なぎのあとさき

日記です。

クリスマスまわり

2021年12月27日 | 日々のこと


てぃーす!おれはモンちゃん
5さいのふゆがきたんだぜ!


おれはさむくてもへいきにゃんだ


だってこの、つるぴか毛皮があるからにゃ!
風もとおさにゃいすぐれものにゃ!
だから毎晩、庭の見まわりしてるんだ!

モンちゃん、今日も仕事中の私の膝に長らく乗っていた。大変重いので私は太ももをプルプルさせながら仕事。

明け方は布団の中にいて、モンちゃんがいるとあったかくて布団から出られない。このところ10時まで寝てる。

マオちゃんは布団の中には入らないけど、布団の上でもみんなの狭間に埋もれて寝てるので寒くはなさそう。足元にいたのが、最近腰のあたりにいるので、気長に待てば首まで来てくれるかも。マフラーのようにビーのように首に乗せて寝たい。


あたちマオちゃん
まだきをゆるしゅわけにはいかにゃいにょ


だってだって、あたちねこだち!

私が部屋を移動するたびについてきて、遊ぶと大喜びでいつまでも遊ぶのに、気は許さないあたち。
怖いことなんて一つもない平和な毎日なんだけどねー。


にゃんか用ー?

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M田監督の20年ぶり?くらいの新作、◯のまなざしを、を観た。またドロドロにもつれあってこわれてく男女の話で、地下の診察室のシーンですぐひきこまれた。
赤いトンネルの絵、階段、アクションつなぎ、視線、片桐はいり、手など、映画だなーと。
精神科医役の仲村トオルははまってるんだけど、患者で誘惑してくるヒロイン役は、顔が好みじゃなかったのが残念。柄のワンピースもださい。
斉藤工は、テレビドラマで見るよりずっと良かった。ジグザグに歩く仲村トオルを見るときの顔とか。
Uちゃんのシーンはドロドロがいったん絶ちきれて一休みできた。

水曜日、仕事の後で渋谷のユーロスペースまで行った。久しぶりなので場所を忘れてた。渋谷すごい人で、街中にあった喫煙所がなくなってて駅前の喫煙スペースが満員電車状態で外にはみ出してる人をサンタのカッコした掃除ボラがどなりつけていて正気の沙汰じゃなかった。何なんだ渋谷って。

土曜日は恒例のバレエ、今回はTと一緒に。座席開けずに通常どおりになって初めての舞台、満席だった。
王子と金平糖の精のふたりが仕上がって素晴らしい踊りだった。Kさんのドロッセルも良かったし、スパニッシュのUちゃんRさんもキレキレで。音楽も楽しくて一気にクリスマスムードになった。セットがいつもと違って古いものだとか。粉雪のふる雪のシーンもきれいだった。

芝公園の近くにて。11時開演だったので終わっても昼過ぎで、雨上がりでいい天気だった。

24日はローストチキンと生ハムりんごと、牡蠣のオイルパスタを作ったらとても美味しくできた。
この日は税理士さんの事務所へ行って、戻って仕事。やってもやっても終わらない。仕事納めに向けて忙しくなる一方で毎年のことだけど12月後半は日々がとぶように過ぎる。

あとこの日、パパがLINE乗っ取られて、家族のあいだで一騒動あった。
いったんアカウント削除してとりあえず決着。甥っ子が一番詳しくて削除のやり方をスクショして送ってくれた。「アップルカード買ってきてー」とパパのアカウントから詐欺LINEが来て、ついに課金するのかとおもった。パパはスマホいじりすぎなので、この際スマホやめちゃえば、人生の時間はぐっと長くなると思うのだが。

25日はくるみから帰って、夜はピザとった。
ハンタ虫編見終えた。アニメでもちょっと泣いた。


なんの変哲もないショートケーキがクリスマス価格で一つ900円。めちゃうま。

26日の日曜日は、1日ひまだったのでキッチン大掃除。冷蔵庫の断捨離ですっきり。ニトリとOK。猫ごはんの買い出し。
予定いれなくてよかった。年末は家のこともやることはいくらでもある。


空の青さがパねえ
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ユーフーの鐘とか鳥とか

2021年12月21日 | 日々のこと


これまで見え隠れしてた冬がたまにハバをきかすようになった。毎年のことだけどえぐい。日は短いし弱いし寒くてえぐい。

鐘も重い。ヤムとヴィテックス飲んで予定通りにするっと鳴ったけど、明け方腹痛で目がさめて、しばらく寝れないほど痛かった。ほぼ24時間痛い。

そんな日に誕生日で寝直して11時に起きたらメールやLINEがたくさんきてた。Tが赤いバラの花束とケーキとノーシンを買ってきてくれた。

マオちゃん、ケンタ買ってくると必ずテーブルに乗って覗いてくるし、マックのナゲットも覗きに来る。
モンちゃんは食いしん坊に見えて人のご飯にきょーみなし。
カリカリやちゅーるの音がするとパッと顔上げるけど。

仕事の後で河原に出たら3時すぎで日も傾き、寒い。本も読めない。

河原は近場は護岸工事してるし兵庫島も得体のしれない工事でまた封鎖。春にコンクリートで固めたとこを壊して何かしててむだな工事をまたやってる。木もたくさん伐られてた。どこまで開発するのか知らないけどこういうのばっかり見せられると田舎に暮らしたくなる。


人が入れなくなってるおかげで池の周りに黒いカモがたくさんと、アオサギもいてみなリラックスしていた。空気澄んで空や雲、富士山がきれいで鳥が渡るのはいいけど寒い。おうちに帰ろう。

長年、葉山や鎌倉で鳴き声を聞いても姿を見たことがなく、名前もわからなかった鳥がコジュケイということが判明。岩合さんが猫を撮りながらぼそっとつぶやいていた。ピッピビー!ピッピー!と鳴く鳥。

あと、たぶんホンセイインコだと思うけど薄緑の鳥の群れに西日があたってなんともいえないキレイな色になってた。

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今クールは久しぶりにドラマいくつか見てた。
◯じゃない方の彼女
俳優たちがみなぴたっとはまってて、全体センスよくてオープニングの歌も毎回見ちゃう。レイコ役は目力あって可愛い。
◯日本沈没
シンゴジラに寄せた感じ?おぐりの演技はわざとらしくて苦手だけど、香川の変人役は好きだなー
◯真犯人フラグ
謎が謎のまま引き伸ばされてるわりに退屈せず見れる
◯最愛
これも相棒だったら1話の話を伸ばしてるわりには面白かった。珍しくTも見てた。
ほかにもTVerで昼顔とカラマーゾフなど。アリョーシャ役だけはちょっと弱いけど仕方ないかな。ほかはけっこうはまってる。ヒョードル、カーチャ、グルーシェンカはぴったり。カラマーゾフからロシア的と信仰をとって何が残るのかと思ったけど人はどの国だろうとそんなに変わらない。

カラマーゾフといえば、昨年から中断してたのを読み返し、読了。今読んでも面白かった。兄弟の仲がよくてうるわしい。スメルジャコフははじめから最悪なやつで、かなり序盤で犯人だと間違いなくわかるように書かれている。
3兄弟で一番やばいのはイワン。
もとはといえば「失われた」で主人公がアルベルチーヌとカラマーゾフについて話すくだりがあって読み直したので、「失われた」のその部分もまた読もう。
ほかに脳の中の幽霊とルゴーネスを併読中。

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鐘は2日目、3日目は痛み止めを飲み、4日目まではお腹にカイロを貼ってやりすごし、土曜日は海へ。
もう入れない。ので葉山ではなく由比ヶ浜。柔らかく優しい波に足をつけた。膝くらいの波があってサーファーもいた。

戻りの道で、暮れかかる空に満月1日前の白い月。


お寺についたらもう暗い。匂いがなにもない。寒いけどストレッチはできた。屋根の間に月。このところ月がきれい。
今年初のホワイトモカがしみた。
うへぇ~、冬きちゃったよ~ん!

そういえば先日のT浜はスイセンが満開だった。

日曜日はEちゃんが某回転寿司に行きたいというのでつきあったけど、マジかの連続だった。きめつのイベントやってて行きたいのはわかってたけど、並んでるし、寿司にわさびが入ってないし、シャリはすぐばらけるし、ネタはお値段どおり、タッチパネルでゲーム始まるし、要は小さい子どもを連れてくための店。いい大人の女が行く店じゃないから!寿司はカウンターで食うもんだ。
おしゃべりは楽しくて3時間くらいいたけど。こんな店に私を誘うEちゃんはどうかしてると思うけど好きだ。

帰り道、溝の口大通りで出たての満月。大きい月を見るとETを思い出す。

仕事は新規のお客さんの看板を納品。看板業者さんはこちらの都合に合わせてくれていい人だった。お客さん、居合わせた子どもたちも喜んでるふうでよかった。
チラシも納品。年内はまあまあ順調に閉められそうかなー。もっと忙しくなるはずが月曜も休めたし。

マンション理事会は新しい理事が入って、共用部分に花やクリスマス飾りを出してるおうちのことに文句いっててなんだこいつキモーと思った。ほぼ初対面だったので聞き流してたけど、次は何がまずいんですかー?とか言ってみるか。了見せまくて陰口みたいなこという男、マジきもー。みるからに性根くさった人って不幸せそうにしか見えない。新しい理事長はやる気満々。すんごい細かいけど悪い人じゃないし奥さんきれいなので信用できる。担当営業Sくんは相変わらず笑顔爽やか満点の仕事ぶり。彼以前、不動産業者はみな嘘臭くて信用してなかったけど、Sくんはそんな私の常識をくつがえした。

年末でいろいろたてこんではいるけれど、夜にプールとサウナで、毎晩ととのったーと多幸感に包まれながら冬の星座を見上げている。帰る道、オリオンとシリウスが目の前。
帰ってからTと、スイーツともに録りためてたアニメのハンタ虫編。会長動きます。
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12月の海とか

2021年12月15日 | 日々のこと


近所のイチョウ、みごと!


このスヌードはビーが通院のときにつけて、私と共用してた。モンちゃんには必要ないけどね。
みっちりポカポカ毛皮のモンちゃんは寒い夜もへーきで庭に出ていく。
生きた毛皮はあったかいのにゃ。

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オイルヒーターを出した12月11日土曜日、海はどうかなーと思ったけど昼ごろ外に出たら浜着替えできそうな日差し、水着を着て海へ。
凪の無風、なじみの釣りのおじさんたちもすごい澄んでる、泳ぐなら今日、と口々に。
だまって着替えてボードもってゴー!
岩の周りでまたキビナゴ大群!寒さ忘れた。
チョウチョウウオやソラたち。
深いとこにもかすかな魚影がたくさん見えていたけど、頭は水に浸けられず、潜れず。
海に浮かべただけで満足。

日がハイスピードで傾いてくので、完全に沈む前に上がって急いで着替え。どんなに急いでも、濡れたウエットスーツを砂をつけずに脱ぐのはモタモタする。冷えまくった。


上がった後の海と富士山
寒々しい

日曜は、10月から行きそびれてた実家へ。この秋は土日ずっと忙しかった。海のほかにもいろんな舞台やお芝居、弔問、巣鴨、ズームイベント、美術展など。


誕生日が近いので豪華なごちそう!
シャンパンで乾杯!
本まぐろはとろけるようだしローストビーフはたれも手作りでめちゃうまだしポテサラケーキはサーモンで飾り付け、ブロッコリーの茎で作ったロウソクもたっていた。揚げ物、煮物、ほかにお赤飯と、自家製白菜も、すべて美味しかったー。

そしてこんなご馳走が作れるくらい元気でいてくれて何より。料理も手指を動かすから本当にいいこと。

次の日はお弁当を持ってK崎にいくと強風で、いつもの潮干狩りポイントも水浸し。


ボードウィークがこんなに荒れるの珍しい。スカートもびしょ濡れ。
澄んでいてきれいなんだけど。

海沿いではお弁当を広げられず、走水神社まで行って休憩。
岩合さん猫あるきに出てたミイちゃんを探したけどいなかった。
石段を上がってお参り。
お堂の奥にベンチがあったので、そこでおにぎり。


そこからの景色。
海ほたるからかかる橋が白く光っていた。

さらに歩いて、小さい公園を過ぎ、学校を過ぎ、まるまるした夏みかんがたくさん生ってたのをママと私がもらっちゃえ!と、2つほど頂戴するのをパパは嫌がっていた。


富士山のよく見えるベンチで少し休憩。
その先に階段があって、降りたら海に出られるかな?と降りてみたら海に出た!


ちょっとした港のような浜を探検
きれいな石を拾ったりした
楽しい散歩だった

温泉まで、途中で疲れたらバスに乗ろうといってたけど、ぜんぶ歩いた。
パパママも全然疲れたとは言わなかった。暑い季節より歩きやすいみたい。

そして温泉を堪能。猫介護からのコロナで、何年ぶりに来たのかもう思い出せない。
塩サウナでお互いの背中をこすり合ってたら、周りの人もまねしてこすり合ってた。
岩盤浴もたっぷりして途中でビールとお蕎麦、さらにお風呂とサウナに入って、私はそのまま東京へ。

次の日は雨で気温10℃切る中、朝から打ち合わせで横浜方面へ。高低差だらけの地形で、行きは急坂にさらに階段。
去年まで、しゃちょーが70すぎであの坂を1人でのぼって若いママ集団を相手にしてたのはすごいかも。

いろいろ素材が揃ってきて、ここにきてやってもやっても終わらない状況。年末年始はたっぷり休もーといってるけど休めるのか、、

仕事の後はラテンアメリカ文学のイベントにオンライン参加。ビオイはシルビナと結婚当初から身内と浮気して、その後も浮気していた、その一人はオクタビオ パスの奥さんエレナ ガーロで、このどろどろした感じは小説に見え隠れしてる、シルビナの姉ビクトリアは自分の出版社に財産をすべてつぎ込み、アルゼンチン文学の振興につとめた、と以前何度か会ったことのある翻訳家のTさんが巨匠のトークに割り込んで話していた。薄暗い会場でスペイン語しゃべってるのは雰囲気あった。
巨匠のトークはやっぱり面白。木を育てるように小説を書く話など。

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そっと加熱式タバコデビュー。
自由が丘のタバコ屋さんで、いろいろ説明を聞いて、とりあえずプルームにしてみた。1本目は軽くむせたけど、すぐ慣れて思ってたよりふつうにうまい。熱もある。壁も歯も汚れないしマスクや髪がヤニくさくならないし、いいみたい。
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猫とか鯉とか

2021年12月13日 | 日々のこと

うちにきて8ヶ月
1歳と3ヶ月になり、成猫サイズに近づきつつあるマオちゃん


大きくなっても、この可愛いお顔はどうです?


このお顔どうです!


どうなんですこのお顔!

椅子の上で寝てるマオちゃんを、Tが何度も見ていたら、マオちゃんは起きてくるっと背を向けて、目が合わない体勢で寝直していた。

私が出がけにマスクしてニット帽かぶったら、びっくりお目めで触らせてもくれず、ベッド下に隠れてしまった。

人間が二人揃ってる部屋はちょっと苦手みたいで、隣の部屋に行ってしまう。

でも人が一人ならリラックスしてなでなでもポンポンもされたい。
世の中にはどんなにお世話し尽くしても触らせてくれない猫もたくさんいることを思えば、撫でさせてくれるだけで十分。

一方のモンちゃんは、寝室で寝てる私、足元のマオちゃん、テレビの部屋で寝落ちしてるTのもとを公平に訪れて、みんなを代わる代わるあっためてくれる。太陽だ。


みんな、おれがあっためてやるからにゃ!



むふー!

9日の木曜日は、Gさんと通じ合ってる鯉のOちゃんを見にS池。6月に初めて行った時には会えなかった。いい天気で、池の水はよく澄んで、Oちゃんは他の鯉と一緒に橋の下にいた。
金色の、ほかのこより一回り大きい鯉で、愛嬌のある顔をしてモンちゃんみたいだと思った。


名前を呼ぶとしっかり顔を向けてくれる


泳ぐ姿も見せてくれる
太い側線がきらめいてきれい


池の生き物たちは河原で会う方たちに比べて人慣れしている
このコサギもすぐ側に行っても逃げなかった

カルガモもたくさんいて、水から出て丸太の杭の上で日向ぼっこしてた


軽くお茶飲んでから、少し歩いてGさんが最近まで働いてたお蕎麦屋さんへ。美味しくて天ぷら蕎麦と温かいのも半分食べた。しかし店主がありえないほどケチなんだそう。開店の手伝いをしてたスタッフにお茶も出さないとか。


戻って仕事があったので、少しだけGさんのおうちに寄ると、Kちゃん、ロクちゃんは接待してくれた。
キジのMびちゃんは10歳越えてるけどまだ触らせてくれないそうで、私もシャーされた。
ほかの保護猫ちゃんたちも、皆隠れてしまってチラッと顔を見れただけ。
6月に来たときは尿臭が気になったけど今回は全然へーきだった。

食欲なくしてる白茶の子がいて気になってたけど、私の帰った後、シリンジご飯で勢いついてよく食べたそうで良かった。
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師走

2021年12月06日 | 日々のこと


秋バラはぽつぽつ咲いてる


フレンチレースは香りが濃かった


ひらひらビオラ

12月のはじめ頃に木枯らしっぽい風も吹き霜も降りた感じで、皇帝ダリアもだらんとしてしまったし泡立ち草も枯れだしている。紅葉はカエデの赤とイチョウの木がとてもきれい。
天気のいい日が多くて昼間は暖かくてベンチで本も読めるけど、空気の匂いがぴたりとしないときもあって、冬が見え隠れしている。


マオちゃんが一度下痢したので、カリカリはロイカナの胃腸が弱い子用をブレンドすることに。消化器サポートと粒の色も匂いも似てる。味も美味しいみたいで二人ともよく食べる。

マオちゃんにはウエットにビオフェルミンを混ぜてみて、次の日はまだゆるかったけど3日目にはいいンチが出た。
元気はありあまっていて無駄に家じゅうをそそくさと歩き回り、通りすがるマオちゃんの名前を呼んでも見向きもしない。

でも掃除の後や寝室にいるときやテーブルの上にいるときは、フィーン!フィーン!と大きい声でかましてくるのが可愛い。


押入れの上の棚に上がってえっへん顔のモンちゃん
おでぶだけど脅威のジャンプ力!


ホトカがきれると仕事中の誰かの膝へ。私の膝にくるときは、テーブルから肩をちょんちょんと触る。

モンちゃんもマオちゃんも元気そのもので素晴らしい、ありがたい2021の師走。

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海は寒くて入れなかった。
太陽ありの18℃、太陽なしの23℃はないと、びしょ濡れ状態の着替えがむずい。

5日の海は静かだったけど、少し前に大荒れしたそうで濁っていた。潮もけっこう冷たくなった。

最近、キャンプ流行りで小さい焚き火みたいなのをやってる人が増えた。いや、いいんだけど、風向きによっては煙くって、海の匂いがわからない。

釣りのおっさんに、宮古島はいいよーとすすめられた。横須賀でもおじさんにすすめられたし、なんとなく宮古島行こうか~、みたいな気持ちになっている。

久しぶりにTくんに会った。濃厚バイブス、ノーワクチンで相変わらずのアナーキーインザTK。道中、夜の駒沢通りのイチョウの紅葉が、街灯に浮かんできれいだった。

日曜はズームの会。私の生まれた年のロック事情がいろいろ聞けて楽しかった。Yさんは猫が8ぴきになったそう。

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サックス先生「意識の川、、」読了。どの章もめっちゃ面白かった。サックス先生の本は読み終わる前に次の本を注文している。

◯ダーウィンにとって自然の美はただ美しいだけでなく、素晴らしい仕掛けであり、自然の創意である自然選択が働いている実例だった。花に創造主は必要なく、偶然と選択の産物として、何億年にも渡る小さな漸進的変化の結果として、すべて理解できる。ダーウィンにとってこれが花の意味であり、自然選択の意味だった。

◯ハンナ アーレントの引用
「時間を超越した領域、完全な静寂に包まれた永遠なる存在、
人間の時計も暦も及ばないところに横たわり、、いま現在の静けさ、まさに時間の中心にある、この小さな時間のない空間」

◯昆虫の記憶、学習、思考、コミニュケーションが、組み込み式のものがほとんどではあるが、個の経験に左右されるものも多い

この章の終わりでは無脊椎動物の天才たち、タコとイカに少しだけふれている。ダーウィンが潮溜まりにいるタコと触れあったことも

◯精神分析の父フロイトが、もともとは神経学者だった話より、
記憶が流れではなく印象=点の集まりであること

◯記憶の力ほど、アイデンティティを形成するものはなく、個人としての連続を保証するものはない。が、記憶は変化する。そして記憶がもつ再構築の潜在性、記憶はたえず修正されるという事実、実際にその本質は再カテゴリー化であることにフロイトほど敏感だった人はいない。

◯記憶は経験からだけでなく、心の交流からも生まれる

長くなるので続きはいずれまた。

通りすがりの男、も読了。面白い話とそうでもない話があった。以下メモ。

・光りの加減
ラジオドラマの悪役の男と、ファンの女性の恋と終わり
・貿易風
夫婦が他人のふりをしてリゾートホテルに別々に部屋をとる
この2編は、男女関係の限界のようなものを描いてる
・二度目
何かの手続きで2度目に訪れた人が、どこかに消えてしまう
・あなたはお前のかたわらに、、、
あなた(ママ)お前(子供)に同時に語りかける
・ボビーの名において
ママ)に夢の中で苦しめられる子供
・ソレンティナーメ・アポカリプス
旅行中に撮った写真をスライドで見ているとそこにはおぞましい光景が
・舟、あるいはヴェネツィア観光
旅先でのアヴァンチュール、ゴンドラ乗りの男
・赤いクラブとの会合
薄気味わるいレストランで
・メダル 一枚の裏表
オフィスラブ、だが男はうまくいかない
・通りすがりの男
爆破前日に泊まったモーテルで、見知らぬ外国人にやられる男

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猫とか印象派とか

2021年12月01日 | 日々のこと


進撃する巨人でも見るような目で私を見るマオちゃん。
いつかすっかり慣れてくれる日がくるのだろうか。


ちらにゃーい

マオちゃんはマイルーティンを大事にする子で掃除中はベッド下に隠れる、掃除機の音が聞こえなくなるとすぐに出て来てニャー!ニャー!と鳴いてポンポンタイムを毎日欠かさない。
この時はほんとにかわいくてTもデレつきながらポンポンしている。

その間モンちゃんは庭に出たり部屋に入ったり、出たり入ったり、カリカリを美味しそうにパクパクしたりしていて掃除機のことは全く気にしてない。

夜のマオちゃんはしっぽを弓なりにしてぴょんぴょん跳ねながらネズミのオモチャで遊んでる。投げて拾いにいくのも好きだけど、ひとりで遊ぶのも好き。

モンちゃんも興がのると迫力のジャンプを見せてくれる。



あちょぼうぜい!

それと、マオちゃん夜のブームは、ホトカの上に敷いたラグの中に入って遊ぶこと。ラグの中に潜んで、上で何かが動くと、素早く移動して下から猛アタック。

それですぐにラグがぐちゃぐちゃになって、直すためにラグの上にいたモンちゃんをちょっとどかそうとしたら、膝に爪をブスッと刺した。爪が伸びててすごく痛かったのと、モンちゃんが爪を刺すことなんてないからショックで、いたいいたい!何するのモンちゃんひどい!ひどいよー!モンちゃん!と大きめの声でいうと、モンちゃんはすまなそうに私を見る。モンちゃんはこういうときほんとに気まずそうな顔をする。

ふと、思い出したのは、居場所をちょっとずらそうものならチクッと私に爪を刺していたビーのこと。私を戒めたいときはもちろん、特に理由なんてなくたって、ビーは抱っこ中に私の肩にチクッと爪を刺していた。おかげで私の肩はビーの刺した爪の穴だらけだったけど、爪刺したくらいで怒ったことなんてなくて、むしろ喜びだった。
モンちゃんが刺したのは直伝?直伝ならしょーがないか~というと、モンちゃんもいつもの顔に戻った。

昼頃の太陽が気持ちいいので、私は仕事前の正午~1時まで公園で読書。「ここはとても速い・・」読了。ふたつめの小説は、アドレスホッパーでゲイの女の子の話でこちらも面白かった。静かな感じがするのは感情がほとんど描かれないからかな。

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仕事が終わったら泳いで風呂とサウナ。仕事1日でたまる全身のこりがほぐれる。
晩ごはんを早めにするので間食しなくなったし健康的。
スタジオもやると3時間くらい家あけるので、猫たちがさびしくないだろうかと思ったけど、Tも家で仕事してるし、つい2年前までは仕事のある週3日は6時間は家をあけてた、なんて信じられない。今思うとほんと通勤なんてバカバカしい。

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三菱美術館にてイスラエル美術館展。モネ、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌの見たことない絵が来ていて、入場制限してるからかゆったり見れた。


モネの睡蓮
束ねた藁の絵もよかった
下のゴッホの右側の絵に似てる


ゴッホ


ゴーギャンもどの絵もよくてこの風景画と、炎が立ち上る絵もよかった


ポーランドの画家、レッサー・ユリィはこの展覧会で初めて知った
右の「夜のポツダム広場」をはじめ、なかなかよかった


モネのパイセン、ブーダンの海の絵


東京駅、皇居まわりのイチョウの紅葉
、中町通りのイルミネーションが、おしゃれな冬景色だった。あちこちでウェディングドレスのカップルが写真撮ってた。

帰りは銀座ではしご。

日曜は某くん演出のお芝居。何を見てるのかわからないけど全く退屈もせず面白かった不思議な空間と時間だった。

コロナあけでイベント多くて海に行けなかったけど、この週末は急に寒くて、泳げる気がしなかった。
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