蕾の秒読みが始まった。
蕾の状態でも見とれるほどきれい。
これはフレンチレース。
春の花にしては、随分ピンク色が出てる。
マルゴズシスター。
雨でたおれても、
天気がいい日が2日も続けば、
まっすぐ上を向いてくれる。
コンテドシャンパーニュ。
色もだけど、形もパルフェ。
そして今年も立派なエリザベス。
クレマチスのつるが、
噴出すように伸びてくる。
上の方には蕾もつき始めた。
殿ちんは、
ほかの猫がポンポンされてると、
寝ていても起きて割り込んでくる。
ダーと私の間の空間は、
俺様スポットと決めている殿。
そこにビーが入り込んでごろんすると、
殿はいてもたってもいられなくなり、
眉間にしわを寄せながら隙間に来て、
ビーの首をなめてあげると見せかけて、噛む。
あまりに器が小さいので、
おしゃれ小鉢とかいわれている。
俺を一番にもてはやすのだ!
ビーはビーで、
殿ちんが甘えモードになってるとこに、
わざわざのり込んできて、
殿のプライドを逆なでしていく。
ビーはやりたいことをするだけなので、
器は小さくも大きくもない。
あたちはそんなんどーでもいーよ!
ヒトはヒト、あたちはあたち。
さあ、ポンポンちて!
モンチは一番器が大きい。
殿も、モンチとはりあうのはアホらしいみたいで、
モンチにムキになることはめったにない。
殿ちん、カメラを向けたら何気に顔を作ってくれた。
昨日は殿ちんが久しぶりに脱走。
隣の庭に行って、
植えてある草をパクパク食べていた。
若い奥さんなので、
うちは大丈夫ですよ~、といってくれてホッとする。
ずっと名前を優しく呼んでいたので、
殿は散歩しつつも、声に後ろ髪をひかれる様子。
少しもったいぶった後、
バラの蕾に顔を寄せたりしながら、
悠々と戻ってきた。お美しい。
初夏の陽射しに当たって、
モンチは目を開けたまま動かない。
仮死状態になってるみたいで、
夏にバルコニーに来るちっちゃい虫さながら。
夜は冷えるので、
まだホットカーペットを敷きっぱなし。
新緑の庭のタニウツギちゃん。
蕾は薄いピンク、咲くと白くなり、
だんだんまたピンクがかる。
しっかりした花なので、
雨の日でもとてもきれい。
バラが咲くまでの間の、
庭の主役。
今日、会社のバルコニーから見ていたら、
青々と葉が出たソメイヨシノの桜に、
花が一つだけ残っていた。
しぶとくてかわいい。
今年一番に開花したラヴェンダーピノッキオ。
唯一剪定を甘くしたので、
葉の調子は今ひとつ。
水もしたたるカーワイ子ちゃーん。
久しぶりにかぐ本物のバラの香りは、
自然な華やかさで、優しい香り。
ロクシタンで今度出るメイローズという香水のチラシは、
ボトルの黒っぽいシルエットがドーンと立つ斬新なレイアウト。
ボーッと見入っていると、
ダー「こえー!」
ロクシタンのこれでもかなDMが怖いらしい。
我に返ると、このチラシはさすがに変、と思った。
今日は雨の土曜日。
ダーはやつれるほど忙しくて仕事へ。
ヒマなので、どしどしブログをアップしてみた。
クラポトキンになりたいゴブルチークの話。
登場人物のネーミングからして秀逸。
面白かった~。
カフカは意志と関係なく、
どうしようもない状況に追い込まれるけど、
ゴブルチークは自ら、
どうしようもない状況にはまっていく。
くらいんだけど、なんかおかしい。
ラカトスの胡散臭さがまた、
色を添えていた。
全集でちょっと高かったけど、
買って正解。
きたんなく描いた映画。
痛いし、陰惨で、胸くそ悪い話だけど、
ストーリー展開が鮮やかで、
ドスーンと腹に来る名作。
お風呂のシーンのヴィゴには、
ここ最近ないくらい度肝を抜かれた…。
クローネンバーグ、今年で66歳。
届いたその日に見た。
ストーリーはだいたい覚えてるけど、
映像の細部まで、見どころがまだまだいっぱいある。
今回は純粋なラブストーリーとして見て、
申し分なく至上のロマンティックさに溢れていた。
オタクの作品って、
映像や世界観がすごくても、
ラブストーリーが全然なってなかったりする。
スターウォーズエピソード2とか、
なんでアミダラが恋に落ちたのか全くわからなかったし、
エヴァもロマンチックさは見当たらないし。
でも、ピクサーの映画はラブもすごい。
特典映像のメイキングを見ていて、
監督のアンドリュー・スタントンは、
メガネで髪がベタッとしててオタク風だけど、
(人間には興味ない、とサラリといっていた)
ストーリー監督や、そのほかいろんな監督を立てて、
お互い信頼と尊敬のもと、
作品を練り上げていた。
ワンマンでこんなパーフェクトな作品はできない。
(今日は偉そう、鐘前なので)
その辺のシステムは、アメリカのいいところって感じ。
リスクを恐れずやるだけやって、
失敗から何か学んで、
もっといいものにしていく。
試写室がまた、素敵だった。
特典映像もハイセンスにまとめあげられてて面白かった。
バーニーのスピンオフだけでも、
買ってよかったと思えるのに。
キッズ向けのゲームも、
デザインがめちゃめちゃカワイイ。
ディスク1もディスク2も見どころ満載で、
アマゾン割引で2800円程度。
ポニョの初回限定版の価格はなんとかならんのか。
生命力の強いアイツ、
見た目はともかく、
動きがモンチそっくり。
ビーが、タオル置き場の次は、
玄関の靴箱の上をマイブームにしだした。
玄関マットの上がマイブームの殿と、
玄関の覇権争いでもめた挙句、
いつかやるだろうと思ってたけど、
靴箱の上に敷いていたパリの布もろともに、
飾ってあったインドの象やサングラスなど、
いろんな物をひきずり落とした。
いつかやると思ってたので、
香水コレクションだけは、
布の外に置いていたので無事だった。
ビーの居たいところなら、
ダーがダメっていっても、
ダーのいない間はいさせてあげる私。
ダーは倉庫部屋に猫は入れちゃだめ、
といつもいうけれど、
ダメといわれると入りたがるビーは、
私が一人のときに倉庫部屋のドアを開けると、
猛ダッシュでやってきて、中に入る。
そんなときは、気が済むまでいさせてあげる。
けど、靴箱の上だけはちょっとやめてほしい。
香水コレクションを割られたら、
泣いても泣ききれない。
香水は外に出るときしかつけないので、
どうしても玄関に置いておきたい。
なので珍しく、「ビー、ここはだめなのよ」、ペチッ、
とビーをしつけようとすると、
ビーは平常どおりの表情をしてるので、
ダーが「Nちゃんが怒っても余裕だね~」とウケていた。
ダーが同じようにいう時は、
両耳を伏せて(すんません)の顔になるのに、
耳もぴんとしたまま。
何かに似てるなぁ~、と思って、
(この状況は午後のティーブレイクとなんら変わりない)っていう、
クラピカの鎖につながれた団長に似てるナ、と思った。
ビーのブームが去るまで、
パリの布を敷くのをやめることにした。
しつけなんてしなくても、
何らかの方法はあるもんだ。
もともと、私は猫らと対等なつきあいなので、
しつけなんて、口にするのもおこがましい。
(たまには膝に乗ってあげようか…)の顔。
球根を植えっぱなしで、
何もしないでも、
毎年咲いてくれるフリージア。
今年も切花に。
雨が降ると茎が倒れるので、
切花にした方がきれい。
切花にしても、長いこと香ってくれる。
部屋で、離れていてもふわ~っと匂う。
アントニアの香りと似てるので、
香水こぼしたかな?と思うくらい。
花と猫がコラボする季節。
ボーッと眺めてるといつまでも飽きない。
今日もいい天気で、
バラの葉っぱがよく光っていた。
蕾がいっぱいのマルコズシスター。
ラヴェンダーピノキオとエリザベスは、
早くも蕾が色づきだした。
タニウツギに蕾がいっぱい。
バラより早く咲いてくれてよかった。
バラが咲きだすと、目立たなくなってしまうので。
優しいピンクの蕾、
清楚な白い花。
もうすぐ、バラの季節。
毎日、少しずつふくらむ蕾を見るのが楽しみ。
↑はコンテドシャンパーニュ。
年々株も充実して、
葉っぱも元気に茂っている。
今年は4月に晴れの日が多かったので、
みんな調子よさそう。
久しぶりの大雨の後で、
晴れ上がった今日の朝は、
チュウレンジバチがいつになくたくさん来た。
とろいので、簡単にテデトールできるけど、困る虫。
スカビオサ。
きれいな色。こんな色の花はだいたい好き。
ビオラもいい色。
近所の公園に、背の高い八重桜が群生していて、
風が吹くと、ピンクの花びらが舞い散る。
ソメイヨシノより花びらの数が多いので、
ちょっと風がふいただけでも、
こぼれるように舞う。
チョッパーの、冬に咲く奇跡の桜も、
こんな感じかしら。
花カイドウ、去年より少し花が増えた。
エリナ・カスケード。
蕾の期間がとても長かった。
小さくてかわいいお花。
最近来なくなったひよちゃん。
暖かくなったので、
めし処が見つかったのかな。
近くで見ると、
ホッペに丸い模様があって、
なかなかかわいかった。
週末はダーに風邪がうつってしまった。
今週はCと車でS観音のうこんの桜を見に行った。
大きい木が満開。
薄緑に、少しピンクがかった花びらが混ざり、
日に透けると壮絶な美しさ。
目黒通りにも行ってみたけど、
花はすっかり終わって、
緑が出ていた。
砧公園で、八重桜も見る。
八重桜は、一枝がブーケみたいに綺麗でゴージャス。
開ききった花と蕾が混ざって、
一枝ごとに違う花束。
木の中に入り込むと、
見渡す限りの花で、夢ここちに。
まだ風邪も治っていないので、
頭がずっとポーッとなっていた。
クヌギの木にも、細かい花が咲いていた。
新緑の色がきれい。
月曜は、狛江へ。
多摩川沿いにずっと続く桜を見る。
近くで見てもきれいだけど、
遠くから見る、霞がかったような桜も本当に美しい。
O姉さんが面倒をみている河原の猫たちは、
暖かい陽射しの中気持ちよさそうにしていた。
ちょっと喉が痛い…と思いつつも、
3日間、心ゆくまで桜を見て、
休みが終わる頃、風邪が本格化した。
珍しく7度7分も熱が出た。
やっと、無理なく春物を着られる陽気になったのに、
悪寒で上着+ストールぐるぐる巻き。
満開を過ぎた桜も、
いやというほど見たかったのに、
外に出るのもつらかった…。
咲き始めから調子にのって、
無理な薄着でうろうろしてたせい。
風邪薬と微熱で朦朧とする中、
近所の公園や職場の近くの緑道で、
風にひらひらと舞う桜の花びらを見ていると、
自分なんてどこにもない。
いいなぁ、桜って。
もっと見たかったなぁ。
ビオラちゃん
日曜は、上野の桜。
わかっていたけど、すごい人。
でも、視線は上の方にいくので、
見事な桜の邪魔にはならない。
お祭り気分で桜を見る。
ここでもヒヨちゃんが騒ぎながら、
花をつついていた。
枝垂れも満開。
木の下には人がひしめいている。
ルーブルを見る。
17世紀頃の、宗教画が中心。
いいな、と思うけど、
さらっと見てしまう。
フェルメールの絵も一点。
帰りは銀座に寄って、
だんだんめん。
桜が咲き出した頃はまだ、
日が沈むと雪が降りそうな寒さだったのに、
桜が散り出した頃には、
初夏の陽気になった。
満開になったのは、
4月はじめの週末。
天気予報は晴れ、最高気温は18℃。
いやというほど桜を見よう!と、
仕事が休みの土~月の3日間、
お花見の予定を立てた。
土曜は三茶へ。
ダーと歩いていると、
前に住んでいた頃の記憶がよみがえる。
桜、木瓜、源平桃と、
毎年楽しみにしてた木たちをたどる。
桜の緑道に出ると、
辺り一面の桜景色。
2年前にかなり剪定されて、
ぶつぶつ文句をいってたけど、
その分上の方に枝が伸びたみたい。
幹も枝ぶりも素晴らしく、
美しい。
花曇で、ときどき雨がぽつ、と降っていた。
S観音の手前の、桜に囲まれた公園で一服。
そして、フィナーレはS観音の桜に酔いしれる。
近くに住んでいた頃、
初めて木に愛着を覚えたS観音の桜。
引越しの時も、桜たちとの別れが何より残念だった。
久しぶりに訪ねてきても、
そこの桜への愛着は変わっていない。
私の桜、という感じ。
好きなだけ枝を伸ばした桜。
境内のベンチに座り、
心行くまで眺めていた。
ダーが象の人形を気にするので、
説明書きを見ていると、
若いお坊さんに、
失礼ですがモデルさんですか?といわれ、
ご機嫌でここの桜がいかに好きか、語る。
ダーは笑っていた。