なぎのあとさき

日記です。

お盆すぎ

2024年08月26日 | 日々のこと

ぼく、なっちん


あつさのピークがすぎたんだ
ぼくにはわかる


おれはモンちゃん


こまかいことはきにしないタイプにゃんだ


なんかたのしい!


なんかたのしいんだ、おれ!

モンちゃんは朝から晩まで楽しそう




お嬢たまは最近私の夕食中この箱で待つのがブーム
食べ終わるとすかさずテーブルにのってマタタビを所望する



台風が連続して発生するようになって暑さは和らいできた

昼前に軽く庭いじりしたり洗濯物干したりすれば滝のような汗が出るけど、坊やの庭時間も伸びて来たし、夜のモンちゃん散歩で熱帯夜が終わったこと、虫の声が変わったことを知る

お盆の連休は終わり頃になって動いた









アフロ民藝@森美
木喰上人の仏像にはじまり特注の床、見たことない楽器、書庫、廃墟の教会で歌を歌う老人とばたんばたんと外したドアを倒し続けるBrotherの映像、常滑の酒蔵、ぼよーんぼよーんという音、ほのかな香の匂い、いろんな形の壺、ネオンなどなどBlack Cultureと日本の民藝品が溶けあって楽しくて居心地の良い空間になっていた

現代美術の現代とは、形式が持つ限界に敏感になることだ、と巨匠がいってた
美術作品は意味を考えるよりも、一緒に過ごすことが大事だ、とも
そんな言葉がよぎりつつ、散歩するように会場を歩いたり、立ち止まったり、戻ったり


久しぶりの森ビルから見えた夏のTHE東京
夏だ夏だ!わーい!とむやみに歩きたくなり、西麻布から青山墓地を抜けて表参道まで歩いた
墓地は木々の緑が深くなって蝉が盛大に鳴いてる、
東京の夏は暑いだけ、なんて思ったりもしてたけどそんなことない
東京だって夏は夏
青い空、眩しい西日に光る街

次の日曜日はやっと実家へ
不正出血が完全には止まってなかったけど海に入りたい気持ちが勝った

本を忘れて有隣堂に寄ったりお土産買ったりしていて着いたのは17時くらい
少し暑さも和らいでたのでパパママと、海へ散歩
橋の下からK崎まで歩く
T浜までは台風の時化残りがあって濁ってたけど、K崎は凪だったので暮れかけの海で泳ぐ
台風で洗われた海は水がきれいでクラゲがいなくてもう最高
ミンミン、ツクツク、クマゼミの声




この日は牛カツなど
家でとれたゴーヤの、ガーリックマヨあえ美味しかった
私が高校の頃に導入した冷風機がまだ使えるのはすごいけど、音がうるさくてオフにすると、とたんに暑くなった

屋根の熱が降りてきて2階は夜中暑い、そこに住んでた頃は暑さで寝苦しかったなんて記憶はない

次の日は大潮で干潮の10時前にまた両親とともに海へ
凪で流れトロトロ
ママが一食分くらいのアサリを見つけ、暑くなりすぎる前の11時頃に2人は帰った

1人で残り、泳いでは読書、泳いでは読書
いつものベラやタナゴのほか、キビナゴみたいなイワシ系の稚魚の群がいた
クロダイも何度か顔見せに来てくれて一緒にぐるぐる泳いだ

本は来る途中で買った百年、「の孤独」の文庫が出たばかりで話題になってるけどそれじゃなくて「と一日」楽しかった
タバコ屋の藤の木の話、漁村で暮らした異国の男の話、海外で大根を育てて料理をふるまう人の話などなど
人間より藤の木や土地、時間と偶然、大根などが主役になってる
このところ物語のないハードコアな小説ばかり読んでたけど、真夏の海ではライトな物語が読みやすくて1人でも楽しく過ごせた
ショートストーリーをひとつふたつ読んでは海に入るのは至福でやめ時がわからなかったけど、飲み物がなくなったのと、血が止まってないので帰った


人はたまに通るだけ
一人できて腰まで水に入ってるお爺さんくらい


キビナゴのほかにも何かの稚魚がたくさんいた
クラゲは全然いない
フラフラになるまで泳いだ



シャワー浴びてママのカレーとスイカを食べ、お盆玉を少し置いて帰った(お盆玉という言葉をこの日に知った)
今回体調が整わずにぐずぐずしてたけど、やっぱり夏の実家は最高で、来年はもっとゆっくりしてお墓参りにも行きたいと思った

東京につくとゲリラ雨
台風だかゲリラだか秋雨前線だか区別のつかない雨が降る

自由が丘で打合せがあり、雨の中坂を上って駅まで行ったら財布がなくて、家に戻って別の濡れてもいいサンダルに履き替えてまた坂を上ったら、足が滑ってサンダルが脱げて、何度もサンダルのストラップを直す、という大変な日もあった
しかも打合せに必要な紙のサンプルを忘れた
忘れ物多すぎるしたるんでいる
前回の打合せもお客様の店でランチ、別のお客様の店でお買い物する、という予定で出かけたところ財布を忘れ、すべて相方に建て替えてもらった

たるんでるけど、こんな暑さじゃ気を引き締める気にもならない
なんとかやりすごせて良かった〜!!
でえーじゃないか

税理士さんの決算報告のミーティングもあり、なんとかぶじに3期を終えた
税金にまつわるすべてがバカバカしい

帰りにおしゃれ植木屋に行ったら相方も来ていた
夏枯れして空いた鉢があるので、苗をふたつ買って帰った


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お盆休み

2024年08月17日 | 日々のこと

10日から夏休み

鐘→地震の報道→台風で海に行かなかったので、家と家の近くで、子どもの頃の夏休みみたいに何の予定もない素の時間が広がっていた


毎日35℃越えで、目のくらむ日差し
朝起きたらまず騒ぐ坊やを庭に出し、私は植木に水やり、バケツ4杯分


暑いので坊やも隅っこの木陰でじっとしてることが多い
あとはブタクサを探して食べている

水やりで行ったりきたりしてると、モンちゃんとお嬢も庭に出てくる


10枚くらい撮っても全然可愛い顔をしてくれないお嬢


こんな顔や


イカ耳や


ほっといて!


ほんとは可愛いのに!


お耳こちょこちょ

坊やを家に戻したら朝ごはんにして、その後は、Netflixのドラマ(エミリーパリへ行くとか)見たり、漫画描いたり、河原で本読んだり、本屋で涼みつつ立ち読み(イスに座って読める)したり、あいまあいまにモンちゃんと散歩したり

世間ではオリンピックが始まったり終わったり
バスケが残念だった後はブレイキンだけまともに見た
音楽と即興要素もあって技の種類も多くて楽しい
あんな動きひとつもできない、の連続でかっこよかった


アブリコちゃん


ジャルダンドフランス


夕方も必ず外へ

11日は殿の天齢5年記念の日だった


それで殿の漫画を描いてた
そのうちの一コマ

漫画はまたweb仕様で描いてみることに
どこかに載せようとか賞に出そうとか考えず、ただ楽しんで手を動かそうという気持ちで描いてる
子供の頃の夏休みみたいに
描いてる間、殿とビーと一緒にいた
とてもお盆らしいお盆だった

殿のお命日の2日後は坊やが瀕死状態で家に来た日
猛烈な暑さの中で蜃気楼みたいにいろんなことを思い出す
ここまで異常な暑さの記憶はここ2年くらいだけど


坊やは発見時にうずくまってたとこに時々行くので、あの辛い夏を思い出してるのだろうか、と思って見てたらチッコしていた


じゃまするにゃよ!


あれから2年、かわいく元気でいてくれてありがとう

河原には5時頃行って暗くなるまでいた
本は黎明は読んでも読んでも先が長くていったん挫折し、日本◯昧2を読み始めた
飼育員の話になって犬が出てきてぐっと引き込まれる

虹彩が2日連続で見えた
お盆らしくすごしてたので殿がアンサーしてくれたのかも
暗くなってから本屋に行って巨匠の連載を少しずつ、写メも撮りながら読んだ
計画や物語は地球を滅ぼす、という話

7時半頃にライズやタマタカを徘徊してご飯をゲット
スーパーはお盆中でも人が多かった
ジムも水曜まで休み、木曜には1キロ泳いでサウナ


洗いたてシーツの中に入ってご機嫌のふたり

モンちゃんがめちゃめちゃ上手に猫かきして、一緒に海を泳ぐ夢を見た
岩場の澄んだ海を、モンちゃんはスイスイ泳いで私より速く進んでいくのだった
まれにみる最高に楽しい夢だった

で、16日は台風7号が関東接近で、久しぶりに大雨が降って気温も30℃を切った

夕方小降りの時に外に出たら、近所の公園の木々から盛大な蝉時雨が聞こえた
35℃越えてると暑すぎて蝉が鳴かないので、蝉少なくなってるのかなーなんて思ってたけど、アブラもミンミンもツクツクもこんなにいて、台風の風と雨の中で大熱唱してた、がんばれ!
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夏だー!8月だー!

2024年08月06日 | 日々のこと

にゃつだー!!

一番暑いお昼頃、「おれはいく!」と玄関前で吠え立てるモンちゃんと外に出て、目のくらむ日差しの中、街路樹や雑草の輝く緑と青い空を眺めて、蝉の声を聞く


夏は、ただここにいるだけでうれしい、モンちゃんと私

ふたりとも暑さには強いほうだと思うので熱中症の心配はしてないけど身体が熱くなりすぎてると思ったら部屋に戻ってクールダウン


モンちゃんがゴロゴロしてる間に私はボイボイたちのお土産にエノコロ草を摘んでくる

そういえば今日も知らないオジサンがモンちゃんの腹を見て「子どもいるの?」だって、セクハラだー

7月は前半体調を崩してたのであんまり夏を攻めてなかったけど、もう8月、すぐに立秋
うかうかしてたら影が伸びてくる!と、日中モンちゃんと何度も外に出たり、仕事終わりには河原に出て夕日を眺めたり

8月の夕日も毎日美しい


とのーっ!


庭にも出て、土の上でしばらくごろっとしてる日もある
モンちゃん一番年上だけど一番元気、一番食べるもんね


エキナセア グリーンツイスター
グリーンの部分がない


ルドベキア
地植えだと大きくなりすぎるので、スリット鉢に植えたら程よい株になった


ボルデュール アブリコ
ほかのバラは咲いても暑さですぐへたるけど、アブリコちゃんは元気に咲いて花持ちもいい
ほぼ1日日陰にいるからかな

鉢植えが多くて毎朝水やりが欠かせない
にゃんこたちの朝のミーティング時に水を撒いてまわる
モンちゃんは水がかかっても気にしないけど、チビ2人はびっくりして部屋に戻る

庭に水道がないのでキッチンでバケツに水をくむ、4杯分は必要なので行ったり来たり
時々リキダス混ぜたりして、鬼猛暑だけどほとんどの宿根草は元気

仕事中もエアコンで冷えてくると
外に出てあったまる


つぎはいつさんぽにいくんだい?

モンちゃんが熱い視線を送ってくる

なあ、いついくんだい?

私が立ち上がるとこの態勢から秒で飛び起きて足音を荒げたダッシュで玄関に走る

さっき行ったばっかでしょ
また後でね


あとでっていつだい?



しちゅこいにいたんだわ

とにもかくにも、鬼猛暑だろうと蒸し蒸しだろうと夏だーいすきな私だけど
都心部に向かう気は起きないし仕事する気は起きないし、人間ももっと季節に沿った暮らしをすればいいのにね
先史時代の人みたいに

これだけaiも発達してきてるのに、なぜ週5も働く体制が変わらないのか
少しずつ平日減らせばいいのに


週末は鎌倉へ
いつも海の後だと蕎麦が終わってるこすずにまず行った
Tもそのつもりだったそう
美味しいぶっかけ蕎麦って、一口目でアドレナリンが出る気がする

海に近づけば近づくほど空も緑も風も濃くなる
東京には吹かない風が吹いてて、こーゆうとこなら夏も1日外に出て遊んでるんだろうな

泳いだり浮かんだりしてると顔にかかる ぐちゃっとした風波、久しぶりに柔らかい砂のビーチで水に入ったり出たり5回くらい
同じとこ行ったりきたりするだけで楽しいモンちゃんのように
浅いとこで何度かボラ影を見た
横須賀の海みたいに多様な生きものに会えなくても、広いビーチ、対岸の見えない広い湾の海もいい
海はいい
由比ヶ浜ドセンは人だらけだったけど、外れればさほど混んでもなかった
シャワーもあるので快適


帰り際、西日の海



帰りは横浜で勝烈庵
Tもそのつもりだったらしい
ソースが美味しくてでキャベツ2回おかわりした
海の後はなんだって美味いけど、ほんとに美味いものはめちゃくちゃ美味い
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