なぎのあとさき

日記です。

晩夏の海

2014年08月27日 | お散歩



あちゅい・・・



はやくよびにきて・・・

曇り空。
葉山の海はべた凪、やっと潮澄む。
クラゲもいない。
寒いので上下ラッシュ着用ではなれ岩へ。

岩の底の方に、でっぷりしたサバトラ風の柄の
お魚がいて、Cが潜って近くで見ると
虎の目をしてたそう。ビーを思わせる。

大潮のわりに流れもゆるくて、
奥の岩に行く途中で大きなシルバーのメダイ?が
悠々と泳いでるのについていくと、
メダイの群に合流し、その後にイサキの群、
さらに別の小さな魚の群が一つの群になって泳いでいた。
大きさも形も木の葉みたいなシルバーの魚の大群もいて、
みんな逃げない。きらきら。

岩のくぼみには、青青黒くて大きな、
50~60㎝級のたぶんメジナ?がいて、

メダイが近づくと威嚇していた。
ほかの魚は相手にしない。私たちのことも気にしない。
2匹のメジナの間に小さなチョウチョウウオがいて、
(おれもメジナっす)くらいの顔で動きをまねていた。

別の岩には、横縞と縦縞のチョウチョウウオが
一緒にいて
藻をつついていた。
一つのことに夢中になるとほかは見えてない感じ。
やっぱりモンチそっくり。

タイはマイペースで他の魚を群に受け入れて
高貴なバイブスで、殿に似てる。

岩につかまると、ベラ家族が集まって来て
(あん、この岩ウチのだから!)
ほかにもタカノハダイ、クサフグのほか、
ヒメジ?とか初めて見る魚、
名前のわからない魚もいた。

Cはついにイカの小さい群に会ったけど、
みんな驚いてすぐ逃げたそう。
私も探したけど見つけられず。

岩まわりは少し濁ってたし曇りで
それほど視界のいい条件じゃなかったけど、
この日はお魚につぐお魚で長いこと泳いでいた。

ヤイヤイヤイヤ、海はいい。
浜辺は人が減って、
ふだんの海に戻りつつある。

由比ヶ浜に寄る。
中央から少しずれれば潮はきれい。ぬるい。
凪の海を見ていると、
水面がざわついていて群がいるのが分かった。
ずっと見てたらイワシが跳ねた。
大型のサバ?も跳ねた。

お寺は、今になって百日紅が満開。
去年はあまり咲かなかった木。
ツクツクがピーク、ヒグラシ、アブラもまだいる。
裏の道に山アジサイが咲いていた、
二つの株で、同じ色の青い小さい花。
今アジサイとはありがたや。
バナナの木も一輪返り咲いていた。
上まで行ってストレッチ。
ミスティで海も富士山も見えない。

全身タトゥーの若い3人
「ここ、いいだろ」「いいとこだね」
「連れてきたかったんだよ!」
写真撮ってその場で誰かに送って下山。

ストレッチ中、でかい蚊がしつこい。
下山する間に日が落ちて、
ツクツクがしだいに止み、秋の虫の声が鳴りだした。
前の日よりまた種類が多くなった。
鬼百合が咲いてないのに匂っていた。

前日入れなかったベンチでヨガ。

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場ちがい、かんちがい

2014年08月26日 | お散歩



ルドベキア、日陰に植えかえてもいっぱい咲いた



花火の次の日、

まだ少し葡萄畑に葡萄が残っていたので、
ママがパパのお土産にと葡萄狩りに行った。
私も「竜宝」を一つ刈り取って、
おじさんに「いつも騒がしくして」と
「多摩ゆたか」をもらった。

朝ご飯の後、近所の公園を通って
タマタカでママのリクでかき氷。
駅で見送った後は、ダーと河原に出て一服。
新しく開通した道を通った。
野の花がすっかり刈り取られて芝生養生中。

で、Cが来て葉山へ。
行きの道、ヒマワリの群生の前にコスモス。あれ?
百日紅は、今が満開。
海は日がかげり、風強く風波少し。
クラゲが怖くてラッシュ着用、
クラゲ対応泳ぎではなれ岩まで。
そこも濁り気味だったけど、
黄色のベラ、ニシキベラ、キュウセン、
岩の隙間で流れをよけるのに夢中のチョウチョウウオ、
大きめのイサキ、底の方にキスの群、
タカノハダイ。

冷えて上がってすぐ着替えた。
上がる寸前でスネをチクッとやられた。

この夏の特徴

1.潮にごる
2.潮温が低い
3.日がかげって寒い
4.いい風~!が多い

「なんか風が寒いよ」
「ウワーーーン」
「お墓の横にススキが出てるよ」
「ウワーーーン」
「6時半なのにもう暗いよ」
「ウワーーーン」

いつも行くお寺に行くと、
何かのスタッフ「今日はここ、車入れません」
イベントらしい。
八幡様に行くと、そこもイベント。
蓮池を覗いて、お参りもして、夜の由比ヶ浜へ。
潮はぬるく、ゴミだらけ。
ナンパの兄ちゃん「そこで飲んでるんだけど、、、」
「海を堪能してからね」
「海をタンノー?」、キョトン。
C「ダメだこりゃ!」

お寺に戻り、中へ。
プロジェクションマッピングと野外ライブ、
屋台と人々を地にして
いつものルートを歩いてると
スタッフ「ここは立ち入り禁止にさせて頂いてます」
C「なんで?」
私「いつもお参りしてるんですけど」
スタッフ「お参りならどうぞ」

奥の道では、スイッチョンに4、5種類の虫の声が加わった。
空間の全てから響くオーケストラ。
鳥居の中で、真上に大三角。

ストレッチしようといつものベンチに行こうとすると
「ここは立ち入り禁止です」
「なんで?」
「立ち入り禁止になってますので」
「なんで?」
「車両なども入りますし」
「なんで?」
イベントハイになってるスタッフが来て
すごい勢いで追い払われた。

静寂と闇があって山の空気に満ちた夜のお寺を、
いつも異界のように感じてたけど、
実は異界ではなく、本来の地球の姿だ。
今は町中では数種類の虫の声を空間いっぱいに聞くことはできないし、
星もよく見えないから夜のお寺に行く(ご住職にお墨付きも頂いている)。
そこで、野外ライブとデジタル掛け軸なんて悪趣味以外の何物でもない。
別にそれが悪いんじゃない、むしろ和太鼓の二人はかっこ良かった、
でも他のしかるべき場所でやればいい。
今週デビューしたばかりの虫の声も聴こえない、
夏の星座も見えない、山の気は酒と汗の臭いでかき消されていて
ストレッチは諦めた。

次の日も行くしね。

帰りの車、Creamかけて、
「生きにくい世の中だ!」とブースカ。
口うるさいジジイか!

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HAにゃ-BI

2014年08月26日 | 日々のこと



にゃんかちゃわがちい!



おちちゅかにゃい!
またあのうるちゃいやつやるにょ?
にゃんとかちて!

お隣の葡萄畑の葡萄が食べ頃になって

葡萄狩りの日は朝から多くの人で賑わった。
その日は花火大会もあって、
その辺の道に屋台が立ち、ガードマンがうろつき、
町が色めき立っている。
黒い雲が来てお昼前に雨が降ったけど、
止んで、開催の合図花火が鳴った。

前の晩、河原に場所取りに行ったとき、
ヒアデス星団とアルデバランがもう見えちゃった。
カペラも。

ママはアサイージュースのボトルはじめ
浅野屋のパン(1枚250円とかの)、
手巻き納豆(お菓子)、マンゴスチンなど
また重すぎる手土産を山ほど持ってきた。

ママが来るとビーは
「あたちの家だち、あたちが主役なんだから」
と常に私とママの間にわって入り、目立っていた。
ニャーニャー鳴いては二人の間に来てごろんしたり、
二人の目の前でクローゼットに飛び込んでみたり。
だっこされるとブルブルいってご満悦。
ビーはママのことはよく覚えてるみたい。
私の次にナメていい相手と思ってる感じ。
モンチは覚えてなさそうだけど全然、
いつも通りの場所にいた。
前回、私の留守中にママがシッターに来た時
一番なついたのはモンチだったそう。これは意外。
殿はなんだかワサワサした雰囲気から逃れて
寝室の箱で爆睡。
でも、私がビーだっこ水遣りで庭に出て
ママが和室に一人のとき出てきて、
横にピタッとくっついて甘えていた。
猫たちはみんなママが好きだ。

そういえば、その前の日、
私が夜プールに行ってる間に、
和室についに特大のGが出て、
モンチが奴と同じ速度で走って追いかけたそう。
そのモンチは見たかったけど、
特大のGは見なくてよかった。
いない間にダーが殲滅してくれてああよかった。

葡萄畑の様子を見ると、
うちの前にある葡萄が売れ残っていて、
なんだかかわいそうなのでママと見に行ったら、
そこの葡萄は売れ残りではなく、
ブドウ研究会がどこか(天皇?)に献上するための
選ばれし葡萄で、狩れないようにテープが張られていた。

5時前には晴れ間も出て、河原でピクニック。
おしゃピクで身につけた技術を活かし、
お弁当も、マイグラス&氷で飲むお酒も美味しくて、
例年より少し涼しい風が吹き、
気持ちが良くて花火まですぐだった。

目の前で上がる川崎花火は十年前から変わらない。
駅の向こうで上がる世田谷花火は初見満載。
時間差で光るのとかすごかった。
どっちもきれいだった。
後ろの西アジア人の
「ワ―」のイントネーションが独特。

家に戻って、
マンゴスチン(むき方を初めて知った!)、
お隣の葡萄の藤稔、美味しかったー。
ニャンコたちは花火の音で疲れたのか、
夜はおとなしくよく寝ていた。

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in my neighbourhood

2014年08月21日 | 日々のこと



夜、葡萄畑の上を歩いていたのは

ハクビシンだそう。
毎年やられるけど、ここの列は初めて、
とのこと。
今までいろんなところで見た
イタチだと思ってた細長い子は、
ハクビシンだったのかも。

河原はツクツクが全盛。
でも工事の手が入った場所に
植えられた木からは蝉の声もしないし、
木も元気ない。
中洲の緑はすごい元気。
黒い小鳥の群が中洲から飛んで来た。

ようやくfuck'n堤防工事は終わったらしいが
まだ芝生養生のためのロープはりまくりで
川に近付くことができない。

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目のまわりかきまくってお岩にゃん
ビーのかわいい顔がだいなしだ、
とダーは残念そう。
ビーと私はあんまり気にしてない。

ナマリが家にあるときの

ビーのしつこさったら。
(あれ出ちて!あれを出ちゅのだ!
あれを出ちぇーーーい!)と鳴きまくり。
で、食べるとおとなしくなる。



イスの上から見渡す殿

all along the watchtower

殿は一番外に出てるのに、

虫さされの跡など全くなくて美しい毛並み。
外で見かけた人は、マカミかビャッコかと
ありがたい気持ちになることだろう。
寝っ転がってる殿の顔の前に顔を近付けると、
前足で私の唇をスッとおさえる。
肉球が柔らかい。ありがたい。

ダイアナ&ベティのつるをやっと剪定。

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出たよ

2014年08月19日 | お散歩



座布団の中わたの上で日向ぼっこ



葉山、風強めでウネリ少し。
念のためクラゲ対応泳ぎで深いとこまで出て
サーッと岩まで泳いで行って、
シロギスの大きい群に会った。
シルバー、薄いブルー、薄いオレンジなど、
色んな色に光っている。

イサキ家族、ベラ、
あと平たいタイっぽい魚。黄色系。
ウネリが大きくなり、風も強くなってきて、
岩に上がらずそのまま浜に戻る。
「今日、いるんだよ」と

Cが足をクラゲに刺されて腫れてるのを見て、
とたんに逃げ腰に。アカクラゲらしい。

逗子に移動。潮は緑っぽく濁り。
ウネリはスネ、風まあまあ。
小さいウネリにたくさんの魚影が見える。
8㎝~30㎝と大きさは幅広い。
頭を波の進行方向に向けて、
しっぽを動かしなからいい波に乗ってる。
遊んでるみたい。

魚影いっぱいなのに、
ゴーグルをつけて水中を見ていても、
魚の姿は見えない。
水の上から見るとすぐそばにいるのに。
魚たちは障害物の少し手前で進路を変えて、
きれいに避けて行くらしい。
ウネリの強い日や潮の速い日は、
そうして岩を避けてるんだろう。
なので、群のいる波に飛び込んでも、
水中では魚がちっとも見えない。

魚はそうやってよけて泳ぐのに、
クラゲはなぜよけてくれないんだ。
よける必要がないからだ。
人だろうが岩だろうが。

お寺に行くともう暗かった。
蝉の声もやみ、代わりにスイーッチョンと
ウマオイの声。風は涼しい。
「夏ガオワッチャウヨー」「ヤダヨー!」
「ウワーーーン」

大きいベンチでヨガしていて、
三角のポーズで空を見上げた瞬間、
いるか座の近くに流れ星。
尾は短いけど、ハッキリと。
やった!ついに見れた!

帰りに門へ向かっていると、
猫かと思ったらイタチが歩いていた。

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西の夜空

2014年08月19日 | お散歩



7月頃の写真。
8月は大雨の後でカイガラムシのやつが出て
バラはおつかれ中。



お庭だいしゅき!

仕事が休みだと油断しがちで、
連日朝に殿とビーは散歩に出ていた。
ビーはすぐに家の庭に戻って来て沈丁花の奥にうずくまるけど、
ほんと暑そうで、動きたくない様子。
和室の窓を開けて「ビー、お入り」というと
待ってました、という感じで部屋に戻る。
出なきゃいいのに。蚊にも刺されるし。
殿は涼しい顔で右隣、左隣の庭を歩いてるけど、
めちゃめちゃ暑いはずだ。
殿の毛皮は誰よりみっしりしてるんだから。

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葉山、ほぼ凪、風少し、
潮にごり、ところにより澄み、
例年より冷たい。
クラゲなし。

はなれ岩周りにはイサキ家族、
色んな色のベラ(オレンジ系、白系、ブルー系など)、
タカノハダイ。
黄色と黒の横縞のチョウチョウウオ、
黒っぽい小魚など。
でっぷりした水玉のクサフグも。

濁り気味のところで、
ブルーの横ラインが一本入ったチビ魚の大群が
何度か目の前を横切っていった。
近づいても平気そう。夢のようにきれい。
その子たちより少し大きめの、
淡いブルーの群も2回会った。
たぶんシロギス。ずっと見てたい。

黒い何かの群が、モシャモシャと底を移動していて、
海藻の中に入った。マックロクロスケみたい。
その海藻はよく見ると褐色の小魚が出入りしていた。

岩にあがって一休み。陽射し強い。
帰りにはオタマジャクシみたいなカタチの
シッポの長い子がいた。
Cはいたるところでボラに会ったらしいけど
私は気付かなかった。

浮かんでたら富士山のトップが見えた。
長いこと泳いでいてしまいには
手の感覚がなくなるほど冷えた。

お寺にも行くと日が落ちていた。
大三角形がよく見える。
土星と火星が上下に並んでいて
(その真ん中にある星はてんびん座の星?)
その左の方、火星と同じ高さにアンタレス、
サソリの全貌、猫の目星も見えた。
アルクトゥルスのオレンジ、
火星とアンタレスの赤、土星の黄色、
ヴェガやスピカの青白い色がそろって
カラフルな星空。

イケアに寄ってベッドカバーほか購入し、
浅草へ。半チャーシュー&玉子入り。

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お盆休み

2014年08月19日 | お散歩

お盆の時期といえば
しゅーかんよほーははればかり♪
の眩しいばかりの真夏のはずなのに、
雨多すぎ、と思ってたけど後半は晴れ続き♪

「ポッと出の人間(20万年前)に、
太古の昔(45億万年前)からつづく天気のことが
わかるわけない」という枝雀さんの言葉を
たびたび思い出す今日この頃。

13日にペルセウス座流星群が極大、
18日にはくちょう座κ流星群が極大になるので、
ママと海に見に行った。

暗い夜の海に、白い魚影が見えた。
50㎝はある細長い魚で、
同じところをくるくる回るように泳いでいた。

ボードウォークのベンチで空を見る。
風が強くて涼しい。

大三角形まわりにたくさんの星、
射手座もこの夏初お目見え。
が、流星は見えず。
房総の低い山の上に、出たての月。
真っ赤で大きい下弦2日前。
のぼるにつれて黄色くなって
東京湾に月影が広がる。

家に戻って残ってた餃子を完食。
おいしくて止まらない。
おじいちゃん仕込みの、
ニンニクなし、お肉の味しっかりの餃子。
ほか、晩ご飯はジェルサラダ、アボカド&マグロ。

次の朝、町内会のヨガがお休みで
ママと浜辺でおにぎり。
T浜は9時には満席でK崎へ。
すごい人だけど、潮はわりときれい。凪。
今の時期にしては冷ため。
岩場ではいろんな色のベラほか、
小さい魚が泳いでいた。

正午前にいったん家に避難して、
午後にダーも来て、また泳ぐ。
寒くなって家に戻るとトンカツが待っていた。
シシトウ・ジャコ・トマトのサラダ、
焼きナス、青菜炒めも。ビールうまし。
ダーは滞在時間4時間だったけど満喫したみたい。
私もなんの予定もない日に急きょヨコスカに行って、
やっぱり良かった!今だけのいろんな今があった。

ふだん仕事から帰る時間までには東京に戻り、
猫たちにご飯。



モンチは少しバテ気味でよく寝る。
といっても起きれば目力強いし
何度も何度も流しにジャンプする。
殿とビーは変わりなくて
私が休みの日はうまく隙をついて
朝の散歩に出ている。
夜は夕涼み。

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台風の週末

2014年08月14日 | お散歩



フヨウが咲き始めた。

日曜、海は台風11号の外輪がかすってどこも赤旗。
長者が崎で足だけ水につけて、
森戸で橋の上から濁った水の上の方に
小アジ群、フグを見つけて、
七里ガ浜なめの江の島。
ウネリはだんだん大きくなっていた。

江の島は空気が満ち満ち。
緑が元気。葛の花がもう咲いてた。
近道ルートの途中、
リスがいた。
モユ柄のでっぷりニャンと、
仲良しの茶トラ、
クロシロ3匹はいつものところにいた。
岩場で風を浴びで、押し寄せる大ウネリ、
岩にぶつかってくだけちる波を見る。
美人ちゃんは、閉店中のお店の中にいた。

帰りの江の島~稲村で、
高波が次々打ち寄せていた。
アタマ余裕でオーバー!
サーファーも板持ってうろうろする人はいたけど
海に入ってる人はさすがにいない。

雨も降りだして、どんどん強くなり、
前も見えなくなり、
途中のカフェでお茶しつつ波見。
しばらくして少しずつ雨もウネリもおさまった。

お寺は暗くなっていて一の鳥居まで。
満ち満ち、そこらじゅうびしょ濡れ。
浅草へ。都内は道すいてる。涼しい風。

次の日、背中が痛い。
前回は右の背中だったのが今度は左。
台風のせい?
涼しくて寝てる間に猫がのっかったのか?
ストレッチもできないくらい痛かったけど
それはさておき、また海へ。

11号は日本を抜けたけど、
まだ風とウネリが残っていて、
長者が崎・由比ヶ浜は赤旗、
ほかは黄旗、初めて材木座に行った。
由比ヶ浜の隣のわりには、
ファミリーが多くてのどか。
場内アナウンスが、潮回りの説明つきで
オリジナリティのあるいい内容だった。

ウネリは低いけど、
「膝より深いところには行かないで下さい」と
ライフガードが一人一人に言ってまわっていた。
足のつくところで、ゴーグルをして波につっこむ。
頭から足先まで波の泡にもまれる。
(もまれるたびに、水着がとれてないか確認)

前に進んでるつもりが、
波に乗って浜辺の方に打ち寄せられる。
これが楽しくて、えんえん波にダイブ。
日がかげって風が冷たくなるまで。

風が強くて砂が舞ってごろんはできず、
山へ。上まで。
ヒグラシ、アブラ、ツクツク。
濃い赤ピンクの夕焼け空。
風が少し乾いた。

帰り道、出たてのスーパームーンが
流れる雲に透けていた。
雲は黄色に染まった。 

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夏の美術館

2014年08月14日 | 日々のこと

台風11号が日本上陸して、
端っこがかするだけの関東も涼しい風が吹いて、
しぜんと美術館に足が向いた。

「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」

in世田谷美術館。
砧公園も、行くまでの道も台風の湿気で
緑の匂いが濃い。蝉時雨。

浮世絵と、日本びいきの印象派画家たちの絵。
浮世絵はあまり興味なかったけど、
広重の風景の構図と色には見とれた。
フランスで広重ブルーと呼ばれてる藍色。



殿そっくりのニャンコの絵。

殿が江戸の風景の中に生きてるようで、萌え。

クロード・モネ 《ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)》 1876年
1951 Purchase Fund 56.147

大きくてド派手な絵。
着物の柄の武士がやけに立体的で存在感。



フィンセント・ファン・ゴッホ 《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》 1889年
Bequest of John T. Spaulding 48.548

緑に緑に緑を合わせても全部の色が生きてる。
どぎつい背景に、まったく負けてないお婆さん。



エドヴァルド・ムンク 《夏の夜の夢(声)》 1893年

Ernest Wadsworth Longfellow Fund 59.301

ムンク、夏の絵。

ほか、マティスの淡いピンクの花の絵、
平面をコラージュしたような背景が
小津の映画みたいだった。色もきれい。

富嶽百景に影響を受けて
時化の海を描くのが流行ったそうだけど、
やっぱりオリジナルにはかなわない。
ターナーにもかなわない。
でも、海の絵は見ていて楽しい。



相当でかい台風の日だなぁ、としみじみ。

モネの積み葉や庭の橋、睡蓮の絵もあった。
台風のせいか、お盆のせいか、
人が少なくてゆったり見れた。

美術館はクーラーがききすぎで冷え切ってしまい、
見終えてから急いで外に出ると、
外もウソのよーに涼しい風。
ニャンが1匹、ご飯をもらっていた。

帰りに久々のとん茶、うまし!!

フタコに戻ると、Eちゃんが来てたので
河原で夕涼み、にしては寒過ぎる。
いつもなら花火大会が終わる頃に吹く風が吹いていた。
時々魚の跳ねる音。コウモリ飛び交う。

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海はつきない

2014年08月06日 | お散歩



どんどん咲くフロックス



にゃつだぜ!

逗子海岸が酒禁止になって、
その分由比ヶ浜に人が溢れかえっている。

葉山はまぁ平和だけど、
はなれ岩周りで泳いでいたら、
男女10・10くらいの若者の団体がきて、
岩にあがる登り口の前で
いつまでもワチャワチャしていた。

台風12号の影響で強風、黄旗、風波も少々。
潮はきれいだけど、細かい水泡で濁り、
流れが速い。
岩まわりに大きいきれいなボーダー柄の
たぶんイサキがいてマークしてると、
潮に流されて岩にぶつかりそうになる。
小さいタナゴたちも水中で流されていた。
ボラは底の方に避難してたらしい。

一度休みたかったので、
ニシキベラ一家を眺めつつ、
登り口があくのを待ってやっと岩に上がると、
団体さんがパニックみたいになって騒いでいる。
「流れ速い!」「戻ろーぜ!」「さみー!」「ヤベー!」
はなれ岩まわりは水深2m以上ある。
来たはいいけど戻るのが怖くなってるらしい。
蒼白になって動けなくなってる男もいる。

太陽が雲に隠れると、
強い風の吹く岩の上はかなり涼しい。

団体さんは岩の中心部に固まって立っていて、
私とCのお気に入り斜面は空いてたので、
ごろんとして岩で暖をとる。
はなれ岩では今年初、フナムシ。
私とCの目線には水着女子の尻が並び、
(だらしねーケツ)
(若けりゃいいってもんじゃねーな)

岩から身を乗り出して海を見ると、
細長い、ニョロニョロした、透明感のある水色の、
ウツボの幼魚か、ヤガラの幼魚か、
初めて見る子が泳いでいた。
「C-!あそこ!」
「何だろ!初めてだ!」
「キレイ!」
ライフガードが来て蒼白男を救出。
それを見てる団体さんは、みんな笑っている(たぶん恐怖で)。
ガード「笑ってっけど連れてきたのあんた達でしょ!」
笑いはピタッと止む。
「うなぎかぁ?」
「口デカ!うなぎじゃなくない?」
「あんなの水中で会ったらコワイ!」

ガード「みんな自己責任で遊んでるんだからね!」
黙る団体。
「ウツボの稚魚じゃね?」
「あっちに行った」

「潮の流れに逆らってる」
「群いるかなぁ」
すっかりテンション下がって岩を去る団体さん。
「若気の至りだね」
「どこ大?」「R大?」「ありうる」
「あの頃は私たちもバカだったけどねー」
「一軍のバカだったけどね」
「団体行動はしなかった」
「おれは行かないって言えないんだ」
「ラインでつながってるから(ライン誤解)」
団体さんはその後、誰一人海に入らなかった。

神奈川の海ナメンナ!(瀬文風に)
泳ぐなら、お酒禁止は当たり前だ。

風が強くて、浜辺にいると砂が目に入って痛い。
次の日、耳から砂が出てきたり、
洗濯物が砂だらけになったり、
それもまたよし。夏だし、海だし。

富士山がまたくっきり。
明るいうちにお寺について、上まで。
いい風。体と外の境界がなくなる。
木々のざわめき、
ミンミン、ヒグラシ、アブラ、クマゼミ。
ツクツク練習中?
鳥居に戻ったところで、また風。

上弦前日の月、すぐ上に土星。

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もう?

2014年08月06日 | 日々のこと



フレンチレース



あちゅい~

道が混んでてCはうちまで5時間かかって、
海についたらもう5時前。
台風12号のウネリ少々、濁る。
はなれ岩の上に、帽子のマダムがいた。
潮はぬるくて、はなれ岩岩周りも濁っていて、
ベラ、黒っぽい小さい一家、
20㎝くらいの青い子がやっと見えた。
浮き輪を岩から落とした子がいて、
落ちた浮き輪は人には追えないスピードで
岩から遠ざかってしまった。
(次の日も同じことがあった)

寒くなりそうなので、岩に上がらず戻る。

浅瀬に戻って泳いでたらチクッと、
指先にシャラッと、奴らが来た。
次の日、監視所に行って聞いてみたら、
「クラゲ?もう全然いますよ!
この辺はアンドンが多いです!」早い。
富士山がくっきり見えた。
裾野まで黒々と。それも早い。

日が落ちてからお寺につくと、雅楽の音。
蓮の匂い。
先週の「スズメか!」の人がいて、
一の鳥居の奥で離れてすれ違って、
境内のベンチでストレッチしてると前を通った。
駐車場に戻るとお坊さんが来た。
「よく会いますね」というその人が、
「スズメか!」の人だった。
若衆と話してたときの威勢はなく、
柔和なお坊さんだった。
「いつでもいらしてください」とお墨付きをいただいた。

上弦2日前の月、すぐ下に火星。

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日帰りヨコスカⅡ

2014年08月06日 | お散歩



Clematis 'Arabella'



The Lark Ascending

午後イチでヨコスカへ。
台風12号で珍しくウネリ気味。
T浜で泳いで浮かぶ
潮も濁って深いと何も見えなくて、
浅いところで水中を見ていてアカエイ発見!
直径10センチもない小さい子だけど、
シッポには猛毒があるらしい。
「そこにアカエイがいるよ!気をつけて」
とダーにいったら
側にいた子どもたちも散った。
怖いので、離れたところに移動して泳ぐ。
浅瀬の岩の上にベラ、小さいタナゴ。
ミニテントが快適。
ちょっと休むと、
ダーも「泳ぐ?」と食い気味。

K崎に行く途中で、初ツクツク。
切なさがこみあげた。もうそんな。
K崎も濁って海藻だらけ。

家に帰ってママのご飯。
肉じゃが、春巻き、タコメシ、桃。
海上がりのママのご飯の美味しいこと。
幸せ。
ママはバテていた。
今年はなぜか全部白かったという
白ゴーヤをお土産にもらう。
(後日チャンプルにしてめちゃうま!)

パパは仕事。
数日後、パパはママと間違えて私に
「これからタクシーで帰るよー」と電話してきた。
久々に声きいたけど、ご機嫌そうだった。

お庭はサンゴジュがなくなったせいか
スッキリしていた。

帰りの京急の窓、堀之内~中央のあたりで
花火が大きく見えた。音もすごい。
見に行きたかったけど車窓花火で満足。
ダーと二人で出かけた日は、
9時までに帰るルール。
猫たちが待ってるから。

帰ると猫たちはご飯を一気食いして
揃って吐いてしまった。
少しずつあげるべきだった!と猛反省。

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8月

2014年08月05日 | 猫トーク



モンチのお気に入り、扇風機の台



朝、窓辺にいたハエを外に出そうと網戸をちょっと開けたら、
殿とビーが庭に飛び出して、
隣りの庭でうろうろしてからすぐ家の庭に戻り、
ビーは木陰でうずくまっていた。暑そうに。
とっとと部屋に戻ればいいのに、
意地をはってるように見える。
シーバの小袋を振ると、すぐ出てくる。
殿もすぐに気がすんで戻って来た。

次の日も洗濯物の出し入れ中に殿が脱走、
ビーはキャットタワーから、
かがんでる私の背中を踏み越えて脱走。
暑くてすぐに戻ってきた。

ビーは仰向けで寝てる私のハラムネに乗り上げるブーム続く。
お口の匂いをかげる距離、いい匂い。

ビーをだっこして庭のイスに座ってる時、
ダーがモンチをつれてきて、庭に下ろして、
猫草を食べさせていた。
狭い庭なので、ビーの視界にモンチが入りっぱなし。
ビーはモンチをずっと見てるうちにシャー心が止まらなくなり、
モンチを見て「シャー」
ダーがモンチを部屋に戻した後も、
私を見上げて「シャー」×2
ビーに「シャー」なんていわれた記憶のない私は、
ショックながらも新鮮。
「ビーったら、私に2回もシャーって言って~」と
次の日までひきずった。嬉しそうに。

殿はいい子で、「殿で困ることってないよね」
「殿!ってどなったことあったっけ?」
夜、殿は私のいるベッドにそっと来て、
ぶふふふふふん、と体を鳴らしている。
誰かの足音がきこえると、サッとドアの方を見る。
ずっとそうしてるわけではなく、
そのうち気がすむのか、飽きるのか、
窓際のダンボールに戻る。
明け方、私のスネに巻きついてることもある。
殿のマネしてモンチも巻きついていて、
足がやけにフワフワして目が覚める。

猛暑が来るとビーが家出した夏を思い出すけど、
ビーもこの暑さで思い出したりするだろうか。
夏のお外で、ネズミや虫を追いかけて、
木陰で涼みつつ、遊んでるうちに帰り途が分からなくなって、
お腹すかしてさまよった暑い日々を。
帰ってきてから12年、この夏もここにいてくれる。



目の上を 虫にさされて お岩にゃん(一句)

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