なぎのあとさき

日記です。

Xmas

2007年12月25日 | 日々のこと
寒くなってからというもの、朝起きると、
私とダーの頭に挟まれるようにして寝ているビー子。

クリスマスイブはいいお天気で、ダーとぶらぶら川を散歩。
耳がきんきんに冷える。
そのまま街の裏通りを歩いていると、
とあるカフェの外でインド人らしき人が、
ローストチキンをくるくる回しながら焼いてるのを見つける。

デパ地下に行くとすごい人。
オテルドスズキでショートケーキ、
チョコケーキ、バナナタルト、
帰りにカフェのチキン1羽を買ってさっさと帰る。
帰り道、出たての大きな黄色い満月。

二人でチキン1羽は多いかな、と思ったけど、
赤ワインに合うといってダーがきれいに骨だけになるまで平らげた。
ハーブが香って美味しかった。
つけ合わせにじゃがいも5個で作った粉ふきイモは、
ほとんど私が平らげた。
適当に作ったポトフも美味しかった。

ダーも一緒に桐生ちゃんにはまる。
やっぱり龍が如くは殿堂入りだ。

今日は仕事から帰ると、殿がいない。
名前を読んでもウンともすんともいわない。
家中探したけどいなくて、
まさかと思いながらソファの下に手を入れると、
あたたかい殿の足が。
ソファの下の布がやぶれて袋状になっていて、
そこにすっぽりと収まっていた。
もう、変な場所見つけるんだから。びっくりした~。
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雨降る

2007年12月24日 | 日々のこと
ラブラブ殿モンチ。

年末に備えて、いろいろ買う。
猫たちには、いろんなプレミアムカリカリを、
少量ずつ買った。新しい味には食いつきがいい。

アーウィングの新刊、『また逢う日まで』。
ディランの曲が出てくるので、
毎日アルバムを1枚ずつ聞く。

渋谷でお豆腐料理。お豆腐の鍋、美味しかった。
湘南に引っ越した甘木くんは、
「東京ラブ!」と叫んでいた。

昨日は久しぶりに雨が降り、
そのせいか今日は少し空気がしっとりしていた。
土や緑の匂いも少しだけした。
申し訳程度に。

Cと三茶に行って、またしても営業くんを車から見つけた。
声はかけなかったけど。

スタバでラテを買って、
駒沢公園でお月見。
12月の月ってこんなに明るかったっけ、
というほど煌々と光っていた。

OKで買出し。
鍋をつつきつつ、M-1。
借りたままになってた龍がごとく2に着手。
今年も残りわずか。
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新丸ビル~ミッドタウン

2007年12月19日 | 日々のこと
見返り美人ちゃん。

月曜はマモンと新丸ビルで待ち合わせ。
前の職場のすぐ近く。今は懐かしくて好きな場所。
地下鉄で偶然、営業くんに会う。
最近偶然ばったりづいてるけど、
今回は私が先に気づいたので、
相手をビックリさせることができた。
営業くんは全く変わらず顔色悪かった。

マモンは何気に新丸ビル3度目といって、
安くてたっぷりなイタリアンのランチに案内してくれた。
ビルはなかなかつくりがきれいで凝ってるし、
やたらとひと休みポイントがあって広々してるし、
お店も庶民向けで私も気に入った。
ママからはビームスワンピをプレゼントしてもらう。
各フロアくまなく歩きまわり、六本木へ移動。

ミッドタウン。イルミネーションを見ながら外をお散歩。
初めてのイルミネーションなので結構わくわくして、
寒さを感じなかった。
先月仕事で資料だけで原稿を書いたとき、
「大切な人と見に行こう!」と書いて、
はからずも自ら実行したなぁ、と思った。
ママは私よりイルミネーションが好きみたいで、
「イナカにはきれいな星空しかないもの」。
建物の中のイスに座り、しばらく外の光を眺めていた。
地下のお店で、あんみつと桃のほうじ茶。

ママが「鍋焼きうどん食べたい」というので六本木交差点に戻り、
ロアの前あたりでまさに鍋焼きうどんのあるうどん屋発見。
かなり混んでて30分くらい待った。
私は天ぷらうどん。大根がそのままおろしがねとともに出てきて、
軽いショックを受けた。

今日は、朝、殻付きの活きたホタテが山ほど届いた。
送ってくれたBに「どうすりゃいいの?」と電話し、
開け方を聞いて、仕事から戻って、1時間かけて全部開ける。
大変だったけど、やればできるもんだ。
なんかすごい達成感を感じた。
ふだんは何気なく食べてるホタテだけど、
食べるまでには本当に手間がかかってるんだなぁ~。
貝柱のかけらを猫たちにもおすそわけ。
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贅沢な一日

2007年12月18日 | 日々のこと
日曜は、最高のお天気だったけど、
耳がちぎれそうなくらい寒かった。

本屋で、「失われた時を求めて」フランスコミック版。
コンブレーを読んでから1年以上経ってしまい、
忘れてる地名や登場人物を思い出すのにいい。
絵もなかなか綺麗。

ロクシタンでハニーレモンのハンドクリーム。

駅でお茶してから南館に戻り、
色がとても気に入ったお財布を買ってもらう。
ホテルみたいなお財布。空き部屋あり。

暮れのご挨拶に、おぜんざいを送る。

白金に移動し、フレンチのディナー。
薄いピンクの上品な内装で、あたたかい雰囲気。
おすすめのジビエや肉類が全部だめな私は、
魚介でフルコースを作ってもらう。
お味はどっしりと深く、本物のフレンチ。
ピーマンのムース、野菜がとても美味しい。
貝とやりいかの濃厚なソースの料理、
えいひれ、スズキのお料理など。
本物のフレンチはワインがすすむと、
ダーはご満悦だった。
牛テールのお料理もとてもおいしかったらしい。
お店の人もとてもあたたかい感じで、
好き嫌いの多い私にも快い対応をしてくれた。
デザートのキャラメルスフレも最高~。
年に一度の贅沢な日。

夜はますます冷えて、タクシーで帰る。
この冬一番寒かった。いよいよ年末、という感じ。

寝る前、ソドムとゴモラの後半。
ヴェルデュラン家の夜会が終わり、
アルベルチーヌとの情事を楽しんでいるところ。
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海ですっぽり

2007年12月18日 | 日々のこと
11月上旬のお庭。

土曜日は鎌倉へ。
高速から、赤い夕陽が雲を染めるのを見る。
海までまっすぐ。近づいても匂いがしないけれど、
砂浜に下りるとうっすら、潮の香り。
夕焼けの色が濃い日で、
濃いオレンジ~薄い緑~青のグラデーションの空、
5日くらいの月をしばらく眺める。
ザザーンといい波が来ていて、
サーファーがちらほら。寒いのに。
寒くても、海に行くとすっきり。
今の仕事は前ほど雑念が残らないけど。
帰りにスタバ。
最近はマシュマロナッツチョコがブーム。

多摩川に戻り、Cは今年はアイクリームをプレゼントしてくれた。
OK寄っていい?
OK!(うっかり)のやりとりを2回もしてしまった。

ダーは髪を切りに行き、そのまま仕事。
戻るとちりちり頭に。夜は塩鍋。
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ウリィ!

2007年12月15日 | 猫トーク
似てると評判の、ビーと紅いダリア。
色が濃くて、うまくピントが合わないところも似てる。

殿は、花にたとえるなら鉄砲百合。
なんか前にも一通り花にたとえたことある気がするけど。
モンチは淡い黄色で小さな花のひなげし。
ひなげしはポピー、コクリコ、
どの呼び名も響きがモンチっぽい。
私はフレンチローズ、マダム・フィガロ。

ビーの足が完治してから、
猫たちはとくに変わりなく、
ホットカーペットで伸びたり、
ヒマにまかせてゴネたり、
なでるとぶるぶるいったり。
夜寝るときは腕に2匹が連なり、
朝めざめると顔の横にビーのおちりが。
こんな、特筆する事が何もない日々は、
とてもありがたい。

最近のビーは食欲が一段とすごくて、
日に何度もカリカリを食べてるけど、
体重は特に増えていなかった。
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運動はいいね!

2007年12月14日 | 日々のこと
今年も12月になっても咲いてるサルビア。

川までの道の雑木林が消えた。
紅葉がきれいだったのに。
今年の春、ベト6やボブのエクソダスを聞きながら散歩すると、
楽園にいるみたいに気持ちがよかった道。
今は、散歩するとテンションど下がりなことばかり。
開発という名の環境破壊。

気分を取り直したくて、プールで泳ぐ。
なんとなく喉が痛かったのも治った。
寒いと身体がかたまりがちなので、
冬のプールは本当にすっきりする。
昨日はヨガとボクササイズにも出て、
帰り道は寒さを感じなかった。
濡れたような星がきれい。
今日は丸く光る三日月。

ダーは今週は毎日遅い。
一人だと寝るタイミングがつかめず、
寝るのが遅くなり、朝がきつい。
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ムンク

2007年12月10日 | 日々のこと
アメリカンブルー、家での冬越しももう3年目。

土曜、破壊したままだったリビングの電気を、
やっと新しく付け替えが完了してホッとした。
かなり寒い日だったのに、
電気屋のおじさんは暑い暑いといっていた。

『コーヒー&シガレッツ』。
なぜか12月になると観たくなる映画。
観るたびに、煙草とコーヒーって素晴らしい、と思う。
そして何度観ても、トム・ウェイツのゴリラっぷりに惚れ惚れ。
夜は鶏鍋。

日曜は4時前に家を出て、上野へ。
駅まで空気が清々しくて、いい気持ち。
高校のイチョウの木の葉が落ちたてで、
道路がまっ黄色。
上野につく頃には、薄暗くなっていた。

ムンク展。ノルウェーの画家。
最初の絵、「吸血鬼」から気に入った。
具合の悪そうな男の人を、
生き生きした女の人が包み込んでいる絵。
女の人の絵は、どれもエロス(生きる喜び)に満ちていた。
月明かりの海辺の絵は、どれもよかった。
ダンスする人々、抱擁する人。
女の人が一人でほほえんでるような『声、夏の夜』。
不安のうずまく橋の上の絵も、
不気味だけど構成や色が美しく、
マイナスオーラは全然感じない。
顔とか怖いんだけど、なんだか面白い。
ポップなのか、だから絵文字にまでなるのか。

閉館ギリギリだったので、
人が少なくじっくり見ることができた。
閉館のアナウンスが鳴った後、
最初の部屋に戻って見直す。

丸井のパステルでご飯とお茶。
ブリュレ。
遅いスタートだったけど、
帰りにタマタカにも間に合って、化粧品など。
大学の頃の友達に声をかけられ、
よーく見るまで誰か分からなかった。
この前も、昔のバイト友達にばったり。
両方十年ぶりくらい。

女子4人、銀座でカレー。
味わうヒマがないほどみんなでしゃべりまくり、
楽しかった。
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ミツバチとグラリオサ

2007年12月09日 | 猫トーク
一点の曇りもないかわいさ。
邪念のかけらもない。
この曇りのなさは虫の域。
モンチはミツバチに似てる。

そんなモンチの、
肩の白い毛の一部が、レモン色に染まっていた。
何だ?って考えても、
そんな色の塗料とか、うちにはない。

テーブルに上がったモンチを見ていたら、
花瓶の花の周りをうろちょろすり抜けて遊んでいて、
グラリオサの花にすりっすりっと肩をすりつけている。
もしやと思ったら、モンチの肩のレモン色のしみは、
咲いたばかりのグラリオサのめしべの花粉だった。
さすがミツバチモンチ。受粉が得意。

切花のグラリオサは、青い蕾がゆっくり開き、
ぴらぴらした花びらは次第に大きくなる。
緑から黄色、それからすこし赤味が差して、
日々違った様子を見せてくれて可愛い。
変わった形のお花、毎日見てるうちに大好きになった。
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ダリアちゃん

2007年12月04日 | 日々のこと

先月は緩やかだったのに、
今月の鐘前はもうハカイダーだった。
前の家から貼っていた太陽系の惑星ポスターをべリリッとはがしたり、
どうも気に入らない蛍光灯をガコッと外したり。

変な時間にいきなり眠くなって寝てしまい、
朝5時まで眠れずに、
イライラとバッドの間をいったりきたり。

週末はCと伊勢丹、紀伊国屋に行ったり、
エム子ちゃんとフタコぶらぶらしたりしたけど、
何してても気乗りしないし、
ダーには暴言はきまくるし。
まぁ、塩鍋とか近所で中華ランチとか、
食だけは充実してたけど。

今朝、食器を洗っててうっかりビールのグラスを割り、
あーもうダメ、生きるのしんどい、
と思ったすぐ後、やっと鐘が鳴る。
これでもう大丈夫。今月つらかったのは寒さのせい。

そんなこんなでしんどいこの数日、
私をひとえにはげましてくれたのは、
ダーが会社から持ってきた真っ赤なダリア。
会社を辞める人が花束をもらって、
でもその人の家に花瓶がないとかで、
ダーが代わりに持ち帰った。
こんなに立派な花束は、去年仕事やめる時もらって以来。
その場に女子もいたそうなのに、
素敵な花束が行き場を失うなんて、
ダーの職場って一体。

花瓶と空き瓶を総動員して活ける。
ダリアの花は、うちで育てたり、自分で買ったりしたことはないけれど、
見かけると立ち止まって見入ってしまうお花。

吸い込まれそうな美しさ、はまりこんで眺める。
花びらは薄からず、厚からず、
うっすらと細かいすじが濃淡をつくっている。
豊かな花姿、やっぱりビーに似てる。

日の光のもとで見ても壮絶に美しいダリア、
夜電気の下で見ると、また別の美しさが。
紅い光る粉のような粒子が、花びらの上できらきらしている。
これだけ大きく存在感がありながらも、
まわりのグラリオサ、オレンジのミニバラと、
仲良く引き立てあっている。

鐘前のストレスを、ずいぶん吸ってくれた。
それでも嫌な顔ひとつせず、
美のオーラを分けてくれた。
優しくて、寛容で、本物の美しさ。

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