なぎのあとさき

日記です。

夏本番!

2019年07月29日 | 日々のこと

あちゅくてねれにゃいわ

7月29日に関東の梅雨明け宣言が出たけど、25日には晴れて猛暑が始まった。
それから殿はヘタリ気味。
ご飯もウエットを舐める程度で、お刺身も食べず、強制給餌10割。
飲み込みも今ひとつ。

急に暑くなったから、すぐには体が慣れないのだろう
エアコンはつけるけど、どうしても朝の掃除洗濯のときには窓開けるから、常に一定の気温を保てるわけじゃない。

毛並みはまあよし、匂いもいい。
嘔吐もずっとない。
夜は、ダーが呼べば寝床から出てくる元気もある。
私が呼ぶときはご飯か薬か、となかなか出てきてくれないけど、仕方ない。

見た目のぐったりぶりはなかなかのもので、写真を撮る気もしないくらい。

リキッドをシリンジで入れたら目から白い液体が出てきてしまって焦った!
ダーは「目から出てくることもあるよー」とのんき。
これからは、1回1本(12ml)ずつ。

ビーは人間のトイレに引きこもったりして、暑さをやりすごしてる様子。
寝室に行くと、大声で「ニャーッ」と私を呼ぶ。
食欲は、若干落ちてる。



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7月の終わりの週末は、台風予報が外れて天気もいいし、海も大して荒れてなかった。太平洋沿岸部は海に近づかないで、とニュースで言ってたけど、海はいつも行ってみなくちゃわからない。

27日の土曜はダーと実家海の東京湾へ。
T浜は荒れてたけど、K崎はナギスミ。
素潜り日和だった。
ボラがたくさん、ベラもたくさん、メジナ、メバル?もいた。
一度上がってビールを飲んで、もうひと泳ぎ。
太陽のもと泳いで浮かんでクラゲもいなくて人も少なくて最高だった。

いろんな形の雲が勢いよく流れていて、空が青かった。

ダーは今年初泳ぎだったけど、私は素潜り始めると一人で奥へ奥へ行くので、別行動になる。

パパママは体力が落ちてるみたいで、疲れたと言って海には来なかった。
ちょっと動くと疲れたり、腰が痛くなるという。

夜ご飯は今半の和牛ですき焼き。
行ったのが遅かったせいもあるけど、帰りが22時になってしまって、ちょっと遅すぎたので反省。
やっぱり遅くとも21時には帰らないと、満足なお給餌ができない。



28日は、Cと葉山へ。
凪、にごり気味。
岩まで行くとすぐ兄さんに会って、追いかけたけど、浮き輪の人間が増えて自由に泳げず、見失った。

ベラ、メジナ。
にごってるのでよく見えなかった。

岩の上でしばらく寝転んで、泳いで浜に戻って一休み、4時半すぎから5時くらいまでまた泳いだ。
シュノーケルもフィンもなしの丸腰で、手足を自由に伸ばして泳ぐのは愉快。
やっと来た夏の海で、Cと笑いながら泳いだ。

ミンミン、ヒグラシ、アブラ、ウグイス、ガビの声。

先日、個装のお菓子をせっせと運んでいたカラスの夫婦、通称おやつ夫婦が、また私の荷物を散らかしていた。
食べ物なにも持ってないのに、バッグの中身を全部出して物色する。
後ろの方の柵の上に2羽で寄り添ってラブラブだった。

お寺でストレッチ。
体にしみいる蝉の声。
蓮の匂いが強かった。
薄暗くなるまでいた。
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6号

2019年07月27日 | 猫トーク
シニアにゃんこは不安よな。

6号動きます。

(近頃の笑いのカリスマの全能感あふれる言動も筋肉もじわじわおもろい)

金曜、バキバキの夏空。
こんな空、いつ以来だろう。
真っ青な空に入道雲とちぎれ雲。夏のパリで見た空みたいだった

暑さで日中は見事にへたってる殿。
ホエキしてる間もへたっていた。


へたりーん

仕事から帰ると出て来てくれて、お刺身を30kcal分自分で食べた。
それにエースのリキッドをシリンジ1本飲ませて、プールに行けた。

冬は週2行くのがやっとだけど、夏は毎日でも泳ぎたい。

帰り、外出たら大雨で、チャリでずぶ濡れになったけど気持ちがいい。
夏だねえ。

殿は暑さでへたってるけど、6号の影響は今のところなさそう。
本日7割強制給餌。

私は耳鳴りが台風。


しゃしんはやめにゃちゃい!
きらいにゃの

目線くださーい!


おことわりよ!

ビーも問題なし。


桃箱モンちゃん2019
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ビーの7月検診

2019年07月26日 | 猫トーク

あちいぜー
(右下に散らばってるのは軍手)

25日木曜。夏らしくなった。
庭の水やり、洗濯物干しをして、「あちぃー」って言葉がやっと出た。

殿はマグロたたき身を15g食べて、ウエットも15gくらいは自分で食べた。

急に暑くなってバテるといけないので、日中しばらくエアコンで部屋を冷やした。
でも冷えすぎて体温がさがってもまずいので、適当なところで止めた。
一度冷やすと、夕方までもつ。

モンちゃんは晴れたのでおちょと行きたくてワーワー言ってたけど、工事の人がいてモンちゃんがパニクるとまずいので、作業台まで。
まあ、満足したみたい。



Cの誕プレリクが日焼け止めだったけど、今年はずっと必要なくて、今になって買いに行った。
私はローダやめたので久しぶりだったけど、美容部員さんは私のことを覚えていて、「お姉さんはお元気ですか?」とCのことまで覚えていた。
ろくにメイクもしないで行ったら、カウンターの明るい鏡で顔を見る気がしなかった。
眉毛を描いてくれて、さすがに上手で顔がはっきりした。

限定モノの香水エアリンが非常に好ましかった。特にライラックとハニーサックル。1万2000円かぁ。
地下でS子さんにお返し(京漬け物セット)送る。

河原では水遊びしてる子供たち。
浮き輪で池に入ってる人もいた、先越された。

太陽を浴びてるだけで元気が出る。
日光浴びて空と川を眺めて台風の風に吹かれてボーッとしてるだけで満ち足りる。なんもいらねえ。
読書は進まなくなってくる。
ステルマリア夫人にドタキャンされてどん底に落ちた語り手のもとへサン=ルーがやってきて、また語り手は友情がどれだけ愚かなものか、「精神生活を損なう」か語る。

◯友情とはつまるところ披露と倦怠の中間物

サン=ルーがブロックに、語り手がブロックのことを好きじゃない、と言ってやった!というので、語り手は呆れる。

と、その辺を読んで帰宅。

すぐにビーを連れて病院で定期検診。
血液検査はなし。
体重変わらず。
この一ヶ月で問題といえば、鼻炎の症状がつづいたこと。
今はほとんどないけど、一応ストック用に抗生物質をもらった。
これまで使ってたバイトリルが今イチ効かなかったので、別の薬。

歯も問題なさそう。
耳掃除をしてもらった。
ビーは毎度のことだけど、ずっとニャーニャー元気に鳴いて、隙あらば私によじのぼってきた。
先生に掴まれてるときは、わりとおとなしいけど、先生が手を放すとすぐに私にのぼる。
かわいんだからぁ、ビーはぁ。


かえりたいわ!

今や新患お断りしてる大人気の先生に耳掃除してもらえるなんてラッキーなのよ。

ビ:ちらにゃい!ちなくていい!

先生はビーの目もよく見てたけど、特にコメントなし。お腹にはいい便があると。
ステロイドはこのまま5日に1回で続行。
やめてみるのもアリ、といわれたけど、せっかく下痢しなくなったからなぁ。

ビーは緊張してたけど、人間の緊張感は全くない、平穏で楽しい検診だった。

その後プール行って(今週はタダ!)、脂のったアトランティックサーモンを買ってきて殿にあげたらよく食べた。

夜ホタテを焼いたらビーは病院のことなんて忘れて、キラキラおめめ。


あたちきょうはがんばりまちたけど?

なんもいらねえはずなのに、セールで1万円分いろいろ購入。たまにはね、買い物でモチベーションあげましょう。
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やっと梅雨明け!

2019年07月25日 | 日々のこと


殿は刺身に飽きて、9割強制給餌。

〈おなじみのメニュー〉

キドナ4gを12ミリシリンジで20kcal
FKW8分の1が20kcal
エースはムースもリキッドも12gで10kcal
ふやかり9粒で10kcal
エナちゅー14kcal

水を飲みたそうなときはリキッドをあげるとよく飲み込む。
お腹すいてそうなときはFKWやお刺身をあげる。
そのときの様子で組み合わせて、40ずつ2回。

時間ないときはロイカナリキッド。

体重は2.7~2.8。1日160kcalじゃ増えないなー。
暑くなったからか、ぐったり寝てる。
毛並みはわるくない。
去年よりだいぶ食べるものが減ったけど、ご飯は食べさせてもらうもの、という王公貴族としての位が上がったのであろう。

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それいただくわ!

S子さんのお中元はホタテのベーコン巻きで、焼くとホタテの匂いがすごくて、ビーがソワソワして、「ニャーン!」と何度も鳴いてた。
食卓にもピッタリはりついて希望に満ちた目をするので、水で塩分落として少しあげた。

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実家で生け垣の剪定してたら、スズメバチの巣が出てきて、襲いかかってきてパパは手を刺されたそう。
めちゃめちゃ痛くて、ぱーんと腫れてた。
二人で、熱湯と高枝バサミを家の中から使って、駆除したそう。逞しい。

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私は体重が昔に戻って顔がすっきりした。
胃が小さくなったみたい、このまま少食な人でいよう。
火曜は仕事の後でプールに行ったら心身ともリフレッシュした。

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水曜は、殿はマグロのたたき身を少し食べて、9割の強制給餌。
暑くなって、リキッドの飲み込みが良くなった。

ホエキは最近、午前中、仕事の前にしてる。
先生は何時でもいいって言ってたけど、朝やるほうが仕事に行ってる間も安心だし、殿も一日を快適に過ごせそう。

ダー休み。
このところテーブルの下にうんを撒き散らすので、一日見張ってやる!と、ダーは息巻いてたけど、ちょっと近所のフード店にゼッピンを買いに行った間に、テーブル下にしたらしい。
トイレ担当大臣も殿の位の高さに圧倒されている。

ゼッピンはモンちゃんもビーも大好きで入れたそばから空になるので、一箱なくなるのが早い。
ビーはほかにシーバもよく食べる。
銀スプカリカリは今はブームじゃないみたい。



やっと梅雨が明けたっぽい。
もう7月25日だからね、長すぎた!
Eちゃんは日照不足でずっとモチベーションが上がらないと言ってたけど、私は海に行ったら晴れた日が2日あって、持ちこたえられた。

が、週末は台風で天気が崩れそう。
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あれこれ

2019年07月23日 | 日々のこと

日曜日の海

水着になって、C「あたし白くてブヨブヨしてる」
たしかに、ひそかに思っていた、去年までとなんかちがう。

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庭の工事が始まって、窓の外を人が出入りしてるけど、気にしてるのはモンちゃんだけで、殿もビーも気にしてない。

さすがプロで、残ってる木の根っこはきれいに避けて配水管まで掘ってある。掘るのはスコップで手作業なので暑いと大変そう。

モンちゃんは面白そうに見てる。でも穴に落ちると大変なので、しばらくお庭散歩はできないね。
作業台の上でガマンしてね。

みんな工事がストレスになることはなさそう。

梅雨が終わってもしばらく外に洗濯物がほせない。てか、梅雨終わった気になってたけど月曜も夕方から雨降ってる。

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ビーはずっと調子よくきていて、やっぱりステロイドを5日に1回で続けて良かったと思う。
吐き戻しもほとんどないし、下痢やゆるうんもないから、去年の今ごろより若返ったかも。
お腹がふっくらして、ダーもビーの肉付きが良くなった!といってる。
顔もすごくかわいいし。


ふくふく

殿が食べない刺身をチンしてよく食べるし、カリカリも数種類よく食べるから、カロリーもしっかり取れてる。

寝室に行きたいときは、寝室の前の廊下で「にゃーん!」と私を呼んで、一緒にベッドに横になるし、殿のいる和室に私が行くと、一緒についてくる。
何から何まですべてがかわいいんだから、ビーはぁ。

殿は月曜も、9割は強制給餌だけどよく食べた。180kcalくらい。サーモンは鮮度が落ちるととたんに食べない。
どんな刺身もチルド室で3日は持つけど、2日目には風味が落ちるのは、毒味役の私にも分かる。

殿、ご飯は食べさせてもらうもの生活に馴染んでる様子。
呼ぶと側に来て、撫でられていた。


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長年使ってたフライパンが、取っ手がとれてしまった。
上京してから今までだから、30年近く?!
長持ちしたなぁ。

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ゲルマントの方へ 2 序盤メモ

祖母の死のシーンは読む前から構えていたけど、そこまで構える必要はなかった。
公園のトイレで祖母を待っていてもなかなか出てこないというシーンはリアリティあったけど、その後はちょっと肩すかしと感じるほど、あっさりしていた。
あんなにお世話になった大好きな祖母なのに、語り手の感情はほとんど語られず、出入りする人々の人間模様やフランソワーズのことばかり。
ゲルマント公爵は全く空気を読まず、バカっぽかった。

あとは、頭のうっ血をヒルに吸わせる治療法はマジかと思った。

だいたい語り手は、祖母の具合がどんなに悪かろうと、ゲルマント公爵夫人に会うため近所をフラフラしては待ち伏せしていた。

ヘタレでスケベ心満載で甘ったれで勘違いばかりの語り手に、もう一つ、薄情も追加。

ママンにたしなめられて、待ち伏せをやめると長い夢から覚めたように公爵夫人のことは忘れる。
代わりに、サン=ルーが紹介してくれるというステルマリア夫人との快楽を夢想して、しつこいほどに快楽について語る。

そんな折、アルベルチーヌが訪ねてくる。
アルベルチーヌへの興味は薄れていた語り手だが。

◯アルベルチーヌの声の出し方はとても甘いので、ただ話しているだけで彼女に抱擁されているような気がしたからだ。彼女から一声かけられることは好意を寄せられることであり、彼女と会話するのは接吻で覆われることだった。

純粋に肉体の欲望のみで、キスをして、ベッドで満足を得る。

◯快楽に先立つ瞬間は、彼女からふだんの関心や気取りをすべて取り去ってしまい、其のてんで死のあとにくる瞬間にも似て、若々しくなったその表情に幼児の無邪気さのようなものを与えていた。おそらく、自分の才能が不意に発揮され始めた人は、だれもかれも謙虚になり、熱心で魅力的な人になるのだろう。

ゲルマント公爵夫人も忘れた頃に語り手に親しく話しかけてくる。

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先週の木曜、それに今日(月曜)に河原で読んだ。このところ忙しくて、河原に行ったのも久しぶり。
雨が長かったので、多摩川はこのところずっと水かさが増している。
増水の川は海に似ていて、全身全霊でボーッと眺めてられる。

平日は一人で来て佇んでる人が数人いる。

梔子はそろそろ終わりの一輪。
百日紅が咲き進む。
長い梅雨が嘘のように思えるであろう夏が、今週には来そう。
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夏きたにゃ

2019年07月21日 | 日々のこと


またなちゅがきたにょねー



てことは、そろそろサンマかちら?!

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海に行く前にチャリで駅前まで行って、帰ってきた時、私がチャリでマンション前に戻ってきた音で、寝室にいたモンちゃんは、「ニャーッ」と一声鳴いたという。

金曜、仕事から帰ってくると、寝室で寝てたモンちゃんは起きて、私が玄関のドアを開けると、奥の部屋に向かうモンちゃんの後ろ姿。
玄関の私の顔も見ずに、いきなりおちりを向けて歩くモンちゃん。

あいつがかえったぞ!ごはんだ!おそとだ!さああっちにいくぞ!
いや、顔くらい向けて。

殿は私のほうに歩いてきてくれた。
嬉しい。

殿は状態は変わらないし、強制給餌8割といってもちゃんと食べてるし、毛並みもいい。
が、内臓の状態まで見て確かめられるわけじゃない。
5月中旬と6月末のことを思うと、まだそれからひと月もたってないし、一日で凪から時化に変わることもあるから、油断はしない。

ただ、もう冷えることもなさそうで、冷えの苦手な猫たちにはぐずぐず気圧の梅雨よりも過ごしやすくなるだろう。
22日は気圧低下予報でてるけど。

毎日、ご飯の後で、コームでとかしたり、手口ふきで顔や胸元をふいたりすると、殿は気持ち良さそう。
下僕業のなかで今一番楽しくて嬉しいひととき。

昨日の巣鴨の飲みの席でYさんに、殿の波のことを話したら、やっぱり「猫ってそうなんだよ、突然生きる元気を取り戻すんだよ、生きる気でいる、生きようとしてる。でも死がいやなことだとか、死にたくないとは思ってない。人間もそうなれるといいけどね」というようなことを言ってた。Yさんも相当数の猫と暮らしてきている。

巣鴨の会は、MHの新作の短編におけるビートルズの使われ方がありえない話に始まり、曲がいろいろかかり、ロックなおじさんがやっとロックについてトークした。
前回まではなぜか頑なに音楽の話をしなかったのもロックなおじさんたちらしかったけど。

お客もいつものみんな、初めての人みんなすぐうちとけて、いい雰囲気。
喫煙所では冷夏の話、2003年の話、モテる男とたいらな顔の二人の女子の話、野太い声の女子の話、痔の話など。

飲み会はMさん、Sちゃん、初対面のミュージシャンとアーティストといろいろ話して、私にしてはけっこう飲んで、いつも猫が気になり早めに帰るところ、ダーが家にいるので安心して23時ごろまでいた。6時間くらい飲んでたのか、もっといたかった。
90年代を通った人と、今の若い人の違いなど。
群馬のアーティストさんは、うちの実家の近所のことをよく知っていて来週行くそう。
帰りはNくんと帰った。
Nくんは自炊やウサギの話。

巣鴨の駅前は盆踊り。

やっと夏らしい日がきた。
21日の日曜日、葉山と鎌倉でヒグラシ、ミンミン、アブラを一気に聞いた。

日中31℃くらい日没後は27℃くらいで、夜は涼しい。

海は、にごりまくり。少しウネリ。台風の残りか。プランクトンと巻き上がる砂で、潜ってもなーんにも見えなかった。
夏が来たってことだ。
水着になりたかったので浅瀬にいて、魚には会えなかったけど、3時すぎから2時間弱泳いでたみたい。

釣りのおじさんがトコロテンの作り方を教えてくれた。7回も洗って乾かすなんて、よっぽど時間ないとできない行程。
もう一人のボート屋のおっちゃんはかっこいい。

夏が来たわりに、逗子も由比ヶ浜もそんなに人もいなくて盛り上がってなかった。
山はヒグラシが一気に目覚めて蝉時雨が降り注いでいた。
蓮も見頃。



夜はみんな揃ってご飯。
(殿がなめてるのはジュレ)

殿が脂の少ないサーモンは食べないので、軽くチンするとビーがよく食べる。
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しょーもない天気

2019年07月17日 | 日々のこと


毎日毎日降ったり止んだり、梅雨の長ーい今年の7月も半ば。

殿はまあいい状態をキープしており、まだアトランティックサーモンを毎食20g食べるので、お給餌がわりとラク、日に160~180kcal食べてもらっている。

毛もフサフサで、顔つきもいい。

強制給餌がいやなときは、指の同じところを何度も噛まれて穴があき、絆創膏を貼ってたけど、今は噛まれることもないので指の傷も消えた。

刺身を噛むのも億劫がってたのに、指を噛むときの力強さったらなかった。

今は気ままな食っちゃ寝暮らししてくれてるから安心。ウンチはトイレ外でしちゃってるけど、ご愛敬。

ビーは鼻水が続いたので、抗生物質バイトリルを飲ませたけど止まらず、でもそれから3日くらいで治った。

長い梅雨で人の体調不良も多いってきくけど、ニャンコたちはよく耐えてくれてる。

モンちゃんは雨が降ってると腹をきめて寝るため、つい充電しすぎてしまい、起きると元気がありあまってアワー!アワー!と吠え出す。

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海の日3連休もぐずぐず降っては止むしょーもない天気だったけど、庭の工事が迫ってるのでもともと出かけるつもりもなかった。

週末、13日はクレマチスの挿し芽と、コーネリアの挿し木を完了。
鹿沼土の上にバーミキュライトを入れた容器を水につけて、挿し穂をそっとさして赤玉土で表面を固定。
キッチンでやった。

夕方Eちゃんに駅で会って、軽くセール流したけど、うすら寒くてタマタカもライズも全然盛り上がってない感じ。夏物買ってもなあ!って空気。

霧のような雨は気持ちがよくて、やっぱり外にいたい私とEちゃんは、ほとんど人がいない穴場の雨宿りできるベンチで河原を見ながらお茶。

中学生の男の子二人がからみあってスマホゲームしていた。そんなにくっつく?というくっつき方。

14日は、夕方海へ。
高速で落石があり、渋滞で由比ヶ浜についたらもう薄暗かった。
足だけ水に入ってヨガ。

16日は、クレマチスとコーネリアの鉢上げ。根っこをできるとこまでは掘ったけど、全部は無理だった。
クレマは移植難しいというし、バラも植え替え時期じゃないけど、挿し芽挿し木もしてあるので、どれかが生き延びてくれればいい。
ダーが休みで、庭の掃除をよくやってくれた。
モンちゃんも庭にいて、楽し気にうろちょろしていた。

庭はすっきりして広くなったので、今となってはこれで良かったみたい。
工事までにやるべきことがすべて終わってホッとした。

夕方はプールへ。
スイマーズハイ狙いで、ウォーキングなしで続けて泳いでみて、全然疲れなかったし気持ち良かったけど、ハイだったのかは分からない。いつもと変わらない。
いつもスイマーズハイなのだろうか。

夜はまた鉄板出してお好み焼き。
ビーはまたかわいく膝に乗り、今回はエビもイカも入れてたのでちょっとずつあげた。
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季節のクセ、殿お世話メモ

2019年07月13日 | 猫トーク
すごい色!

毎年、その年ごとに季節のクセがある。
2018年は前倒し。
2017年は台風が多くて雨つづき。

今年のクセは、寒の戻り。
GW中も2回は寒が戻ったし、梅雨に入っても2回くらい梅雨寒があって、7月に入ってもタンクトップじゃ寒い日がつづいてた。
8月に入ればすぐ暦の上では秋、なんてこった、もうこれ冷夏やん。

いつもなら冗談じゃない!!とブーブー言い出すとこだけど、今年は掘り上げたばかりの植物がたくさんあるから、雨が降ると根と土がなじむし、水やりしなくていいので、雨は雨で嬉しい。

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殿はいい状態をキープしてる。
毛はフサフサ、匂いもいい。
キッチンをうろうろするし、ふやカリも食べる。
お給餌の飲み込みもいい。

いやあ覚悟という言葉も出てたのだが、またしても殿は生きる歓びを取り戻した。
猫の強さははかり知れない。もっと信じていいのだ。

〈6月末の不調から、ここまでにしてたこと〉

・輸液を2日に1回
・セレニアは36時間ごとに必ず飲ませる
・食欲がなくても1日最低150kcalはお給餌
・ハイパー漢方を4日、その後レギュラー漢方
・お手当、櫛でとかす、お腹マッサージ

太陽が出てれば、庭に連れてって日向ぼっこもするけど、7月入ってもほとんど雨でそれはできなかった。

木金とアトランティックサーモンを自ら食べた。
アトランティックサーモンはカロリーが1gなんと2.5kcal(トラウトは2kcal)で、お給餌パフォーマンス(おきゅパ)めちゃいい。
お給餌がぐっとラクになるこのチャンスに、85~90くらい食べさせて、体重を3キロ越えまで戻したい。

調子がいいと眉間のシワも戻って、殿らしい顔つきになる。
ビーやモンちゃんやモンチのような、底抜けの可愛らしさが殿にはないけど、風情ある佇まい、気高さと品格は、ほかの猫にはない。
うちになくてはならないお方なのである。

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モンちゃんは庭が気になって気になってワーワー騒ぐので、一緒に夜の庭に出た。
馴染みの木や草花がなくなり、見通しがよくなったことに、モンちゃんは別に戸惑うようでもない。

なんかちがうぞ!これまでとちがうぞ!
しらないとこにきたみたいだ!
どーなってるんだ?こっちは?あっちは?
アッハー!おもしれー!!

と、楽しいみたい。
モンちゃんは何だって楽しい。

その後、隣の庭に飛び出して行き、しばらく外にいて戻って来た。



シニアのケアにいそしむ毎日で、モンちゃんのケアはこんなテキトーでええんか?と思うこともあるけど、よくよく思い出してみると、殿とビーがモンちゃんの年の頃、三茶に住んでたあの頃、今よりずっとテキトーだった。

夜は連日ド深夜帰宅、1泊2泊することもちょいちょいあって、しょっちゅうカリカリを山積みにして出かけるというテキトーさだった。

あの頃に比べたら、今はできるだけ家にいるし、どんなに遅くても9時までには帰るし、外泊なんて全くしない。
ご飯も安物はもってのほか。
猫の体調を見る目も鍛えられている。
モンちゃんのことは他の猫より丁寧にケアできてるんじゃない?

昔はテキトーだったけど、殿もビーも15歳越えるまでは病気したこともなく(殿は一度だけあったけど)、健康でいてくれた。
今はあの頃の分まで、下僕としてお仕えしたい。
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太陽の下

2019年07月12日 | 日々のこと
殿のご様子は特に変わらず。
ご飯は朝晩各、前半と後半の2回に分けて40kcalずつ食べていただく。

調子の良さは、毛並みにすぐ出るし、匂いでも分かる。
流動食で口元や胸元がよごれてても、調子がいいとふしぎと臭くない。

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てっぱんね!ちってるわ!

火曜はダーが休みで、久しぶりに夜はお好み焼きをした。
ビーが箱から出て来て膝に乗り、「鉄板は危ないから下りてね」と膝から下ろしても下ろしても、また膝に来る、3枚焼いて食べ終わるまで、ずっと膝にいた。

エビもイカもなくて、シンプルな豚玉だったのに、やけにお好み焼きにご執心のビー。
前に、エビを取り出してはあげたことを覚えてたのか。

もしや、生地に入ってるダシの香りに反応してる?と、焼いた生地をちぎって少しあげたら、ムシャムシャ食べた。
ご飯のときだけかわいらしく自分から膝にのっちゃって、かわいんだからぁ、ビーはぁ。

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水曜、マンションの植栽管理会社の人が来るので仕事は休み。

排水管のあるところに自分で植えた草木は、工事の前に自分で撤去と言われていたのだが、そんな短期間にできません!いやです!とゴネたおしたら、植栽会社の人がサービスでやってくれることになった(ほかの住人には内緒らしい)。
ついでに、Fさんにやり方を聞いたものの、自分で移植する自信がなかった沈丁花とバイカウツギの掘り上げもしてくれることになった。

植栽会社の人々も、本当にいい人たちだった。
沈丁花は移植が難しいけど、なるべくうまく掘りますから、と言ってくれて。
掘り忘れていたノボタンを私が自分で掘ろうとしてたら、「やりますよ!」と一掘りしてくれたり、鉢に根っこが入らなくて困ってたら、ぱぱっと根っこ切ってくれたり。

以前、私の植えてた宿根草を切られて、大激怒して弁償させたり(ネットで注文までさせた)、二人並べて説教までした私に、あんなに親切に、全部タダで。

心から申し訳なくて深く頭を下げてお礼にビールを渡したけど、これまでの自分のチンピラぶりを思うとなんとも気まずくて、自分の業(ごう)というものは、自分にかえってくるのだなぁ。
私も精進します。徳を積みます。

これで残すところは、オドリバの挿し芽と、コーネリアの挿し木と鉢上げのみ。

雨つづきで本当に間に合わないと思ってたけど、なんとかなりそう。

毎年ヒヨに食べられて花の見れなかったコブシと、伸びては切りを繰り返してた黄色のキョウチクトウとは、これでお別れ。
寂しいけど、植物というものは、伐られたからって怒ったりしない、与えるばかりでみかえりを求めない、寛大で美しい生き物だ。地球そのもの。

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水曜はたまたまCも仕事が休みで、午後は海へ。
今年2度目の桃を持ってきてくれた。
桃は去年の台風と、今年の日照不足のせいで不作らしい。

平日の海は久しぶりで、道も海もすいていた。

南西の雲が消えて太陽が丸出しになって、やっと、晴れた空のもと海に入れた。
潮温は低かったけど、太陽を欲してたので水着で入った。

わーっと泳いで岩まで。
浅瀬は澄んでたのに、岩まわりはやや濁り。

大きいソラ、大小混じりのメジナ群、岩左手にカイズ。ベラいっぱい。
水面付近にイナッコ。

今年初、岩に上がってごろん。
熱い岩と太陽に溶けた。

帰り、水に入ったら肩が震えるくらい寒くて、わーっと浜まで泳いで戻った。
浅瀬で兄さんに会って、同じところをぐるぐる4周。
澄んだとこでボラ4匹にあって、よく顔が見えた。
大きくて太ったカワハギもいて、近づいても逃げない。とろんとした目がかわいかった。



空気が乾いてて、砂がさらさら落ちるのはいいけど、肌がパッサパサに。

葉山リターンで帰宅。日没はまだ7時すぎ。

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モンちゃんは、すっかり様相の変わった庭が気になって、窓の外を見てはアワーアワー鳴いていた。
抱っこでつれてくと、きょろきょろ周りを見ていた。
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殿の7月検診

2019年07月09日 | 猫トーク

日曜は、カツオの刺身を自分で20gくらい食べた殿。
が、月曜にはまったく食べない。刺身の鮮度の問題か。

「食べないけど状態はわるくない」をキープ中、8日の月曜に定期検診。
血液検査や触診、心拍、状態などを診た先生「順調です」
順調です順調です順調です……(脳内エコー)よし!
腎臓値はすべて標準値。好きなお刺身あげても問題なし。
体重は2.9で前回より減りはしたけど、そこまでではない。

先週末の、ご飯を食べず、目や鼻から汁を垂れ流し、毛がボサボサになってたときのことを話しても、先生はそんなに大したことではない雰囲気で、対処法を考えていた。
・お腹が痛そうにしているならステロイドが効くと思う
・輸液の量を増やす
・お腹の働きをよくする薬を飲ませてもいい

要は、慌てず騒がず、これまでと同様のケアを続けていけばいいということ。

先生曰く、「ここまでのおうちでのケアは立派なレベルです」
私が褒められても別に嬉しくはないけど(少しは嬉しいけど)、やれることはやれているということ。
先生の処方とは別に、ゴオウとニンジンの漢方も続けてる。

待合室で、隣りに「アウー」と鳴く白猫がいた。
ご婦人「猫ちゃんおいくつ?」私「じゅうきゅうです」「うちは23」

「23!23だって殿、きいた?すごいね」
殿(知らん)
その子、男の子で甲状腺亢進症歴7、8年だそう。
「甲状腺だと、やっぱり痩せました?」
「骨と皮!」
甲状腺亢進症で、メルカゾールをずっと飲ませていても、骨と皮で元気に23歳。素晴らしい。
ビーのメルカゾールがもう4年目になるのがちょい気になってたけど、大丈夫ってことだ。

先生に毎月診てもらって、大丈夫とされているけど、こうして同じ持病の子が長生きしてるのを実際に見ると説得力がある。
その子は夜中に鳴くことも多いそうで、ビーより症状が出てるみたい。
月一回、皮下点滴と薬の注射もしているそう。

殿は気が向くとウエットを少し食べるけど、好きなウエットが銀スプ三ツ星国産グルメ、銀スプジュレ、金缶レトルトなど、カロリーの足しにならないものばかりなので、もう150kcalはお給餌マストでいく。
ちゅーるや健康缶だとどうしてもカロリーの点でお給餌パフォーマンスがわるいので、カロリー高めのFKW、ロイカナリキッドを注文。

殿のことばかりになってるけど、ビーはというと。
よく食べ、よく眠り、よく抱っこされ、いいウンチをしている。
甲状腺の症状はここのところなし。
ただ、悪天候つづきで、ちょっと青っパナが出ていて、読んでる本を手に取ったら表紙にべったりついてたり、とか。
嗅覚や呼吸に影響が出るほどではないので、抗生物質はあげていない。

ビーも甲状腺亢進症になって痩せたけど、いつまででも抱っこしてられる体重になった。
モンちゃんの抱っこは1分でもキツイ。

最近ビーは、殿のお刺身中に寄ってくるようになった。
そんなに刺身派ではなかったけど、ちょっとずつ舐めるうちに、旨さに気づいたみたい。
殿が食べなかった二日目のカツオは火を通して、ビーもモンちゃんも喜んで食べた。

ビーもモンちゃんも、私が殿にかかりきってる間は黙って見てる。いい子たちだ。

私が寝ころんでスマホでもいじろうものなら、ビーは私のハラムネの上に乗り上げて私の顔に向けてくしゃみするし、モンちゃんは「あちょぼー!」「おちょとー!」とさわぐし、上がらないでほしい棚に上がるし。

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おれのにわ、どーなっちゃうんだ?

日曜の朝、植木職人のFさんが、仕事の前に庭を見に来てくれた。
どう手をつけていいかわからなかったバイカウツギとツルバラ、沈丁花の植替え方法を、とても丁寧に教えてくれた。
小雨降る中、直径○cmのところにシャベルを入れて、とか、この枝のここを切って、とか具体的に教えてくれた。
Fさんは、前もって木ごとの注意点や、切り口に塗る薬(真夏は蒸散が激しいので)をメモ書きにしてくれていた。
さらに、活力剤や肥料のことをたずねたら、後で長文のメールで詳しく教えてくれた。
本当に、感動するほどのいい人で、こんな人と出会えたんだから、この急な工事もあって良かったんだ、と思えた。

日曜は雨でなにもできなかったけど、月曜にはクリローを4株鉢上げして、バイカウツギとコーネリアの枝葉の整理をした。ダーも休みで、切った枝を細かくしてくれた。
モンちゃんも庭に出てきて、庭の様相がどんどん変わっていくところを、ふしぎそうに見ていた。

この工事の件で私は一人大騒ぎをし、周囲の人もまきこんで〝困ったちゃん〟になっていたのだが、お隣の奥さまは苦言ひとついわず、いつの間にやらクリスマスローズ数株の鉢上げも、ツルバラの鉢上げも、人の手など借りずにさっさと済ませていた。
「お隣の奥さん、すごいよね」
ダ「あの人はすごいよ。すごいちゃんとしてる上に、あたりもやわらかいし」
あい、とぅいまてん。
私がモンちゃんを野放しにしても、たぶんタバコの煙が隣にいくことがあっても、嫌な顔ひとつされたことがない。できた人だ。

管理人さんは、植木鉢の仮置き場の水やりをやってくれる、任せなさい、というし、本当に世の中いい人ばかりだ。
私も精進しなくては。

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殿のにゃんぱく宣言

2019年07月07日 | 猫トーク

おれさまをにゃんだとこころえる!

木金と、心なしか調子が良さそうだった殿は、そのままいい感じのご様子。

お皿を物色したりキッチンをのぞきに来る回数が増えた。
顔つきも戻り、毛のフサフサも戻った。
そう、毛のフサフサが全然ちがう。

ふやカリもまた食べるようになり、ゼッピンのカリカリも少し食べる。
指ご飯シリンジご飯の飲み込みも良くなった。

10割の強制給餌が、9割になって、この1割でだいぶちがうのだ。

何がきっかけなのかはわからないけど、先週といえば令和初の台風、大型の低気圧が関係していそう。

これで上向いたとは思えないけど、一週間前の6月下旬は毛はボサボサ、目も開けきらない、目やに鼻汁垂れ流し、ご飯食べない、寝床から出ないときて、「あちら」の気配を発してたのが、今はない。撫でるとぶるぶるいう。
何度でも、突如生きる歓びを取り戻す。
殿ってそういう生き物だ。
猫ってそういう生き物だ。

先週私が弱ってたのも、今思えば殿の不調に対応しきれず、情緒不安定になってただけだった。
もう19歳、十分頑張ってくれてるし、思う様お世話させてくれてる、何があろうと受け止める、と思っていても、無意識のレベルでズタズタになってた。だめやね。

プレッシャーを与えたくないし、むりはさせたくないからと、20歳めざそうね、というのは控えてたけど、無意識のレベルでは20歳21歳を迎えたい。

Sさんのいってた無意識を鍛えるってどういうことだろう、と考えてよくわからなかったけど、意識的には〈プレッシャーを与えたくない〉、無意識では〈20歳をこえてほしい!〉
意識を解除して、無意識に従ってみる。

隠さず素直に言ってみた。殿の顔を両手でおさえて、
「ほんとはね、20歳の誕生日を迎えたいと思ってるの、だから一緒に頑張ろう、殿」
少し気がらくになり、私の気がらくでいるほうが、殿も調子が上がる気がする。

にゃんぱく宣言上等。

♪めしはくちにいれろ
トイレではしりをおせ
できるはんいを こえてゆくのだ

わすれてくれるな
おれのしもべはしょうがいおまえたちふたり
ラララ~

ちっこはトイレの外にはみ出しがちなので、トイレの入口の下も掃除しなければならない。
夜中、ダーは片手でトイレの入り口側を持ち上げておき、もう一方の手でトイレの底裏を除菌シートで拭く、下に敷いてあるペットシーツを替える、という上級者向け作業中に、殿がやって来て、持ち上げた状態のトイレに入っていき、作業途中のダーはトイレを下ろすわけにいかず、ちょっと持ち上げたまま、殿が用を足すのを待ってたという。ウケた。

ダーは自らすすんで自分が下僕であるとは言わないが、やってることは立派な下僕なのである。しかも上級者。

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土曜は雨の中、海へ。
このところ週末はいつも雨。
でも7月だ、荒れてさえいなければ入れる。

海びらきしてライフガード登場。
人はほとんどいない。

寒いのでフル装備。
やや濁り、岩まわりところどころ澄み。

大きいボラ、とどのつまりトドの群が現れた。水面と底の中間くらいの低いところを泳いでいた。
ボラは群に混ざっても気にしないので、一緒に泳いでると、私の下から次々ボラが現れる。
泳ぐスピードもほぼ同じ。

兄さんも、岩の左と右の奥で会った。

ボラも兄さんも追いかけてると、けっこうな距離になる。
くるっと急に向きを変えるので、こっちの泳ぎかたもクロールとか平とか一言で言えない泳ぎ方。
手足の先から体幹、全部使って魚に合わせる。

ベラも群でいた。タカノハもいっぱいいた。小さいフグも数匹。

ボラ愛好家のCもかなり粘ってたけど、寒くなって浅瀬に戻った。途中でイワシのキラキラ群がいて、濁りの中へ消えた。

浅瀬で泳いでた女性が、次の日の遠泳大会が、潮温が低くて中止になった、という話。

上がると、休みのはずの親方が来て、海話。
釣りのおっちゃんもちょうど上がってきて、魚話。



お寺へ。ニーニーゼミの声。
コオロギのような声も聞こえた。
寒いと思って長袖を借りたけど、上まで行く途中でいらなくなった。緑、土、オニユリの香り、水の中にいるような湿度でフワフワに。
蓮もとってもかわいい一輪があった。
小さくて薄いピンクの。モンチ蓮。
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庭しごと

2019年07月05日 | 日々のこと


はなしょってみたぜ

3日木曜、小雨が降ったり止んだり。

殿は心なしか調子よさそうで、朝は黒缶を少し自分で食べた。
指ご飯もちゃんと飲み込んだ。
何か食べる?と聞くと、うん、と言ってるようなときが何度かあった。
夜も、お刺身一口と、銀スプジュレを何口か自分で食べた。
気持ちわるそうなそぶりもないし、落ち着いてる。
「ご飯は食べさせてもらうもの」生活を、殿が楽しんでくれればいい。
モンちゃんは雨の中、ちょっとだけお外を散歩。
毛の密度が濃くて、外側が濡れても皮膚は全く濡れてない。

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私は庭仕事。
雨水管工事のため、塀際の植物を避難させければならない。

やると決めたら真夏が来る前、梅雨のうちにやった方がいい。
Eちゃんの友人の植木職人さんがすごくいい人で、電話とメールですごく丁寧なアドバイスをもらって、気がらくになったしやる気も出た。

まず、バラのアブリコ、エスカを鉢上げ。
植替えは久しぶりで、やり出したら止まらなくなった。
小雨も、泥まみれになるのも気にならない。
スコップで土を掘って、手で根っこを大事に扱いながら、移植ゴテで周りの土を取り除く。
立派なミミズがたくさんいて、ほかに変な虫はいなかった。

ホトトギス、京ガノコ、カラミンサ、アシュガなどの宿根草も、株分けも兼ねてポットに上げた。
クリローも一株。

猛暑が来たらポットだと干上がっちゃうから、後でまた対策。

作業してると、カラミンサやセージ、ローズマリーの葉に触れては、香りが飛んでくる。
モンチの花と一緒に買った小さい梔子の花も、一輪しか咲いてないのにふわーっとやってくる。

土を掘るのも、根っこを分けるのも、鉢に植えるのも無心になってはまる。

猫のお世話が忙しくなってから庭はほったらかしだったけど、庭いじりの楽しさを思い出した。

夕方には雨が上がり、シリンジをもらうため病院に寄って、そのままプールへ。どこを通っても緑がイキイキしてきれい。

プールの後もまだ明るくて、小川沿いの道を用賀OKに向かってチャリで走ってると、雨上がりの草木や花の匂いが濃くて、空気がミスティで梅雨っていいなぁ、と思った。
たしか、梔子の多い通りだった、と記憶にあって、本当に多かった。
生垣をまるっと梔子にしてる家もある。
3人組コント芸人のIさんとすれ違った。
前に自由が丘で見かけたときよりオーラ出てた。

庭仕事で全身使って、1キロ泳いで、チャリも2キロくらい。
体だけの疲れって心地よい。

夜は漢方のカプセル詰めとか。
本読む時間がなかなかないなー。

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金曜も、殿は食べないけど、顔つきがもとに戻り、食べる意志を何度も見せてる。
活動的にうろうろもしている。

夜から雨。



殿のお給餌中は、いつもおとなしくしててくれるモンちゃん。
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アニバーサリー

2019年07月02日 | お散歩


7月入っても紫陽花が見ごろ

週末は弱ったり楽しかったり、忙しかった。
月曜は記念日ランチで、鎌倉のお店へ。

殿は食べないけど朝起きて食べる意志を見せ、給餌も受け付けたので安心して、今日は楽しもう!と二人で出かけた。天気は小雨が降ったり止んだり。
海には入れそうもないので、よそ行きのオフホワイト地に黒の模様ワンピ。

小町通りの脇道入ってすぐのお店。
窓の外は路地の生垣の緑が雨に濡れ、空は明るかった。

スパークリングで乾杯。
変人の私をたしなめることなく、あるがままにさせてくれて、どこでもついてきてくれることに、今年はひときわ感謝。

食欲なかったのがうそのように、お料理ぜんぶ美味しくて、次々たいらげた。


前菜2皿目、信州のサーモン、パプリカマリネ


バイ貝と枝豆のパスタ


メインはお魚(スズキ)とお肉(いも豚)


メロンスープにココナッツジェラード

おいしー!おいしー!というたびに店主がガッツポーズ。大満足のお店だったので、リピートしたい。

七夕飾りの八幡さまでお参りして、源氏山のほうへ。
こぬか雨が降ったり止んだり。
ほぼ傘なしで歩けるくらいの雨。


退色しかけの紫陽花は、色の出方が面白い


ただでさえ滑るけわい坂の、雨上がりの険しい道を、傘を杖にして登り(よそ行きワンピで)、頼朝像にもお祈り。殿はどこかで鎌倉幕府と通じてそうだし。

源氏山公園は、霧がシューシュー出ていて、寒くはなく、人がほとんどいなくてとても良かった。


奥の神社には菖蒲が咲いてた


写真じゃわかりづらいけど、奥の木の大きさ!

山道を歩いて北鎌倉の方へ。
晴れてたら海に行ってたけど、雨だったのでふだん行かないところ、もう何年ぶりだろう、という道を歩いて楽しかった。
どこを歩いても、子どもの頃に見た景色の記憶があるのか、懐かしい。

山の濃い気をバフバフ浴びてすっかり元気に。

明月院は閉門していて外から見た。



5時にカラスの子の放送があり、私たちも帰った。いい一日。二人して足に乳酸たまるほど歩いた。

電車ではゲルマントの方へ1を読了。
神経系の権威らしい医者が祖母を往診して話をして、語り手が祖母をシャンゼリゼに連れ出すところ。介護中の身にひびくシーン。

帰って、山にもらった気を殿に注入。
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ちゃんと思い出して

2019年07月02日 | 日々のこと


カフェでひいた占いカルタは、一枚目「ちゃんと思い出して」二枚目「変人なとこあるよ」だった。

庭の工事問題で気が重いのと、殿が食べないことの心配で、よく眠れない。
カフェの夜は楽しくてよく食べたけど、その前後は食欲も出なかった。
ダーは毎晩遅いから、一人だとご飯少なめ納豆とキムチだけ、とか。

という中、ある人(Sさん)のツイートを何度か見ていた。

○意識なんてエピソード記憶生産装置
そんなもの解除して、無意識、内臓、体壁、直感を鍛えるべき

○やるべきことは日々を楽しく生きることだけ。この一点において深い思索と探求と修行がある

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日曜はマンションの臨時総会に出て、工事決定から工事までの日にちが短すぎるほか、管理会社への不満をぶちまけたけど、私以外の人、数人だったけど、みな大人の礼節を守り、大人だった。なだめられた。

工事のために、自分で勝手に植えた木を自分で切るのはしかたないわ、と皆さん。
そのとおりなんだけどさ。

私って変人?
ダ「え、今?」

子供のいるママは近所でアホな姿は絶対さらさないだろう。ママ友会で大人の礼節も磨かれている。
私は周りの目など一切お構い無し。
多摩川にゴムボート浮かべて水着で読書しかねない。
「お早よう」で子供たちを集めてカラーテレビ見せてた夫婦のあの感じ。

帰って、殿のホエキをして、午後は海へ。

葉山は雨。
荒れて濁ってたので浜に出なかった。
由比ヶ浜に移動。

由比ヶ浜では、下だけラッシュガードはいて上はTシャツ、肩にタオルかけて海へ。
こんなかっこで雨の海に向かうのは、やっぱり変人なのだろう。

そんな私から見て、Cは私より変人だ。

台風の影響か、風波と低いウネリも入って波ぐちゃぐちゃで引きも強かった。
すねくらいまで入ってると、すぐ腰までの波が来る。
風も強くて潮が濃くて泳がなくても全身海を浴びて、たまってたポイズンは抜けた。

私はこれからもこんな感じで行けばいい。
やるべきことは日々を楽しく生きることだけ。
多摩川に潜ることもあるだろう。

○楽しむのは楽しませることで、美味しいのは美味しいと感じさせることで、笑顔は笑顔をうむ、別に他人のことなど考えなくていい

お寺も雨降ってたのでタオル一枚肩にかけて行き、終わりかけの紫陽花や蓮の花を見て、黄色いユリの甘い匂いをかぎ、梔子もかぎ。
紫陽花には冷たいCは、私が紫陽花を見てると頭にタオルをかけてすっぽぬけた顔で待っていて、私「退色しかけの色ってきれいだなと思って」C「わからんでもない」(興味なさそうに)

ベンチでストレッチ。

鳩サブレーの期間限定のマグネット付きの缶がかわいかった。
C「かわいい?これが?わからん」
鎌倉ミニスに寄ってパインソフト。

帰りの高速で、西の空の雲が割れて強い日差しの太陽が出て、東の空に大きな虹が出た。
6時45分頃、夕方の虹。
「ヒューッ!」と二人して歓声を上げた。

帰ったらダーは寝ていて、殿が起きてきた。
殿に抱きついて、顔を殿の体に当てた。
痩せて骨と皮だけみたいな体で、殿は私を暖かく包み込んでくれた。
いつもそうだった、何かで弱ってるとき、殿の体に抱きついてるうちに、いつも気持ちが落ち着いた。殿の背中で泣いたこともある。

今の殿も、同じようにしてくれた。

ちゃんと思い出して、これが殿だ。
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お世話メモ、お芝居カフェ

2019年07月01日 | 猫トーク



あめばっかりねー

土日も殿はほとんど自分からは何も食べなかった。
ずっと雨が降ったり止んだりで、空気は重たく日もささないので、鈍るのもやむをえない。

食べようとは何度かしたし、水も飲もうとして、少しずつ、飲んだ。

今回食べなくなったころから、顔つきが変わった。
目をぱっちりあけることがない。
細くあけてることが多い。

あとどこが変わったんだろう、とダーに聞いたら、眉間のシワがなくなった、と。
殿は子どもの頃から眉間にシワのある、哲学者のような顔つきの猫だった。
おでこが白で分かりやすいせいもあるけど、トレードマークだった眉間のシワが、確かにない。

あらゆる煩悩から解放されたかのごとく。

なので、顔つきは変わったけど、新たな境地の顔、という感じで、ますますありがたい顔になっている。



目やにが出てるしほんとに痩せたし流動食で汚れてて写真にはうまく撮れないけど、ありがたい、美しい、いとおしい老猫の顔だ。

久しぶりに殿とビーと一緒に寝てた。
別の部屋でも、ビーが殿の頭を舐めてあげていた。

殿はトイレや水場の前で、かたまってフリーズすることも多い。
あちら側へ飛んでってしまってるかのように。

でもそれも、悲しむことではないのだ、と今のうちに教えてくれてるようでもある。

◯つまるところ、何も、何もありません。私に足りぬものは何もなく、何についても欲求を感じません。死、生、どちらも同じことです。永遠、時間、いっさいが永遠であり、いっさいが神なのです。

この一節は何度も引っ張り出そう。

そんな境地にさせてもくれながら、まだまだここにいてくれると思う。どうしても願ってしまう。

ビーも8月には19歳。ビーはビーでビーのままで猫らしく、人のご飯を狙う、廊下から呼びつける、ダーに2時間もポンポンさせ続ける、など猫の中の猫でいてくれてほんとに助かっている。
ビーはカロリー計算まではしなくても、体重で状態を見るだけでOK。

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土曜は、夕方、近所のカフェでやるお芝居実験をまた見に行った。Yさんのつける稽古も、それを受けて思わぬ方向に動く演者たちも、すべて即興で、演じてる人、見てる人、Yさんも、次になにが起こるか全くわからない。
見た後で、世界の見えかたが変わる、と誰もがいうし、私もそうだ。

お芝居のあとは、美味しくて楽しいご飯。
ムシャムシャ食べてはいつのまにか誰かとおしゃべりしてた。
そうめんをいろんなツケダレでいただいた。ペペロンそうめん、担々そうめん、ガスパチョなど。
しゃきしゃきのとうもろこしご飯のおにぎりもカツオのたたきも美味しかった。
ホスピタリティーが尋常じゃない、ここの人たち。
タバコを忘れて帰って、あとで家の前まで届けてくれた。

雨降る喫煙所で聞いた、Tの話がさっぱり要領を得なかった。
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