なぎのあとさき

日記です。

上野へ

2015年03月28日 | 日々のこと



春らしいお花、ピンクユキヤナギ



おひたま、きもちーにゃー

上野へ、いい天気、ぽかぽか。
池の葦は枯れたまま立っていた。
ヤナギの木に新緑が出て、
猫じゃらしに似た淡い緑色の花が咲いてた。

ソメイが一分咲き。
平日にしては人が多い。
昼間っから外で飲むビール、うまし!!
コマツオトメが満開。
ソメイよりピンクが濃くて花はこぶり。
モーツアルトの弦楽四重奏の話したら
それ、おれも好きな曲!っていうので
ためにし歌ってもらったけど、
よく分からなかった。


ベルト・モリゾ《ブージヴァルの庭》1884年油彩・カンヴァス 
73×92cmマルモッタン・モネ美術館、パリ
Musee Marmottan Monet, Paris, France/Giraudon/The Bridgeman Art Library.

新印象派展。

モネからマティスの間に、
点描にはまってた画家がこんなにいたとは。
白いキャンバスに、
絵具そのままの色をのせていくので、
みんなそこそこきれいな絵、
やっぱり有名なシニャックの海の絵は、中でもきれい。
でも、何もみんなで同じことしなくてもいいのに。
この辺の絵は技法にはまりすぎて、
ターナーとかセザンヌみたいな、
自然リスペクトが薄い。力が弱い。
技法とか手法とか、ほんとはどうだっていい。
得意な人にまかせて、自分にしかできないことを、、、


マティスの傘をさす女性と、ほかの絵は
オレジナリティがあってよかった。

家出たくらいから美術館に入るまでに
某くんからその日の曜日も映画の期間も勘違いした
意味不明なメールが続々きてた。
文節一つとか、ひどい時は一単語ごとのメール。
そんな風にしか書けないんだろうね。

美術館を出ると、まだ明るくて、ちょっと寒かった。
Cちゃんもけっこう慣れて、
隠れないで外にいて撫でさせてくれた。

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くしゃみをひとつ

2015年03月27日 | 日々のこと



葉山もちょっと寒かったけど、
水に入って浜でごろん。
潮はよく澄んでて、
水に入って歩いてたら
小さい黒っぽい稚魚が泳いでいた。

後で森戸で久々に偶然М尾さんに会って、
黒っぽい稚魚はアユッ子だと
教えてくれた。
バラバラになってたくさん泳いでた、
大きくなったら川を上るんだって。
沖に見えるイワシの養魚場は、
カツオの生餌にするらしい。
いろんな鳥が養魚場をのぞきに来て
飛び交っていた。
たまに見る大きい鳥はやっぱりアオサギだった。
イルカやクジラの話も聞いてるうちに
日が沈みかけた。

お寺も上まで。
紅木蓮の大木が、一気に満開
花のひとつひとつの色も形も、
はなやか、美しい。来たよ、この日が。
これから忙しくなるよ。

赤と白のミツマタ(沈丁花科)も満開。
ソメイも枝先の少しだけ開花。
上まで行って、茜色の夕焼け。

この前に来た時、ハト大の鳥が
逆光で模様まで見えなかったけど
きれいな声で鳴いていた。クロツグミ?

ぶたくさ来たのかな、
Cも私もハナずるずる、くしゃみが何度も出るんだけど、
I'm Happy!
ハナはたれるがままにせよ。

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three little birds

2015年03月26日 | お散歩



庭を駆け回ったあと、膝に戻って来て
ぴょん、とのるビーがかわいかった
でもあったかくなったら
そう簡単に戻ってくれなくなった



ねこだもにょ!

ヨコスカへ。曇りで寒かった。
走水の桜(ソメイ)が咲いてた!
パパは二日酔い、ママも疲れてて
ダーと二人でお散歩。潮澄み、凪。
橋の上から、良型のスズキが5、6尾見えて、
のぞきこむとサッと姿を消した。
猛スピードで泳ぐ謎の生き物も。イカ?

山は雨上がりでミスティ。
シダの新芽がそこらじゅうで展開、でかい。
古い葉っぱはパタッと倒れている。
黄イチゴの花、ウツギの新芽。
広場の小さい河津桜の植えてあるとこに
カカシコンテストのカカシが数体
立ってるのを遠くから見る。
色んなけばけばしい服を着て、
同じ方を向いて、風が吹くと、
腕とか動いて見えて、不気味。

夜はパパの2度目の仕事納めに
シャンパンで乾杯。
ちらし寿司、春巻、お刺身、里芋の肉じゃが。

次の日はキンタのお命日。
お墓にはすでにジャコのお供えと、きれいなお水。
とてもいい天気で庭は暖かくて、
three little birdsからの黒白ボブメドレー。

山へ、最初の海の見える丘で朝ご飯。
みんな慣れたもので、
トンビは近づいて来なかった。
ウグイスがあちこちで鳴いてる。
ミツバ摘み、つくし谷でのツクシ摘みに
パパママがいそしんでる間、
木のベンチにごろん、日焼けしそう。
ママはさらに花材を摘んで、
収穫物をいっぱい抱えて神社に入るのが
しのびないので、ダウンで包んで隠した。
ファミマでコーヒーを買って
神社の喫煙所でひと休み。

海!澄み、凪。
いつもの船宿さんで新ワカメほか購入。
ちょうど来てたあんちゃんの品のなさ、
相模湾にはいないなー。
「テメーで船持ってんのに来るわけねーだろ!」
「なんだよじーさんの命日かよきもちわりーなー」
とティッシュに包んだお金をオバアチャンに渡す間も、
私の方をちらちら見ていた。
お彼岸に亡くなった人は幸せなんだそう、
キンタも幸せなんだね。

ボードウォークに出て、
ママと私の感動の浅利スポットに、
去年「禁止」の看板が出てショック受けてたのが、
なぜか看板が消えていて、さっそく掘る。
ブーツだったので軽く手前をちょっと掘っただけで
晩のお味噌汁分はとれた。

K崎で、ジュース飲んで一服。
水に入る、そこも潮澄む。
この春一番のポッカポカ陽気で、
幸せがとどまるところをしらなかった。

T浜で水に入る。
パパママが帰ってしまい、
一人浜でごろごろ、太陽を浴びる。焼けそう。極楽。
目を開けると、中学生男子3人が海パンで水に入って、
エイッと肩まで水に浸かるところだった。
やるなー。

帰ってさっそく、ママがツクシの卵とじと、
ミツバとアシタバのお浸しを作ってくれた。
いい香り。

盛りだくさんで、
クレソン摘みを忘れてた。

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そろそろお彼岸、の頃

2015年03月25日 | 日々のこと



まだ5分咲きの頃
ずっと庭がいい匂いで、毎日午前中は庭にいた



あたちもいっちょにね!

中旬の海、澄み、凪、
桟橋にいた子どもが「群がいるー!」
見に行くと、澄んだ潮に小魚の大群!
子どもたちは桟橋の下に降りて、
行けるところまで行こうとして
「明日もこの靴はくのにー!」
「ざっくり切れた!すごい血出てる!」
「海で洗えー!」

山は鶯がいっぱい、
上まで行くとまた暖かかった。
早めに戻って銀座でゴダール。
「脱獄計画」からの流れで、
感覚の変わる感じが面白くて、
3Dでみて良かった。
ベト8、山の木々、人妻と独身男?
犬が流されたのはなんで?
ピンクのケーキと紅茶、
Cくんちに新しく来た猫たちの話をきく。

次の日は、雨と霧がすごくて
海も山も水の中でザブザブしてる感じだった。
雨の海の駐車場で、
「サッと行ってサッと足つけてこようか」
「ここから靴脱いで傘さしてくしかないね」
「それ、別にやらなくてもいいんだけどね」
「いや、行くよ」「ヤーマン」

さらに、雨の中江の島のプールで泳ぐ。
Cはバタ足で筋肉痛を1週間ひきずることに。

伊勢丹で化粧直して紀伊国屋
(今月2度目 春の一句、季語:化粧直し)

流れで、新宿で朝まで飲んで、

明け方の霧がすごかった。
ビルの隙間からシューシュー煙みたいに霧が出て、
新宿が真っ白。
某くんがあまりに幸せそうで、
某くんの友達?がシャンパンをみんなにふるまってくれた。

3時間くらい寝て、
高円寺についたら雨が止んで、
町をぶらぶらして古い喫茶店でコーヒー。
桜の杏仁豆腐。
さらに歩いて、公園につく頃には暗くて、
街灯に大島桜、葉っぱも出てた。

次の日はつかいもんにならないまま鐘が鳴って、
「われ鐘休業!」
「プロの人みたいだね!」

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沈丁花満開つづく

2015年03月25日 | 日々のこと



あったかいんにゃから~



3月上旬も、海は凪で暖かくて
山も暖かかった。沈丁花の満開つづく。
少し冷たい風が吹いたけど、
「寒の戻りではではない!」
「寒ではない!」といって歩いてて
「カーン!」と缶を鉄柱にぶつけていい音出た。

阿佐ヶ谷でコーヒー飲んでロマンポルノ。
主役の男、表情がわざとらしかった。

河津が咲いて、野の花も咲いて、
Eちゃんとプチ花見ピク。
おしゃれセッティングと写真撮りに少し慣れた?
チキン竜田揚げとディップ、
育てたベビーリーフを持って来てくれた。
私はタラモと、イチゴ、マンゴー。
日暮までいて、風が止むとバドミントンをした。

ビーは夜1時間近く散歩して、
おすまし顔で戻ってきた。
次の日も昼の散歩が長かった。
殿は、出た窓と違う窓から戻るのがブームになってた。
春めいてから、朝はだっこで外に出るまで
キャットタワーからずうっと外を見てる。

クリロー満開、クレマのつる伸びる、
スミレ開花、プリムラ満開、
バラの葉っぱ展開!
ヒメウツギ、エリゲロンにはつぼみ。



ヒヨちゃん

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けきょ!

2015年03月09日 | お散歩



花粉が飛び出すあたりでモンチはゲリったけど、
体重そのままで治った。
カボチャの鍋を落っことしてた。
流しをなめまわすモンチを見つけてダーが
「こらっ!何してるの!」というと
モンチは逃げてイスにぴょんして
降参ポーズでダーに「ごめんなちゃい」の顔。
そこに私が行くと、私の顔に目をうつし、
急に強そうな顔をして、
「お前にあやまってんじゃにゃいから!」



あたち専用機、発進!

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週末の海、低い雲に太陽がかくれて
風が強くて潮は冷たい。澄み。
砂が顔に当たって痛くて早めに引き上げて山へ。

お寺はイベントの後で人が多かった。
梅満開、沈丁花は5、6分。
ネコヤナギは、やさしく撫でると皮がむける。
「むくよね~」といいながら皮をむいてるところに、
小さな鳥が3羽。模様までは見えなかった。
上まで行くと、風がなくて寒くもない。
上着脱いでベンチでストレッチしてたら
変なカップル(写真とってるだけの)が来て、
そのカップルがいる間だけ冷たい風が吹いて、
いなくなるとまた暖かくなった。
C「浄化してやったんじゃね?」
海あがりの我々には浄化の必要がない。

お寺の鐘が鳴り出してすぐ、
C「今の、そうじゃない?」
耳を澄ましたら、きこえた。
「ケキョ!」今年初。
来週、桜が咲くかもしれない。
鐘の音につられただけかもしれないけど。
「犬じゃないんだから!」
アジサイの新緑もどんどん出てきた。
路地ぬけたところで何かの花を見つけて、
何だろうといってたら、
背後から急に現われた女性が、
「スゲね、スゲの花よ」と教えてくれた。
その人の気配のなさ。土地の人。

江の島へ。
ところどころで沈丁花が匂った。
暗くてどこにあるのかわからないけど匂いだけする。
去年は寒くて匂いが空気に乗らなかったもんね。
今年はよくのってる。
江の島もふしぎなくらい暖かくて、
うるさいオバちゃんとすれ違う時だけ
冷たい風が吹いた。
岩屋まで行って戻る途中で空が晴れて
オリオン中心に星がよく見えた。
金星、木星が大きい。

お腹が減って、浅草まで滑空。

その帰り、どうみても中学生みたいな子どもたちが
原チャリをブンブンいわせて目黒通りを走っていた、
信号ではちゃんと止まって、
私たちの方を見て、礼儀正しく会釈し、
我々が二人ともタバコ吸ってるのを見て
自分たちも吸いだした、(おれだって吸えるぜ!)
「ちょうかぁ、えらいねえ」
「かわいいねえ」
ブンブン!
「啓蟄だねえ」
「春だねえ」

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はるだにゃん

2015年03月05日 | 日々のこと



はるきたにゃ!



きたにゃ!

いつも立春から寒さの正念場がくるけど
今年は全然平気だった。
二月はほとんどダウンもニットも着なかった。

二月の終わりの方は、
阿佐ヶ谷で花街映画、
加藤泰の「骨までしゃぶれ」
成瀬「流れる」
脇役でノブオと大介、春子の演技はさすが。

2/21に祝!沈丁花開花!
去年より遅いくらいだけど
去年とは違って
スムーズに次々花が開いて
暖かい空気に匂いがよくのって
庭じゅうに漂っている。
レゲエかけて猫だっこして庭に出て踊る毎日。

鐘は早めに鳴って、バイオレンス映画2本は
ちょっときつかった。
その前の夜、海の帰りに衝撃の事実を聞いて、
動揺と悲しいのが続いていた。
前の年の8月の終わりの急に寒くなった日に、
殿の実妹のHちゃんが旅立ってたこと。
私は気づいてたのか、
半年以上、Hちゃんの様子をきけなかった。
夢に出てきたよ、といっただけ。
Hちゃんは偏食気味で内臓が弱かった。
殿はHちゃんの分も強い個体を頂いている、
長生きしてもらおう。

クリロー開花、黄色のプリムラも開花。

気がつけば
3月で、1日は雨の中下北へ。
夜おそく、帰るころには雨上がって、
全く寒さ感じなかった。

その次の日の海、
色が一気に変わってた。
ちぎれコンブやワカメがふえて
潮がグリーンがかった。
舐めてみると、うまみ成分が出ていて
味がまろやか。

おじいちゃんが猫を連れて海を見ていた。
Tちゃん(22)は目を細めて気持ち良さそう。
車で出かけるのが好きなんだそうで、
ダッシュボードの上に寝床とお皿があった。
犬とは目も合わさないCもTちゃんには挨拶していた。

BGMはなつかしのUB40、Lavor of Love

Cは藤壺がらみのキモイ夢を見て
お寺に行きたがっていた。
私は2月中に春が来てからずっとフワフワ。

お寺の沈丁花もついに開花。すごい花数。
アオジが地面をつつき、
シジュウカラがつぴつぴ鳴き、
リスが椿の花をもいで食べ、
カラスはみんなして東南の空へ(合コン?)
あと2週間もすれば鶯も鳴くだろう。
おばちゃん「もういるわよ!」

石川県から来た建築家を目指すボクに声をかけられた。

まだ日が残っていたので海にもどって
稲村の岩場に降りた。
ウネリ少し、寒くない。

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