日中は蒸し暑く、
夕方から夜に、雨が降って、
気温の下がる日がつづく7月の終わり。
少しくらいの雨なんか気にせずに、
海に入って、ゴーグルをして水中を見たら、
魚が見えた。
魚につられて、泳ぎ出した。
前の日にも会った、五十センチくらいの大きい魚の一家が
浅いところに来ていた。
一番大きなパパの後について行くと、
その辺をぐるっと回って、
海の中を案内してくれてるみたいだった。
ママや、パパの弟（たぶん）、子供たち（もけっこうデカイ）と時々合流して、
家族を紹介してくれてるみたいだった。
なかなかのご好意を感じた。
後で聞いたらＣもやっぱり同じように感じてたらしい。
魚たちについて行ったら、
前の日にＣの失くしたシュノーケルの棒を水の中で発見。
Ｃは、イカにも会ったそうで、
イカはスッポン級のインパクトがあったそう。
森戸で見たタコも、たしかにスッポン級だったな。
さらに沖に向かって泳ぐと
岩がサークルみたいになってるところがあって、
中はお魚だらけだった。
黄黒の縦じま、オレンジ白の横じま、赤黒い子、
シルバーブルーの群などなど。
きれいで、かわいくて、
息継ぎめんどくせえ！
そのうち体が冷え切ってしまい、
浜辺に戻った。
浅いところに一家がまだいて、
やっぱり好意的で、近付いても全然逃げない。
寒くて大急ぎで着替える。
前の日は、太陽が出てたので岩に上陸。
アドレナリン出っぱなしの子供がいた。
お寺は、蓮がミントみたいな匂い。
蜩が幾重にも重なって鳴いてる。
遠くの海は、ミストで霞んで見えない。
土なのか、葉っぱなのか、花なのか、
空気に甘露みたいな匂いが混じる。
山を降りる途中で、ツクツクの「ホーシ」部分が聞こえた。
はじめは聞き間違いかと思ったけど、
少し間をあけて、まぎれもなく「ホーシ」を連呼。
私もＣも、ヒグラシとミンミンの初聞きでは
歓声を上げたものだけど、
「ホーシ」の声には二人して黙ってしまった。
八幡様は、またしてもカメポイントが封鎖。
弁天橋のたもとでカメたちに会った。魚も跳ねた。
－－－－－－－
河原に、ヤコウさんの花火大会を見に行った。
空じゅうに雷が光ってるのもきれいで、
ベスポジで満喫してたら雨。
ぽつぽつからあっつー間にどしゃぶり。
ビッショビショになって、公園の屋根のあるところに移動。
気温が一気に下がって寒かったけど、
今年初めて近くで見る花火の、きれいなこと！
ヤコウさん、ありがとう！
－－－－－－－
魔人ブウの世話をする夢を見た。
私はミスター・サタンの立ち位置。
魔人ブウはもちろん、猫たちだ。
今年はいつもよりさらに不意に
梅雨があけて夏本番。
モンチの下痢が、
入院→病理検査→まだ入院→やっと自宅治療になって
大変な大変なこの２週間弱だった。
恐ろしい三大病（がん、白血病、エイズ）は除外。
血液検査の数値も、ほぼ正常。
しかし原因わからず。
投薬で便の調子は少しずつ良くなっているところ。
今の病院は、治療を急ぐあまり
猫のストレスへの配慮が足りなすぎるので、
変えることに。
ありがたいことに４人の猫マスターと
４人の獣医が相談に乗ってくれて、
いろいろ考えて、アレルギーか、ウィルスか、
と思っているところ。
モンチ自身は家に戻ってから
ニャ、ニャ、と高い声でご飯ねだって、
勢い良くうまそうにご飯食べてるし、
グルーミングも再開したし、
撫でるとぶるぶるいうし、
日に日に天使ちゃんに戻りつつある。
かわいくて、かわいくて、かわいすぎて、
ずーっと見てしまう。
家でもダントツの怖がりモンチが、
入院中どれだけ怖い思いしてるだろうと思うと、
私も寝れない、食えないで１週間で４キロ痩せ！
それでも元気を保てたのは、
ダー、殿ビー、友人たち、ママはもちろん、
庭に咲く花、いつもの海とお寺のおかげ。
自然のもとでは、ごしゃごしゃ考えず、
ただ五官を開いていればいい（＝愛すること）
必ず元気を返してくれる。
一番つらい時に満開だった梔子は、
嗅いでる一瞬はいつも脳が笑った。
お寺では、初ヒグラシ。
八幡様では、亀たちに再会。
七夕の夜は、ヴェガもアルタイルもよく見えた。
リスペクトねーさんは
たくさんいる猫のいろいろな症状を
ハーブとサプリで抑えていて、
私もハーブを勉強することに。
アレルギーなら、ハーブは効果あるはず。
葉山で、ついに！
水の中でお魚たちに会った。
シルバーブルーや、赤、黄×黒の縞模様。
岩の上の眺め。岩のあたたかみ。
なんてことだ！
ドキドキ、ヒヤヒヤから逃れられない時でも、
海に入ると、自然と笑顔が湧いて来た。
「アー、キモッチィー」
（by スパに来てたうざいオヤジ）
いろいろ言って在宅勤務してる中、
ありえないほど真っ黒に。
そんなさなか、
とある大好きだった人が大好きの４乗に！
夏だなぁ。
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