なぎのあとさき

日記です。

Who u gonna call?

2014年02月28日 | 日々のこと



よーい、ドン!



殿、でおくれたか?



モンチ大きくリード!



はーいモンチの勝ち!

モンチは歯をギイギイならすことを
急に思い出したらしく、
一度ならしたらそれから
毎日のように鳴らしている。
異常な食欲も落ち着いてきた。
お腹まわりにはしっかり肉がついて、
2.8キロなりのどっしり感。

沈丁花は一輪咲いただけのまま、
一週間たって、気温が十度を越してやっと、
本腰入れて咲き始めた。
一輪咲いてる間にバラを剪定。
(つるバラ以外)
マルゴ姉妹の鉢替えも完了。
コスターはプロトリーフのバラ土、
シスターはアイリスオーヤマのバラ用粒状培養土。
違いは出るのか?
剪定の後でカイガラムシとバトル。

クリローにはたくさんの蕾。
クレマ、フロックスも
少しずつ芽が大きくなってる。
クレマにはやっとトレリスを立てた。
ピンクゆきやなぎにも蕾。

「オンレフ」が今ひとつピンとこなくて
「ブロークンフラワーズ」を見返して、
やっぱりこれくらいユーモアのある方が好きだ。
てかビル・マーレイ好きだ。
ビル・マーレイ見たさに
「コーヒーアンドシガレッツ」も見返す。
「ゴースト・ドッグ」も見返して、
ウィティカーがかっこいい。
ブラダたちみんなかっこいい。音楽もいい。
流れで「殺しの烙印」が見たくなったけど
ビデオしかなくて再生できない。
ジャームッシュの映画は、
元プレイボーイだろうと、
ろくでなしのパータレだろうと、
殺し屋だろうとデッドマンだろうと
自分のことのように思える。
けど、「オンレフ」の吸血鬼は
その感じが薄いんだ。

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スミレちゃん(仮)

2014年02月27日 | お散歩



殿ちん、雪の残る寒い夜に
2時間以上も外に出てたけど、
鼻水ひとつたらさない。元気!

海は凪で引き潮、明るく光る。
しばらく浜辺にいて呼吸に集中してると
勝手に足が動いて水に入る。
自然のもとでは呼吸に意識を集中するだけで
幸せが体に広がる。
(PMなんとかで「無駄な外出は」
とかいってるけど外出は無駄なほど楽しくて
つまり無駄な外出なんてない。
呼吸と無駄な外出という幸せを忘れて
空を曇らせて昼間からヘッドライトつけて
移動する人たちはどこに行きたいんか、
幸せのある場所でないことは確かだ)

お寺の裏山でよく会う、
スミレちゃん(仮)という犬を連れたおじさんがいる。
遅い時間に行くので、そこにいるのが
私とCとスミレちゃんとおじさんだけ、
ということがよくある。
おじさんは基本的にこっちを見ない。
スミレちゃんはめちゃめちゃ賢い子で、
私が挨拶しようかな、とスミレちゃんを見ると、
「いえ、大丈夫です」という顔をする。
前に上の境内で話したときも、
スミレちゃんは私にさんざん撫でられてたけど、
「また(雨が)降るかもしれないから、そろそろ行かなきゃね」というと、
さっと私から離れた。
今思い出したけどその日は雨で傘さして山を上り、
上で会ったスミレちゃんは毛皮が濡れていて、
私のジーパンに濡れた毛皮をこすりつけていた。

で、こないだは鳥居の下の狭いところですれ違ったので、

聞こえるか聞こえないかの声で
こんばんわ、と言ったけど返事はない。
その後でスミレちゃんがリードを放たれ
(そんなことは初めて)

暗い闇の中を駆け回り出した。
その日は闇がいつもより漆黒に見えた。
春になって湿度が出たからなのか、
雪が残っていて地面が光ってるからなのか。
スミレちゃんは山肌をかけ上っていた。
真っ暗でも、犬の体が少しだけ光っていて
どこにいるか分かる。
そのうちスミレちゃんは戻ったらしく、
おじさんと帰った。

その二日後、そのお寺とは近くもない、
けっこう離れた葉山の浜辺にいると、
顔まではよく見えないくらいの遠くに
スミレちゃんに似た犬を連れた、
おじさんにそっくりな人がいた。
おじさんはこっちを全く見ない。
スミレちゃんらしき犬は、
私とCの方を二度見の感じで見て、
しばらくこっちを観察していた。

Cは「ゾッとした」と言ってたけど
私はそのおじさんと私たちが志向のような、
趣向のような、何かがすごく
合うのだろうか、と思った。
自然とがっつり触れ合ってるときは、
挨拶が面倒な気持ちも分かる。
近所の河原でも夕陽中に
よく知らない人に声かけられるとイラッとくるし。
(人の時間に土足で踏み込むのは
アーキモッチィーのオヤジと同類)

前に河原で知らない人に声かけられて写真を撮られて
後でもらったアドレスで見たら写真もいまいちな上、
こっぱずかしくなるようなセンチメンタルなコメントがついてたりした。
(その後で一度会って声をかけられ、うんざりだった)
稲村で写真を撮られた時も、後でCが見たら
「セクハラな」コメントがついてたそうだ。

浜辺には中型の群が浅瀬にいた。
森戸で、小魚の群がいっぱい。
沈丁花七分咲き。

お寺は明るいうちに上まで。
リスが数匹、忙しそう。
ここの沈丁花はまだ。
蝋梅、水仙の匂いが濃い。
空気は冷たいけど、
冬とは違って気があるのが分かる。

久々に浅草にも行った。
面白い席。ブルー(カラー)にこんがらがって。

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祝!沈丁花開花 2014

2014年02月19日 | 日々のこと



まだそんなに寒くない、年末のころ



お日さま、気持ち~!

Cが久しぶりにモンチに会って、
普通になった、と言ってた。
Cは昔からモンチが比喩でなく天使、
レジェンドではなくて神話、と言ってて
モンチはその通り、
いつ羽が生えて飛んで行ってもおかしくない
神の子、というか永遠の子猫、というか、
神々しいまでに自分がなかった。
そんなモンチが私をしもべ扱いするようになった、
と言ってもCははじめ信じなかったけど、
この前モンチと見つめ合って、
モンチが普通になったと分かったらしい。

普通といっても、見た目は一点の曇りもなく、
花のように完璧に美しいのは変わらない。
ただ、地に足がついた感じが、
目力に現われている。

私がいると、
「あいつより偉いこのアタチ」が芽生えてしまうのか。
でも一概に、私のせいとは限らない。
モンチが地に足をつけ出したのは、
モンプチ一筋を卒業して何でも食べるようになった
2013年の春頃から。
私との関係というよりは、食べ物との関係、
そもそもビーの食べるやり方を真似するようになったのが
きっかけかもしれない。

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仕事帰り、雪の残る道で、
猫が「ニャー!」と何度も鳴く。
サバトラの、丸っこいかわいい子。
目が合うと猫は、私の足元に来て
少し前に出て、ふりかえって「ニャー!」と鳴いて
コテン、と倒れる。かわいすぎるやろ!
でも近所じゃないし、何かあげたとして、
毎日来れるわけではないのに、
この猫が期待して私を待つようなことになったら
耐えられない。
でも、歩き出すと、私の
少し前に出て、ふりかえって「ニャー!」と鳴いて
コテン、と倒れる。かわいすぎる。
こらえきれず、
しゃがんでワーッと撫でる一部始終を
見てた女の人がいて、
「かわいいっ」とその人もしゃがんだので、
その人に任せてフェイドアウトしたけど
あの猫は本当にかわいい。
丸々してるし人慣れしてるし、
誰かにご飯もらってることを祈る。

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モンチはそんなふうにコテン、
とたおれたりはしないけど、
お皿を運んでるとき
私の少し前に出て、
振り返って私(というよりお皿)を見上げながら
「ニャアアア」と全力で鳴くのはかわいい。

ビーはそんな無駄なことはしない、けど
ビーのかわいさは絶対王者だ。

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数日前の夜中、窓にロックをかけ忘れてたらしく、
殿は外に出た。まだ雪の残る、相当寒い夜に。
それから2時間近く帰って来なかったそう。
元気だね。寒いの、平気なんだね。

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ソチ・オリンピックは、
始まった当初はシーンとしてたけど

スノボのハーフパイプの十代の子たちに始まり、
フィギュアのみめ麗しい羽生くん、
やりきった笑顔の晴れやかな高橋くん、
突如現われたノルディック複合の銀、
それにジャンプの絶対レジェンド41歳で
かなりの大盛り上がり。
ちょうど二度の大雪と重なって、
出かけられないし、
雪景色もソチ気分を盛り上げた。
これから女子フィギュア。

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Eちゃん、ハンドクリームの匂いをかぎすぎて、
結局どの匂いがいいのか分からなくなってた。
久々に、リゴレットで飲み。
Wアヒージョとペッパーのペペロンチーノで
ニンニクまみれ。

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2月19日、沈丁花が一輪だけ咲いた。
一輪でも匂う。
空気は冷たくて、
暖かい日の匂いとは違う。
けど、いい匂い。
雪にのっかられて、
蕾たちは下を向き気味。

来週の天気予報は気温が上向き。
やっと抜けれる!!!
2週にわたる大雪中、
空気冷たくて、生きた心地は
ほとんどなかった。
でも家でよりそう猫の体温や重みを感じながら
本を読む日々というのは、
この上なく幸せな日々でもある。



ザ・カオス

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雪げしき

2014年02月13日 | 日々のこと



雪、おそるるに足らず!



てか、保護色だぜ!おれの場合!



おれはいくぜ!
止めてくれるな!



---止めるよ!
風邪ひーたら困るやん!

寒い、とか当たり前すぎて
口にするのも億劫な2月の半ば。
雪ふる中、ヒヨちゃんが何度か
庭に来て、木の枝や物干し竿にとまっていた。
今年も蝋梅の蕾を食べていた。
沈丁花の蕾ももう随分大きくなってるけど、
雪が降ってフリーズ中。

夜になっても雪が降り続いていた。
外に出てみると、
つもりたての雪に街灯が反射して、
明るかった。
車がほとんど通っていなくて、
たまに通っても、とても静か。

日本じゃないみたい、
ヘルシンキにいるみたい。
ふわふわの新雪を踏む。

次の日、日がのぼるとだいぶ溶けていたので、
きれいな雪を見るには
降ってる最中に外に出なくては。

毎週海に入ったり
ヨガやったりプールで泳いだりして
鍛えててもインフルを撃退できないなんて。
2月の寒さを前に、

無力感と脱力感に打ちひしがれて、
寝てばかり。このところやたら寝つきが良く、
よく眠れる。立春まででゲームをやめたせいか。

如く5、ついにクリアー!
終わりの方は武器づくりにいそしむ。
お気に入りは、ラブシャインスティックと、
カラフルパラソル。

真島タンの出番が少なかったなー。
マタギは、依頼をクリアしたらすべての罠を回収。
冴島「無駄な殺生はあかんで」

ゲームやめて、読書

「感情教育」(下)
アルヌー夫人はラストまで美しく、
フレデリックはパリジャンらしいいい男。
アルヌーもけっこういい男。
しょーもないオヤジだけど。
親友のデローリエや、器用なユソネ、
ヘタレのシジーほか、脇役も魅力的。
恋と2月革命の熱に浮かされて、
パリの街をかけめぐる。
パリの建物や地名は、
今と変わらない。
面白かったけど、季節感が全然ない。
終わりの夫人との会話、
つづくデローリエとの会話は、
小説全体に響いて感動的。

岩波文庫はピンクづかいのデザインで、
ミニポーチのピンク、ハンドタオルのピンク、
リップなど、バッグの中でピンクにまとまっていた。
最近セーターやバッグもピンクが多い。
気持ちが桜を求めてやまないのだろう。

「マーフィー」
初ベケット。文章というか言葉が
きれいで変わってて気持ちいいけど、
よく分からない文が多い。
でも、最後までなんとなく面白かった。

「城」(2回目)
終わりの方は忘れてたけど、
ぺーピーの長い話とか、
おかみの衣装のこととか、
もうめちゃくちゃ。
でたらめがつきない。

「夜の果ての旅」(上)
初セリーヌ。めっちゃ面白い。
戦争、病院、アフリカの植民地、
そしてアメリカ。
アフリカのうだるような暑さの描写が
素晴らしかった。森も海もひどい。
疫病だらけ、虫だらけ、
食べるものもなくても、
戦争よりはずっとマシ、とバルダミュ。
呪詛を撒き散らすような人は嫌いなのに、
セリーヌはとても愛すべき人に思える。
呪詛、っていっても、
リアリティがあるからだ。
同じ気持ちが自分にもあるんだ。

終わりのモリーへのくだりは感動。

雪で高速が通行止めになって、
海に行けず。
海びらきの夢を見て凌ぐ。

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霧たちのぼる

2014年02月05日 | 日々のこと

景気づけに、渋谷で久々の
Dちゃんと飲んだ、
のがいけなかったのだろうか。
軽く毒気にあたるつもりが、
高熱で寝込むことになるとは。

次の日は、太陽が高くなったと調子にのって
Eちゃんと近所の公園でビール。
日のさしてるうちは暖かかったけど
途中でめちゃくちゃ寒くなった。
アルコールも体に残ってく感じ。
ピンクの梅が咲いてた。
Eちゃん「知事決めた?
あたし決めたよ!都民じゃないけど!」

いきなり〇急をボロクソに罵り出すのを、
聞いてて和む。公園にもダメ出し。
あとはほっとくと、
流木のことばかり


軽い喉の痛みを覚えつつ、
次の日海にも行って、
お寺も行って、
夜は都内に戻って映画見てたら
熱がどんどん上がった。

「共喰い」
田中裕子はじめ、役者みんなすごかった。
昭和の田舎の町の風景も、
一見のどかだけどなんだか怖い。
淀んでる。川も町も、人も。
忌まわしさが極まるのは大雨の夜。
その夜の女の子の感情には
リアリティが感じられなかった。
あの子に救いを求めるなんて甘い。
そこは納得いかない。
こんな映画、一体誰が観たいんだ。

映画館を出ると、
街には夜霧が広がっていた。
少し先が見えない。
熱っぽいせいもあって、
あちらの世界にいるような。

次の日目覚めると、
悪寒で動けない、のに、
解熱剤飲んで海へ。
風邪なんてだいたい海に行けば治る。

海は久しぶりに荒れていた。
風が強くて、水の色は淡くて膨らんでいた。
葉山の先の方まで行って、
堤防に座って打ち寄せる波の飛沫を浴びた。

ところどころで白梅が
はじけるように咲いていて、
三浦半島の南の方へいくと
紅梅も咲いてた。

で、次の日も目覚めると悪寒で動けない。
雪も降りそうで寒いけど、
楽しみにしてたイベントがあったので、
点滴打って治そう、と病院に行ったら
まさかのインフルエンザだった。

年々賢くなってるはずだけど、
やっぱり今年も春先にしくじった。
イベントには行けず。

猫の病気に比べたら屁でもないけど、
タバコ吸えないのが辛い。
Dちゃんは「俺が毒だから」なんともないそう。
全く変わってない。

私の顔の温度が1、2℃高いことを
ビーは逃さず、積極的に暖をとりにくる。

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