なぎのあとさき

日記です。

サルスベリ、桃

2022年07月30日 | 日々のこと


すん!

マオちゃんはこのごろよくベッドに横になってる私の枕元に来る
顔をナデナデすると首を伸ばして気持ち良さそうで、撫でるのをやめるとキャッと短く鳴く
かわいいので背中に顔をくっつけて毛まみれになって撫でながら、ついに甘えっ子になった?なつく子になった?と思うけど
そんなにあまくはにゃい
眠くなってきたらタンスの上にさっとジャンプして、一緒に寝てはくれない



ちょーしにのらにゃいで!

モンちゃんは真夏が一番外にいるんだっけーというくらい外にいる時間が長い
2時間、3時間は当たり前で庭にいる



今は日が陰っても蒸し蒸し暑いし風も熱風の庭だけど、クーラーで冷えた部屋より外のほうが居心地いいらしい
私もそのくちなので気持ちはわかる
ごろんと横になって満足そうな顔をしている

時々私も庭に出ると、寝っ転がったまま、私に向かってよく通る声でニャーッ!
夏はいいぜ!とでもいってるんだろうか

マオちゃんに、ブタクサの柔らかいのを摘んでると、モンちゃんはすぐ起き上がってニャー!(おれにくれ!)と食べちゃう
モンちゃんは庭にいるんだから、自分で見つけて食べればいいじゃん、といいたいとこだが、モンちゃんはいまだに美味しい草とまずい草の区別がつかない
そーいうとこ、殿ビーとはえらいちがい
あの二人は、ブタクサの生えてるとこもちゃんと分かってて勝手に食べていた

モンちゃんアホなのか、いやいやあの二人が天才なのか


どっちもかちらね

ビーたま(まだ途中、2018年冬)
描いてて思うけどほんとーにビーの目って賢そう


サルスベリの花つきがすごい
この木は夜暗くなっても花がすごい迫力


夏空ー
みんな楽しくやってるかい

河原に出るのは5時頃
今週、仕事は決済前の事務仕事くらいなので、とっとと切り上げて河原で本を読み、夕日やツバメを眺めていた
本は初の大江健三郎、暑苦しいほどに暗くてわりと真夏に合ってる
チェイサーはボルヘス夢の本

ツバメはぶつかりそうなくらい近くを飛んで行く
日没の後で遠く西空に稲妻が見えた日もあった

バレエの招待があって目黒へ
いろんなバレエ団のダンサー、フリーの人たちによるクラシックからモダン、創作など多彩なガラで面白かった
帰りにタイ&インド料理の店に寄ってタイ料理ばかり注文したけど厨房がインド人で、全然美味しくなかった
居心地はよくて人はけっこう入ってた、インド料理なら美味しいのかも

でもタイ料理が食べたかったので後日近所の店へ、そこは何を頼んでも美味しい
スタッフもタイの人なのか、ホスピタリティーはいいかげんだけど悪気はない感じ
トムヤムクンとタイラーメンという汁物を二つ頼んでお腹がちぎれんばかりに

ツイッターで最近よく「自己肯定感」という言葉を見かける
これが低いと鬱になるらしい
私は自己肯定感のかたまりというか、自分肯定感しかない、水泳と日光浴が関わってる気がする

Cから桃が届いた
近所で買った桃は全然美味しくなくて、あの桃はもう食べられないのか、と思ってたので、嬉しいサプライズだった
バカみたいな暑さも、蝉の声も、夏の海も魚との出会いも、誰よりも喜びをわかち合えるのはCだし、長い付き合いで山のように感謝とリスペクトもあって、今の状況になっても大切な存在であることに変わりはない、Cにもそういう気持ちがあるから桃を送ってくれたのだろうか
桃が届いた前の日もCと海に行く夢を見て、一緒に海に行きたいと思わないわけがないのだが、最後に会ったときのことを思い出すといまだに苦しくて、行こうとは言えなかった
一番お気に入りの絵はがきにお礼を書いて送った
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猫、本、花火

2022年07月26日 | 日々のこと

あられもにゃい姿のマオちゃん
もうすぐ2歳になるマオちゃんは、まだまだレレイ感より子猫感が強い
この暑いのに、よく飛んだり跳ねたりする気になるなーと感心する


夕方、日陰になった時間にずっとここでごろごろしてるモンちゃん
ちょっと出かけたいのに、全然戻らないので、まーいいかと1時間ちょっと出かけて戻ってもこの状態

ほんと、取り立てて書くこともない平穏な猫たち
2年前までのことを思い出せば、今のこの平穏な日々がどれだけ貴重でありがたいことか、書くことがなくても何でもいいから書いておきたくなる

モンちゃんが食べた草のせいでウン切れがわるくて3箇所にちぎれンチを落とし、Tにぎゃーぎゃーいわれて申し訳なさそうに膝に乗ってたこととか

最近はベッドの足元の扇風機の真ん前で寝てて枕に来てくれないこととか

私しかいないと余裕でマオちゃんのシーバ(お腹ケア)を食べて、チラッと私を見ることとか

いまだに網戸を全然開けられないこととか、何でもないことがすごく大事に思える

マオちゃんは外には出ないけど、相変わらず網戸にかぶりついてトカゲと見つめあっている
モンちゃんにしっぽを切られたトカゲくんは、短いしっぽがやっと生えてきた

週末もすんごい暑かった
ミンミンは先週横須賀で初聞き、こっちでも一度聞いた
サルスベリがどんどん咲いてる

土曜日はTと河原に行って、私は暑くなると水に入っていた
川の水もけっこうぬるい
歩き回って地形や流れの強さを観察し、流れのゆるいところで浮かんだ
本は、阿◯さんのブラック C ミュージック
その前に読んだクエーサーは何が面白いのかわからなかったのだが、こっちは読み始めたら止まらなかった、2段組をものともせず
南北逆転版の愛の不時着的なお話し
この日は廃病院で7:3分けビーチボーイによる残虐シーンを読んでたのだけど、炎天下でもぐいぐい進む面白さだった、このビーチボーイはトイ・ストーリーのキャラっぽかった
新潟の親分はファブルの海老原っぽいかっこよさ

ほかに特に面白かったのは中盤で密航のために船出するシーン、終わりの浅草追いかけっこのシーン、映画的だしストーリーにも映画が絡んでいてぜひ映画にしてほしいけど、小説ならではの阿◯さん独特のふざけた語り口とかぷっ!となるとこも多かった

先週の帰省の際はチェーホフの狩場の◯◯を読んでいてこれも3日くらいで読み終えてしまった
チェーホフとは思えないミステリーで、ゾッとするような不気味さがあって面白いんだけどチェーホフらしさはないし、犯罪を扱っていてもドストエフスキーみたいに愛すべき人間が全然描かれてないし、後味わるい話だった
ただ炎天下に読むにはいい、楽しめる

土曜のつづき、いったん帰ってシャワー浴びてお弁当作ってビールも持って夕方また河原へ
夕方、川の上はツバメたちがビュンビュン飛び回る
たくさんいる
魚を狙ってるのかな、でも捕まえてるとこは見ない
ツバメの素早い動きを目で追うのは楽しくてずっと見てられる
魚もそうだけど、生き物の見事な動きをじーっと見てると自分がその生き物になった気がしてきて楽しい
日が暮れると今度はコウモリが次々やってきて、この日は暗くなるとドーンと


楽しみにしてた、恒例の有志による花火
今年は合図の花火がなくてやるかやらないかわからなかったけど、5時頃対岸の河原で大量の放水していた
花火の前にあんなに水をまくなんて知らなかった
花火の音にびっくりしたカモの団体が、夜なのに飛び立って逃げて行った

告知もほとんどない花火なので人も少ないわりに、けっこう発数もあったし見応え十分で満喫!ビールも短時間で作ったポテトフライも美味しかった

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久しぶりに、夢に殿が出てきた!
名前はなぜかボブ ディランと呼んでいた、けど殿だった
胸元の毛が抜けて肌あれしてるのを心配する、という変な夢でごめんよ殿
今は天国でビーとモンチに挟まれて楽しくやってるだろうに


まだ途中
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木星、タコ

2022年07月21日 | 日々のこと
下弦の月は出る時間が23時半ごろと遅いので、上弦に比べると見ることがあまりない
7.14はスーパームーンだったけどあいにくの曇り
4日後の深夜、東の空を見ると大きく立派な下弦の月が出ていて、すぐ近くにこれまた立派な惑星
この光は木星か、と思って調べたら木星で、いつのまにか夜空に戻ってきてた
木星の手前には土星も出てた


ルドベキア咲きだした

超高温多湿だったので枯れていく植物もちらほら
そんな中、部屋から見えないところで咲いていたクレマチス


マダム ジュリア コレボンの2番花、めちゃ可愛い


お昼前から2時すぎの一番暑いときに庭でごろごろしてるモンちゃん


久々登場のビーたま

日中の暑さが戻って河原に行くのは夕方


夕方の空は360℃すごかった

海の日の3連休は土曜日は雨でヨガとプールで整えた
日曜は晴れて横須賀へ
ピンポイントで実家周辺だけ昼過ぎまで雨だったけど、海では曇り
Y岡さんご夫婦に久しぶりに会って話した

橋の下へ
潮濁りで冷たく、風も涼しすぎたので少し泳いで帰った
庭BB今回は、和牛のほかに手羽先、ホッケ、牡蠣、豚カルビなど
ヒグラシの声がずっと聞こえていた

食べ終わったとたんにパパは力つきて寝ていた、腰がどうにも痛いみたい
もっと痩せれば腰の負担もへるから運動すればいいのに、どうも気力がない感じ
3人で後片付けして桃を食べた

散歩し足りなかったので、夜、Tを送りがてらまあまあ遠いコンビニまで歩いた
ひと気のない夏の夜の海、空には蠍座スピカ、アルクトゥルスのほかたくさん星が見えた

次の日も干潮まで時間があったので、11時前から一人で山、イレイトウ、T浜をぐるっと散歩
雨の続いたあとで緑は元気いっぱい
アブラゼミが鳴いてるけど少ない


一度戻って、私はお弁当や海の道具を持ってチャリでポイントへ
パパママは猛暑の海に行くのはいやかなーと思ってたけど、潮干狩りのタイミングであればママはがぜんはりきって出かけてくれる
二人は徒歩だったので、先についてさっそく潜った

潮澄み流れなしの潜り日和
ベラとキュウセン、タナゴがたくさんいる
砂地にアサリが食べ散らかされてるので、そのあたりを丹念に見てまわってたら、何かがにょろにょろ動いたので、そこをじーっと見てるうちに大きいタコが見えてきた
タコは保護色するし隠れがちなので見つけるのは至難のわざで、見つけただけで運命の出会いのように嬉しい
そこから、あなたに会えて嬉しい嬉しいずっと会いたかったんだとそればかり伝える気持ちで見つめていたら、タコも私を見つめながらゆっくり泳ぎはじめて、そのまま並んで泳いだ
足を広げると70センチくらいありそうな大きいタコで私を警戒もせず、オレンジの大きい口をパクパクさせながら、私に目を向けたままで悠々と泳いでいた
手を伸ばせば届きそうな距離で、何度か手を伸ばしたけど握手はしてくれなかった
しばらく泳いだら、タコは棲みかなのか具合のよさそうな岩の穴に、足のほうからすっと入って行った

途中でパパが泳いで近くまで来てたけど私がタコに夢中になってたら戻っていた
大きいタコがいたー!というと、買えば3000円くらいの?というので、そんな見方はしない!と何度いってもわからないのか

クロダイも探したけど見当たらず
釣り人がいたせい
一匹釣り上げてたのでむかついた


ママはせっせと貝を採り、私も少し採っては泳ぎ、干潮時を過ぎて満ちてくる前に帰った、時のたつのを忘れてしまってこの日も3時間ちかく潮干狩りポイントにいた

アサリはすごく元気で、次の日にボンゴレにしたのだが、庭に生えてたてっきり大葉と思って刻んだ葉っぱを混ぜたら、大葉ではなくこれまで食べたことのないような香りがした
大葉の原種返りだろうか
それでも美味しく頂いた
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もどり梅雨?、リコリス

2022年07月19日 | 日々のこと



6月末から始まった猛暑がずっと続くのかと思ってたけど、台風で天気がくずれてから低気圧が増えた、蒸し蒸しするけど寒くはない

7月は雨が続いてる、細かい雨が降ったり止んだり、たまに大雨もふる、朝の寝起きがなかなかスッキリしなくて、寝ぼけたままでドラマ1本見たりしている(ユニコーン、六本木クラス、純愛なんとか)

夕方、雨のあいまに外に出たらヒグラシとニイニイゼミの声が聞こえた、全身にしみわたる声、かけめぐる数々の夏のシーン

雨がふり出すと鳴くのをやめてしまう


夏の台風の発生でシニア後期の殿やビーの体調は一変したので今でもどきっとするけど、今はモンちゃんの食欲にもマオちゃんの遊びたい欲にも一切影響のないありがたい夏

マオちゃんは、あちょぼーーーーと可愛い声でニャーーーー、と鳴いて私を見上げる
ノリノリで遊び、気持ち良さそうにポンポンされてるけど、ポンポンの角度をまちがえると蹴られる
顔まわりのマッサージも好きで気持ち良さそうに首を伸ばすのに、お腹触ろうとすると蹴られる
抱っこでもしようものなら蹴られる
高速連続蹴り、両足同時蹴りなどほとんどサンジの技
最近はこの、何かと蹴ってくるかわいげのなさが可愛くなってきた
部屋に人が増えた時に見せる嫌そうな顔までも可愛い
かわいげを出さないわりに、私が部屋を移動するとさっとついて来たり、視界に入ってくるだけで可愛い

近づくとピョイッと逃げるし、抱き上げようとすると蹴られる

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リコリス ピザ@シネクイント
70年代のLA、15歳のゲイリーと25歳のアラナが出会い、つかずはなれず疾走する青春映画
画が明るい、まさにLAの日射し、車や服に水色が多くて可愛い
ゲイリーは小太りだしアラナもとりたてて美人ではないけど、けして単純ではない人生を自分らしくイキイキと生きていて、見ていて好きになる

以下おぼえ書き
学校にカメラマン助手できてたアラナにゲイリーは一目で恋に落ち、結婚するかもしれない人に会ったと弟にいう
ゲイリーは俳優業からピンときてウォーターベッド販売に転身
いやな客の車をボコってガス欠のトラックで逃げて夜明けを迎える
ホースの下ネタでもりあがる子供たちを見てるアラナや、お店で水着姿で営業して、夜に一人で帰るアラナのやるせなさ
アラナに相手にされずほかの女の子にはしるゲイリーだけど、アラナがショーンペン扮するオヤジ俳優とつきあい、バイクから振り落とされ、アラナのもとへ走る
トム ウエイツすっかり老ゴリラに
アラナは選挙事務所で働く
オイルショックでウォーターベッド稼業がふるわないゲイリーはバーをひらく
アラナは議員にゲイを隠すためのおとりにされてまたやるせない
いろんなことがあって、笑ったり傷ついたりして、ラストで二人はやっとキスをする、そして夕日に向かって並んで歩く
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台風、トカゲ

2022年07月11日 | 日々のこと


8日間くらい猛暑日が続いたあとで、台風4号で天気がくずれた
暑さと雨が入り混じってもわもわとサウナみたいな空気になったり雨が続いて気温が下がったり不安定な天気、、
寝起きから節々が痛いのも耳鳴りがするのも台風のせいだった



台風が去ると夏空が戻った、河原は日中は暑すぎて人がほとんどいない



エキナセア ホワイトパーフェクション



2年目の白のモダルナ、虫食いから復活

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窓から庭に出るタタキにトカゲが棲みついている、これまでいたトカゲよりシッポが長く立派で、背中に光沢のあるぬらっとしたトカゲ

マオちゃんは日に何度か、網戸にかぶりつきでトカゲを見ている


トカゲは挑発してるのか好奇心なのかわからないが、わざわざ見えるところに出てくる、猫が怖くないのかアホなのか、、これまでにモンちゃんもマオちゃんも1回ずつトカゲを仕留めたことがあって、トカゲも危機感も持ってほしいものだが

トカゲはある日2匹にふえていた、つがいらしい、庭にならいくらでも隠れる場所があるのに、なぜかタタキを気に入ってチョロチョロ現れては消える

そうしていわんこっちゃない、昼寝で庭に出てたモンちゃんに見つかり、ガブッ!とやられたのはシッポのほうだったみたいで、トカゲは立派なシッポを切り離して逃げた、素早く逃げたので胴体無事で良かったけどあんなに立派なシッポがなくなり哀しくないのだろうか

モンちゃんはシッポをくわえて部屋に戻り、マオちゃんの前にシッポをぽとりと落とした、ほらよ、という感じでやけにかっこいい

シッポはしばらく元気にくねくねしていてマオちゃんは警戒しつつもちゃいちゃいして遊んでいた

トカゲは次の日も平気でうろうろしていた、やっぱりアホなのかな、フレンドリーで可愛いのはいいけど、ちょっとは危機管理しておくれ

夜中、何か気配で目がさめるとベッドの横にあるタンスの引き出しが少し開いてたらしくて、マオちゃんが中の物を引っ張り出して遊んでいた

私は寝直し、また何か気配で目がさめるとモンちゃんがタンスの前に座って引き出しをじっと見ている、マオちゃんはいないので、飽きてどっかいったかな、と思ってモンちゃんを抱えて寝直そうとしたら、モンちゃんは私をふりほどいてタンスの前に戻り、引き出しを見つめている

もしや!と思ってよく見たら、引き出しの奥の裏っかわ、引き出しとタンスの背の隙間にマオちゃんが入っていた、知らないで引き出しをしめたら大変なことになってた、モンちゃんが教えてくれて助かった

マオちゃんもアホなのか、、正直、黒っぽくて艶々したトカゲとマオちゃんは似ている(モンチもトカゲそっくりと言われていた)

モンちゃんはマオちゃんに対してはお兄ちゃんぶりを発揮してかっこいい、Tも私もしょっちゅうモンちゃんに向かって殿の名前を呼びまちがえる

ふだんのモンちゃんはお兄ちゃんぽくはなく、アンワーッと高い声で鳴く永遠の小5

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仕事の打合せ中どうしても手が離せず、モンちゃんがカリカリ小袋を破ろうとしてるのをほうっていて、後で見たらやっぱりうまく開けられなかったみたいで爪で刺した無数の穴があいてヨダレでべしゃべしゃになっていた

殿はビーやモンチのために小袋をきれいにカットしていたが、手先の器用さはもって生まれたものらしい

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仕事は閑散期になったけど細かい案件は入ってくる、けど一度気を抜いたらやる気が起きない

河原に行って本読んだり、寝室で猫たちとごろっとして本読んだり、本ざんまい

とはいえ暑いので難しい本(ハイデガー)はなかなか進まず、ディックのシュミラクラ2日で読了、登場人物が異常に多くて(46人)はじめは誰が何してるのかわかりにくいけど、だんだん見えてくる、シュミラクラの製造会社と、精神分析を廃止した製薬会社と政府が結託して情報統制された世の中で人々は病んで居場所がなくなっていく、音楽の力だけは変わらない、ぶっとんでるようで今の世の中とあまりかわりない

アル◯ミスト、アマゾンがやたら進めてくるので読んでみて1日で読了、スピリチュアルな世界観を小説にすると説教くさい、終始お金や夢、目的にこだわっていてそもそもスピリチュアルというよりアメリカ的な感じ

ディック「死の迷路」は読み出して気づいたけど2回目だった、途中から全然覚えてなかったので面白かった、居留地も外も仲間たちもすべて得体がしれない不穏な状況が終わり寸前までつづく宇宙版そして誰もいなくなった、前に読んだの2、3年以内のはずだがこんなに覚えてないものか、というくらい覚えてなかった

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anniversary&マオちゃんワクチン

2022年07月03日 | 日々のこと

記念日ランチは2018年ぶりの七里ヶ浜のイタリアン
藤沢から江ノ電で、この日は電車がなぜかずっとすいてて座って行けた
熱中症予報が出てたからだろうか

相模湾岸の広い海が一望できて、海風が吹き込むロケーションにまず感激


紫陽花カクテルで乾杯
カシス、カルピス、炭酸、ベリーのカクテルでめちゃうま!

期間限定メニューの紫陽花コースを注文、上の前菜も全部美味しかった
鶏むね肉は柔らかくスモーキーな香り、タルタルとカニみそのソースにビーツのソースまでついてる手のこみよう
ピーマンの中には生えび、魚醤風味の何か

前菜のあとはカボチャとアーモンドミルク、カカオの風味の冷製スープ


パスタはシラス、オクラ、茗荷のペペロンチーノ
オクラの粘りがオイルを巻きこみパスタにしっかりからみ、塩み旨味辛さパスタの茹でかげんトマトの甘味など最高の仕上がり
神奈川には美味しい店がないと自虐的に思ってたけど嘘でした


お魚はマダイのフリット、マダイのスープ仕立て


お肉は豚ロース
ルーフの赤い色がかぶって写真はうまく撮れなかったけど、ソースがものすごく鮮やかなオレンジできれいだった
たぶんパプリカの色だと思うけど、Tはウニ入ってる?といいだすほど旨味があった


幸せなひとときだったー
毎年ここでもいいな、と思うくらいすべてがいきとどいていた
猛暑日だったけどオンショアで全然暑くもなく、寒くもなく、外に喫煙スペースもあり

この後は由比ヶ浜に出た
台風のウネリが出ていて風も強くて荒れていた
波打ち際には波の子がたくさん
ごろっとしてたらすぐ5時になってサーファーが出て来た
迷ったけど水があまりきれいじゃなかったのと曇ってたのと荒れてたので泳がなかった、ぎりぎりまで迷ったけど

八幡様まで歩いて蓮を見て、小町通りのコメダでかき氷(ミックスフルーツとキャラメル)を食べて帰った

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金曜の午前中にマオ姫を2年目ワクチンに連れていった
キャリーかごに入れるとふだん出さない大声で鳴いたけど、何度か鳴いたあとは静かにしてた
去年は声を出せないほど固まってたので、鳴くのは成長を感じるし元気で良い

先生は初めての若い先生
病院についてからも数回大声でニャーン!と叫んだけどいい子にしていた
怯えてる感じはそんなになく、ただ嫌がってた感じ

腰が細いんですー、というと先生は優しく触診して、何の問題もなく健康だと思います!と言っていた
背中の毛をかきわけてノミチェックもして、ノミもいません!
美形ですね、可愛いですね、と何度も言っていた

幼いうちから院長に見ておいてもらいたいのはヤマヤマだけど院長は重篤患者で手一杯なので、若猫のワクチンでお呼び立ては遠慮した

若い先生も感じはよかったのでこれから10年のうちにがっつり経験を積んでしっかり勉強してほしい

若い子でも今年は熱中症になる子が多くて、まず下痢になると言っていた
シニアの子も外の子たちもこの暑さをなんとか乗り越えてほしいと祈るばかり
外の子は、モンちゃんを見てるかぎり涼しいところを見つけて昼間は寝てると思うけど

久しぶりに病院に行って思い出したけどしょっちゅう庭に出るモンちゃんにはフロントラインしといたほうがいいだろうな
今のところ虫食いは皆無のツルピカモンちゃんだけど、昔みんなしてノミが大発生したときは大変だった

マオちゃんは家に戻ると病院のことはすぐに忘れたみたいにふつうにご飯食べて、夜は遊んでいた
最近は毛糸を引っ張り出してぐちゃぐちゃにするのがブーム
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