なぎのあとさき

日記です。

6月末

2008年06月27日 | 日々のこと
薄紫の花。葉っぱが細くて、とてもきれい。

ペースを乱されるのはごめん、
と思ってても、これだけ忙しいと、
なかなか脳がクリアにならない。

通勤の電車、5分くらいの短い時間だけど、
中上「重力の都」はもってこいの小説。
官能…を超えて、もっと直接的な、
ほとんどエロ小説。
さっと意識が飛ばされる。

今の職場に変わって一年。
これまでの仕事の経験を全部活かせてるし、
得意なことをフル稼働できるし、
まともな人しかいないし、
朝早くないし、家から近いし、
季節感を先取りできる、
というナイスな仕事だけど、
仕事は仕事。ストレスがたまるのか、
買い物したくて仕方ない。
今日取材したお店で見たスカート2着、
頭から離れない。

仕事の帰り、ベンチでメールしてたら、
お茶でも飲みませんか、とベタなナンパをされた。
感じのいい大人の男風の人だったけど、
即座に既婚者なんです、とこたえてしまうあたり、
結婚のパワーを感じる。

そんなこんなで2周年、ってことで、
2週間くらい前から、
ダーはレストランをいろいろ探してくれていた。
校了で忙しい最中に、予約もしてくれた。
週末はデート!金夜は熱いシャワーでデトックス。
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梅雨どきのお楽しみ

2008年06月26日 | 庭の花メモ

マルバストラム。
梅雨時の一瞬、とってもかわいい花を見せてくれる。

河原撫子。美人さん。

6月、挿し芽をいろいろしてみる。
欠けて使えないガラスのボールにバーミキュライトを入れ、
メネデールを少したらした水をたっぷり入れ、
お気に入りの草花の切り戻した茎を、
ちょん、とさしておく。

水切れに気をつけて2週間くらい、
ガラスのボールを下から見ると、
ひょろーんと長い、真っ白な根っこが何本か見える。
この根っこがとってもかわいい。

殿ちん、だっこされて庭に出る。緑の匂いをくんくん。
うん、悪くない。
紳士らしくおとなしくしている殿ちん。
深呼吸。
雨上がりは気持ちいいね~。
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猫あれこれ

2008年06月26日 | 猫トーク

先週の金曜あたりから仕事がモーレツに忙しかった。
満月だったこともあって、まあまあ調子はよく、
寝る時間をけずっても、ゆっくりシャワーを浴びたり、
毎朝掃除機をかけたり、洗濯したり、庭いじりをしたり、
快適猫トイレを保ったり、猫と遊んだり、
周りの人に笑顔かつエレガントにふるまったりできてたと思う。
仕事にペースを乱されるのはごめん。

今日は山を越えて油断し、
置きカリカリを入れるのを忘れて出かけた。
帰ると、キッチンにモンプチの小袋が散乱。
率先してやるのは殿だと思う。
殿はカリカリをみんなにふるまい、ご機嫌に。
私がキッチンを見て「きゃあ!」というと、
玄関のアマゾン箱に入って出てこない。

それより問題のモンチ。
最近連続して玄関でおちっこ。
家に帰ると、湿気にあおられツーンとにおう。
ダーはスニーカー2足をおちっこに浸され、
さすがにモンチを叱ろうとしたけど、
モンチはただただ「コエーッ」と逃げまどうだけ。
ダーは私よりひと足先に校了を終えて、
家に帰ってまず最初にしたのが玄関の掃除だった。

モンチはよく甘がみしてくるので、
私もモンチをなでてるとき、軽く前あちを甘がみしてみた。
すると、それまででろんでろんに溶けた表情だったモンチの目が、
キッとなった。明らかに怒った顔。
それから私が隣の部屋に行き忘れた頃に、
モンチはキャットタワーに上がって、
通りすがりの私の腕を甘がみ。
執念深くやりかえちてきたらしい。
殿やビーを甘がみしても、ごろごろいってるだけなのに。
モンチも痛くはかまないから全然いいけどさ。

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つる

2008年06月22日 | クレマチス

5月から咲いているクレマチス。
今年はツルハナナスのつるも混ざり、
つるたちは支えあってぐんぐん伸びている。

鬱蒼としたつるの緑に、点々と咲くクレマチス。
切花にしてもかわいいし、香りもいいけれど、
からみあったつるを切るのは難しい。

ツルハナナスのアブラムシは、
6月入ったあたりからいなくなった。

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神々の あそび 2

2008年06月21日 | 猫トーク

ビーもたまに、ジャンプして高いところに上がる。

ぎりぎりの端っこにいるのは、
モンチが真似して飛んでくるのを防いでるんだと思う。

ビーは遊んでいてもモンチを気にするので、
モンチのいない部屋で遊ぼうとすると、ノッてくる。
ネズミを投げると、ジャンピングアタックして、
そのままイノシシのごとく駆け回る。
走っている途中に開きかけのドアがあると、
開けて中に入る。
走り回って家中を2周すると、ごろん。

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father's day

2008年06月18日 | 日々のこと

実家近くの公園の花畑。
けしの花がいっぱい。

色も花びらの感じもたくさんの種類があった。かわいい。

父の日、周りでは母の日ほど盛り上がらず、
というか話題にものぼらない。
でも私はだいぶ前から何にしようか考えていて、
結婚してもファザコンは変わらず。
ダーパパにはGAP短パンを送る。

プレゼントを持って一人で帰郷。
ちょうど今月仕事を引退するパパに花束も持って。

梅雨の晴れ間は電車からみえる景色もふるってる。
とくに八景越えたあたりから。
本は中上「重力の都」。

着いた日は、パパの釣果のお刺身や、
シロギスの南蛮漬など。
食後はぶらぶらスパまで歩き、ゆっくりお風呂。
またしても最高に気持ちいい。

次の朝、8時に目がさめて潮干狩りへ。
ほっかむりに帽子にサングラスという、
最近またSATCづいていた私にはありえないスタイルで、
今年初めて入る海。
コツをつかむとざくざく見つかり、夢中に。
でも獲り過ぎはどうかと思うので、小さい貝はリリース。

帰り道、いっぱいに咲く紫陽花の上の、
緑の濃淡が冴える低い山のさらにその上、
大きな入道雲。世界がまぶしい、夏が来た。

昨夜の残りの魚と野菜の天ぷらと、
アサリの酒蒸しで昼ごはん。

くたびれた~、というパパママを無理やり誘って散歩。
庭々の花を眺めながら歩いて坂をのぼり、
ふりかえると遠くに青く輝く海。
花の公園まで歩く。
オタマジャクシの数は減ったけど、まだいた。

猫のお土産にとれたて魚の煮付けと、
ダーのお土産に天ぷらとアサリを持って東京に戻る。
感謝を伝える父の日の帰郷だけど、
感謝のネタがさらに増えていった。

貝は活きがめちゃめちゃよくて、
潮抜きしてるボールをのぞくと、
顔にピュッピュッと水が飛んでくる。
猫たちにも見せる。

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神々の あそび

2008年06月18日 | 猫トーク

暑くなってきたからか、高いところに上がる猫たち。
上から見下ろすモンチ、得意そうに見える。

降りるための足場にしている本棚の上に殿が寝ていたら、
殿の脇の狭いスペースに向かってドン、と飛び降り、
殿にもドン、とぶつかり、殿は大変迷惑そうな顔。

遠い彼方の天空から五色の糸にくるまれて降りてきた猫、
猫ではなくただ空の滴、
青空に満ちた光の束で出来た猫、なので、高いところは似合う。

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びびん蜂

2008年06月18日 | ジャルダン・ド・フランス(FL)
一番花の中では終わりの方で咲いた。
残ったのがこのバラとエリザとジョン・クレアで、
ピンクの庭になった。
コーラルがかったピンクは、
雨の日もきれいだった。
元気な子で、2番花のシュートがぐんぐん伸びている。

ビーによく似たくまん蜂は、
バラの一番花が終わっても庭に来て、
アニソドンデアの花に首をつっこんでいたけれど、
バラに比べるともの足りないのか、
さっといなくなる。
ビーの「なんだベッツか」の風情。
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新顔

2008年06月13日 | ジョン・クレア(ER)

この春唯一の新顔、ジョン・クレア。
写真よりはもうちょっと紅色が強いピンクで咲いた。
ピンクのバラが多いけど、
それぞれ全然違うピンクで、
どれも好きな色。

ふわ~っとして、笑ってるような、
おおらかな風情の花。
ERはやっぱり好きだなぁ~。
お高い感じがなくて、とっつきやすい雰囲気。
たくさん咲くバラらしいので、
これからが楽しみ。
今は茎も細いし、背も低いけど。

今週は庭師の作業が終わり、
プライベートな庭が戻ってきた。
嬉しくて、休みの日は雨が上がるのを見計らい、
第一園芸に行って苗選び。
選ぶのも、植えるのも、眺めるのも楽しい。
薄紫の花に魅かれて、ヴァーベナやサルビア、
ペンステモンなど。

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シスター

2008年06月13日 | マルゴ姉妹
マルゴ姉妹も一番花は今ひとつ。
うどんこにかかりやすいみたい。
冬の剪定も甘かったみたいで、
残ってた葉っぱが変な色になってしまい、
思い切って枝を減らした。

シスター、キャンディみたいなピンクが
かわいい。
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スキャボロ

2008年06月13日 | スキャボロフェア(ER)
一番花がふるわなかったスキャボロ。
日陰に避難させてたせいか茎が細かったので、
切花に。

2番花はもう咲きはじめ、
蕾だちも良好。

しっとり柔らかく優しいピンク、
吸い込まれそうにきれいなバラ。
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晴れ

2008年06月13日 | コーネリア(OR)
コーネリア、一番花は終わり。

梅雨入りしたはずなのに、
天気予報は向こう一週間晴れマーク。
嬉しいけど、雨の時期に雨が降らないのはちょっと心配。
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エミリー・ウングワレー

2008年06月11日 | 日々のこと

八幡様の大銀杏。
樹齢1000年にしてこの元気な茂りっぷり。
一本で森のような、見事な木。

梅雨の晴れ間、緑の中を歩いていて、
フワ~ッと蒸気が立ちのぼっていると、
気持ちよさににやにやしてしまう。
そんな植物のオーラを絵にしたような、
すごい絵たちを観た。

国立新美術館、「エミリー・ウングワレー展」。
アボリジニの女性画家。
故郷の大地や植物をモチーフにした抽象画。
といっても素朴な感じはなく、
モダンで洗練された美しさ。
近くで見ると染色のような軽い筆致なのに、
少し距離をとって眺めると、
壁画のような立体的な質感。
岩肌のようだったり、透き通った水の中のようだったり。
細胞や回虫のようでもあって、
見ていると脳がざわざわする、
気色悪さと紙一重の美。
じっと見てると、うごめき出す点描の絵もすごかった。
「生命の創造」という特に大きな絵は、
まさに雨上がりのジャングルで、
ナチュラルミスティックがあふれ、噴出しているようで、
美しさに圧倒された。
ダー「画家が感じていることが伝わってくる絵だった」

二人して絵の余韻にひたりつつ、
ミッドタウンまでぶらぶら歩き、
気持ちがいいので外のベンチで何か食べよう、と、
案内係に「ファーストフードってあります?」と聞くと、
ないと即答。
公園のベンチでフレンチフライが食べたい、
というささやかな願いが拒絶され、
マックがなくてはじめて、
マックってなんて素敵な店だろう、と思った。

浅野屋のパンとコーヒーをテイクアウト。
異常にきれいな芝生のベンチに座っていると、
芝生に負けないきれいさの、
小さめの猫がベンチの後ろで香箱座り。
近づくと逃げようとした。

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お気に召すまま

2008年06月11日 | 猫トーク

ビーに「ナウー」呼ばれると、
たとえドラマの盛り上がりどころを見ていても、
ご飯を食べていても、
ビーのもとにかけつけてしまう。
そして「呼んでくれてありがとう…」という気持ちに。
こんな気持ち、猫にしか感じないと思う。下僕上等。

私がかけつけると、
ビーは満足そうにのどをふるわせながらごろんし、
毛づくろい。
邪魔にならないよう、
少し離れて向き合って私もごろんすると、
そこに流れる親密な空気ときたら。
薄暗い部屋がピンク色に見えるほど。

カメラを向けると、適当な顔をするビー。
実力はこんなものではない。

そんなビーの、私がご飯の音をたてるたびに、
寝室から出てくる様が何かに似てる、と思ってて、
最近気づいた。
めちゃイケのお相撲さんの出てくる様に似てる…。

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黒トンボ

2008年06月11日 | コンテドシャンパーニュ(ER)

去年、この公爵をたずねて来た黒トンボが、
今年も来た。残念ながら一番花が終わった頃に。
公爵の近くにとまって、羽をふるふるさせていた。
羽を二つ折りにするので、
ダーいわくトンボではないらしい。

花の時期は年によって随分変わるし、
庭の様子も年によって変わる。

今日は気になってた花屋に行き、
選び抜いて2株購入。
その後会社に行くと、某美ちゃんが誕生日だというので、
好きな方を選んでもらってプレゼントした。
選んで買って持ち歩いた時点で思い入れはあったけど、
某美ちゃんも植物好きで、喜んでたので、私も花も嬉しい。

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