なぎのあとさき

日記です。

台風3号、渋谷、読書メモ

2019年06月28日 | 日々のこと

たいふうだー

殿は水、木も自分ではほとんど食べなくて、給餌でほぼ10割食べさせた。
好きなウエットを一舐めふた舐めしたり、ホタテ刺身を一口自分で食べたりするから、食欲廃絶まではいってない。

この数日はトイレも自由で、5月の中旬頃と同じく、気ままで自由な貴族生活に入っている。

久しぶりの台風の影響も大いにあると思うけど、気が気じゃない毎日。

先生にほめられるような平穏な日は長く続かなくなっていて、またまたメメント・モリがかすめる。
意識にも無意識にもかすめている。

でも殿は強いし、また上向きになると信じてサポートを続ける。

金夜は台風の雨が振り出し、雷も鳴って気温が下がった。大気の状態は非常に不安定。
モンちゃんも寝てるし、ビーもあんまり食べない。

殿はウエットとサーモンは少しだけど自分で食べた。水も時間をかけて飲んだ。

目やにが多くなってるのと、鼻からも目やにみたいなのが出てしまってる。

ああでもどこにいくのもついていって様子を見てるのは幸せだ。下僕冥利!

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庭の配水管工事が現実化してきて近年まれにみるほど気が重い。
ずっと愛でてきた庭の植物の一部を撤去しなくちゃならないらしくて。

税務署の梔子の花つきがすごくて毎日かぐのが楽しみ。

すいてる電車で、小さな女の子が何度も膝にだきついてきた。
モンちゃんみたいになつこくて、かわいげの塊みたいな子ども。

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木曜はダーが休みだったので、文化村にバレルコレクションを見に行った。
英国グラスゴーの海運王バレルは、1890年代から1920年代にかけて主に画商アレクサンダー・リードから作品を購入した。
リードはゴッホの弟テオの友人でゴッホの描いたリードの肖像画もきていた。


ブーダンの海の絵が数枚。
バルベックでエルスチールが語っていた海辺の風景。

ほかにも、失われた時のワンシーンみたいな絵があって楽しかった。フランソワーズの若い頃とか。


満潮


潮干狩り?

目玉はドガの《リハーサル》で、隅の方に小さく描かれてる存在感のある男は有名な振付師でジゼルの産みの親。

マネのバラの絵がおしゃれで素敵。

あとは、これまで知らなかったヤーコブ・マリスはじめ、写実主義の絵が多かった。

渋谷は久しぶりだったけど、どえらい街やな、と思いつつ歩いた。あんなに雑多で薄汚れて人とモノであふれかえってるのに、ほとんどのコンビニでタバコ売ってない。
吸いたいものも吸えないこんな世の中ポイズン。

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ゲルマントの方へ 5巻の後半
サン=ルーとラシェル、ヴィルパリジ夫人のサロン

◯その人格はまるで聖櫃のなかにしまいこまれたように一個の肉体のなかに神秘的に閉じ込められて、わが友人の想像力がたえずたらきかける対象になっており、しかも彼自身は絶対にその人格を知りえないだろうと感じて、常に相手のまなざしや肉体のヴェールに隠された正体はなんであるかと自問しているのだった。

というサン=ルーの愛人に、語り手は「ラシェルよ、主の」を認める。
サン=ルーはまえに恋愛にうつつを抜かすタイプじゃないっていってたけど、全然そんなことない、フランスの男。

バルベックのホテルで給仕長だったエメのお店に行くと、ラシェルはエメに熱い視線を送り、サン=ルーをいらだたせる。

サン=ルーは高級なブランド店のネックレスでラシェルの心をつかもうとするが、いらないと言われる。

ラシェルは意地悪だけど、強さや知性、信念を感じさせる魅力のある女。
同じく娼婦上がりでも、社交界に認められたくて必死なオデットとは全然違う。

三人はお芝居を見に行き、そこでもラシェルはあるダンサーを逆ナン!
かんかんになって劇場を飛び出したサン=ルー。

◯まるで大空に何か天体現象が現れるように、いくつもの卵形のものが、目の眩むような速さでさまざまに位置をしめ、こうしてサン=ルーの前方に動く星座を形成するのが見えた。投石機から発射されたかのようなその卵肩のものが、少なくとも七個あったろうか。ところがそれはサン=ルーのこぶしにほかならず、一見理想的な装飾のように見える全体の軌跡のなかで、すばやく場所を変えるスピードのために数多く見えたのである。

あたたたたた!のプルースト版。

サン=ルーとはいったん別れて、ヴィルパリジ夫人のサロンを訪れる語り手。
ヴィルパリジ夫人は、絵を描いたり、回想録を書いたりと芸術家気質の女性であり、社交界では成功者とはいえない。

◯芸術家が知性と呼ぶものも、社交界では気取りにしか見えない、社交界は芸術家がいっさいのものの判断基準とする唯一の観点にたつこともできず、(中略)芸術家のそばにいると疲労やいらだちを覚える。

彼女の「回想録」について。

◯完全に軽薄さの印象を与えきるためには、一服のまじめさが必要になり、ただひたすら軽薄であるだけの人間にはそれが不可能なのだ。

◯才能は、ある種の精神的体質の作り出す生き物で、そうした体質の持ち主には、たいていの場合、人間の多くの美質が欠けており、かわりに何かひとつの感性がきわだっている。

サロンに現れたゲルマント夫人は、サン=ルーの愛人の朗読をディスるなかで、

◯あのひとったら、本当ににこの通りにこたえたんですよ、《何かを朗読するときは、いつも今自分でそれを作っているように言わなければ》ってね。

ゲルマント夫人も、ゲルマント公爵も、今のところなんの魅力も感じない。

噂のサン=ルーも、サロンに顔を出す。彼の母、マルサント夫人は喜ぶが、サン=ルーはすぐにラシェルのもとへ、和解のために向かう。

語り手は、シャリュルス氏に一緒に帰ろうと誘われて、彼の秘密文書を預けようと提案される。
シャリュルス氏は登場から一番のクセ人物。
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猫のお世話メモ

2019年06月26日 | 猫トーク

タニウツギの中からクレマチスが出てきた

月曜日の書きわすれ。
朝に地震があって、最初の揺れがどんときて私は目が覚めた。
私の顔の横にモンちゃんがいてモンちゃんもびっくりした顔で目を開けていた。
地震よ止まれ止まれと思いながらそのまま寝直した。

次に目が覚めたら枕にビーがいて、モンちゃんも枕に頭を乗せて寝ていた。


仲良くしてくれると嬉しいんだけどな

火曜は日が出て暑くなった。

殿は刺身もふやカリも食べない、強制給餌ほとんど10割に突入。
顔つきはいいし、薬の準備すると軽やかに逃げてくし、元気はあるんだが。
刺身やリナールを指で口に入れると、飲み込んではくれる。
貴族の最上級になって、もはや飯は人に食べさせてもらうものになったのか。
どこまでもついて行きます。

3回くらいに分けて、25kcalくらいずつあげてる。

モンちゃんの咳は止まった。計5回くらいだった。元気いっぱい。



ホトカをかたづけた。

梔子の満開が続いてる。
お隣の木槿も咲きだした。
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ビーの6月検診、ソラ群タイ群

2019年06月24日 | 猫トーク


にいたんどいて


のんだわ!どうぞ


にいたん、ちゃんとのむにょよ


ゆっくりのむにょね


あたちねるわね

24日月曜日、ビーの定期検診。
ビーはこの1ヶ月で一度下痢しただけ、あとは元気で食欲もりもり。

ステロイドはやめるのではなく、5日に1回で続けることにした。

というのも、ステロイドを始める前まで、ビーは週に1回や2回は軟便や下痢をしていた。
やめたらまたすると思う。
また下痢したら、ステロイドを3日間は毎日、そこから徐々に減らすことに逆戻りだから。

触診や聴診で腎臓は小さくはなってきてるほかは特に問題なし、血液検査は前回が2月で、次は8月頃。

ビーはいつものように先生が手を離すたびに私によじのぼり、ニャーニャー鳴いて抗議していた。かわいんだからぁ、ビーはぁ。

◯殿が血を吐いた件を相談
「セレニアが効いて状態に変なところがないなら、このまま様子を見ていて大丈夫」
「胃からの出血はわりと起きやすい」
「動物が戻すのは胃からなので、膵液のせいとは考えられない、膵液が逆流するようなことが起きたら、そんな状態じゃすまない」

◯モンちゃんの咳は「猫ぜんそく」っぽい。
最近、環境が変わったことは?
クーラーをつけるようになった。
ビーも前に猫ぜんそくといわれたけど大したことなく治ったので、何回か咳したくらいで地肩の強いモンちゃんはほうっておいても治るだろう。

若いうちは大丈夫。
様々な個性は年とってから主張してくるから、若いうちにその子の個性を知っておくことはいずれ役立つ日がくるかもね。

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ベタベタの凪

先週モユの具合がわるいと聞いて心配してたけど、モユは元気にしてるそう。
鼻腔の腫瘍3年目の21歳。
抗がん剤はしない方針で、腫瘍が大きくなるとオペで取るのを過去2回。
そろそろ3度目が近づいてるそう。
「殿は膵炎3年目」
「モユは腫瘍3年目」
「ふたりともがんばるね笑」
すごいな猫たち。

今週は日曜に海へ。
天気は冴えないし、着いたら4時頃だったけど、足を浸けて潮を見たらいけそうだったので、ウエットスーツフル着用。

寒いなか海に入っていくときは、黙って集中して潮に皮膚を少しずつ同化させてく感じ。

手前は濁ってたけど、外のほうはわりと澄んでいて、岩の右奥まで行ったら、ソラスズメダイの群がいた。
去年は見なかったたくさんの群で、みな大きめでシッポが黄色だったので、越冬できた群かもしれない。

カゴカキの幼生らしき、形はカゴカキで色は透明、中心に黄色っぽく光る丸のあるプランクトンと魚の中間のようなのが、水面付近にいた。
ほかの稚魚に混ざって「おれら」になってるところがカゴカキらしかった。

さらに奥に行くと、すごい数のクロダイの群がいた。
兄さんサイズから、チンチンまで、いろんな大きさのクロダイがたっくさん。
さらに、クロダイより大きいシマダイが悠々と泳いでいた。
追いかけたら沖へ向かうので引き返した。
タイの群は迫力があってもっと見ていたかったけど、体が冷えるので浅瀬に帰還。
太陽なしの24℃はけっこう寒い。
風がなくて良かった。

浅瀬にはキュウセンと、細い稚魚。

上がって熱いお茶。

カラスが大騒ぎしてると思ったら、岬の崖の一部が崩れていて、カラスの巣が潰れちゃったらしい。
前の日の雨で崩れたらしく、朝から警官が来てたと駐車場のシルバーがいってて、警官はまだ数人いたけど、特に何もしてなかった。
人に何かできる状態じゃなかった。
立ち入り禁止にするくらい。


崖の一部がぱっくりいっちゃってる

シルバーいわく、砂岩だから崩れやすくて、そのうち全部なくなる、って。

ミニスでパインミックス。このソフトかなりのヒット作。うまさが寒さを越えてくる。

お寺は梔子、オニユリ、蓮の花が咲いた。
湿度100%くらいの濃い気が満ちて、水のなかにいるようだった。
ホトトギスがよく鳴いてた。
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雨ふる夏至

2019年06月24日 | 日々のこと

よくふるなあ

今年の夏至は22日で前日からあいにくの雨ときどき曇りだった。

殿はその後吐いてない。粘膜は再生したと思う。
20代のKくんも梅雨入りあたりから粘膜全般が弱って喉を痛めたという話をしていた。
梅雨どきは免疫力が落ちて粘膜弱りがちなのか。

ご飯は相変わらず。
食べる気はあるけどあんまり食べない。
日に何度か自分でカリカリを食べようとするので、補助給餌は少なめにしていて、体重は3キロのまま。

お水はうつわの前に長いことじっとした後で、ちょっとだけ飲む。



モンちゃんがパニクったように家中を走り回っており、ダーがモンちゃんのお尻を見たら案の定、草が飛び出てたそう。
モンちゃんは草をたくさん食べても吐かない。
吐かずにウンと一緒に出すけれど草はキレがわるい。
お尻に草が残ると、モンちゃんは「いちだいじ!いちだいじ!」と駆け回る。
トイレきれい好きのモンちゃんにとって、ありえない事態。
これをダーは「ヒモフンパニック」と呼んでいる。
草をそっと引き抜いたらおさまる。

この2日くらいモンちゃんは謎の咳をしていた。カフカフカフカフと、乾いた連続の咳。金曜は1日雨だったので寝てばかりでいつもの元気がなく、私が庭に出るときもすっ飛んでくることなく寝たままだった。

日曜にはすっかり元通りになり、過充電したモンちゃんは元気が渦巻いてオモチャに飛び付いていた。
私がご飯食べ中、相手してあげられないでいたら、花瓶が三つ置いてある神棚に上がる。
そこはちょっとやめて、と下に下ろしてもまた上がる。
私が見ると、「おれはやるんだぜ!」と挑戦的な目で見返してくる。
仕方ないので花瓶をすべてどかした。

モンちゃん、懐石ゼッピンのカリカリを入れるそばから空にしていて、後ろ姿が俵。

ビーはとくにかわりなし。
ときどき私にべったりしにくる。


むしゃむしゃ



ブルースターは切り花にできるって知らなかった。かわいい。

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土曜は雨の中、月イチのイベントでS駅へ。
傘立てを探したり、80人分椅子を並べたり、受付したりした。

人称の話から、「私」の拡張、延長について。

スタッフが前のほうに座るのもなんなので、後ろの席に座ったら、全然見えなかった。
スタッフのほとんどの男の子は若いので、立ち見してた。

飲み会も、もう他で飲まなくていいくらい楽しかった。ワインもちょっと飲んで酔っ払った。

20代の青い髪の毛の女性に、抑圧から逃れることがこの先もできないならどうすればいいんでしょう、と聞かれた。
20代の子に適当なことは言えない。
答えるそばから違う気がする。
私を拡張してくことで、らくになっていくのかも。

20代の頃は私も今より生きにくさを感じてたけど、海に通うようになってらくになっていった。海に入ることも私の拡張といえる。
潮の流れや風やウネリや潮温に乗って全身を動かしているとき私なんてものはない。
私がなければ抑圧もされない。

喫煙所では珍しく政治の話をした。といっても、記憶にある最初の総理大臣は?とか、ここから政治家出ないかな、とか。

二次会も行けば楽しかったと思うけど、雨で眠いし、殿のご飯ご気になるので帰った。帰りの電車でMさんがハブに頭を噛まれた話を聞いた。
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モンチフェス

2019年06月21日 | 猫トーク

殿が17日に、少しだけ血の混じった嘔吐をしてから、セレニアを24時間ごとに飲ませて、その後は何も吐いてない。

前のメモを見たら、先生「粘膜は3日くらいで再生する」、念のため5日セレニア注射をしていた。

出血は胃酸ではなく膵臓の消化液のためかもしれず、膵臓には三臓器がつながっているから、様子を気をつけて見てる。

膵炎の症状には痛みと吐き気があるという。食べた後で少し痛そうに見える時がある。お手当てするとブルブルいうけど。あんまり食べないのは、気持ちわるいのかなぁ。

20日、殿はお刺身の食いつきが今ひとつだったけど、何度かお皿に出向いて、すこーしずつカリカリやウエットを食べていた。
それが、ほんとにすこーしなので、お給餌で補助。痛みと吐き気がするなかの強制給餌は、うーん、と思うけど、嫌だったらペッぺと吐き出すから、やるだけはやろう。

キドナは2gを12ミリのお湯で溶いてかなり薄くしてあげることにした。水分もとれるし。

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20日はモンチ天国年齢4歳の記念日。

Wフラワーにお花を買いに行って、たくさん飾った。モンチのいる空の青のデルフィニウムとブルースターがちょうどあった。

お花はいいね。空間を彩るだけでなく、特別な日の実感がわく。

それぞれ10本セットだったので、すごいボリューム。花瓶も一つ買ってきた。今もモンチのことで、やれることがあるなんて嬉しくて。


このバラは最後の1束だった、きゃわゆい!バイカラーになってるとこがモンチみたい。

ここからはモンチフェス!


ダーは家中トカゲだらけの夢を見たそうで、あ、そういうことか、と思ったそう。

生前から「トカゲってモンチそっくり!」っていってたもんねー。


自分のチッポをにらみつけるモンチ


ひっくりかえると一人別世界に行ってしまうモンチ


だいたい夜は黒目まん丸


まっちろな胸元


大好きな殿兄とのツーショット
おお、殿もお若い

10歳になってもこの小ささのモンチは、いつまでも子猫のままの、自我のまったくない天然の明るい子だった。


いつもくっついて(ビーはイライラ)


よりそって(ビーはお腹がハゲた)

モンチ天国であちょんでてね!

2年患ったibdから先生の推測ではリンパ腫に移行してる可能性があるということだったけど、モンチの体で検査は無理だった。

はっきりわからない状況で抗がん剤を使って症状をさらに複雑にすることは私にはできなかった。モンチは入院で弱ったこともあったし、自然のままのほうがいいと思ってた。

でも今だったら、弱めの抗がん剤を試してたな。できることはなんでもやる!と私が心を決めたのは、モンチを送った後、モンチを送ったからなのだ。

11歳で天に駆けて行ったモンチは、殿とビーをしっかり守ってくれてる上に、モンちゃんを呼び込んでくれた。

あの日、空には天頂に向かう大きな虹が出て、暗くなると流れ星を2回も見た。モンチは消えてないよ、と私に見せてくれた。

それから4年、今年のお命日もよく晴れた。私は仕事が休みで、殿、ビー、モンちゃんみんなと順番に庭に出て、日向ぼっこしたり涼んだり草を食べたりした。

クレマチスのオドリバも一緒に飾ろう!と思ったら茎にカメムシがいっぱい~。


夕暮れの空

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もうすぐ夏至

2019年06月19日 | 猫トーク



ついに今週は夏至。

梔子、紫陽花、百合の花が満開で、晴れた日、世界は眩しい陽射しと甘い香りに包まれている。
夏至の前の美しい世界は、モンチの旅立ちの時に直結していて、陽射しや香りに触れただけで、私は胸がいっぱいになる。
庭にいるときや、道を歩いている時、シジュウカラの子やモンシロチョウが飛んでくると、モンチが来た、と感じる。
美しく咲く花々にも、モンチを感じる。
この、眩しいほどに美しい季節は、眩しいほどに美しいモンチそのものなので、世界のすべてがいとおしい。

もうすぐ、モンチは天国年齢4歳になる。
今もあらゆる神々に可愛がられて、キンタやほかのたくさんの猫たちと、宇宙をかけまわって遊んでる。



モンチ10歳の手前の写真。このころはカメラの性能もよくないし、解像度とか分からなくて、いい写真が撮れなかった。
実際のモンチの美しさは、写真を手がかりに、どこまでも想像をふくらませなくてはならない。
ふくらませても到達できない。
ばら色がかった金色の縞模様、胸元は人の踏み入れることのない山頂の初雪の白、小さな可愛らしい手足、ころころと形を変える瞳、、、

胸がいっぱいになってふとした拍子に涙が出るのは、一つではない、いろんな強い感情が押し寄せるから。
美しい素晴らしいいとおしい、には、かなしい、さびしいも含まれる。
言葉にまとめることなんてできない感情だ。すべて含めて愛としかいいようがない。

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日曜から、天気のいい日が続いてる。
殿の嘔吐は、セレニアが効いてストップしてる。

朝ごはんの後じーっとして動かないと、大丈夫なのかな、と心配になてくるけど、急に身軽に動き出して水を飲みに行ったり、外に出ようとしたり。
殿は強いし、殿の金魚のフンといわれたモンチが守ってくれてるから大丈夫!

体重が3キロになったので、カロリー計算再開。切れてた漢方も届いて再開。

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梅雨の晴れ間

2019年06月18日 | お散歩
殿は17日の朝にまた、血の混じった水を少し吐いていた。
その他はいつもと変わらない。

セレニア飲ませたのに吐くのは、これはまずいな、と思ってたら、セレニア(カプセルにつめたもの)が床に落ちていた。
飲ませたつもりが口から出して、毛にくっついてたのであろう。

血はピンクに近くて少量なので、胃酸過多で胃か食道に出血が起きているんだと思う。
セレニアが効いていれば大丈夫のはず。
猫草を食べても胃酸過多になるみたい。

前に血を吐いて病院に行ったときも、セレニア注射で一度でおさまった。
血にはびっくりするけど、殿は調子わるそうには見えない。

17日(月)は、サーモン(私がかんだもの)をまあまあ食べて、銀スプジュレも自分でけっこう食べた。
指ご飯のカロリーエースも全部飲み込んで、その後黒缶もつまんだ。
ふやカリもつまんだ。
外に出たがる元気もあるので、家で様子見。

ほんとに、殿も殿の内臓もがんばってふんばってくれていて、いとおしい。

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ビーは暑いと日中はほとんど寝てるけど、いつものビーで、カリカリをバシャバシャ食べるし人のご飯を狙う。

日曜の夜はダーの横にきて、1時間くらいポンポンさせていた。手を止めると睨んで、のってくるとオナラして。


ビ:レレイのヒミツをばらさないで!
ダ:レディーは人に向けてオナラしないから!

モンちゃんはもちろん元気で、ちょこちょこ庭の作業台でごろんして、お外気分を味わっている。
たまにマンションの各庭を散歩して、すぐ戻ってくる。


ひなたはあちゅしゅぎるんだぜ!

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14日金曜、家に帰ったらリビングのドアが閉まっていて(風で)、ビーとモンちゃんは私が帰るまで寝室にいた。

二人ともほとんど寝てたみたいで、うん&ちっこ跡はなかった。

ドアを開けたらビーはまっすぐお皿に行って、カリカリを扇食い。一気に食べても吐かなかった。良かった。

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週末のこと。

15日の土曜は一日雨、思うさま本読もう、と思ったわりにあんまり進まなかった。

「タコの本」読了。
終わりの章では、頭足類が大規模な神経系を持ち、知性を持っているのに、なぜ寿命が一年という短さなのか、について考察される。
著者はそのことに納得いかないみたいで、私も同じ気持ち、せっかく仲良くなれたイカが、次の夏にはいないなんて寂しい。
考察したところで理由はよくわからなかったけど、記憶は次代のイカに受け継がれていると思いたい。

あとはモロイを少し。

16日の日曜は、晴れて真夏日。

Cんちの猫モユが発熱し、受診するので海に行けないとメール。

モユは21歳、先々週引っ越しもあったから、ちょい体調くずしてるだけ、だといいけど。
6月というのは、梅雨があって真夏がくる、気候が大きく変わっていく月だ、高齢の小さな動物の体には、こたえるものがあるのだろう。
私ですら、先週の鐘前から、鳴った後まで疲れがち。

が、梅雨の晴れ間の休日に海に行かないなんてたえられない。なのにダーは、土曜遅くまで仕事で疲れていて「カンベンして」というので、一人ヨコスカへ。電話でママに「海行きたい!つきあってね!」「いいよ」

電車では失われた時を求めて。ヴィルパリジ侯爵夫人の昼のサロンにて、ゲルマント公爵夫人につづいてゲルマント公爵も来た。ゲルマント公爵夫人はサン=ルーの彼女のお芝居についてディスりたおしていて、さすがに語り手もひいている。
ノルポワとブロックのドレフュス事件の話がまた長い。

K港は強風で荒れていて、T浜は無理そうだったのでK崎へ。
30℃あったけど風が爽やかで芝生の上は涼しかった。

ちぎれ海藻だらけ、砂も巻き上がって濁ってたけど、ぼんやりと魚や岩も見えた。
魚は細長い稚魚と、タナゴくらい。

泳いで浮かんで、泳いで浮かんで、泳いで浮かんで気がすんだ。
週に一度は海に入らないと、うまく生きてく自信がないのは、依存ではなく習慣。

パパも浅いとこで浮かんでた。
父の日プレゼントのスポーツサンダルをさっそく気に入って履いていた。

行きにスイカを買ってったら、ママも用意してくれてて、今年初スイカは、海で食べた。

T浜のほうをぐるっと歩いて帰った。
アジサイ満開。
T浜はやっぱり時化。大潮の満潮で砂浜がほとんどなかった。



ここがこんなに荒れるの珍しい


シャワー浴びた後、5時すぎても日射しが強くて、電チャリで坂を上って、花の広場まで行ってみた。


人も車も少なくて、チャリはめっちゃ快適。
洗ったままの髪が乾いてく。

空が青々

帰って鯵寿司、煮豚、焼きナスなど。ダーの分のご飯はお土産に。
満月一日前の月が東京湾を照らして、月の下には大きな木星もあった。
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梅雨の日々、ゲルマント前半メモ

2019年06月15日 | 日々のこと


火曜日は、仕事の後でプールに行った帰り、ダーと待ち合わせて味噌ラーメン食べて、外に出たら雨。気にせずびしょ濡れで帰った。

殿はサーモンを食べない。

水曜は、雨降った記憶がない、てか、水曜の記憶がほとんどない。
夜にうすら寒かった気がする。
まだホトカつけたり、お風呂に浸かったりしてる。
何年かぶりに生春巻を作り、3本目くらいから上手にできた。

殿にはマグロのたたき身を買ってきて、20gは食べた。

13日は休み。晴れで暑くなり、この梅雨は晴れ間が多い。
家の真上でリフォームしていてめちゃうるさい。殿もビーもそんなに気にせずに寝てるけど。
モンちゃんも大して気にしてない。



モンちゃんは隣の庭でちょっとごろんして、暑くなったのか、すぐ帰って来た。

ビーは、いつもほどは私にべったりしないけど、食欲あり、目付きもいいので大丈夫そう。

木曜の朝、血(鮮やかな色)の混ざった吐き後があった。たぶん殿。
前にも一度あって、そのときはすぐ病院に行ったけど、特別な処置をしたわけでもなく一度きりだったので、今回は病院には行かずに吐き止を飲ませて様子見。

その後、吐いてないし、様子もふだんと変わりないけど、健康な子が血の混じった嘔吐をするわけもない。
気をつけて見てないと。

寝室に行くブームがつづき、ベッドに一緒にごろんして、撫でるとブルブルいっていた。

梅雨の晴れ間の日向ぼっこ

昼すぎに一度河原に出て、暑くて日射しがまぶしい中、やっと手に入った「寓話」をさっそく読んだ。面白い。
読みかけの本が4冊あるのにまた増えた。
読了することにはこだわらず、読みたい本を読む方針。

鐘1日目で迷ったけど、プールに行くだけ行ったらふつうに泳げた。

14日は、夜に雨。腹痛がひどくて、頭痛もする一日だった。

仕事の帰りにF駅に来てたEちゃんに会ってお茶。たあいない話をして仕事疲れの気分転換。クリームたっぷりのスイーツ食べたら腹痛もひいてきた。

殿は夜、たたき身をけっこう食べた。
が、いいサーモンがあったので買ってきたけど全然食べない。

父の日にはリクエストを聞いてスポーツサンダルを送った。海にも入れるやつ。
わりぃねー!って言ってたけど、全然わるくない。大学出るまでさんざん世話になった父に、お返しできるのは父の日くらいなんだから。

税務署の梔子が咲いた。まだ鼻の届くのは一輪。

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ゲルマント前半のつづきメモ。
ドンシエールで、ロベールの周りの軍人たちと仲良くなった語り手は、戦術や戦士、ドレフュス事件の話で盛り上がり、この辺を乗り越えると、どんどん面白くなってくる。

語り手は、ゲルマント公爵夫人の家にあるエルスチールの絵が見たいという言い訳をひねり出して、夫人に会えるよう取り計らってくれとサン=ルーに頼むが、サン=ルーは愛人のことが気になってそれどころじゃない。

ボロディノ大公(美貌の将校で、帝政貴族。サン=ルーにとって自分など、百姓の孫くらいに見えるのだろうと思っていた)が、床屋にそそのかされてサン=ルーに休暇を与える。

語り手は祖母の声を電話で聞いて、祖母に会いたくなりパリに戻る。語り手の帰ったことに気づかずに読書にふける祖母を、一枚の写真のように描く。

そして再び、ゲルマント公爵夫人をストーキング。

◯人にはときどき自分を脱出したいと思う瞬間があり、他人の心がどれほど平凡で醜かろうとも、それが自分と違う心である限り、その親切を受け入れたいと考えるからだ。ところが私の心のなかに彼女が見いだすのは自分自身であろうから、彼女はかっとする。

夢の話、フランソワーズの話、ルグランタンに会った話。

ロベールとともに、ロベールの愛人の住む村に行く。
ロベールの愛人は、かつて語り手が通った娼館でイチオシのユダヤ女、「ラシェルよ、主の」と語り手が呼んでいた、でもタイミングがあわずに何もしなかった女だった。
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かけなおし!

2019年06月12日 | 日々のこと

またあめかよー

採ってきたアサリはすごい元気で、舌を伸ばして潮をびゅんびゅん吹いて、300mlの水(塩小さじ2)が、一晩でなくなってた(シンク中に吹き散らかしてた。ボウルに新聞紙でフタしとけばよかった)。

潮抜きは一晩で完了、次の日は身が痩せないように冷凍し、その次の日にボンゴレにして頂いた。活きがいいだけあってとても美味しかった。

月曜日は朝から雨。
先日かけた縮毛矯正は、前髪が特に気になると最初に言ったのに、前髪だけかかりきってない感じで、はねるのでかけ直してもらうことにした。
前回、初めて担当したRは、おしゃべりに意識がいっていて、今ひとつプロらしい仕事をしてないなー、と思ったけどやっぱりね。
できたら別の人にやってもらいたかったけど、そうもいかず、Rはまたしても、私物のとっておき旅雑誌を出してきて、無視するわけにもいかなくて、持ち込みプルーストは読めなかった。

Rは来月で退職して世界一周の旅に出るそうで、ラインのIDくれたけど、今回でお別れ。
30すぎて自分探してる人に安くはないお金を払って髪をあずけるわけにいかない。
悪い子じゃないけど、気づかいがあさっての方向。旅に出て大人になってこい。
ま、今回はトリートメント付きでタダでやってくれたからいいけどさ。
また美容師ジプシーになってしまった。

帰り、Tカフェに寄った。
11月並みの気温らしく、寒いととたんにチョコを食べたくなる。
群像の連載は、がまの話のつづき。

◯神というのは茫洋として目や目を経由するような心ではその広がりを知ることができない、広がりが広がりとしてあることさえ知りえない。

目を経由しない心というと、すぐイカやタコを連想する、、、
人も、匂いや手触りだけで心になにか来ることもある。

◯「神という概念が人間の心を作り出した」
そして人間の心は神という存在が広大な広がりを持つということを想像しうるほどの広がりを持つようになった。

◯愛というのはその茫洋とした広がりの状態(?変換ミス?)のことだ。

誰かか「それって愛じゃね?」みたいなことをいうと、なんか違う、愛っていうのは大前提というか、全てというか、当たり前に最初からあるから、「それ」に集約するもんでもないんだよなーと、日々思っていたことが、見事に語られていた。さすが巨匠。

◯神という言葉は、(中略)その際限のない広がりに痕をつけるようなもの
◯痕を神だと錯覚する
◯それが神に対してよりまさに愛に関して起こる
◯人はみんな愛という言葉によってできた痕を愛だと思っている
◯神という言葉も愛という言葉も、そういう言葉があることがそれと出会う妨げになる

イメージできないもの。自分の心を越えて、どこまでも広がっていて、つかまえることができないもの。モンチのいるところ。すべてのいるところ。

◯伊藤(博文)なんていう今の若いやつらは暑いのさむいのいちいちうるさい。

という勝海舟が、冬でも袷一枚で、一晩中神社の裏で刀を振ったという話もぐっときた。
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火曜、晴れ間が出て、夜から雨。
ビーが久しぶりに下痢、つづけて明け方に嘔吐。

ビーの吐く音で目が覚めて、ベッドの下を見たら殿がいた。
ベッドに乗せると、小さな音でブルブル体を鳴らしていた。
冬の間は全然ベッドに来なかったのに、今になってなぜか来てくれる。
嬉しい。



ビーは、具合わるそうなこともなく、ご飯も食べた。
ただ最近ちょっと目がぎらついたり、大声で鳴いたりするので、もしかしたら甲状腺の症状が出てるかも。要注意。


つゆのせいかちらね

殿は梅雨入り以降、今一つ食べないけど、体重は3.2をキープしてるので、私の見てないとこでカリカリを食べてるとしか思えない。
私がいると、うまい刺身を出すのだ!とほかのものを食べないけど、サーモンも脂ののった美味しいとこだけ食べて、あとは食べない。

夜、マグロたたき身をよく食べて、カリカリも食べた。
撫でられにきて、ブルブルいってた。
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アサリに紫陽花、ヤドカリ、カラス

2019年06月10日 | お散歩
梅雨入り直後は食欲のふるわなかった殿だけど、カリカリをちゃんと食べてるし、顔つきもいいし元気もあって良かった。

最近、寝室がブームになったみたいで、朝もベッドの下まで来るし、夜も私についてくる時がある。

自分ではベッドに上がらず、自動昇降機(私の手)が来るのを待ってる。貴族ですから。

カリカリを食べるといってもモンちゃんやビーの食べる量に比べたら少ないから、補助的給餌も欠かせない。

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22日土曜は雨が止み、午後干潮の貴重な週末だったので、ヨコスカへ。プルーストを読んでるうちに地元駅に着いて、日射しも出た。

去年のポイントにはアサリが全然いなかったけど、私はウロウロ歩きまわり、すぐそばで小魚をたくさん見た。
ハゼ、ゴンズイ?フグなど。
海藻多いけど、潮はよく澄んでぬるかった。
立派な赤クラゲがところどころでアカモクにひっかかって道を塞いでいた。
イソギンチャクや、サンゴらしきもの、ウミウシもいた。

奥の、昔から潮干狩りのポイントになってるとこに移動し、そこでは2家族分くらい捕れた。

みんな下半身びしょ濡れになり、美術館脇から山に入り、雨の後で気が満ち満ちの緑の中を歩いて、紫陽花を見て、サクランボとって帰宅。


美術館脇の坂道


海もすぐそこ


テイカカズラも満開
緑がイキイキ


鶏唐揚げ、北海道のヒメタケの青椒肉絲など、海の後のママご飯、うますぎて食べ過ぎる。



家に帰ってアサリの砂抜きしてたら、ヤドカリが一匹混ざってた。
アサリの殻にしがみついてる姿がカワイイ。

次の日も海だったから、ヤドカリを葉山に連れてって、岩場に放すとすぐに元気に歩き出した。すると、その子より一回り小さいヤドカリが近づいてきて、ケンカになった。
よく見たら、岩場はヤドカリだらけで、ヤドカリはやたらと別のヤドカリにチョッカイ出してて、取っ組み合って高速パンチの応酬。
貝の色が色々できれいだった。
どうみても動きづらいだろう、という細長い貝のヤドカリもいた。
そこにはハゼと、カニもたくさん。

潮溜まりを覗きこんでたら、すぐ近くでカラスが変な声で頭を上下に振って鳴いてて、何か言いたそうだった。

2日続けて海に行ったのに、寒くて泳げなかった。梅雨ってこんなに寒かったっけ。

どんより

浅いとこでボラが跳ねてた。
ウが魚をくわえてた。

側に敷いてあったレジャーシートに置きっぱなしの荷物をカラスの夫婦が物色してて、個装のチョコ菓子を2つ3つずつくわえては、せっせとどこかへ運び、チョコ菓子がなくなると別のスナック菓子の袋を開けて食べていた。
トンビも狙ってたけど、カラスが体当たりして邪魔するのでトンビはお菓子にありつけない。トンビよりカラスの方が強いみたい。

山に移動。細かい雨の中、傘さして上まで。
Cがまたしんどそうだったけど、私は上まで行きたかったので「行ってくるね」と階段を上ってたら、結局Cも上まで来た。
久しぶりに天狗に会った。
天狗の天での立場はどんな感じなんだろう。
天では当たり前の存在なのかな。

オニユリの蕾は大きくなって今にも咲きそう。
紫陽花は一気に満開、雨の中の紫陽花は、瑞々しくて色に見惚れた。

雨でもウグイス、ガビ、ホトトギスが鳴いて飛び交い、リスも活動的だった。

イケア寄って食器とか買って帰宅。
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殿の6月検診、梅雨入り

2019年06月07日 | 猫トーク

6月7日に梅雨入り。
今年は遅いって言われてたけど、平年並み。
天気予報アテにならない。

6日までは夏日だった。
木曜はダーが休みで、コーネリアとキンモクセイとキョウチクトウとロウバイの剪定をやってたら、顔が汗だくになった。
年々増えて困るヘクソカズラも切って、庭がすっきり。

その後河原に出たけど、時間なくて20分くらいで帰り、殿の定期検診。

血液検査はなし。
調子いい、と言ったら、自力で?すごいです!
と何度もほめられ、殿も私もご満悦。
体重は3.18で増えるまではいかなかったけど、1割しか食べない2週間から、この状態はすごい、強制給餌を続けてたのが良かったのは間違いないと。
輸液も様子見ながら2日あけても良さそうとのこと。
特筆することはない、平穏な検診だった。
殿は診察台の上にどーんと構えてご機嫌でブルブルいっていた。

とまあ、いい感じだったけど、次の日に梅雨入りで、刺身の食いつきが悪くなった。
またマグロに飽きたのかも。
このところ、いいサーモンがなかなか入らないのよね。
ふやカリとゼッピンカリカリをちょこちょこ食べてるけど、量は少ないので、指ご飯シリンジご飯で毎食40kcalは補助すべし。

5月のご飯メモ(殿のみ)



水曜の夜は私が寝ようとしたら、久しぶりに殿もベッドまで来て、撫でてたらしばらくベッドの上にいてくれた。



朝も、ベッドまで私を起こしに来る。

食べられないんじゃない、食べないだけ!
そんなら私は、食べさせるだけ!

ビーはずっと調子いい。

ビーとモンちゃんにちゅーるを食べさせてるとこを、ダーに動画に撮ってもらった。
ちゅーるを舐めるビーの顔はワルの顔で、ワル顔だけ集めたCMになら出れそうだ。

モンちゃんを撮りながら、ダーがアハハハと小声で笑っていて、顔を見たらものすごく幸せそうな笑顔で、なんでそんな笑ってんの?と聞くと、「モンちゃん寝起きで目がショボショボなのに、舌の動きがめっちゃ速いんだもん」

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プールに行く途中、ぶわっと香った。
まだ蕾が出たばかりのはずなのに、なんで?あ!わかった!一重の梔子はもう咲いたんだ!と、探したら、フェンスの中で満開になってる一重の梔子を見つけた。
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近所のカフェ

2019年06月04日 | 日々のこと


近所に栗の木ゾーンがあって、週末についに満開になって、何度もチャリで匂いをかぎに行った。離れたところまで匂っている。
紫陽花も咲き始めた。
スイカズラはまだ香ってる。

殿は3.1キロ、5月の正念場は2週間半だった。一段階進んだか、と思ってたけど、今となっては膵も腎もふみとどまってくれてると思う。

マグロたたき身がつづいたので、メバチマグロ切り身を買ってきたら食べない。
次の日アトランティックサーモンを買ってきたらよく食べた。
シーバのレトルトもまあまあ食べた。

ビーはやる気に満ちあふれ、チンしたササミを熱いうちにちぎってたら、熱いのに顔をつっこんできて、熱いのに食べた。

テーブルの上にレンコン唐揚げを出してたら、お皿から3つ取り出してばらまいていた。
衣をちょっとかじって、あれ?鶏じゃない、別のを出してちょっとかじって、あれ?これもちがう!
いやしい系なんだからぁ、ビーはぁ。


おれはモンちゃん
たまにはいけめんのかおもするぜ!

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週末はダーが仕事。Cが引っ越しで海に行けない。木曜に行っといて良かった。

日曜の夕方、近所のお寺に行ってから、途中のカフェでやってるお芝居のワークショップのような実験的な場に行ってみた。
知り合いも何人かいた。

私はお芝居はよく分からないので、見てただけ。二人くらいずつ組んで、即興でしゃべり、Yさんが演出というのか、稽古をつける。けっこう厳しいことを言う。
うまい人もいるし、追い込まれる人もいるし、変な空気になったり、笑いが起こったり、
場が次々に色を変えていって、見てるだけでもすごく面白かった。

ただしゃべることと、しゃべることで創ることの違いが、Yさんの話を聞いてると、だんだん分かってくる気もする。

その後は美味しいカレーに付け合わせいろいろが食べ放題で、初対面の人も含めいろんな人と話して、ダーの分のカレーまでお土産にもらって、本当に愛すべき場になってる。
参加費はギリギリまで抑えられ、Yさんはギャラなしでやってるという。すごい。

次の日の夕暮れ時、そのカフェの居候二人に道で偶然会ったり、カフェで販売してた無農薬のベビーコーンを食べたり、あの場での時間の余韻はしばらく続くのだった。


夕空が夏至ってきた
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ピクニック

2019年06月03日 | 日々のこと
バイカウツギ、たくさん咲いてくれた

6月になった。
気候は爽やかで、晴れの日が多い。
夜は肌寒くて、ホトカでみんなごろん。

殿はこの週末、水もよく飲んでるし、ご飯も半分は刺身だけどウエットフードやカリカリも食べていた。
ご飯の好みがますますうるさくなったことをのぞけば、去年の今ごろとかわりない。

ホエキもお風呂もなすがままでむしろ気持ちよさそうにしてるけど、薬だけはブレずに嫌がる。
喉に落としてもふっ飛ばす、口の裏にいったん隠して後で出すなど、拒否スキルをさらに上げている。

ひゅっはっホイ投薬も、ホイで吐きだすリズムをつかまれてしまった。
抵抗する元気があって嬉しいよ。

5月中旬は、後ろ足がよろめく、自分から食べようとしない、ウンチをトイレ外でする、と、メメントモリを意識させるようなことがあったけど、今はない。
歩行もしっかりしてるし、トイレでちゃんとする。
たまにはみだすのはご愛敬。
殿は強い。


いつまでもおせわするがよいぞ

顔つきもよくて、名前を呼ぶと寝ててもこっち見てくれる。


あたちもげんきよ!
あたちがげんきにちてると、だきついてくるにょよ、あのちゃいろいのが!

にゃんとかちてちょうだい
にゃんとかするのがちもべのやくめでしょ?

ビーも元気で嬉しい。
ビーはカリカリをバシャバシャ食べるのでご飯の心配がない。
ビーが元気なのは、モンちゃんがビーに抱きつくことが多いことからも分かる。
ビーが調子でないときは、モンちゃんは遠慮するからね。
下痢もずっとなくて、ステロ3日に1回で落ち着いたけど、できることなら離脱したいところ。

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5月31日は河原ピク。GWにやるつもりが、私が初泳ぎで海しか見えなくなり海の予定で埋めちゃったため、EちゃんにLINEでしつこく怒られ、その後、殿の不調でさらに伸び伸びになり、やっと決行。
殿の調子が良くなって、準備する余裕もできた。

薄曇りで、時々日がさして、風が強くて柳の木の下は涼しかった。
2時前~日没まで。



今回も打ち合わせなしの持ち寄りで作ったチキンサンド。さっぱり爽やかで5月ピクにふさわしい味。



野菜中心の簡単メニューが、河原で食べるとめっちゃ美味しい。



雲がずーっと流れて形を変えていた。
大気圏って、こっから熱海くらいだって、それって遠いのかな、近いのかな?
宇宙まで熱海くらいってこと?近くない?
あの雲までって、こっから渋谷くらいかな?
とか、そんな話をしながら夕日を眺め、沈んだ後もしばらく明るかった。

柳の木にはカラス、ムクドリ、ヒヨドリ。
クルミの木に実が成ってた。
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かまくら

2019年06月01日 | 日々のこと

29日は水曜、降ったり止んだり。
チリ産のトラウトサーモンのサク(300円)を買ってきたら、殿は渋い顔をして全く食べなかった。
そろそろマグロのたたき身に飽きるころだと思ったのは、ハズレ。
やっぱりノルウェー産のアトランティックサーモンじゃないとだめか~と思ってたら、夜遅くにもう一度試したら、チリ産のをよく食べた。

30日はチリ産のをよく食べて、マグロのたたき身も食べた。
一時期(GW明け頃)よりは食べるようになってるけど、80kcalまでもっていくには指ご飯しないとね。

前足で払おうとするので、前足は私の足の指ではさんで固定。
指ご飯はちゅーるとカロリーエースでなんとかなっている。
たまに、キドナを4gずつお湯に溶かしてあげる。

ビーは、殿に給餌した後の、マグロやサーモンの脂のついた私の手をべろべろ舐める。

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30日の木曜はいい天気だった。
ダーが休みだったので鎌倉に行くことに。
行きは南武線経由。

御成通りを通って由比ヶ浜へ。
風が強めで水面が荒れ気味だったけど、潮温はわりとぬるくて、水着になって入った。
まだ5月とはいえ、入れる日に入らないわけにはいかない。
でもちょい時化の海で一人で泳ぐのは怖いので、足のつくところまで。ダーは5月の海では泳がない。

上がった後はしばらく日に当たって風に吹かれて、砂だらけ。



ノースリワンピ1枚では風で寒くなり、行きに御成通りで見た、猫のイラストTシャツを買いに行った。最近服はもっぱらネットショップだけど、昔はこんな風に出先で出会った服を買ってたなぁ。Tシャツに買った日の記憶が残るのは、いいな。

海上がりでお腹減ってマック、ポテトだけのつもりがナゲットも5こずつ買って、食べながら銭洗弁天の方に向かった。17時過ぎていて途中で引き返したけど、あのあたりの路地は、今の季節、家々の緑がきれいで、ただなんとなく歩いてるだけでも楽しい。

海にいれるだけいるから、いつも他の場所に行く時間がほとんどないけど。

八幡様は、蓮の葉が大きくなった。




ごはんくれるひと?

人ちがいだよ!


なーんだ

小町通りで葛とじうどん、ビール、まだほのかに明るさの残る空のもと、帰りは東横で帰宅。

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