なぎのあとさき

日記です。

台風通る

2012年09月30日 | 日々のこと



おれはわかってたぜ
お前が心配することも 謹慎が待ってることも
でも男には!ときに冒険が必要なんだ

14時間家出から一週間足らずで
謹慎の解けた殿ちん。

またしても3匹そろって和室から外へ。
殿は一番に戻ってきた。必ず出た窓から戻る。
モンチもすぐ戻る。
ビーはまた木陰に入り、
しばらくじーっとしていた。

ビーはまた腹に湿疹が出てるので
土にお腹をつけるのはどうかと思うけど。
戻ったらさっと濡れタオルでふいて、
薬をつけている。

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河原に出てごろん。
海の風がだんだん強くなって、
雲の流れが早い。
買い物して外に出たらもう雨。

夜になるにつれ風雨ははげしくなった。
0時には雨が止んで、空が晴れた。
庭の木は無事。
仲秋の月が少し西に傾いて、
ピッカピカに光っていた。

東の牡牛座に木星が出ていて、
双眼鏡で見たら衛星もよく見えた。

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くらげまみれ

2012年09月30日 | お散歩



ちろめモンチ

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台風前、晴れ。
海は凪で風少し。
ウネリはないけど大潮の水は少し重たい。
潮温はいい感じなのですんなり浸かる。

泳ぐと、クラゲが手にあたる。
逃げようとして群れにつっこみ、
うじゃうじゃクラゲが腕に触った。
そんな時は焦らず、
仰向けになって
腕をぴたっと身体につけて
足だけそーっと動かして移動すれば
クラゲはなんもしてこない。
目の前を、小魚が跳ねた。
遠くで大きい魚も。

先週見た魚の楽園をまた見たかったけど、
岩まわりも濁っていて地形が見えなかったそう。
真上の雲に、一瞬虹がかかった。
青と緑に始まり、七色になって、
また青と緑が残った。
空が青い。

いかんせんクラゲが多いし、
ちょい早まった鐘のせいか冷えてきて、
早めに上がった。

帰り途、雲のヴェールごしに
仲秋の名月の一日前の月。
出始め、黄色の月で、
絹のヴェールも淡い黄色。
C「目玉焼き」

何年かぶりにボエムのカルボ。

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6月中旬のこと

2012年09月29日 | 日々のこと

日中の蒸し暑さも申し訳程度になってきて、
朝晩けっこう寒い。

夜中12時頃庭に出たらすぐプレアデスが目に入った。
東に高くなってきた。おうし座まわり、無数の星。
その下にアルデバラン、淡いばら色の光。
すぐ側で、木星が明るい。ほんのり黄色。
おひつじ、三角も見わけられた。
夜に一人で庭に出てたんで、殿ビーが非難ごーごー。

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◆6月中旬のこと

梅雨入り。
まだうすら寒い日もあって、
エアコンをつけることも。

雨が降ると、もわもわの湿度が気持ちいい。
水の中にいるみたい。
雨上がりは空気が芳しく、これまた気持ちいい。



S谷さんとママとバレエ「ロメオとジュリエット」
道化師役の人、
殺陣、赤の舞踏会のシーンが印象的。
S谷さんが私をやたら褒めてくれてママはご満悦。

ダーとヨコハマ、
みなとみらいからのお気に入り散歩道。
赤レンガで馬車道アイスの桃ソルべ&ミルク。
象の鼻パークで生ビール。
山下公園は草いきれと花の香り。
中華街で晩ご飯。ぜんぶうまし。

そして3週目の日曜。
海は赤い藻が大発生、潮濁りまくり。
小さい藻がびっしり詰まった空母まであって、
水は黄色く出汁が出ていた。
海岸線を少し移動して、藻がとぎれたところで、
ゆっくり水に入り、浮かんだ。
シュワシュワと身体と頭に水が入ってくる感覚も、
プールとは全然違う浮力も、
海水のしょっぱさも、忘れていた。
藻が多くてあきらめかけてたCも海に入り、
二人して笑いが止まらない。
海ってこんなに楽しいんだった!

海に浸かった後の山では、
ますます濃くなった山の空気がみるみる身体を満たす。
甘い蜜の海またはバターみたいな空気。
鳥居の中はもっと濃い。
天狗のベンチでヨガ。
美しい山々、遠くの海、空。
梅の木にリスが3匹ぶらさがる(一句)
紫陽花が瑞々しくきれい。
境内ではなつこいニャンコに2週連続で会う。

次の日、台風で仕事帰りにずぶ濡れ。
この台風の後、鎌倉の木々は海側の枝が一気に枯れて、
蓮の葉や蕾もなぎ倒されてしまった。

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6月上旬のこと

2012年09月27日 | 日々のこと

朝、ビーが枕元に来て、
私の腕や肩にくっついて眠るようになった。
足元にいたモンチも枕の上で寝る。

ビー、お散歩を楽しむ。
柔らかい日に包まれていた。
隣の庭に行ってもすぐに戻ってきて、
木陰の下で保護色に。
和室から殿が激しく抗議。

夕方、ベッドの隅でビーとモンチが並んで寝てる。

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◆6月上旬のこと

網戸が開いていて、モンチが一人で外へ出ていた。
両隣の庭を探索し、イネ科の雑草をかじりまくった。
殿はだっこして外へ。
毛の抜けるピークで庭に白絨毯。
ビーも隙をついて一人で外をお散歩。
家では、私を呼んでは二人きりになろうとする。

モンチやビーが箱に入ってると、
殿が来て横取り。
イスの上も横取り。殿は偉いんだね。



えらいんだ、おれは!

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6月になってやっと、5月らしいいい陽気。
玉川神社までお散歩。
呼吸するだけで気持ちのいい季節。

海は、潮温はいけそうだけど、
風がまだ冷たくて、腰まで。
波打ち際に小さい魚の群れ。
大きな魚もよく跳ねる。
海の家が建ち始め、人が増えた。
海上がりに山へ。
竹林あたりでとても甘い匂い。
お婆さん宅あたりで、柑橘系の匂い。
鐘の音、お経、木魚?キーンという音。
紫陽花まだ0.5分咲き。

稲村の芝生、夕日の真ん前。

八幡様で、池をのぞくと
カメが向かって来て手を伸ばしてきた。



庭はバイカウツギが主役。
ゼラニウムもたくさん咲いて、
緑とピンクのバランスが良い。

本は「カシタンカ・ねむい」
「彼岸過迄」



ダーとも再び鎌倉へ。大仏を初めて見て感激していた。
長谷寺は覗いただけで海に出る(一句)
引き潮、澄む、ちぎれコンブ多し。風が通る。
水はぬるいけど夕方の風が冷たい。
段葛の中を通るのは久しぶり。緑のきれいな道。
八幡様にカメを見に行くと、ちょうどご飯タイムだった。
他のカメを押しのけて身を乗り出すカメたち。
「似てるね」「ビーだね」
帰りに横浜・勝烈庵。
高校の友だちが私を目撃して別の友人からメール。
若い男と一緒にいたって?

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秋のはしり

2012年09月25日 | お散歩

うちを13時頃出て、葉山へ。
まだ蝉の声が聞こえた。
ススキ現る。穂が瑞々しい。

海は凪、潮澄み、ほぼ無風。
はなれ岩まで泳ぐ。
Cは2回目の実験失敗。

岩まわりは水がとても澄んでいて、
たくさんの魚たちが見えた。
海の中はすべてが美しい。
黄色に黒の縞もようのひらべったい魚や、
赤黒くてエラ周りに白いもよう入りの魚。
この子たちは回遊熱帯魚で、
冬になると死んでしまうというのは悲しい。
それでも毎年来てくれるそう。
かわいくて、いつまでも見ていたかった。

ほかに、大きな魚もいたけど、
息つぎする間に消えてしまう。
黄色ブルーの大きな魚が、
私の後を追いかけてるのを見た、とC。

水は澄んでたけど、透明のプランクトン?
みたいなのがいっぱいいた。
薄赤いクラゲもいた。

薄ぐもりで、風が出ると寒い。
はなれ岩は暖かくて、寝転んで温まる。

寒いので、早めに山に移動。

木や葉、草、土の熟した濃厚な甘い香り。
薄い雲のヴェールに包まれたしっとりとした空気は、
秋の匂いがした。
鳥居を超えるごとに、匂いが濃くなる。

虫が減ったので、天狗のお宮のさらに上まで登る。
息が切れて、足はぷるぷる。

展望台のさらに上の、
山の中のちょっとした空間まで行く。
そこに、幹の白っぽい大きな木があって、
特別な存在感を放っている。
久しぶりにお会いできて嬉しい。

天狗のところに戻りベンチに横になると、
身体が山と一体になって、
身体のあちこちで美しい虫の声が
鳴ってるみたいだった。

境内に戻る頃には日が落ちた。
ベンチでストレッチ。
泳いでさらに山登りの後なので、
ヨガする体力はもうなかった。
雲のヴェールで、星は見えず。

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ライク・サムワン・イン・ラブ

2012年09月23日 | 映画の話(ネタばれ)



怪しげなバーのシーン。
明子が電話で話してるだけで、
登場人物の像が見えてきて面白い。
ストーカーな彼、ぶっとんだ親友、
受け身で中途半端、モヤモヤを抱える明子。
つけまわしオヤジの調子の良さが笑える。

タクシーのシーン。
この映画で一番美しいと思ったシーン。
新宿駅前でタクシーの中からお婆ちゃんを探す明子。
そうすることしかできない。
会って嘘をつくのが嫌なこととか、
ふだんは考えもしないけど
お婆ちゃんの知っている自分がもういないこととか、
いろいろな思いが、涙ぐむ明子の表情から伝わってくる。

元教授の家に着く。
もう八十を越えるおじいちゃんだけど
恋愛を楽しみたいと思っていて、
女の子に対してスマートにふるまえるインテリ爺さん。
明子はかわいくてセクシー、知性も少々あって、
この仕事に才能があるみたい。稼ぎよさそう。
爺さんはあくまでスマート。

次の日、明子を大学まで送った爺さん。
明子の彼が車に乗り込んできて、話をする。
本当のお爺さんと間違えて、
まっすぐすぎる明子への思いや、
尖がった生き方をまくしたてる。
爺さんはゲームを楽しむように余裕の対応を見せる。

明子が車に戻り、3人は彼の工場へ。

明子と別れて、家に戻る爺さん。
隣家のおばちゃんの声。

帰ってすくに明子から電話。
爺さんは明子のもとへ。

明子をつれて家に戻り、薬を買いに出かける爺さん。
二人の様子を隣家のおばちゃんがのぞき見している。
このおばちゃん、感じ悪いのになんだか笑えた。
小津的なセリフのリズムがおかしかったのか。
レンガごしの木壁は、小津的でありつつ
キアロスタミで、ぞわっとした。

そしてラストへ。
元教授だかスマートだか桜エビのスープだかなんだか知らないが、
ふざけんな!!!タヌキオヤジが!!!なのだ。
目の覚める、そして若さを呼び覚ます、
すごくいいラストだった。加瀬亮サイコー。

せっかくキアロスタミが東京を撮ってくれたのに、
美しいヒキの絵と風の吹くシーンがなくて、
あるのは街の喧騒(ノイズ)と
しょーもない東京の人たちばかり。
とはいえ、自分の人生に迫ってくる、これぞ映画。

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たまには街へ

2012年09月23日 | 日々のこと

お昼頃まで涼しいけど、まだ夏物。

表参道のサロンに行く。
担当のかわい子ちゃん二人も
毎週江の島に行っていたそう。
カラー担当の子が、
出身がダーの実家の近くという話を
前回したのを忘れていた。
髪はつやつやになってきれいにまとまったけど、
日焼けで秋物はやっぱり似合わない。

終わってからぶらぶら歩いて渋谷へ。
あいかわらずどぶクサイ。
ツタヤでダーと会って、ユーロスペースにて
キアロスタミ「ライク サムワン イン ラブ」

終わって、下のカフェで一服しつつ
映画の余韻をかみしめる。
素晴らしかった。
ダーも映画が良かったみたいで
キラキラした目をしていた。
喜楽のラーメンとビール。うまし。

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被災地でレスキューをしている方のブログです
http://porkporkpork.blog120.fc2.com/

こちらがホームページ
http://nyanderguard.org/

ボランティアに行きたいけど行けないので
せめて、毎月募金しようと思います

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5月下旬のこと

2012年09月21日 | 日々のこと

庭ではトゥリリリリリと秋の虫が鳴く。
去年は夏にしがみつくあまり、
秋を見落としたので、今年は秋も愛でようと思う。
といいつつも、日記を書いていなかった大好きな季節を
ざっくり辿っちゃおう。

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◆5月下旬のこと

まだ潮が冷たくて、海には足までしか入れない。

日射しが強くなるなか、やしまうどんで汗かいた後、
新緑の明治神宮に行った。
境内の大木に花が咲いていて、
ベンチに座ってたら甘い香りの風。
お正月は足の踏み場もないくらい人がいたけど、
風が薫り緑が輝く5月に日本人はほとんどいない。
外国人観光客ばかり。
隣のベンチで、一人で来てたドカタ風若者が
「母ちゃんの誕生日プレゼントにお守り買いに着た」と
電話で誰かに話していた。

ラオスフェスのライチスムージー、
公園通り上の牛乳アイスばかうま!

建長寺ではユリが咲く。
紫陽花も咲き出す。

懐石料理のお店のお土産のお刺身に、
殿のテンションあがる。

ビーは快便ぶりがすばらしく、
毎日トイレの奥にタワーが建っている。
2棟建ってるときも。
スカイツリーと、脇の建物そっくりなのとか。



お庭はクレマチス、バイカウツギ、コーネリア、
ゲラニウム、レイチェルの色の取り合わせと
緑のグラデがとてもきれい。

坂道チャリも超気持ちいい。
上り坂で息がきれるのも、なんだか気持ちいい。

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港ビール

2012年09月20日 | お散歩

殿は何事もなかったかのように甘えっ子に戻り、
和室では私のお腹をふみふみふみふみし、
夜ベッドに入ればすっと来て胸の上に乗っかり、
じーっと私の顔を見つめる。

ビーは、ダーが出かけようとすると
ん、行くのね、とダーの方を見て、
出かけたとたんに私に
おいちいもの!だっこ!おちょと!
と迫ってくる。

モンチは、日向でころんころんし、
洗濯物の上でころんころんし、
おいで、と床を指でトントンすると
ふわーっと来てころん。

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Kちゃんと横浜美術館で待ち合わせたら、
休館日でがびーん。

奈良美智、
今月の8日に一度来て、
まねして家中の猫用ダンボールに
3匹の絵を描いたらかわいくて、
もう一回見て技を学びたかった。

Kちゃんとは気をとりなおしてお散歩。
みなとみらいの海では魚が元気に跳ねていた。
象の鼻パークのビールはやっぱりどえらい美味さで、
酔いも気持ちよくて、話もつきない。
木の話や前世、彼、家族、
自然に溶けること、星の話などなど。
初秋の涼しい海風を浴びて、
港や空を眺めながら暗くなるまで飲んでいたら
ショーが始まった。

白いシャツの男女が、
カフェの中と外の広ーい空間を動き回る。
セリフはなくて、
視線の運動と音を楽しむ感じ?

船着き場では、クラゲと
魚がいっぱい泳いでるのが見えた。
大桟橋から見る東京湾は、とてもきれい。
ベイブリッジは特に、大きくてきれい。
なめらかな水面に夜景がにじむ。
木の香りのボードウォークに寝転んで、
空を見上げる。
横浜の港は明るくて、
天頂の大三角形まわりくらいしか見えなかったけど、
じっと見てたらイルカが見えた。

山下公園にも少し寄って、
どんぐり拾って帰る。

Kちゃんは今制作中で行き詰っていて、
Nちゃん以外の誘いなら断ってた、と
何度もいってた。嬉しい。

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どんぐりをダンボールに入れたら、
みんな前足でちょん、と触っては
転がして遊んでいた。

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秋刀魚

2012年09月19日 | 猫トーク

雨がふったりやんだり。
蒸し暑い。

秋刀魚を焼いたらビーが
さあ、いただきましょうよ!
と食卓で待ち構えた。

ビーはもちろん、
秋刀魚は殿も好きでよく食べる。

食事中の左手が
秋刀魚の脂でベットベト、
ビーがその手をべーろべろなめてくれる。

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射手とニャンコ

2012年09月18日 | お散歩

朝、ビーが顔周りをうろうろして
ゆるやかに起こしてくれる。

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葉山へ。
オンショアで波少し、
潮はにごり気味。
新月で流れはトロトロ。
泳いでると飛沫が顔にあたる。
仰向けに浮かぶと、
パチパチと泡のはじける音。
きのういたくらげはもういなかった。

時々水位が盛り上がって、
はなれ岩の上も水かぶる。

Cははなれ岩の上でタバコ吸おう、と
ジップロックに入れて泳いできたけど、
袋の中はびしょ濡れ。
そもそもライター忘れて来てるし。
きのうはうっかり自分に根性焼きを入れていて、
今日見たら跡がついていた。
ダイエーでは、テスターのクリームを
塗りまくったらシャンプーだった。
目をみはるいい女だけど、
たまに天然裁判にかけたくなる。

浜辺に戻り、太陽ときらきらの海、
少し涼しくなった風。
C「いっぺん死んで天国に来たのか」
本は1ページも読めず。

逗子を通って鎌倉に戻る。
由比ヶ浜の駐車場で頭を洗って、
濡れたまま、風に当たる。

お寺に入り、1の鳥居まで行く。
3の鳥居がぼうっと闇に浮かんでいて、
その先は真っ暗。
虫の声がだんだん大きくなる。
木々を揺らす風がざわめく。

双眼鏡で見たら、天の川に無数の星ぼしが見えた。
わし座のちょっと上に、
ハンガーみたいな形の星団を見つけた。
お寺の屋根の間に射手座も良く見えていて、
猫の目星がケイローンを見上げていた。

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ユニクロで秋物ちょっと見る。

帰って、お好み焼き。
海の後で特に美味しい。

モンチ、羽のおもちゃで転げまわって遊ぶ。

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9月半ば

2012年09月17日 | お散歩

存分にお外を堪能した殿ちんは、
次の日は寝たおしていた。
それまで毎日明け方に私の腹に乗り、
ふみふみタイムしてたのに、
来やしない。

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3時頃、長者が崎に着く。
フラット、無風。
日射しはギンギン、潮温もちょうどいい。

浮き輪の女の子に、
泳ぎすごいね、と声をかけられた。

離れ岩まで泳ぐ。
潮が濁ってて、魚が見えなかった。
先週は小さい魚のほかに、
大きな尾びれの鯛らしき魚を見た。
サバらしき魚が元気に飛び跳ねていた。

岩のまわりを泳いだり、
岩の上で寝転んだり。

ウネリが出た気がして陸に戻る。
長いこと水に入ってたので、重力でふらふら。

本は、レイモ「夜の魂」。
月から見た地球の話。大きくて美しい。
彗星の話。
沈むのが早くなった太陽を見ていて、
太陽も恒星のひとつなんだなぁ、
としみじみ思う。
宇宙の中では、小さめの、黄色い星。

3連休中のせいか道が混んでた。
由比ヶ浜方面に向かう海の上、
西に高くアルクトゥルスの橙色。
大きな蠍座。猫の目星。
その下で、ピンクや緑の稲光。

お寺についたらもう暗い。
一歩中に入ると、とろけそうな甘い空気。
空には、大三角形まわりにたくさんの星が煌めく。
ベンチでストレッチして、帰ろうとすると雨。

人のいない境内の真ん中で、
いつものニャンコがくつろいでいた。
気持ちよさそうに身体を伸ばして。
邪魔しないように、
遠巻きにお顔を見ようとしただけで逃げた。

帰りに碑文谷のダイエーで、
おじさんたちが私の顔をじっと見てくるので、
そんなに美人かしら、と思っててふと
エレベーターの鏡を見たら、
黒さにびっくり。ノーメイクだし。

帰って、久しぶりに鍋。
食べ終わったとたんにがん寝。

ビーが棚に飛び乗ろうとして
足をすべらせてそのままストンと落下したそう。

夜中に、なんかクサイので、床を見たら
ありえない長さのウンすじがついてて
掃除しながらやるせない気持ちになった、とダー。

次の朝まだにおうので調べたら
椅子の足裏に大量にこびりついてて、
こそぎ落としながらやるせない気持ちに。
私の爪はウンこそぎのためにあるのではない。

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おれの本気を見せてやる!

2012年09月16日 | 猫トーク

フェルメールの青い帽子の女、
実物見たことあったかなかったか
思い出せない。
今回上野で見たら、
見たことを忘れないようにしよう。

お昼、掃除機をかけるので
窓を網戸にしてたら、
殿が窓を開けて3匹脱走。

ビー、すぐ戻る。
モンチ、右隣の庭で草をさんざんかじった後、
いっちょまえに左隣の庭も攻め、
すぐ戻る。

3匹一緒に外に出ても、
すぐに個別行動。
猫って。

殿は、なかなか戻らない。
だっこして外に出したときは
いい子にしてるけど、
自らの意志で外に出ると、
本気を見せる。

庭仕事しながら殿を待ったり、
マンション周りを探しても、
影も声も見せない。

庭に出たり入ったりしてたら、
ちょっと窓開けた瞬間に
ビーがまた飛び出し、
すぐ戻った。

殿待ちの時間、
落ち着かない私は
コードベロニカ始める。
冬まで禁ゲームだってのに。

夕方になり、上野はあきらめ、
家のまわりをまわって殿を呼べども
返事はなく、気づいたらもう暗い。

マンション裏の駐車場で殿を探していて、
ふと空を見たらアンタレスに猫の目星。
蠍座の左には、射手座もよく見えた。
夜空もまだ夏。
殿ちんはどこでこの星を見てるのか。

ダーも何度も外に出て殿を探してたけど、
気配すら見せない。
「殿はかちこいから、道に迷うなんてことないし」
「その辺にいるにきまってるし」
「シレっと戻ってくるよ」
と同じ会話を何度も繰り返し、
「殿~!お願いだから帰って来て~」
と何度も念じ、深夜2時。

殿ちんはシレっと帰ってきた。
トイレ行って、ご飯食べて、水がぶ飲み。
黒目ぱちくり、いい顔が止まらない。

庭を横切るとか、ちょっと姿見せるとか
してくれたら、心配しないで待ってるのに、
どこに雲隠れていたのやら。
14時間も!

青い帽子の女はもう行ける日がないので、
殿のおかげで見れなかったことを忘れないようにしよう。

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not legend but myth

2012年09月13日 | 猫トーク



わーい!
ここ、ちってる!



このにおい、ちってる!
こわくないよ! ちってるもん!

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この夏は日に1回か2回、
殿とビーは庭に出ている。

殿ちんは土の上に下ろして、
その間に洗濯物を干していても大丈夫。
足元にいて、周りの雑草を食べてる。

猫が食べるのでイネ科の雑草を放っておいたら、
庭は草だらけ。

ビーは手を離すと
頃合いを見計らって駈け出し、
私の手の届かないところに行って自由を満喫。
でも、遠くにはいかないで家の庭にすぐ戻り、
茂みの奥にじっとしている。

殿もビーも、
お願いだから遠くに行かないでね
という私の思いをくんでくれるので、
庭に出せるようになった。

モンチはだっこでもパニクるのでお留守番。
でもみんなが庭に出ると、
わざわざ起きてきて家の中から
みんなを見てにゃあ~、と鳴く。
この視線に耐えきれなくなると家に戻る。

夏中
ずっと咲いてるクレマチス

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