たいふうだー
満潮
潮干狩り?
殿が17日に、少しだけ血の混じった嘔吐をしてから、セレニアを24時間ごとに飲ませて、その後は何も吐いてない。
前のメモを見たら、先生「粘膜は3日くらいで再生する」、念のため5日セレニア注射をしていた。
出血は胃酸ではなく膵臓の消化液のためかもしれず、膵臓には三臓器がつながっているから、様子を気をつけて見てる。
膵炎の症状には痛みと吐き気があるという。食べた後で少し痛そうに見える時がある。お手当てするとブルブルいうけど。あんまり食べないのは、気持ちわるいのかなぁ。
20日、殿はお刺身の食いつきが今ひとつだったけど、何度かお皿に出向いて、すこーしずつカリカリやウエットを食べていた。
それが、ほんとにすこーしなので、お給餌で補助。痛みと吐き気がするなかの強制給餌は、うーん、と思うけど、嫌だったらペッぺと吐き出すから、やるだけはやろう。
キドナは2gを12ミリのお湯で溶いてかなり薄くしてあげることにした。水分もとれるし。
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20日はモンチ天国年齢4歳の記念日。
Wフラワーにお花を買いに行って、たくさん飾った。モンチのいる空の青のデルフィニウムとブルースターがちょうどあった。
お花はいいね。空間を彩るだけでなく、特別な日の実感がわく。
それぞれ10本セットだったので、すごいボリューム。花瓶も一つ買ってきた。今もモンチのことで、やれることがあるなんて嬉しくて。
このバラは最後の1束だった、きゃわゆい!バイカラーになってるとこがモンチみたい。
ここからはモンチフェス!
ダーは家中トカゲだらけの夢を見たそうで、あ、そういうことか、と思ったそう。
生前から「トカゲってモンチそっくり!」っていってたもんねー。
自分のチッポをにらみつけるモンチ
ひっくりかえると一人別世界に行ってしまうモンチ
だいたい夜は黒目まん丸
まっちろな胸元
大好きな殿兄とのツーショット
おお、殿もお若い
10歳になってもこの小ささのモンチは、いつまでも子猫のままの、自我のまったくない天然の明るい子だった。
いつもくっついて(ビーはイライラ)
よりそって(ビーはお腹がハゲた)
モンチ天国であちょんでてね!
2年患ったibdから先生の推測ではリンパ腫に移行してる可能性があるということだったけど、モンチの体で検査は無理だった。
はっきりわからない状況で抗がん剤を使って症状をさらに複雑にすることは私にはできなかった。モンチは入院で弱ったこともあったし、自然のままのほうがいいと思ってた。
でも今だったら、弱めの抗がん剤を試してたな。できることはなんでもやる!と私が心を決めたのは、モンチを送った後、モンチを送ったからなのだ。
11歳で天に駆けて行ったモンチは、殿とビーをしっかり守ってくれてる上に、モンちゃんを呼び込んでくれた。
あの日、空には天頂に向かう大きな虹が出て、暗くなると流れ星を2回も見た。モンチは消えてないよ、と私に見せてくれた。
それから4年、今年のお命日もよく晴れた。私は仕事が休みで、殿、ビー、モンちゃんみんなと順番に庭に出て、日向ぼっこしたり涼んだり草を食べたりした。
クレマチスのオドリバも一緒に飾ろう!と思ったら茎にカメムシがいっぱい~。
夕暮れの空
ついに今週は夏至。
梔子、紫陽花、百合の花が満開で、晴れた日、世界は眩しい陽射しと甘い香りに包まれている。
夏至の前の美しい世界は、モンチの旅立ちの時に直結していて、陽射しや香りに触れただけで、私は胸がいっぱいになる。
庭にいるときや、道を歩いている時、シジュウカラの子やモンシロチョウが飛んでくると、モンチが来た、と感じる。
美しく咲く花々にも、モンチを感じる。
この、眩しいほどに美しい季節は、眩しいほどに美しいモンチそのものなので、世界のすべてがいとおしい。
もうすぐ、モンチは天国年齢4歳になる。
今もあらゆる神々に可愛がられて、キンタやほかのたくさんの猫たちと、宇宙をかけまわって遊んでる。
モンチ10歳の手前の写真。このころはカメラの性能もよくないし、解像度とか分からなくて、いい写真が撮れなかった。
実際のモンチの美しさは、写真を手がかりに、どこまでも想像をふくらませなくてはならない。
ふくらませても到達できない。
ばら色がかった金色の縞模様、胸元は人の踏み入れることのない山頂の初雪の白、小さな可愛らしい手足、ころころと形を変える瞳、、、
胸がいっぱいになってふとした拍子に涙が出るのは、一つではない、いろんな強い感情が押し寄せるから。
美しい素晴らしいいとおしい、には、かなしい、さびしいも含まれる。
言葉にまとめることなんてできない感情だ。すべて含めて愛としかいいようがない。
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日曜から、天気のいい日が続いてる。
殿の嘔吐は、セレニアが効いてストップしてる。
朝ごはんの後じーっとして動かないと、大丈夫なのかな、と心配になてくるけど、急に身軽に動き出して水を飲みに行ったり、外に出ようとしたり。
殿は強いし、殿の金魚のフンといわれたモンチが守ってくれてるから大丈夫!
体重が3キロになったので、カロリー計算再開。切れてた漢方も届いて再開。
またあめかよー
採ってきたアサリはすごい元気で、舌を伸ばして潮をびゅんびゅん吹いて、300mlの水(塩小さじ2)が、一晩でなくなってた(シンク中に吹き散らかしてた。ボウルに新聞紙でフタしとけばよかった)。
潮抜きは一晩で完了、次の日は身が痩せないように冷凍し、その次の日にボンゴレにして頂いた。活きがいいだけあってとても美味しかった。
29日は水曜、降ったり止んだり。
チリ産のトラウトサーモンのサク(300円)を買ってきたら、殿は渋い顔をして全く食べなかった。
そろそろマグロのたたき身に飽きるころだと思ったのは、ハズレ。
やっぱりノルウェー産のアトランティックサーモンじゃないとだめか~と思ってたら、夜遅くにもう一度試したら、チリ産のをよく食べた。
30日はチリ産のをよく食べて、マグロのたたき身も食べた。
一時期(GW明け頃)よりは食べるようになってるけど、80kcalまでもっていくには指ご飯しないとね。
前足で払おうとするので、前足は私の足の指ではさんで固定。
指ご飯はちゅーるとカロリーエースでなんとかなっている。
たまに、キドナを4gずつお湯に溶かしてあげる。
ビーは、殿に給餌した後の、マグロやサーモンの脂のついた私の手をべろべろ舐める。
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30日の木曜はいい天気だった。
ダーが休みだったので鎌倉に行くことに。
行きは南武線経由。
御成通りを通って由比ヶ浜へ。
風が強めで水面が荒れ気味だったけど、潮温はわりとぬるくて、水着になって入った。
まだ5月とはいえ、入れる日に入らないわけにはいかない。
でもちょい時化の海で一人で泳ぐのは怖いので、足のつくところまで。ダーは5月の海では泳がない。
上がった後はしばらく日に当たって風に吹かれて、砂だらけ。
ノースリワンピ1枚では風で寒くなり、行きに御成通りで見た、猫のイラストTシャツを買いに行った。最近服はもっぱらネットショップだけど、昔はこんな風に出先で出会った服を買ってたなぁ。Tシャツに買った日の記憶が残るのは、いいな。
海上がりでお腹減ってマック、ポテトだけのつもりがナゲットも5こずつ買って、食べながら銭洗弁天の方に向かった。17時過ぎていて途中で引き返したけど、あのあたりの路地は、今の季節、家々の緑がきれいで、ただなんとなく歩いてるだけでも楽しい。
海にいれるだけいるから、いつも他の場所に行く時間がほとんどないけど。
八幡様は、蓮の葉が大きくなった。
ごはんくれるひと?
人ちがいだよ!
なーんだ
小町通りで葛とじうどん、ビール、まだほのかに明るさの残る空のもと、帰りは東横で帰宅。