気。
28歳Mちゃんにもお目にかかる。
元気にご飯を食べていた。
ねーさんも今回いろいろガイドがあったそう。
玄関のカメラにオーブが映ってたりとか。

次の日はS子さんがたおれた、というので急きょヨコスカへ。
東京物語みたいだった。
ついた頃にはS子さんはもう元気。
前の日の熱中症だったみたい。
パパママは結婚式で靖国へ。
S子さんは心配なさそうで、私とダーは海をお散歩。
3週間ぶりの海で、はやる気持ちを抑えられず。
潮澄み凪。
橋の上からフグの群、小魚、タナゴ。
浜辺で足の付け根まで水に入った。
潮温ぬるめで泳げそうだったけど水着を着てなかった。
珍しくDJが入ってて面白いほどヨコスカセンス。
海で陽水、ビリー・ジョエル、ひげダンスて。
猫公園では顔の大きな赤猫ちゃんほかがお昼寝。

観音崎を回り、また水に入る。
よく澄んでとてもきれい。沖の方で魚飛ぶ。
小さい魚の群れが、水の上を走るように横滑りになって飛ぶのを見る。
キラキラしてすごいきれいだった。
大きい魚に追いかけられてたのかな。
海の上に出ると今度はカモメにも狙われていた。
あんな動きは初めて見た。二回見れた。
ダーも大喜び。魚はイワシっぽい。

山に入るとまだ、木漏れ日が強い。
海の見晴らし台にあの兄妹がいて、西日にまどろんでいた。
草原で一服、満喫しきって家に戻る。
家を出るぎりぎりまでS子さんは、おじいちゃんの話とかしていた。
きれい好きでよく掃除をしてくれた、とか、
家電好きだったけどPCには興味なかった、とか。
私とダーはバスに乗るぎりぎりまで暗くなった港で海を見ていて、
ちゃぷん、ちゃぷん、という静かな波音で、
萩の夜の海を思い出した。

次の日は葉山でやっと泳いで浮かんだ。
潮濁って何も見えず。晴れたり、雲に入ったり。
水面は乳白色に光って揺れて、すごくきれいで、
無心になって沖に向かってどんどん泳いで、
戻ろうとしたら足にチクッときた。

お寺では初めて会ったおタヌキさん、
「夜の建長寺はいいでしょう」
頭もお顔もテッカテカなのは、
坊主油を塗ってるからなのか。
坊主油は松ヤニで作られてるのか。
焚き火の匂いがした。
「金木犀の次は何が咲くんだろう」
「蝋梅かな。まじめな話」
「正味な話」

悲しみのオーラをまとったCは
とても美しかった。
死ぬのは大仕事だ、と言ってた。

新しい車はベージュと大理石調の内装で
昭和のオヤジ美学が行き届いてて、
Cはしっくりなじんでた。「Nちゃんもなじんでるよ!」
帰り途、コルトレーンなんかかけたら言い訳のしようがない。

宵は秋。西の空に金星。
夜には冬が押し寄せて、
おうし座とプレアデス、ぎょしゃ座。
双子座に木星、でか!

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Time will tell

2013年10月10日 | 猫トーク

10月7日、金木犀の香るお天気の日の朝、
Nは、大潮の満潮に乗って旅立った。
急な連絡で、信じられなかった。
号泣するCの声が、Cの声に聞こえなかった。
私は無意識に、信じなかった。
Nには、7年くらい会ってない。
乳飲み子なのに捨てられてたNをCが拾ってから
Cが東京を離れるまでの9年の間は、
毎日のように会ってたときもある。
だから、はっきり顔を思い描ける。
記憶の中のNは、固太りで、ぬらぬらして、
黒くて、いつもCを目で追ってる。
Cを愛してて私にはジェラシーで、
私のことはたぶんキライだった。
一度Nと二人きりになった時
急に暴れてひっかかれまくったこともあった。
私の知る猫の中で唯一かわいいと思えない、
猫のような犬のような人のような猫だった。
病気になってから痩せて、腫れで顔の形が変わった、
と言ってたけど、見てないから想像なんてできない。
あのNが、この世界にいないなんて、
私には信じられない。
喜と楽以外の感情をめったに見せないCが泣いてることも、
Nがもういないことも、
猫に寿命があることも、
私は無意識に、信じたくなかった。

でも、信じないのは簡単すぎて、
そのままにしていいはずがない。

私は家にいる時は猫のことで泣きたくなかった。
家の猫たちに心配をかけたくない。
私のバイブスを、猫たちは敏感に感じ取るから。
河原に出てから、Nがもういないのだ、
と思うとどうしようもなく悲しくなって泣いた。
もう長いこと会ってないし、
かわいくないし、私は嫌われてたけど、
NはCにとってはもちろん、私にとっても、
一つの世界だ。

胸がつぶれるように悲しい。
でも感情がどうしようもない今を乗り越えたら、
またNの存在を感じられるようにならないか。
私とCの時間は、一直線に進んでるのか。
猫といる今は特に、とても大切にしてたから、
今は過ぎ去るだけじゃなくて、
どんどんたまって海みたいになってるんじゃないか。
だったら、その海を泳いでるうちにまた会えるんじゃないか。
どんな風に会えるのかは、まだわからないけど。
猫も海も愛も時間も同じじゃなかったか。

まだまだもっと、考え続けないと。
捉えていかないと。

Cは私にずっと病名を言わなかった。
その間私の方はモンチのことでCに泣きついてたのにね。
言わなくてごめん、
口に出すのがどうしても嫌だった、とCは言って、
その気持ちはすごくよく分かるけど、
私のバイブスを下手に揺らしたくない、
というのもあったのかも、と、
この前Cが私の心配してた時のことを思い出して、思った。
私が猫たちのバイブスを下手に揺らしたくないのと同じように。

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素晴らしき秋の休日

2013年10月08日 | 日々のこと

10月、金木犀の香る夏日。
河原にはコイ、ハヤ、モロコ、ウグイ、フナなどなど。
ほかにもカマツカ、アユもいるらしい。
台風の増水で上流から流れてくるのかな。
海の魚に負けず、高く連続ジャンプする子もいた。

小さな鵜が一人で、何度も潜っては顔を出す。
長いこと潜っていてどこに出てくるか分からない。
一度飛んで、下流方向にランディングもした。
すっごく楽しそう。
群からはぐれたのかな、あの木の裏に群がいるのかな、
とダーが心配してたけど
鳥たちは川の流れと太陽の方向で、
自分の群のいる場所はすぐ分かるのでは?
そんなことより、
おれはここの深場が好きなんだ!という感じで
何度も潜っていた。

私も試してみると太陽の強さと方向でなんとなく、
ヨコスカの方向が分かった。

たっぷり日に当たって気持ちよくなったところで
河原沿いのスタバでフラペ買って、
外に出ようとして閉まってるガラスのドアにバーーーン!
スゴイ音で店じゅうみんな見てた。
ダーはNちゃん大丈夫?とNちゃん恥ずかしいだろうな、と
これが板尾さんがよくやるという天然のやつや!
と一瞬で同時に思ったそう。
自分でウケてしまって全然恥ずかしくなかった。

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表参道でカット&カラー。
雨の日の表参道は傘だらけでなかなか前に進まない。
そのまま九段で待ち合わせ、竹内栖鳳展。
象に狐、タヌキに兎、木の幹、葉っぱの一枚一枚。
自然リスペクトの強さが絵の強さになる。
富士山の隆起、鯉たち、潮沙永日(海の絵)、
波のアップ、桜、もう一匹の見返り猫。
ダーも「ホントにいいね」と何度も言ってた。
それに、雪の上の雀たち。泣けるほどがわいい。
なんであの絵がポストカードになってないわけ?
竹橋の美術館久々だったけど、
何も成長していない(by安西先生)
閉館時間になると後戻りさせてくれないの。

 

《班猫(はんびょう)》 大正13(1924)年 重要文化財 山種美術館



《炎暑》 昭和5(1930)年 愛知県美術館

帰りに三茶とんき。
マッジでうまし!

夜はスピルバーグ「宇宙戦争」
怖いけどわくわくするマシンと音。
侵略者の顔、モンチに似てる、
とダーも思ったそう。
ラストのハグがとてもいい。
トム、ハグが世界一似合う男!

ぐずぐずした雨でも、素晴らしい秋の休日。

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