なぎのあとさき

日記です。

タケノコちゃん

2014年04月30日 | 日々のこと



春咲きフロックスのみなさま



みんな、ほのかに甘い、いい香りがあるけど、
この白い子は、特にえもいわれぬ香り。



休みの日、
気候も良くなって外が気持ちいい。
ビーと殿が満足するまでは、
出かけないで庭ですごす。
モンチはそれほど外に出たがらないけど、
だっこして日光浴。

お隣の庭のジャスミンの匂いが流れてくる。

雨の竹林で生えはじめの筍を
なでていた次の週、
行きつけの懐石店で筍ごはんを食べた。
その日は会社でも、
できたての筍ごはんを頂いた。
自分でも作ってみたくなり、
八百屋で初めて筍を買って、
剥いてみると、剥くほどに、
例の匂いがたちこめた。
筍ごはんは初めてとは思えない出来。

某先生のご招待で、ジゼル。
精霊なのか、森の精なのか、
白いドレスの女性たちは、
動きが揃ってとてもきれい。
ゲストのイヴァンくんのダンスだけでなく
動きのすべてが
美しくて目が釘づけ。

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Cは、お腹をこわして微熱も出て、
インフルB型かも、といいつつ海へ。
八幡さまで、白藤の満開に間に合った。
風がうまい具合に上から下に斜めに吹いて、
白い花ふぶきとともに香りを浴びた。
次々人がきては、去っていく、長い間。
蓮の葉も出始めた。
カメは少ない。
カメの人の姿もない。

海は風波で少しウネリ。
江の島のプールで泳いだ後、
眠気と戦いながら浅草へ。
次の日は高熱が出たらしい。

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「進撃の巨人」にはまる。
面白い!アニメも素晴らしい!!
話が進むにつれて
何でもアリな感じになって
先が見えない。
ミカサは、昨今のアニメにはいなかった、
かっこいいだけじゃなくて、
すごくかわいい女の子。
アルミンもいい子だし、
リヴァイもかっこいいし、
エレンも主人公らしくて、みんな好き。

巨人が夢にも出てきた。
夢の中で軍に入った私は
立体起動ではなく
モビルスーツ的なものに乗って
ショットガン的な武器で戦っていた。
軍の食堂のパンの種類が豊富で充実していた。
コストコみたいな感じ。
自覚なかったけどサシャに感情移入してるのか。

本は、「夜戦と永遠」
読みはじめは、どこまでいけるか?
と思ってたけど、思いのほか進んでいく。
わかったそばからほどけてしまう感じもあるけど。
今必要なことがいろいろ出てくる。

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油ラブ!

2014年04月30日 | 猫トーク



ビーはバターナイフをなめるし、
モンチはフライパンに残った油をなめる。
化け猫は行燈の油をなめるというけど、
ビーとモンチもその時代にいたら
確実に行燈の油をなめてるだろう。
昔の行燈の油は菜種油で、
体に悪くもない。
工業用の油は体に悪そうだけど。
(石油を工業に使うようになって、
体に悪いものが増えた。
だいたい、石油を地球から抜きまくるのは
いかがなものか。
自然のもので無駄なものはない、
とすると、石油も地球に必要なものなのでは?
例えば、地盤を安定させるとか)

モンチはポテチの袋に残った
油までなめようとして、
袋に頭をつっこみ、
頭が抜けなくなり、
袋をかぶった。
本人はあまり気にしてなかった。



おめめキラン!

ビーがコップに残った牛乳を
前足でなめるのはとてもかわいい。

ハンバーグを作った日は、
こねて丸めた肉をビーがなめるし、
焼いた後のフライパンをモンチがなめていた。
玉ねぎエキスが入ってるので、
すぐに阻止したけど。
そんなことしてもビーは平気だけど
モンチはお腹をこわしがち。



モンチはお腹弱いのに
一日に何度もシンクにジャンプして
何かないかと物色している。
このジャンプで、去年の入院で痩せて
消えていたしなやかな筋肉がすっかり元通りに。

作りかけのご飯とか、
洗ってない調理器具とかを
シンクの上に置いたままにできないので、
けっこう不便。もちろん、不便さはいつでも歓迎。



殿は、そんな、シンクに上がって物色みたいな
輩じみたことは
一切しない。
歩いてる殿の首の上をつかむと、
ぶるるるんにターボがかかったような音が出る。

殿とビーは午前中にちょろっとお散歩。
10分前後で自ら戻るし、
ほとんど家の庭にいる。
出た後は満足そう。

しょこたんが
「猫を有する地球は宇宙の勝ち組」と
言ってたけど全くその通りだ。

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おなじみのみなさま

2014年04月24日 | 庭の花メモ



ハナカイドウ



アシュガ



シラユキゲシ



ウツギ



冬はすっかり枯れてたのに、
春になってもりもりのオレガノ



芝桜
となりのラヴェンダーとモナルダも、
枯れたかと思ったら緑が出てきた。



4月中旬すぎて、いろいろ咲いてきた。
バラの蕾もいっぱい出てる。

週末は、やるせないほど寒かった。
空はねずみ色、海は灰色。
ママと岩盤浴&温泉へ。
ママはバスが来なかったといってぶーぶー。
時刻表を見間違えてたのだった。大丈夫か?
ネガティブオーラを炸裂させるくせに、
ご飯だけはもりもり食っていた。
露天風呂で、星がよく見えた。


実家近くのオタマジャクシのいる池で、
見たことないくらい大きいトンボが
羽化していた。
ネオンカラーの黄緑色で羽も大きい。
トンボなのか?

ママとフキ摘み。
船宿のお婆ちゃんに、
ワカメの茎の煮たのなどいろいろいただく。
アサリスポットにも行ったけど、
今回は私は寒すぎて調子が出なくて
ママはたくさん見つけていた。
ネガティブオーラも収まった。
しかし、寒い。うえに、
スニーカーびしょぬれ。

東京に戻り、次の日も雨のなか葉山へ。
雨の凪。潮にごり、引き潮。
お寺にも行ってブーツびしょぬれ。
江の島で温泉&プール。

藤が咲いててこの寒さって何なん?

2日つづけて人助けをした。
カギがなくなって家に入れない子供と、
転んで立てないお婆ちゃん。
お婆ちゃんは、商社マン風の男の人が
さくさくタクシーに乗せて連れて行った。

Eちゃんいわく、
今年はツバメの巣作りが早いらしい。
今年はハナミズキがいつもよりきれい説も。

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聖なる、清なる、精なる木

2014年04月16日 | お散歩

葉山に向かう山々は薄緑色。
海はもう、太陽ギラギラ、といっていいでしょう!
浜辺に寝ころび、水に入ってヨガ。
八幡様の白藤はひと房、いい香り。

お寺は、牡丹やシャクナゲ開花、
シャガ、今咲くスイセン、淡い紫の芝桜。
山に入ると、「いやな音がする」
またチェーンソーだ。
その山は去年からずいぶん木が切られている。
間引くのではなく、小道を作るため。
「また切んのかよ」
「バカだよな!」
「うっせーんだよ」と、
くさくさしながら通り過ぎ、
横目で見たら直径1メートル以上のスギが
横たわっていた。
鶯の声も、リスの走る音も聞こえない。
チェーンソーの音を聞いてると
気持ちが悪くなるので、
耳をふさいで通り過ぎ、山の上へ。
山の上の方では去年斬られた
木のかわりに植えられた、
ヤナギほかの新緑がキラキラ。
海は青い。日が沈むと寒い。

帰り道、まだ伐採作業をしている横を通るとき、
ものすごい香りがした。
Cとふたりで黙って通り過ぎて
しばらく歩いてから、
「すごいにおいしたね」
「すごいにおいした」
清冽な、に近いけど言葉じゃいえない、
漢字でいうと、清で、精。
ヒノキの匂いに少し似てるけど、
切ったばかりの幹の香りはもっと強くて
生々しく、清々しく、甘く、
かぐと身も心も軽くなる。
そのあと、伐採した木を乗せたトラックが
私たちを追い越していくとき、また香った。
チェーンソーの音で苦しくなってた私たちの心を、
一気に軽くして、空へ空へと飛ばしてくれる香り、
山からの贈り物。
Give Thanks!

高速で、まさかのガス欠。
追突が危ないので車から降りて歩いていて
マレーシアの国境越えを思い出したけど、
あのときは暑かった。
きのうは多摩川にかかる橋の上、
ふきっさらしで寒いのなんの。
おまけにまたしても3日早まった鐘、
何かの花粉で鼻水たれ放題。
ガードレールのある狭い隙間に
しゃがんでジャフを待つこと1時間、
満月と、最接近中の火星だけがよりどころ。

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さくら後半

2014年04月16日 | お散歩



桜の前半はライブにわくわくしてぽーっとし、

桜の後半は余韻でぽーっとしながら花を見る
今年の春。

ぽかぽかの春の日、
Kちゃんと、多摩川の河原で、
枝がのびのび伸びた大きな桜の木の下で、
去年がんばったKちゃんのお祝い。
ビールとシュウマイ弁当で。
花はほんの少ししか残ってなかったけど、
土手のいろんな木々の新緑がきらきら。

何度も何度も視界いっぱいの桜吹雪が舞って、
おしゃべりを中断してみとれる。
下草のハマダイコンもキラキラ。
「Nちゃんとくるといつも木が喜んでるみたい」
去年もKちゃんと上野に行った日に
急に満開になったのを思い出した。
女二人でいるといろんなとこで優遇されるけど、
自然もサービスしてくれる。





セタカンはウコンが満開。

琥珀色になった花に、ほんの少し紅もさす。
枝垂れ桜もちょうど満開。
日大?の桜並木やド派手な源平梅や
大きな白木蓮の木が消えていた。
私たち、いい時に住んでたね。



緑道の八重桜を見ながら
世田谷公園に出て一休み。
さらに三宿から、太子堂商店街を歩いて駅方面。
見覚えのある店、ない店。
釣り堀がない!
餃子楼でビール。



エリカかな。すごい大株

Eちゃんとは、春物ぶらぶら見た後で
近所の河原でお茶。
菜の花も満開で、
風が吹くとハチミツみたいな匂い。

Eちゃんは木綿の白いスカートを
買ったばかりなのに、
ほとんど同じデザインの
白い麻のスカートを買うか迷っている。
私はノースリーブ白ワンピを
買ったばかりなのに、
さらにノースリーブ柄ワンピも購入。
夏まで着れないってのに。

黒いウがいて、長い潜水を
何度かきめた後で羽を乾かしていた。
セキレイが珍しく、
アグレッシブに水面すれすれを飛びかい、
上空にはツバメたちもびゅんびゅん。
カモメも来ていた。

絶妙なタイミングでCくんも連絡くれて
渋谷でケニアの珈琲。
「ダッセエ!」と大笑い。
Cがときどき変なんだ、と話すと、
「鏡になるものを持つといいんだよね」
小説とか、芸術とか。

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Spirit on the stage

2014年04月15日 | 日々のこと



ボブ・ディラン、in Zepp Daibercity。

淡いグレーのスーツ、白っぽいハット、
からはみでるもしゃもしゃの髪。
この目で見ただけで
歌も始まってないのに大感動。

1曲目はThings Have Changed
20年前武道館で観たコンサートでは、
1曲目はまるまる観客に背を向けて歌った。
あの時の研ぎ澄まされたまさにボブ・ディラン!!
なかっこよさと今の感じは違った。
今はもっとあたたかくて、
やさしくて、はるかなる感じで、
これまで出会ったことのない、
はかり知れないかっこよさ。

声、歌、ハーモニカ、ピアノ。
3曲目の後で機材トラブルがあり、
即興のピアノ演奏。
めちゃくちゃに弾いてるようで
なんてかっこいい
その後、機材修理で中断中、
ステージを一度横切った。

Duquesne Whistleはじめ、
テンペストからの曲中心の構成で、
このアルバムも何度聴いてもすごいけど
ライブは一段とかっこいい。
Tangled Up In Blueの後、
前半最後の曲Love Sickでは、
ワンフレーズ歌うごとに笑っているように見えた。
歌い終えると、「アリガトウ!」
ほか、英語で、すぐ戻るよ。

一緒に見てたMさんと喫煙所で一服しつつ、
「良かったね」「良かったー」
「いやあ良かった」「良かった、ほんと、良かった」とそればかり。

後半はHigh Waterで始まって、
Simple Twist Of Fateのハーモニカ、
歌詞がその場の気分にぴったりの
Spirit On The Water、
Soon After Midnightのピアノ。
はるか遠くに連れていかれて
気づいたら後半も終わってしまった。

アンコール、激しいピアノで
All Along The Watchtower
全身しびれた、はねた。
ジャズっぽいピアノで
Blowin' In The Wind
今の声と今独特の歌い方がよくて
ずっと聴いていたかった。

ギターのスチュやチャーリーもかっこよかった。
(ほかのバンドメンバーはよく見えず)

白いボブはやっぱり人智を超えた精霊のようだった。
いつまでもこの地球にいてほしい。
そしてまた、日本に来てね!

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3月半ば、ボブ・ディランのライブに
誘われて、いろんな意味で嬉しくて
一時、誘われたのは夢だった疑惑に陥った。
日が経つにつれて、
現実がフワフワする一方だった。
チケットを送ってもらっても
(これも夢かも)という疑惑が拭えなかった。

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にゃん況

2014年04月15日 | 猫トーク



これからも、にゃんだってくうわよ!

ビーの左上の牙が消えた。
三茶時代のビーはその牙で
何匹ネズミを仕留めたことか。
おとといビーはチーズケーキの
お皿をなめていた。
きのうはタコ焼きを食べてたら
膝に乗って私の口に入ってくる勢い。
お寿司食べた日は私の手をべろんべろん。
今日は朝からビージャンプ3回。

暖かくなって
外にもよく遊びに行く。
ビー殿は和室の窓を開けたり、
庭にちょっと放したら
そのままダッシュで隣りの庭へ。
「今日は仕事だから●分までに帰って来て」
というと、時間内に戻ってきてくれる。



ちかたないから、もどってあげる!

隣りの庭に、
リフォーム業者が敷き詰めた
白い砂利の上でくつろいでたりする。

最近一日だけビーが、
朝ご飯を食べない日があった。
どうしたんだ?と思ったけど、
たぶんその前後に抜けたんだと思う。
その日も、午後には食欲が復活した。

寝ようとするとビーがベッドの足もとで
なうー!と鳴いて阻止するし、
朝は朝でモンチが枕元で「ア!」と連呼。

モンチが枕元で「ア!ア!ア!」というので、
先に起きてたダーに、
「モンチに何かあげてー!」と叫び、
ダーがキッチンの棚の戸を開けると、
モンチはキッチンめがけて走り出した。
その走る音(フローリングに爪のあたる、
チャカチャカした音)が
ものすごい速さで、音だけでも笑えた。
ダーは、その走って来るモンチを
正面から見てたそうで、
前足と後足を揃えて走る本気の走り方で、
途中にいた殿にぶつかっても意に介さず
猛進して来るのが超面白かったそう。



雪の日のビーたま

ダーは茎のついた苺を見て、
「モンチみたい」
Cは、咲きはじめの雪柳を見て、
「モンチみたい」

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分身の術!

2014年04月07日 | 日々のこと



砧公園。

木によって1分~7分の頃。
山桜、クヌギの新緑。
マグノリアが満開をすぎて強く匂う。
手毬筋子のおにぎり。
ダーは花見に飽きると
木の枝でバランスをとって遊んでいた。
高い木の上にカラスのカップルが数組いたけど
ミックたちみたいにイチャついてるのは
いなかった。

セタカンは夜と、
次の日の昼間にほぼ満開。
「あらおミカン」
「ウコンはまだね」
と、周りの老婦人たちと同じ会話。
インコの群に会えず。
夜は枝に大きなカラス?の夫婦が
じっとしていた。

目黒川は満開の昼間、橋三つ分お散歩。
ここの桜はソメイヨシノでも
花が白くて少し大きめだと
初めて気になった。
橋の上では今年も桜ではなく
カメラを覗く人ばかり。

夜、千鳥が渕ナメの浅草。
靖国周辺も通る。
都心の桜の木は大きくて、
夜中でも街灯でライトアップされて見事!

ヤナギの新緑も見ごろ。
駒沢公園にヤナギの並木があった気がして
行ってみたけど見つからず。
Cは、昔そのヤナギの下で
レゲエ部をやったというが
私は全く覚えてない。

いつも行くお寺も満開。
ここのソメイヨシノは
はっきりピンクが濃く出てる。
花は小ぶり。山門に映える。
紅木蓮は散りはじめ、
強い香り。

と、週末は桜を巡りつつも、
満潮の由比ヶ浜で強風を浴び、
ジーンズをびしょ濡れにし、
スパで泳いで仕上げて、
翌日長者が崎で白く濁った水に入り、
と、いつも通り海にも行っている。

Cと私は週末しか会ってないのに、
(といっても私とCの週末は月曜までの3日間)

「去年、どうやってあんなにたくさん
桜見たんだろう」
「分身の術使ってたとしか思えない」

Eちゃんとも夜の目黒川。
風に舞う花びらが夜空に光る。
Eちゃんはfbっ子で
「写真撮ろう!」という。
撮ってると、「撮ってあげますから、
撮ってください」っていう人に捕まる。
橋の上で写真を撮る人々の輪の中に
入ってしまった。
「このカメラでも撮ってください」といわれ、
露骨に嫌な顔をしておいた。
あーナンセンス!
桜の花は一瞬なのに(今年は特に)
その一瞬に桜を見ずになぜ写真を何枚も?わからん。

ちゃんのパパがタマ
(味噌汁にいれるとうまいという巻貝)をとってきて、
その殻に魚の卵がくっついていて、
ちゃんは海水の塩分濃度を調べて
水槽をつくり、なんとか孵化させたそう。
でも、孵化してすぐ、召されてしまったそう。

満開をすぎたあたりで
強風、大雨が続いて、
近所の桜、河原の桜をめぐる頃には
もうだいぶ花びらが散っていた。
桜の後半になっても夜は寒い。

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