なぎのあとさき

日記です。

秋バラの季節

2015年10月31日 | 日々のこと



ビー、もう帰ろ!



かえらにゃーい

殿ビーは元気でありがたい日々。
気温でこうも違うのか、と思うほど、
夏の間つれなかった二人は、
私がベッドに行くとすぐに来て、
顔周りにくっつく。

今週の海は、ついたのが夕方で、
寒くて、足をつけただけ。
潮温がピークをすぎて、冷たかった。
岩に大きなサギが止まってて、
マリリンは別の小さい岩の上にいた。
魚はよく跳ねた。
江の島に行って、プールと温泉。
上がって急いで帰って餃子作って食べた。

仕事の打合せで行った先で、
ふだん衣装&メイク姿しかみたことない
プリンシパルKさんが、たまたまいて、
私服姿に木漏れ日が。美しかった。

横浜へ。元町から港の見える丘公園、
秋バラが見事に満開。
外人墓地から中華街に出て、
豚まんとゴマ団子、
山下公園でビールとともに。
潮は澄んできれいだった。
久しぶりに大桟橋に行ったら、
日がさした。そんなに寒くもない。
イワシの群がいて、カモメが狙ってた。
桜木町まで歩いて、
飲み屋通りをチェックしてたら日が落ちた。
O町でおそば、またビール。

Dちゃんは一度外に出たら味をしめて
あの手この手で窓を開けようとする。
とてもかちこい子。

キース・へリングの絵本を
本棚に飾ろうとしたら本棚の裏に落ちてしまい、
本棚をどかすのがものすごい大変だった。
ビーは楽しそうにその様子を見守っていて、
中の本を出して本棚をずらすやいなや、
隙間に入り込んだ。

今度はプールのサウナで25歳の子に声をかけられ、
連絡先をきかれ、
「既婚です」「じゃあ大丈夫です」
(ノーメイクでも30代前半ですって)

ビーはモンチの分まで殿にくっついて、
殿はほんとーにモテる。
「おれのモテる理由(わけ)」とか本でも出せばいいのに。

いつもより早い時間に目がさめたら、
夢にモンチがいた感じがありありと残っていた。
内容は思い出せなかったけど、
夢によく遊びにきてくれてる気がする。
神棚には絵本やCくんのくれた猫の本や
写真も増やして、賑やかな空間に。
庭に咲いたクイーンエリザベスのお花も飾って、
すごくきれい。

コメント

no intelligence,no romantic

2015年10月31日 | 日々のこと

オリオン座流星群のあたりは
毎日夜になると曇って、
夜ピクした日も星は見えなかった。

少し後の満月は、大きかった。
木枯らし1号が吹いたらしいけど、
うちの庭には吹かなかった。
そよそよした風が吹いて、日中は暖かかった。

上野へ、お腹が減って、
マックでポテト&ナゲット、
ビールも買って公園へ。
桜の紅葉すすむ。
都美術館のモネ展。

文化村で見た風景画の誕生の頃、
背景扱いされてた風景が、
ブーダンやドラクロワ、それにターナーを経て、
ついにモネに見出され、主役に躍り出て、
一気にピークに到達。
ひきこもるというには広くて豪華な庭で、
同じ睡蓮や柳や日本の橋の絵を、
何枚も何枚も描いたモネのやり方も、
風景、自然に対する愛情がすごくて、
なんだかリスペクトだった。
初めてみたクレマチスの絵、よかった。

印象派ってひとくくりにされるけど、
モネとマネとドガは全然違う。
オーギュストはともかく。

「ミッドナイト・イン・パリ」
にもマルモッタン美術館が出て来た。
今はいない芸術家たちの集うカフェは、
私が想像してた天の国みたいだった。
拒絶の心理、とか、
フォークナーの言葉とか、
このところひっかかってたり
考えてたことが次々出て来た。
no intelligence,no romantic
知性はすべてを凌駕する。
ウッディ・アレンはさすが。

コメント

ラブリー・マリリン

2015年10月23日 | お散歩

葉山に向かっていると、
前に赤のオープンに男二人、
何度かふり返ってはどや顔。
いつもの駐車場に行ったら、
下の駐車場は満車、上の駐車場は
オープン車関連のイベントで貸切で車が止められず、
凪で快晴ですぐにでも海に入りたいのに入れなくて、
ぶーぶー※いいながら隣りの海岸に移動。

少し歩いて、いつもの岩まで泳ぐ。
潮温は、少し下がったけど、ウエット着てまだいける。
8月ぶりに会った赤パンは、海パン一丁だった。

アンドンはいっぱいいるけど、
弱ってるらしくて、地元の人いわく、
もう刺されても痛くないらしい。
グローブなくても気にせずいけた。

潮はちょっと濁ってて、魚影は少なく、
岩周りにベラやタナゴ、いつものオヤビッチャ二人、
すこし大きくなったメジナ。
岩の定位置にマリリンがいて、
泳ぎながら、「マリリン!」と声をかけたら、
片足を上げる。
Cと、何度呼んでも、片足を上げてくれる。
おしゃまな子。
マリリンはカモメだと思ってたけど、ウミネコかもしれない。
ミャオミャオ鳴いてたそう。

岩に上がって日に当たる。
赤パンが人生トーク。

岩からおりてすぐの岩で、
今年初めて、やっと、明るいネオンブルーの
ルリスズメに会えた。
1匹だけで泳いでた、かわいい。
今年は黒潮が弱かったのかなぁ。
明るいオレンジ白のチョウチョウウオも一人でいた。

上がって、隣の浜に戻って、
着替えたりしてたら、
大きいフグが打ち上がって、
ころころ転がっていた。

生きてたので、Cが海の方に戻したら、
なぜか浜の方に来て、またころころ転がる。
何度か戻したら、やっと沖に向かった。
凪の水面のあちこちに
小さい魚の群がいて、
何度もいっせいに、ピチンと跳ねる魚花火。
たまに大きいのも跳ねた。
富士山は見えず。夕陽がとってもきれいで、
森戸の神社に寄ったら、日が沈んでた。
神社入口の、いい風情だった民家が更地に。

お寺の、サザンカの生け垣、
クマザサも更地になってた。



「貸し切ってんじゃねえよ」
「カネにものいわせやがって」
「よっぽど×××に自信ねーんだろーな!」
「間違いねえ!」
スッと小指を立てるC。
「つーか、×たねーか」
「いや、容積がない分(以下略)」

コメント

十月半ば

2015年10月19日 | 日々のこと

ビーと殿がくっついて団子眠りするようになった。
明け方、ビーがベッドの下からジャンプして、
私の上に着地して、
髪の生え際をすごい勢いでフミフミ。
前足の爪にパスタを巻くみたいに髪をからめて、
フミフミ。痛いけど、
かわいすぎてもはや痛さもうれしい。
殿は私の下っぱらを、優しくフミフミ。

遅れたせいか、いつもより鐘が重かった。
Kちゃんちにちょっと寄って、
柿を食べたりしてかから、
文京のホールにむかう途中、
銀座で三田線乗り場がわからず
10センチヒールで走りまわって力つきた。
牧神はコンテンポラリーダンスで、
ドビュッシーの曲もよかった。短い演目。
ラギさんの体、動くたび美しい。
ジゼルは、色男のアルブレヒト役に
K地さんがまたぴったりはまっていた。
ラギさんはヒラリオン役、
2幕のダンス、良かった。

晴れの土曜日は、河原を散歩して、
マック買って日向ぼっこ。
晩ご飯は鍋。

猫の絵本が届いた。
刷り出しで見た時は涙が出たけど、
ベッドの上でゆっくりじっくり読んだら
楽しくなってきた。絵も、文章も。
今の私に絶妙なタイミングの絵本で、
うれしかった。さすが。
モンチの神棚に飾った。
月命日には季節はずれのデルフィニウムを飾った。

シジュウカラにつづいて、
ヒタキも庭にくるようになった。
明るいグリーンの芋虫をくわえて、
ちゅるんとひと口で飲み込んだ。

スーパーの帰りに家のそばで、
きんに君に声をかけられた。
「既婚です」「自分も既婚者です」
4色指定でいうと、
C0、M50、Y100、K100
(知性、見た目、やる気、筋肉)
仕上がりはリッチブラック(くだらない)

O町の神社のお祭り、
ビール飲みつつお神輿を眺めた。
さすがのガラの悪さで盛り上がってた。
夕暮れ、西大井の方まで散歩。
途中のお稲荷さんに、すごく古そうな岩があった。

「恋のロンドン協奏曲」
ダメダメな大人たちのあるある群像劇。
ナオミ・ワッツ夫婦がちょうど同年代夫婦、
その親たちも、仕事仲間も、
みんな恋をしていて、
ろくなことがなくても、楽しい。
ウディ・アレンはやっぱり面白い!

コメント

初冠雪

2015年10月14日 | お散歩



いい天気、ビーを抱っこして庭の椅子に座ってたら、

物干しの上に乗って、日陰に入りたがった。
殿はお散歩。

夢に久々に大竹が出てきたけど
なかなか鐘がわれなくて、モヤモヤしたまま海へ。

高速は、黄色い奴らが不穏な気配を撒きちらしていた。
富士山の上の方が少し、白くなった。
葉山の駐車場で、甘い花の匂い。
何の花か分からなかったけど。
時化が残っていて、潮は濁り、足場も悪くて、
いったん水着になって腰まで入ったものの、
別の海に移動することに。
連休中なので道が混んでいて、
Cと私は悪態つきっぱなし。

3時くらいに逗子についた。
陽射し強いけど風があってラッシュ1枚、
下は水着でゆっくり入って、

泳いで、浮かんで、上がってごろん。
魚影もクラゲもなし。
ウインドとパドルが多かったけど、
私以外にも水着で泳いでる人もいた。外国人だけど。
上がると砂はどんどん乾く。

お寺は、鳥居につく頃に暗くなった。
何かの式典前の気配。
焚き火の匂いがユーフーを感じさせた。
前に会ったおばさん曰く、
夏野菜はのきなみダメで、
ナスが4本、キュウリ数本しかとれなかったそう。
西の低い空に、蠍座と土星が並んでいて、
射手座も見えた。
ほかの惑星は今は太陽に近くて、
明け方の空に揃ってるらしい。

東京に戻り、インド人の店でカレーを買って、
家に帰って、やっと鐘がわれた。

コメント

帰去来

2015年10月11日 | 日々のこと

横浜美術館で蔡國強。パパママ、ダーと。
白磁を火薬で爆発した大きい作品は、
死の世界に通じてる感じがした。

すごい数のオオカミのインスタレーションは、
見る場所によって見え方が違って、
向かってくるオオカミたちの顔が見える位置に立ったり、
空を駆けるオオカミたちの下に入って見上げたり。
みんなすごいかわいいし、夢の中にいるみたいだった。
オオカミは写真でみて想像してた以上に大きくて、
みんなそれぞれ違う顔、ポーズ、毛の色もいろいろ。

美術館の前の広場が工事中。

曇り空のもと、中華街まで歩く。
ママは函館から戻ったばかりでお疲れみたいだった。
せっかくチケットも用意して一緒にみても、
パパもママも、よかったとも何ともいわない。
ママに「どうだった?」ときいたら
「度肝ぬかれた」っていってたけど。

やけに人は多いと思ったら、
オクトーバーフェスをやってた。
象の鼻パークでビール、軍艦みたいな客船があった。
そこでやっと雲がわれて、日が射した。
山下公園の端っこで一服、
海はけっこう澄み。
中華街のお気に入り店が9月で閉店してて、
別の店に入ったら、ハズレ!
焼き栗の匂いが、ユーフーを感じさせた。

とっとと帰って、豚まん食べて、
キングオブコント、猫侍。
猫侍の猫のめっちゃかわいい時の顔、
ダ「モンチだ」
あの子も相当な美人ちゃんだけどね、
やっぱりモンチにはかなわないな。

コメント

思えば初のふれあい

2015年10月08日 | 日々のこと

庭は緑がきれい。
オルラヤの種をまいたけど、遅かったか?

上野に行って、池の周りを歩いてたら
スズメがたくさんとまって、
ミヨミヨいってる木があって、
木の前のベンチに座ったおじさんの手に、
スズメが何羽も集まっていた。
「すごーい!」とか言ってたら、
おじさんが私の手にもお米を入れてくれて、
私も手を高く伸ばしてみたら、
手のひらにスズメが5羽くらいとまり、
お米をついばんでいた。
入れ替わりたちかわり、飛んでくる。
スズメの羽ばたきも、爪のタッチも、
軽いこと。トンビと大違い。

散歩しててふとモンチのことを考えてると、
スズメが舞い降りて来て、
モンチに似てる!モンチかな?って思ってたけど、
手乗りスズメたちを近くで見ると、
顔はそんなに似てなかった。

上野は春に来て以来で、
池には花後の蓮の大きい葉。
池周りのところどころで、
コイやカモ、カメもおじさんたちにご飯をもらっていた。

桜の木は、緑の葉に黄色や赤い葉っぱが混ざって
とてもきれい。
夾竹桃がまだ咲いてた。

公園出たとこの喫茶店で黒糖ミルクコーヒー。
友人に待たされて、イライラした。
ずっと早回しだった鐘が、ここにきて
なかなか割れなかったせいもあると思うけど、
待つくらいなら、家で猫たちといたい。

うすら寒い日が多くなってきたし、
季節ウツにひっかからないよう、
オーガニックハチミツとオレンジの香りの
ボディクリームを購入。

 

コメント

おかえりー

2015年10月07日 | 猫トーク

日焼けが残ってて白以外着れない。
H&Mの丸首カットソーと無印のVネックカットソーが
気に入って、しばらくそればっかりで過ごすつもり。
髪は傷んでた部分切ってからラク。

Dちゃんが脱走した、というので、
探すの手伝いに行ったら、
私が到着する2分前に戻って来た。
27時間くらいの家出、
引っ越したばかりだったので心配だったけど、
ちゃんと自分のお家は分かってたみたい。

人見知りのCちゃんが自分から私の腹に乗って、
ごろんごろんして甘えた、めちゃかわいかった。
Dちゃんは家出の後は満足そうだった。

ビーの家出で培った猫探しマニュアルを
いろいろ思い出した。
14日間あの手この手でビーを探したけど、
私のつくした手とは関係なく、
自力で帰って来たもんね、ビーは。

ビーと殿はその日も外に出た。いい天気。
仕事に行く時間が迫っても殿が戻らなくて、
「お願いします!」といつものように念じたら、
家を出る5分前に隣の庭まで戻って、
(あと5分あるやん)と、余裕をかましてまどろむ殿を、
捕まえて家に入れた。

「シェフ」
すごい面白かった!!
子どもかわいいし、音楽もいいし、
女の人美人だし、お料理も美味しそう。
助手がいいやつ!

コメント

沈丁花

2015年10月05日 | 日々のこと

9月の半ばくらいまで、
アホみたいに降りつづけた雨の後で、
庭の沈丁花の元気がなくなり、
そのまま枯れようとしている。
モンチを追って行ったのかな。
沈丁花の花が咲くといつも、
モンチをだっこして花の上につれていった。
沈丁花の咲く早春にはミツバチがいない。
ミツバチに憧れてた沈丁花は、
たまに庭に出て来るミツバチモンチのことが
大好きだったのかもしれない。
きっと天国のモンチの周りで、
沈丁花がいつも咲いてる。

サンマを焼いてる間、
「ニャー!ニャー!」と台所を見上げて鳴いてたビーは、
サンマをグリルから出すと、
私が運ぶより先にテーブルへ。
(ちゃあ焼けた焼けた!
ビーのちゃんま、たべようか!!)
さあ食べようと、お箸をつけた瞬間、
左上の方でモンチの「ニャ!」という声が聞こえた。
サンマありがとう!!

マンションの自転車置き場が、
やっと下の台にしてもらえて、
すっごいラクになった。

土曜は河原でEちゃんとお茶。
いい天気で、海に行けばよかったねえ、
とかいいながら、だらだら。
急に作った洋梨のコンフィが、
思った以上においしかった。

日曜もいい天気、河原に出たら暑くて、
急遽ダーとピクることにして、
いろいろ用意して、
夕方に河原に出て飲み食いしてたら
太陽が雲に隠れて急激に寒くなった。

で、月曜はやっと海行けたけど、
ついたら5時。遅いので由比ヶ浜。
暗くなりかかる海。
底の方に、イワシみたいな魚の魚影。

行きの高速、
黄色いのが一気に出ちゃったよー。

 

コメント

高尾山へ

2015年10月02日 | お散歩

高尾山に行こうと、
なぜか三人から誘われていて、
私は今ひとつ乗り気じゃなかったけど行くことに。
それも雨予報の日。

行きは初めての道で、
初めてゴンドラもリフトもなしで上った。
平日で人が少なくて、いい道だった。
ちょっときつかったけど。
紅葉はまだで、夏の緑だった。
土はぬかるんでたけど、滑るほどでもない。
途中で会った女の人は、
山のベテラン風の荷物しょってて、
「もうすぐ降るわよ」といって、
そのすぐ後、頂上についたら雨が降って来た。
頂上には、遠足なのか、子どもの団体がいて
はしゃいでいた。
屋根のあるベンチでおにぎりとゆで玉子、
その後すぐ下山。
下山中は、雨はたまにぱらつく程度。
途中で滝とせせらぎを見た。いい道。
名前が分からないけど、花も咲いてた。
ふもとでお蕎麦とビール。

帰り途、駅から家に歩く途中の雨が
一番ひどくて、心底雨がいやだった。
なるべく、雨を嫌わないように、
雨のいいところをクローズアップして生きてきたけど、
今年は梅雨から雨があまりにも多くて、
雨のいいところなんて軽く飲み込まれる大増水。
もうええわ!


 

コメント