1番花を最初に終えたシャンパーニュ伯爵。
よさそうな5枚葉の上で切り戻したけれど、
私の意向は無視して、下の方から新芽を出している。
昨日庭に細身の黒トンボが来て、
伯爵の葉の上に止まっていた。
ときどき横に広げて震わせる羽が、少し透けていてきれい。
黒いスーツのスマートな紳士。
伯爵のところには来るお客も違う。
1番花を最初に終えたシャンパーニュ伯爵。
よさそうな5枚葉の上で切り戻したけれど、
私の意向は無視して、下の方から新芽を出している。
昨日庭に細身の黒トンボが来て、
伯爵の葉の上に止まっていた。
ときどき横に広げて震わせる羽が、少し透けていてきれい。
黒いスーツのスマートな紳士。
伯爵のところには来るお客も違う。
いつもぐにゃんぐにゃんのモンチが、
手を丸めて猫らしくしてると、
猫らしさに感心。
ちょうなの、猫なの。
うつぎの徒長枝を切って花瓶にさしたら、
モンチが葉っぱをさくさく食べていた。
食べれる葉かそうでないか、
匂いでかぎわけるみたい。
抜け毛がひとまず落ち着いてきた様子。
スキャボロフェア。
開く寸前の丸い形もかわいい。
朝庭に出て、無心になって猫のトイレ掃除をしていると、
いろんな声が聞こえてくる。
花がらとってくださらない?
こっちこっち、喉渇いたわ。
そろそろ肥料いただける?
前の草、伸びすぎて鬱陶しいから、切り戻して!
うどんこなんとかしてー!
声の主のほとんどは、バラ。さすが女王様。
いわれるとおりにお世話すると、
バラの株は嬉しそう。
ゼラ子、ゲウムやアフリカンサンは、
何もいわずに勝手にワイワイやっててくれる。
薄い花びらのバラは繊細で美しくて大好きだけど、
雨に弱いのよね。
3日前の大雨で一番花がほぼ終わってしまったので、
すかさずおひねり肥をあげる。
コスター姉妹は、早くも2番花の蕾の束が上がってきた。
写真は1番花のもの。ブーケのような花つき。
どことなくクラシカルな雰囲気のお花。
せっかくかわいいのに窓からよく見えないので、
冬には植え替えなくちゃ。と今から次の冬の植え替え案を練る。
大好きな五月があと少しで終わっちゃうけど、
雨が少なく涼しくて、バラの花もちがよくて、
2007年の五月は素晴らしい月だった。
オーストラリアンブルーベル。
今年もかわいく咲いた。
お隣の庭へ行こう行こうとする。
つる植物って、茎と葉がレースみたいでかわいい。
土曜日、由比ガ浜までドライブ。ダーは校了中。
眩しい陽射し。第三京浜では白の夾竹桃が咲き始めた。
海はいい波が来ていて、サーファーとトンビ多数。
トンビは浜辺まで飛んできて、
上空で首を曲げて下をがん見してるのがおかしい。
食べ物を持つ手元から目をそらさない様が、ビーっぽい。
水に足をつけて波と、ビュービュー吹いてくる風を受ける。
私がそんなことしてる間に、
Cはまたしてもトンビにポテトを持ってかれたらしい。
浜辺にねころび、荷風、つゆのあとさき。
この前読んだ川端がムッツリエロなら、
こちらはオープン。
タイトルに「つゆ」ってあるけど、ジメッとした感じがなくて、
気持ちがいい。まだ途中だけど。
女給さんのぐっとくる仕草には学ぶところ多数。
百先生がばかにしてた節があって、
これまであまり読んだことがなかった荷風だけど、
百先生が書かなかったことを書いてる人なので、
お二人あっての日本文学。
日曜はママが遊びにくる。
鐘中で味覚が鈍り、私の手料理はマズかった。
お土産のフルーツたっぷりのケーキはおいしかった。
ママはお隣のバーゲンで予算の倍のお買い物をして、
「この服、着心地がいいのー!」と、
私が2日前にダーにしたのと同じコメント(いい訳?)。親子ね。
暑くなってきたので、涼しいところを模索するビーは、
窓の上のカーテンレールボックスに飛び乗るようになった。
本棚の上からジャンプ。
でもズルをして、壁にかけたウォールポケットに一度足をかける。
なので毎日、ウォールポケットの画鋲が外れて半おち状態。
ビーがそこに上がるのを見つけたモンは、
ダッシュで本棚に来て、真似して飛ぼうとする。
でもビーは、モンチがそこにこれないよう、
一番手前にどっかりと寝てしまう。
モンチはしばらく見上げて「にゃんとか?」と考えるけど、
いつのまにか本棚の上でころん。
暑くなった、といっても朝はまだビーは私の顔にひっついて寝ている。
殿は布団からはみ出たダーの足に巻きついて寝ている。
殿ちんはひまさえあれば私の膝や腹に乗って、
ぶるんぶるんいいながら、
妹たちを気にして部屋の入り口の方ばかり見ている。
お庭のけしきはは毎日変わるので、
朝起きて今日はどうなってるのか?見るのが楽しみ。
最近はなんとか10時すぎに起床。
大好きなバラ、エスカペード。
一日の中でも、太陽の動きでけしきは変わる。
きのう赤坂の某社に行ったら、とても好きな顔の人に会った。
板尾さんと町田康をたして2で割って平成っぽくしたみたいな。
3秒くらい目がくぎづけに。
帰り、某くんとライチのお茶、おいしかった。
COMTES DE CHAMPAGNE 、
さりげなくて上品で、優雅でかわいらしさもあって…、
このバラを捧げられたというシャンパーニュの伯爵様は、
どんだけいけめんなことでしょう。
花持ちはあまりよくないけれど、そんなことは些細なこと。
一瞬ごとの美しさにため息。
今日は久しぶりの雨。
たまには緑たちも思い切って水分補給。
先週末くらい、バラが満開に。
スキャボロフェアもたくさんの花を咲かせてくれた。
色もかたちも優しくて、柔らかな姿。
秘密の花園にこっそり咲いてる幻のバラっていわれてもうなずける美しさ。
次々蕾がふくらんで、途切れることなく花が咲く。
ひとつひとつ、大きさも色合いも違う。
うっとり。いつまでも眺めていたい。
お昼寝から覚めると、
私のいる部屋に集まってくるにゃんこたち。
新しく設置したプリンタで印刷を試したら、
さっそく殿がきて紙の出てくるところを覗きこんでいた。
新苗用の植木鉢が届いて廊下で開けたときは、
10号鉢の中に入ってうれしそうにしていた。
殿ちんは好奇心旺盛。
新しいものは何にでも反応する。
今日はビーコがたまにあるやたら甘えん坊dayで、
いろんな部屋から私を呼び、
だっこするとぶるぶるいいながらずっとだっこされていた。
西日の射すベッドの上で、並んでごろんごろんするのが幸せ。
川ではせっかくフサフサの草の合間にモーヴのアザミがかわいく咲いてたのに、
ナンセンスに刈り取られていた。
刈られた草の上に、三毛子と、三毛子によく会いに来る散歩犬と、
なぜかカモが2羽、川から上がって佇んでいた。
三毛子はカモには手を出す様子もなく、
カモたちものんびりしていた。
雲ひとつない空、夕陽が真っ赤になって沈む。