なぎのあとさき

日記です。

ピンクユキヤナギの植替

2021年02月27日 | 日々のこと


こんにゃとこで、、ねおちしそうだぜ
モンちゃんの下のイベリスは先日植えたばかりだけど、ちょっと広がった気がする。


これも先日植えたティアレラ、花が増えてきた。淡い色の繊細な花、めちゃかわいい。夏越しさせるには、枯れてきた葉を全部は取らずに新芽の日除けにするといいみたい。とはいっても株元の蒸れには注意。

火曜日は祝日で、なにげの4連休だった。気温ちょっと落ちた。
ネット店の最終便が届いて植え付け。
前に植えててお気に入りだったけど数年で株のよわったアニソドンデア、うまく根付かなかったことのあるムスクマロウとキャットミントの丈夫品種ウォーカーズロウや、初挑戦のセントランサスなど。

これまでは野趣あふれる姿、あふれる緑が好きでろくに切り戻さず伸びっぱなしにすることが多かったけど、それで手のつけようがなくなったり、蒸れて梅雨どきに消えたりしたんで、今年はどんどん切り戻して一つ一つ丁寧に管理する!
そのためには名前って大事。名前が分からないと育て方検索できないし、存在がぼやける。

去年適当に買ってきた苗で夏冬越した二つの苗は最近やっと判明。
シモツケだと思ってたのはフジバカマで、シモツケは木だった。
もうひとつはセラスチューム。

フジバカマは適地だと激増するらしい。地下茎勢はやばい。ホトトギスも庭を乗っ取る勢いなのでちょこちょこ抜いてたけど、地中深いとこを地下茎が通ってる。柔らかいので簡単に抜けるけど。
これまでアゲラタムだと思ってた函館から来た草は青色フジバカマと判明。またの名を、ユーパトリウムとかミストフラワーとか。この子も地下茎だけど、細くて柔らかい茎が浅いところを通るので、かわいいもの。日陰もいける子で、今年は鉢から出していろんなとこに移植してみた。が、地上部が全くないのでその後うっかり掘り返したりしてしまったけど大丈夫かな。

メジロちゃん、真冬の間は常駐してたけど、最近、たまにどっかに出かけてる。梅や早い桜も咲いて、忙しくなってきたみたい。

由比ヶ浜へ。
C「見ての通り、まだ沈丁花匂ってないから冬脳のまま」といって暗いクラシックを聴いてた。

風も波もまあまあ。気温落ちたけど寒いってほどでもない。一歩歩いては鳴くカラスがうろうろ。サーファー多数。浜の砂が風で飛ばされて道路沿いに山になっていた。

お寺は、小さい沈丁花が新たに植えられており、今年初めて匂いをかぐCは四つ足の動物のようだった。
蓮鉢の中に何かの幼虫。魚とは動きが全然違って、尺取り虫みたいに上下なにうねる。

梅は咲きだしたと思ったらすぐ満開に。どの木も花つきが良くて匂いもよくする。暖かい日が多いからかな。
日が落ちると寒かったけど、ベンチでストレッチしてととのった。上弦のおぼろ月。

水曜の仕事前に庭を見ていて、植木鉢と地植えが埋まってやることがなくなると、モンちゃんが「おれの展望台」にしてるスタンド鉢のピンクユキヤナギが気になり出した。

もう10年以上、大鉢に入れっぱなし、モンちゃんに踏みかためられて表面の土はカチカチ。
調べたらユキヤナギは根が張るから鉢植えは無理、とほとんどのサイトに書いてある。

なのに10年以上も毎年春一番にかわいい薄ピンクの花を咲かせてくれる。去年の夏は工事で水やりできず、葉が落ちてショック受けてたらすぐにまた芽が出た。繊細な枝に小さくて明るい緑の葉っぱもかわいい。

今年もモンちゃんに踏まれながらもたくさん蕾が出て、枝先の1、2輪がほころび出して、のびのびさせたい!と思うといてもたってもいられず、展望台にしてるモンちゃんには悪いけど、次の日には鉢から出して地植えにした。15号くらいの鉢いっぱいに根が張ってたけど、状態わるくもなさそうだったし花が咲きかけてるので、外側だけほぐして穴に入れた。

折れた枝を水に挿しておいたら、さっそく花が咲きだした。かわいい。

「俺の展望台」が消えて、あれっ?という顔してたモンちゃんだけど、大して気にしてないようだった。

モンちゃんは完全なる陽性の猫で、なにがあろうとワッハー!と明るい。私が庭いじりしてても寒いとさっさと引き上げて、オスライオンみたいにでべっと寝ている。

イラついてるとこも怒ってるのも見たことないし、かといってアホってわけでもない。おおらかな猫もいるもんだねー、とTと感心しあう。器小さいおしゃれ小鉢猫や、わがままナーバス猫ばかりじゃないのねー。

金曜は仕事の撮影があって人々に会った。帰りは馴染みの懐石やさんに寄ってビールを一杯。初対面の人と会うのも、外で飲むのも楽しいぞ。

帰ると、モンちゃんがアーッと聞いたことない高いうなり声を出したので、見てたら口内を気にしてる様子。
やだなに!歯槽膿漏?虫歯?この年で?まさか口内炎じゃないよね!とTが保定、私がモンちゃんの口をがばっと開けてすみずみ観察、を3回くらいしたけど何もない。
ちょっと奥歯の生え際が赤いのは、去年の健康診断で指摘された時とかわりない。1時間くらい前足で口をたたいたりしてて、やだなに?明日病院か?!と言ってたけどカリカリもウエットもきれいにたいらげながら、数時間後にはなんともなくなった。
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春の散歩

2021年02月25日 | 日々のこと



次の日は早起きして、縁側の日向で一服しつつ、庭を眺めた。泊まりでゆっくりの帰省も、春の朝の横須賀の光もホント久々。
沈丁花が満開で、空気がフワーっと甘い。

うちよりずっと広い庭で花木に果樹、野菜苗、草花までいろいろあるけどまとまりがなくて、ムラムラと手を入れたくなり、バラはこっち!やっぱりここ!とスコップ持ってパパを連れ歩き、パパは30分も作業すると疲れる。
でも昔はパパから花の話なんて聞いたことなかったけど、クレマチスの誘引の話なんかしてた。
庭でとれたスティックブロッコリーもベランダのルッコラも美味。

エリザベスにカイガラムシびっしりで「考えられへん!」と歯ブラシで全部落としてスミチオン。野菜の世話は丁寧だけど花は適当なので、やっぱり花送っても花がかわいそう。

ミヤコワスレとアリストロメリアはよっぽど適地みたいで見事に群生していた。

昼前に散歩スタート。
おたまが池をのぞくと、まだかー、わー、底に卵びっしりー!と見てる間に、孵化してる!ここも!ここも!と一斉に孵化が始まって、ちっさいオタマがわらわら出てきた。



菜の花の群生の向こうでかかしまつり。小さい河津の並木も満開。この景色は、いつも寒風のなかで見てたものだけど、この日はTシャツでも暖かい。2月なのに。



山の木々は芽吹きが始まったばかり。枯れていても活気に溢れる。ウグイスの声。鎌倉より2、3歩季節が早い。
海の見える丘のテーブルが空いてたので、朝食。
トンビはすぐ来て高い上空にいた。

ビール飲みたいね、というとパパはノリノリに。お弁当はたくさんあったので、後でビール用に半分とっておいた。

19号から封鎖しっぱなしの山道を、大きい声じゃ言えないけど突破。その道は、フキや山ミツバのポイント、ツクシ谷、クレソンと蓮の池、スダジイの丘へとつづく大好きな散歩コース。特に春は。
注意されたら、もう逆ギレしてやる、と突破した。大きい声じゃ言えないけど。

フキノトウは淡い緑に輝いていて見とれていたら、ママがぶちっ!と片っ端からぬいてしまった。まだフキもクレソンもこれからという感じ。でもセリナズナ、イヌフグリが咲いてキラキラ。


山の椿

神社に出てお参り。コンビニでビール買って海へ。



海はめちゃめちゃ澄んでおり、澄みすぎて魚影はほとんどなし。フグはいたけど。



K崎の浜辺でビールとお弁当。

岩の上にスタバのカップが2つ置き去り。スタバなんてこの辺にないのに。てか地元の人はそんなことしない。見てられないし海のために捨てに行ったけど、コロナ中で人のゴミなんて触りたくない。捨ててったやつ2度と来るなよ。

ビール満喫の後、両親はごろんしてる間に私は裸足で磯探検。潮はまあまあ冷たい。お腹の黒い透明稚魚の群。疲れたら体のおさまりのいい岩場にごろんし、太陽浴びてたら、もしかして、夏?



両親は昨年から健康を見直して(ポケモンのおかげかも)まめに散歩していて、一時期よりだいぶ体力が戻った。
ごろんの後はT浜へ。1万4000歩くらいだそう。
T浜は時化濁り。

さらに、ママは東京に戻る私と一緒に横須賀中央まで行って買い物までした。誕プレにユニクロの春アウター2つ。
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ポカポカ週末

2021年02月24日 | 日々のこと


猫草の上にごろん


去年植えた3代目沈丁花。

2月21と22日、いいかげん帰省する!届け物もあるし!と決めてたら、
21℃の予報!!

前日の土曜日から暖かくて、3時くらいまで植え付けに熱中。
一度植えた苗を3センチずらして植え替えてみたり、こぼれ種のキクをまとめてみたり。前に育てて何年もかわいかったレンゲローズの今回はは白、とか長年たくさん咲いてくれてたけどなぜか今年は芽が出そうにないクレマチスのダイアナの小苗を大鉢に植え替えたり。
オルラヤも小さい鉢のが大きくならないので地植えに。
さあ、あとは成長を待つばかりだけど、もりもりしてくるのはいつからだっけ。

2月にTシャツで庭仕事なんて、やっぱりこのところ東京はますます暖地になってきた。

パリの公園で見た花壇やイングリッシュガーデンのスラーッと背の高い花々は、ほとんど冷涼気味の気候が好きで、東京で宿根草を育てるのは難しい。
だから一年草植えてる人が多いのかな。

日曜はO植物園から苗が届いて植え付け。今回は気をつけて耐暑性強の草だけ選んでたのに、アルケミラモリスだけは違った。
強健で栽培が容易と書いてあった上に、見た目地味なのに人気もあってレビュー数も多いからいけるだろーと思ってたら、実は夏越しがプロでも難しいらしい。にしてもアルケミラモリスって、いかした名前が人気に一役かってないか。

夕方、東京よりさらに暖地の横須賀へ。コットンニットに薄手アウターで、夜でも寒くない。
まず神社と港と大橋に寄って、海の音聞いてから実家へ。

去年、両親二人とも病院の世話になり、タバコは完全に止めたと聞いており、Nちゃんもやめなさい、と言ってたので隠れて吸うしかないか、と思ってたのに、私が到着してすぐ、
パパ「Nちゃんが来たからみんなで一服しようかー」
聞き間違いか冗談かと思って聞こえないふりしてたら、
「止めてるから大丈夫よ吸っても」とママまで。
で、滞在中はみんなふつうに一服してるのだった。
二人とも元気で良かった。




晩ごはんは春巻、角煮、カツオたたきなどご馳走で、久しぶりのママご飯はべらぼうに美味しかった。

かわいいお雛様にも会えた。

食後は、岩合さん監督で安心して見れる猫の映画を見た。
さすが、素晴らしい美しい猫ショットの数々。

主役のきじ猫が、ところどころ、ビーに似てた。じいちゃんの起き抜けに上に乗り上げてたり、食卓のお皿に手を出したり。後ろ頭なんかビーそのもの。
ビーが田舎の港町でのんびりと、散歩がてら漁師に魚もらってるのを見てるようだった。

その子は男の子だけど、きじのかしこかわいさは共通。動きがまぬけなのはだいたい茶トラだった。

つづく
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根っこ

2021年02月21日 | 日々のこと


もうすぐ5かいめのはるがくるんだぜ!

ずっとポカポカだったけど、木曜は寒波で冷えて10℃を切った。それまで暖かかったので沈丁花が咲いていた。が、寒くてあんまり匂わない。

モンちゃんも朝はほとんど外に出ず、ホトカで伸びていた。夜は寒くても外に出るけど、日中寒いと晴れていてもすぐに部屋に戻って本腰入れて昼寝する。夕方くらいまでグッスリ。

モンちゃんは腹時計がないみたいで殿ビーたちみたいに決まった時間「ご飯!」っていうことがなく、寝たいだけ寝て、起きるとまずは外チェック。外ぶらぶらして戻るとワーッ!(ハラヘッタ!)
夜も外の空気吸って戻るたびにカリカリ食べている。
7キロ切るのはいつになるやら。

今はくつひもで遊ぶのがブームで、庭で遊んだ後、棚においてあったのをくわえて帰って来た。クッションの山に埋めておくと、探しだしてくわえて引っ張り出す。

朝からモンちゃんがワーッと鳴いてトイレに行って、鼻に猫砂をたんまりつけて戻ってきたー、とT。おもろいね、モンちゃんは。



おれか?

何をするにも直球なモンちゃん。狡猾で先読みして上から目線で下僕を使う猫の中の猫が時々懐かしくなるけれども。



クリローは今年もサクラピンクが一番早かった。

私の脳内花ざかりは続き、咲きすぎて脳内摘芯まで始めている。

木曜は寒かったけど、バラの植え付け。ほんとは一番花を見た後の植え替えがいいというけど、バラを植えないと手前の草花を植えられないし、これまでも大苗を冬に植えて失敗したのは一度だけだったから決行(あの時は苗自体が変だった)。

ERで根っこがきれいに伸びてたから大丈夫そう、数日がかりで掘ってた穴におさめた。5月が楽しみ~。

これでバラを植えるための足場に空けてたスペースにも植え付け可能になり、鉢がきつそうになってたアキレアを地植えに。鉢底ネットの外まで根が伸びて元気。元気な根っこ見ると元気もらえる。そういうのって言葉で説明しようがなく、生命力がこっちまでいきわたる感じ。

アキレアはレースみたいな葉っぱが冬の間もきれいで、株元から新しい葉も出ていてかわいい。花が咲いてなくて緑だけでもじゅーぶんかわいい。

以前はこの花見てみたい基準で選んで取り寄せてたけど、今は花よりグリーン、葉の色や草姿にも注目。育て方も複数サイトで確認。

近所の花屋で珍しいものもけっこうあるGIで買ってた苗は、どれも根っこが伸びすぎて大変なことになってて、手で優しくほぐしてばらして植えた。
特にロータスブリムストーンとイベリス センパービレンスは根っこネチャネチャになっててかなり心配。


ベロニカ オックスフォード ブルー

ポット苗の根を見てると、早春に植えるより秋植えする方が春までに根が土に馴染むっていうのはホントやなーと思った。でも秋はその年の草花が伸びてハチャメチャになってるから手のつけようもないんだけど。

次の日、ネット注文してた苗が届いて
、どれもまだ花が咲いてないけど根っこは白くて瑞々しくて元気。
実店舗の花は早くたくさん咲かせるために温室で化成肥料入れて、で根が伸びてすぎてるんだーとわかった。花を見て買う人の方が多いから仕方ないけど。しかし、土の具合もネット店の方がずっといい感じ。
多少送料かかってもネット店から取り寄せてたほうがいいかも。苗自体の値段は、GIよりずっと安い。「寒さにあてて育てた」というキャッチフレーズ、宿根草には大事なことだ。
購入履歴が残るので名前分からなくならないし。

今回どれも丈夫な品種なのでなんとか根付いてくれるといいなー。

土には牛ふん堆肥、木炭、石灰、腐葉土を軽く混ぜた。

ほかに、空いてた大鉢に寄せ植え。なにもこんな寒い日にやらなくてもいいのにと思いつつ、やりだしたら止まらない。魚もそうだけど、植物も向き合ってると寒さ忘れる。

2月中には植え付けをすませ、3月は施肥とオルトランをまきつつ成長を見守りたいところ。
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早春つれづれ

2021年02月16日 | 日々のこと


週末は暖かくて、モンちゃんは夜になると庭に出たり入ったり出たり入ったりを繰り返していた。
帰った、と思ったらまた出る!というので、そのたびに窓を開けても寒くない。
私も何度も一緒に出た。

部屋に戻ってくるときは、ウウウウとうなりながらミサイル発射!のごとく一直線に駆けてきて、そのまま部屋の奥まで突っ走る。
おもろいね、モンちゃんは。


河原にやっと菜の花が咲いた。
横須賀はとっくに満開らしい。沈丁花も咲いてるそう。

このところ私は脳内が花ざかり。比喩ではなくて、スッキリした庭に植える花のことばかり考えていた。
ここ数年いろいろあって植物のお世話まで手が回らないと思い新苗はほとんど迎えていなかった。が、今年は早くから園芸に打ち込み出した。

自由が丘のおしゃれ花屋ではティアレラ、アルメリア、ローダンセダム白。
溝の口の花屋ではゼラニウム、ローダンセダム黄、ブルーデージー、シレネユニフローラ。

ゼラニウムはすでに3つあるけど空いてる鉢に植えたくなり、まだ早いかなーと思ってたけどたくさんあった。198円!
ほかにも新種の花が年々少しずつ増えてるみたい。

お店にはない珍種はネットで、かごに入れては吟味。せっかくスッキリした庭なのに、草丈1m越えの花を何種類もカートに入れてどうするつもりだろう。どーしても植え場所が思い付かないと削除。そればっかりやっててほかに何もしてない。

ついでに実家にも、白菜のお礼も兼ねてクレマチスやらラズベリーやらを送った。

月曜日は久しぶりの大雨だった。止むとさっそくモンちゃんと庭に出た。寒くない、雨水の雨みたいだった。ナデシコやエリゲロン、ゼラニウムの緑がイキイキしてきた。

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土曜日の夜、地震があった。
私は頭頂部にカラーリング剤を塗りたくって風呂に浸かっており、風呂場全体がぐらぐら、船みたいに揺れる中、この状態で避難はまずいぞ!と思って、とりあえずカラーを流した。
モンちゃんが飛び起きて走ってたらしい、地震にリアクションとる猫ははじめてだーとTがいってたけど、あの地震の日に大急ぎで仕事から戻った時、3匹ベッドでくっついていた。
今回はあの地震の余震とのこと。

関係ないけど、白髪は抜くと増えるっていわれてるけど、抜くのやめたら増えた。結局のところ、白髪は増えるのだろう。
気分が萎えるんで、カラーとヘナを交代で、3週間おきにやるのがちょうどいいみたい。この半年くらいですっかり、セルフカラーに慣れた。



日曜日。海も、若宮で車の窓開けたら空気が変わっていた。浜に出るともっと強く潮が匂った。テンション上がる。


空が蒼くて秋みたいな雲が出てた。

風は強いけど南風で暖かくて、風波。冷たくない。ボルヘスの本を少し読んだ。
お寺は梅と河津桜が満開。
春気分高まる。
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ホワン官

2021年02月09日 | にゃんトーク



寝起きのモンちゃんの、右目だけとろんとしてたので、よく見たら目のふちが少し赤い。
なんだろう?病院行けば?でも殿もビーも若い頃から目やに出してたけど、何でもなかったよね。なんだろうねー。経過みて病院いこうか、
と、一晩心配したところ、翌日は元通りの曇りなき目に戻っていた。

みんなそうだった、なんだってほっといてもすぐ治ってた。

庭に出るコンクリートのたたきをきれいに掃いたら、モンちゃんはそこでごろんごろんして仕上げのモップがけみたいなことをしていた。



モンちゃんの最近のあだ名に、ホワン官ってのがある。モンちゃんのホワーンという独特の鳴き声からできたあだ名だ。アメリカのドラマなんかを見てると、保安官はぶらぶら遊んでることが多いので、モンちゃんのホワン官はしっくりくる。

アメリカのドラマといえば、昨年末から24をシーズン3から見返していた。6以降は初見だった。6はそれまでかわいいだけが取り柄だったウェインが大統領になっていて、心配な展開だった。ジャックの元上司も嫌いじゃなかったのにジャックひどい。
今はシーズン7。ビルが美爺になっててびっくり。

で、モンスケの話に戻る。モンちゃんにしては珍しく、練り便が出た。
練り便なのか、草のせいでウン切れが悪かったのかよくわからないんだけど、肛門にくっついてしまい、「てーへんだ!」と走り回るモンちゃんを取り押さえ、アルコールフリーの除菌シートでおちりをふきふきした。

猫のおちりふきふきは久しぶりで懐かしくも嬉しく、チッポを片手でめくって丁寧にふきふきしてたら、モンちゃんはブルルルルとご機嫌の音を鳴らした。尻を触られるのが嫌いな子もいるけど、モンちゃんはいけるクチらしい。
殿やビーは昔は嫌いだったと思うけど、シニア期にはすっかり慣れて拭かれるがまま、洗われるがままになっていた。身を任せてくれる感じ、嬉しかったなあ。



土曜は暖かかったので、庭仕事がはかどってだいぶスッキリしてきた。
去年買って初冬に地植えにしたシモツケの株元に立派な芽が出てきて感動。
この2年くらいは庭は業者の出入りが多くて新しい苗はほとんど入れずに、もともとある苗の好きにさせていたらホトトギスが好き放題に地下茎を伸ばして増えに増えている。すごい。

毎年枝が暴れて隣の庭に侵入していくコルクウィッツィアアマビリスを掘りあげた。何日かかけて。どんなに根っこはってても、掘り上げられるものだ。

月曜日からちょっと寒くなり、庭仕事中はライトダウンを着ていた。週末は一緒に庭で遊んでたモンちゃんも、月曜はすぐにひきあげてホトカで爆寝。

メジロは朝からミカンが出てくるのを待ち伏せしている。
メジロも何気にコロナ益で、私がテレワークで家にいて、ミカンがなくなると新しいのを出せるから、ヒヨドリにとられてもすぐ、新しいミカンにありついている。ミカンがなくなると、メジロは大騒ぎして私に知らせる。



「茄子の◯き」読了。
元妻と暮らした時間、前に勤めていた職場の空気と千絵ちゃん、そして現在の自分を丁寧に描きつつ、時間や記憶、印象のあり方やつきあい方に迫っていく。読んでると自分の記憶や印象に響くインタラクティブなところは巨匠の小説にも似ていて面白かった。安い共感ではなく、かつてあったかけがえのない存在、忘れたくない時間の波紋が疾走する感じ。
こんなふうに、過ぎた日々を過ぎてないみたいに描き出すこともできるんだ。同じことを何回も繰り返したりもする。
同時に町◯康の「告白」も借りて読んでたけど、これは今ひとつはまれなかった。「失われた時」を読んでからますますストーリー的なものには興味がなくなり、事件なんて何も起こらない小説が好き。

◯いちど弾いてみないと、その日、その場所でギターからどんな音がするかはわからない。でも、いちど弾いてしまったら、はじまってしまったら、それがどんな音でも次の音を続けないといけない。(中略)間違いたくないから悩んだり迷ったり困ったりするので、その時鳴った音からまたはじめればいい。
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土をほぐす

2021年02月04日 | 日々のこと


モンちゃん!鼻のアタマになんかついてるよ

そこまで寒くもない大寒が過ぎて立春がきた。日中は12℃を越える日が多くてポカポカ陽気で、モンちゃんも気持ち良さそうに室外機の上で日向ぼっこ。3時寝11起きになってたけど、そろそろ早く起きよう!
暖かいと庭仕事が楽しいから。

去年、真夏に工事業者が引っこ抜いて枯れたジャルダンドフランスは、新たな苗を買って同じとこに植え直す
そのため数日前から、土をスコップで掘りおこし、固くなった土に馬糞や腐葉土を混ぜ、ほぐしていく。手で。よく混ざると団粒ができてくる。美味しそう。

もう緑が精気を取り戻し始めた、芽だししてる草木もあって、植物と向き合ってると気分はすっかり春。



おれもだ!

レゲエ爆音にして踊り出したいけど、Tがテレワークしてるのでできない。庭においたスピーカーは、自分にだけ聞こえるくらいのボリューム。

モンちゃんを肩抱っこしてお腹に耳を当てると、びびびびびとビーと同じ音がする。脳に振動がくる。いつも目を閉じて聞き入っていた。

8キロって言ったら5キロの米と2キロの米と1キロお米をまとめてかついでるようなもので重い。けど、モンちゃんにも肩抱っこに慣れてもらってゴミ捨て場くらいまでは一緒に行けるようになりたい。

ビーをすっぽり入れて散歩してた抱っこバッグに試しにモンちゃんを入れてみたら、後ろ足しか入らなくて、しかも足ピーン!と伸ばすので足先しか入らない。

とりあえず、肩抱っこでエントランスから出て、人通りや車の音に慣れる練習中。
モンちゃんは大人しくいい子にして、キョロキョロし、音がすると慌てて見る。焦ることはそんなにない。

モンちゃんは、ダイエットカリカリに混ぜてた三ツ星グルメがウマイってことに突如気づいたらしく、これ混ぜないとざっざっとやる。

味に何のこだわりもなさそうにきてたけど、少しずつ好みができていくんだっけ。
殿たちもベッツのカリカリ長年食べてたもんね。

河原も暖かい。庭で踊れないのでここでレゲエ聞いて揺れる。
小さいカモがたくさんいる。小さくて色もがらも見えない。
土手は、枯れ草の下にイヌフグリが咲き出した。
5時まわっても空が明るい。

夜、モンちゃんの出入りのため窓を開けると空気がふわっと匂う。ロウバイの匂いがまだする。




日曜日に葉山に行った。潮澄み、冷たくない、ひくーいウネリ、風。
お腹だけ黒くて丸っこくてほかは透明の稚魚。人が多かった。
燃える平原を少し読んだ。




湾岸の道は渋滞で鎌倉ついたら真っ暗。お寺でオリオン、おうし、カペラ、シリウス。ベンチでストレッチしてととのう。
帰りの高速で出たての赤くて大きい月。
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