最近はまれる国産ドラマがめっきりないので、
昭和版「白い巨塔」を見た。
序盤は、伸郎と明蝶さんの圧倒的存在感、
喜和子の観音様みたいな愛人ぶりに感服。
教授選挙が始まるあたりから、
里見総受け展開に萌え!妄想入ります!
苦手な方はご遠慮ください。
萌えポイント1
「あんな青臭いやつに負けてたまるか!」
プライドの高い財前教授と天然の里見先生は、
ベジータと悟空さながら。
この二人がもちろん王道。
最終回には、もはやメロメロの財前教授。
かわいすぎです。
2ショットで話したあと、お手紙まで。
何かにつけ、「里見のやつう~」
という五郎ちゃんだけど、
安田さんの家族にお礼をいわれて、
ふわっと微笑みながら、
里見先生のセリフを思い出すシーンは、
ラブリー極まりない。
裁判中の不安げな五郎ちゃんもキュート。
「向こうの弁護士、勉強してきたな~」のときの顔!
萌えポイント2
「先生のためですわ…」
世間しらずのお嬢様の道ならぬ恋。
ノーマルカプ派の私には
一番の萌えどころ。
ハンカチをポケットに入れっぱなしたり
無邪気にお茶に誘ったりする
里見先生の天然ぶりに萌え!
「だいて」
「さえ子さん!」
財前教授が、もうちょっと遅れてきてくれたら!!!
「里見くん!これは、失敬!
青臭くて成長が止まったやつだと思っていたが…
君もただの男だね。ハッハッハッハッ」
(補完その1)
財前君を診察した後、
里見先生が帰ろうとすると、
帰ったはずのさえ子が診察室のドアを開ける。
「さえ子さん!
まだいらっしゃったんですか」
うつむいたままのさえ子。
「実は財前君があまり良くないんですよ。
心配だな」
そんなの関係ない、といわんばかりの佐枝子、
「せんせ…
今夜は帰りたくないんです…」
「いけません、さえ子さん!
いけま…」
(補完その2)
佐枝子が決死の覚悟で
里見先生を諦めたにもかかわらず、
財前君の執刀を東教授に頼むため、
のこのこと東家にやってきた里見先生。
「では東先生、財前君の件、
宜しくお願いします」
「ああ、わかったよ」
東家を出て歩き出す里見を、
追いかけてくる佐枝子。
「さえ子さん!」
「残酷ですわ。
また私の前に姿を現すなんて…」
「さえ子さん!」
「先生!
今日だけは、みちよさんのところに帰らないでください」
「さえ子さん!」
「お父様なら…見てみぬふりをしてくれますわ」
「さえ子さん!」
「先生!」
「いけません、さえ子さん!
いけま…」
(パラレル)
「先生、今日は実験が成功しましたのね」
「ああ、そうなんですよ。
でもどうして、あなたにそんなことがわかるんですか?」
「うふふ…実験がうまくいった日の先生って素敵ですわ」
「さえ子さん!」
ハイ、妄想終了。
萌えポイント3
「どこまでも先生についていきます!」
腐女子に配慮したかのようなキャラ、谷山くん。
里見先生とのドライブデートのシーンは、
この二人らしく、やたらと爽やか!
萌えポイント4
「先生は診てくれんのか」
農家のおばあちゃんまでも、
里見先生のとりこに!
最後、車を追いかけてお見送りするシーンはよかったねぇ。
面白キャラ1 おいしい東教授
自分の手を汚さずに、
常においしいところを持っていく東教授。
最終回も、特に何もしてないのに、
「さすが東教授、見事なメスさばきでした」
娘の気持ちを知りながら、
里見先生に余計なことをいう東教授。
なんだか全て面白半分な感じが、
伸郎をおいてほかにないキャラだった。
面白キャラ2 モラトリアム柳原
ずっと挙動不審な表情の柳原くんが、
女がからんだとたんニヤけだしたのでびっくり。
爽やかボーイ谷山くんと対照的な悶々ボーイ。
面白キャラ3 さやか
2審の決めてになる婦長さん、
青木さやか似。
面白キャラ4 さやかの旦那
かん高い大阪弁。かっこいい。
面白キャラ5 安田さん
登場シーン怖かった。
ゴリ似。
面白キャラ6 関口弁護士
ここで柳原が白にとびこむ、
裁判官すべて白に変わる、次は
大事な大事なアタックチャーンス!
原作も読んでないし平成版は見てないけど、
財前五郎を地でいく田宮を越える人は、
いないと思う。
でもあえて、リメイクするなら、
財前・トヨエツ、里見・照之で、
どうですか?