ベンチの隙間から顔を出すツワブキ
麻紐で手作りおもちゃを作ったら
ビーもよく走って遊んで
久々、前足をハの字に広げてジャンプ!
かわいいんだ!
殿もモンチもよく遊ぶ。
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11月後半、いい天気、ヨコスカへ。
潮はよく澄んで
子フグがいっぱいいて
砂浜にも来ていた。
橋の上からはイワシらしき大群が
淡い青緑に光っていた。
メジナらしき魚の群も。
イソギクが満開で蜂蜜の匂い!
猫公園には冬に向けて
まるく太った猫たち。
といってもヨコスカはやっぱり暖かい。
タモクラ効果か、観光客みたいな人多数。
「この道はどこに出るんですか?」
どこだっていーべ!
温泉&岩盤浴の後、
ビールも何でも美味しくて
夜はぐっすり。
次の日、11時から山へ。
山に入る手前の丘の上のベンチから、
遠くにキラキラの海。
枝の先に咲く、梅みたいな形の桜。
花びら丸いけど、咲き方は桜だった。
山に入ると西も東も分からなくなって
道の右にも左にも遠くに海が見えて、
めちゃめちゃ気分が良い。
果樹の森から神社に降りて
お参りと水琴を聞いて、
海に出て岩場に座って
目の前に眩しい海を見ながら
ママが用意してくれた
おにぎり、レンコン天ぷら。
長い黄色い嘴の黒い鳥が
せっせと渡っていた。
岩場に小魚の大群。
浜に出てじゃぶじゃぶ水に入る。
また山に入ると、近くでゲタゲタの音。
見ると、リスが木の幹を走り降りていた。
やっぱりリスだったのか。
見晴らし台に行く途中にあの兄猫がいて、
落ち葉を踏んで大きな音をたてて歩いていた。
子猫みたいなキョトンとした目は変わらないけど
大きくなって、逞しくなったように見える。
カニカマをあげても匂いを嗅ぐだけで食べなくて、
一緒にいた茶トラちゃんがぜんぶ食べた。
お友だち、できたのね。
見晴らし台にはジュウガツザクラらしき大木があって
高いところに小さいピンクの花が咲いていた。
丘の日向でごろん。
本は「うるわしき日々」
次の日、鎌倉に向かう途中の山が紅葉していた。
桜の紅葉がピンクがかっていてきれい。
由比ヶ浜は風波、潮澄み。
膝くらいまで水に入る。
チン、とした冷たさの後
すぐにその向こう側へ。
ヨガもやってすっきり。
妖精さん復帰、
やたら喋るようになった。
雨が降り出し、
お寺は傘さして上まで。
雨の匂い。
たまに見かける狐のおじさんがいた、
と思ったら、Cは
お婆さんだった、と言う。
狐の夫婦なのか。
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「稲妻」
音楽と風景が、
一瞬で感情を変える。
粂子かわいい。涙。
成瀬の映画で一番好き。
「娘・妻・母」
逃げ足の速い大介。
原節子のゆるぎない女帝ぶり。
かわい子ちゃん(仲代)をたぶらかしつつ、
京都のボンに母付で嫁ぐことに決める
36歳・未亡人。
保険金なんて、みんなにくれてやるわ。
大介と同じく映画的特権か。
彼女に勝てるのは笠しかいない。
ラストシーンがとてもいい。
「乱れ雲」
海で泳げない季節、
「ボート欲しいよねぇ」
「あたしたち加山に向かってる?」
加山はこの頃から加山だった。
「ぼかぁ、夏が好きです!」
司葉子が勤める旅館の女将が森光子で、
大介はまたしてもジゴロ。妻子持ちの。
大介が行方不明になって、
えええ~??と思ったあとで、
シレッと画面に現れるのがいい。
「乱れる」
続けて加山もの。
ラスト近くの、電車のシーン。
だんだん、近づいていく二人。