女の子たちが3人で、
海の別荘でバカンスを過ごす、
ヌーベル・バーグの中でも
とりわけ明るく、楽しい映画。
女の子たちがかわいくてセクシー。
ひたすら海でごろごろ、
ワッフルをぱくぱく。
仲間に入ろうとする男の子は、
からかわれてばかりで、
おっかしー。
長めの映画なので、
中だるみするほど長いバカンスを
たっぷり味わえる。
誰がため
銃声が起こり、
人が次々に倒れる。
これでもか、というくらい。
迷うことも、
悔やむことも許されない。
フラメンもシトロンも、
悪人ではないけれど、
人を殺すことに、
選択の余地はない。
これが戦争だ。恐ろしい。
お風呂につかるのが、
束の間の休息。
デンマークの街並みや
暗い部屋の映像が美しかった。
ロメールの訃報を
友達のメールで知った。
悲しい。
「愛の昼下がり」を見て追悼。
主人公とクロエと奥さん、
それぞれ普通で、魅力的で、
自分のことのようにも思える。
序盤の主人公モノローグと、
クロエのしょーもなさが特に好き。
映画は永遠。