なぎのあとさき

日記です。

花冷え

2010年03月31日 | お散歩







花冷えっていうと
聞こえがいいけど、
日が出てない時間は冬だ。
桜を夜までゆっくり見たいなら、
冬のアウターは必須。
ま、それも今日までみたいだけどね!

河原の桜を見ながら歩いていて、
「耳がキーンとする!」「おれは手が…」
と同じ会話を2度くりかえす。



河原の緑がきらきら。

桜が咲いてからの冷え込みがすごかったので、
桜は少しずつ、ぽつぽつと咲いていた。
長い間、桜を見てられるのは嬉しい。

雨のなか、鎌倉へ。
段葛の桜を見て、
海に出るころ雨が止んだ。
稲村ガ崎で、岩場に降りる。
穏やかな、
ねずみブルーの海と空。

建長寺に行くと、また雨。
沈丁花の残り香。
桜は2、3分咲きで、
たくさんの蕾も美しい。

寒さで色が冴えたのか、
開きかけの花は、
ほんのりピンク色。
咲ききるのをためらっているような、
ほほを染めているような可愛らしさ。
枝によって、角度によって、
無限の美しさを浴びる。
Cが「この枝いいよ」と教えてくれた枝は、
私もいいなと思ってる枝だった。

Cとはいつも、美しいものや海を、
同じように欲し、
同じように感じている。

それに春が嬉しくて、
いつもにも増してトークがはずみ、
何度も本質に迫った気がするけど、
何を話したかさっぱり。
日本は柑橘類の種類が多い、とか。

夜は、目黒川の桜も見に行く。
橋の上から見る枝の連なり。
ちょうちんで、
ピンク色に染まる花の房。
花の枝ごしに、丸い月。
かわいいしだれ桜。

世田谷観音にも寄る。
暗い夜空に伸びる枝の先で、
ほのかな灯りをとらえて
白く光る花が美しい。
幹も元気そうだった。

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どうかしてるぜ!

2010年03月25日 | 日々のこと



春はどこに?



ちらない!



ちっててもおちえない!
あっそう



メジロちゃんは、
入り浸ることはなくなったけど、
天気のいい日はときどき来る。

■ お庭

1月から咲いてくれた蝋梅と、
沈丁花に花の後のお礼肥えをあげる。
ピンクゆきやなぎは、
風で舞い散ると同時に、
きれいな新緑が出始めた。
こぼれ種のスミレが咲いていた。
ゲウム、アメリカンフウロ、
エリゲロン、姫ウツギに蕾。

ヒヨちゃんは花冷えの雨の日も来る。
寒いので、軒下に蜜柑をおいておくと、
夫婦ですぐそばまできて、
くわえて飛んでいく。
寒いとふくらんで、
ふぐ状態。

■ チェーホフ

やっと、本も読み始めた。
はじめの30ページくらいは、
海とか河原とか外で読む方が、
気持ちよく入れる。

チェーホフ「美人」
夕暮れと、美人の描写が素晴らしい。
優美な仕草、ほほえみ、顔の表情、
こちらに向けるまなざし。
彼女の美しさの秘密は、
ちょっとした動作の中にある。
美人のそばで暮らす男の不幸についても、
おかしかった。

■ テレビ

ブラタモリ、
最後に少しだけ本音を見せたタモさんの、
「土地の記憶」、いい言葉。
もっと続けて欲しかったなぁ。
タモリ倶楽部があるけど。

■ お買い物

ホワイトデーのショッピングの後で
物欲に火がつき、
気がつけば破産手前。
だって春物ってかわいんだもの!
去年までのワンピースブームから、
今年は久しぶりにスカートに夢中!
・ひらひら透け透け紺の水玉スカート
・ライラック色のニット
・シフォン付き薄いブルーのスカート
・フレンチテイストのTシャツ(さ、3枚)
・オフホワイトのレース付きブラウス
そのほかベルメゾンの通販で
パジャマとかレインブーツとか、
トレンカとかいろいろ。どれも安くていい品。

※買う前に、
一度家に帰って考える事!!
できれば3日くらい。

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連休中のにゃんこ

2010年03月23日 | 猫トーク



殿ちん

春の陽射しでお外に出たくなり、
窓を開けようとがんばる。
名前を優しく連呼すると、
寄ってきて撫でられて
うっとり。

目の前で他の猫がだっこされたり、
ポンポンされたりすると、
平静を保てなくなり、
寝てても立ち上がって眉間にシワを寄せる。

ダーウィンが来た!の総集編の、
カラスがとても気になったみたいで、
テレビの液晶画面にタッチしたり、
テレビの裏をのぞいたりもしていた。



ビー

良く食べ、良く眠り、
毛並みもよくつやっつや。
起きてるときは、
ニャー!(こっちきて!)
ニャー!(だっこ!)
ニャー!(構って!)
ニャー!(おいしいもの!)
といろいろいってくる。
廊下にしばらく一緒にいると、
満足そう。

草の食べすぎでうんギレが悪い日、
フローリングにうん筋をつけた後で
ダッシュで走って和室にうん●を落とし、
ダーに説教されていた。

私にはやりたい放題だけど、
ダーには気を使い、
ダーが膝に乗せたら、
しばらく降りずに大人しくいいい子にしている。
営業のにおいがする。

その後、部屋の向こうから、
私だけに見える場所に立ち、
私だけに聞こえるさりげない声で、
ニャー(なんか頂戴)



モン

日のあたるところでクネクネ。
溶けてしまう。

通りすがりの猫に、
意味もなくパンチ!
ビーはすごく嫌そうに立ち去るけど、
殿はパンチされても微動だにせず、
ちっとも気にしてない様子。

ふだんはクッションを4つ重ねたところに、
へびのように伸びて寝ている。
目がさめたとき誰もいないとあわてて、
みんなのいる部屋に来る。
夜はたまに、
枕元で寝るようになった。

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桜咲く

2010年03月23日 | 日々のこと



シュワリさんのギモーヴ!
かわいくて美味しい、ハッピーなお菓子。
甘さが強めなので、二日にわけて頂いた。



ドミニクセルボンのお菓子は、
どれを買ってもはずれなし。
これはシトロンのタルト。
洗練されたパリの味。



フランボワーズとチョコのガトー。

3月21日、桜の開花が始まった。
近所のT高校の桜や、
自由が丘の緑道の桜も、
あわ立つように咲き出した。

連休は、目の調子がわるくて、
遠出はせず。
黄砂のせいだったのかな。
連休明けには治った。

ダーが休みの日曜は、
お弁当を作って河原でピクニック。
菜の花やハマ大根の花、
緑が強風になびく。

春分の日は黒猫・Kの命日で、
いつも里帰りをするのだけど、
マモンが具合悪いというので帰らず。

一人でひまな日も、
陽射しに誘われて河原に出かけ、
日向ぼっこしつつ本を少し読んで、
風が寒くなると買い物に行き、
餃子とか竜田揚げとか、
晩ご飯をしっかり作る。

クリアしたはずのペルソナ4に、
真のエンディングがあることを知り、
2周目をはじめてしまう。
ゲームは春分の日まで!
と一応決めてるので、
ほどほどに。

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蕾どろぼう

2010年03月19日 | 猫トーク



また来た!



ピピ



なんかデブ!



せいぜい今のうちにお太りなさい



どきっ!

庭の姫コブシの蕾は次々に鳥にかじられ、
なんとかふくらんで色がついた最後の一輪も、
開く寸前に鳥にかじられた。

現場は見てないけど、
犯人はたぶんヒヨちゃん。
冬からミカンをあげ続けてるのに、
なんて恩知らずな子!
といっても、
恩なんて人に都合のいい概念で、
腹がたつことは全くない。
今年こそ、と思ってた
花が見れないのは残念だけどね~。

メジロちゃんはこのところご無沙汰。

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不思議とやじゃない

2010年03月18日 | 猫トーク



あごのせ



あごのせ、と思ったら
ご飯!



もぐもぐ



行儀わる!考えられへん

夜、寝ようとすると、
ビーがベッドの毛布を温めていたので、
そーっとビーをずらし、毛布に入ると、
ビーはベッドを降りてしまう。
(アンタが寝るのはまだ早い!)
ビーは廊下に行き、
切ない、ひもじい声で鳴く。

朝。私を起こすためのテクニックを、
いろいろ持っているビー。
この前は、
横にした私の頭の上に乗っていて、
首が痛くて目が覚めた。
高田コーポレーション状態。
不思議とやじゃない。

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ビビのなのに!

2010年03月17日 | 猫トーク



にゃかよし!

寒い日、殿&モンチは夕方くらいまで
寝たおすことがよくあった。
ご飯も食べないので心配になることもあったけど、
起きると元気いっぱいにうろうろし出す。



殿ちんモテモテ!

ビーは朝ご飯に起きないことは
まずないけど、ごくごくたまに、
昼過ぎまで寝てることもあった。

暖かい日は、
猫たちも朝いっせいに起きる。



ごろりん

仕事に行くはずの日、
急きょ家で仕事することにした。
そしたら殿は嬉しそうに膝に乗るし、
ビーはちょっと隙を見せると
PCに乗っかる。
お昼寝もしないでうろうろしていて、
二人とも嬉しそう。
モンチはいつもどおり。

寝室に行くと、
ついてきたビーの太くて短いしっぽが
ピンとたってるのがかわいくて、
ビーをだっこしてベッドにごろんしたら、
そのまま動けなくなる。
ビーも一向にどかない。



このしっぽ!
歩くたびにゆれるのがたまらん。

夜、ビーが(何かちょうだい)というので、
スープをお皿に入れようとしてたら、
モンチが割り込んできて
くねくねし出した。
ビーはスッとひいて離れたところに行き、
お皿に顔をつっこもうとするモンチを見て、
(ビビのなのに!)
さらに殿まで来てしまい、
(ビビのなのに!)



くねくね



くねくね



ビビのなのに!

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春date

2010年03月16日 | 日々のこと



クリローちゃん。



品種名もわからないけど、
よく見かけるクリローちゃんと比べ、
花が大きめ。

ぽかぽか陽気の土曜日。
思い立って、
移転になったやしまに行くことに。
HMV前の道を、
初めてバスで通る。
人ごみをかきわけて進むバスは楽し。
春物ワンピースの女の子たち。

代々木公園の裏で降りて、
すんなりお店は発見できたけど、
16時閉店でギリギリ間に合わず、
二人して猛烈にがびーん!
注文決めてやしま腹でお店につくと閉店、
ってのを久々に味わった。

パルコで、
ホワイトデーのプレゼントを買ってもらう。
ダーが選んだワンピースを着てみたら、
似合って素敵だったので、それにする。
夏らしいノースリーブ。

さらに、
夏らしい透け感が涼しげな
薄いコットンの白いブラウスと、
スカートは自分で買う。
恒例の、春先にうっかり夏物ショッピング。

ホワイトデーのスイーツは、
タカノのいちごパフェ。ボリュームたっぷり。



この陽射し



とうとう来たのか



春なのか

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a graceful man

2010年03月15日 | お散歩



今年は寒さがどうのこうので、
いつもより色がどうの、と、
桜にダメ出ししてるおばさんがいたけれど、
河原の桜は今年もきれいだった。



たしかに、
ピンク色がまとまって出てる花があり、
コンビ咲きみたいになっていた。
ヒヨちゃんズが大騒ぎ。



コブシの花。
チャリで近所の花を巡っていたら、
途中でくしゃみが止まらなくなった。
それでも、花粉症ではなく、
季節の変わり目アレルギー性鼻炎といいはる。



花の美しさにやられついでに、
花屋に行ってみると、
大輪のボタンが。なんて華やか!

日曜、八幡様の大銀杏の様子を見に行った。
八幡様までの道はずっと混んでいた。
切られたことを聞いていたので、
見に行くかどうか、
参道のぎりぎりまで迷った。

もう日が暮れる頃なのに、
八幡様の境内には、
大銀杏を見守る人だかりができていた。

1000年以上の営みが、
消えてしまった。

根が生きていることを信じていても、
夏になると1本で森のような迫力で、
いい男フェロモンを放ちまくる、
あの枝ぶりがなくなったことは、
どう受け止めていいかわからない。

私とCはショックを通り越して
呆けてしまったあと、
帰りの車で、
大銀杏に匹敵するいい男について話す。
ボブ・マーリーとイーストウッドと、
ピカソのほかには思いつかなかった。

一つ下の階層に、
ジミヘン、トッシュ、優作、ブルース・リーが
挙げられた。

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海と夢

2010年03月12日 | お散歩



引き潮の由比ガ浜。

3月に入っても、
雪が降るほど寒い。
低気圧が日本を囲み、
先の読めない天気。
ちょっとした晴れ間に海へ。

その日はメガネで冴えない気分。
砂浜にしゃがんで
シナモンロールを食べていて、
Cに「冴えね~」といわれたすぐ後、
トンビにシナモンロールを持っていかれた。
冴えない人は狙いやすいのか。

人も少なかったので、
残りも全部投げた。
もうないよ~、という頃には、
トンビたちはとっととひきあげていた。

それを見ていたカラスは、
いつまでも私たちの周りをうろついていた。
東京のカラスより小ぶりで、
親しみのある顔。

建長寺に行くと、
沈丁花は満開に近づいていた。

BGMはBold as love。

その夜見た夢。
夕暮れのジャメイカの海で、
Cと一緒に泳いでいる。
Cは沖の方へ行ってしまい、
私は浜辺に戻ると、
パレードを待つような人だかり。
日が沈み、暗くなると、
空いっぱいに、無数の、
シルバーブルーに光る、
魚みたいな戦闘機が現れる。
きらきらの隊列が万華鏡みたいに、
空に広がっている。
たまに、その中の一機が、
海すれすれに急降下してくる。
近くまで来ると普通の戦闘機の大きさで、
少し怖くなる。
Cは大丈夫だろうか、と思うけど、
姿が見えない。

突然目が覚めた。
海を見ると脳がすっきりして、
いい夢を見れる。

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エリザベスのつぶやき

2010年03月10日 | 猫トーク



まあ、美人な猫さん!
バラのあたくしといい勝負だわ。



まあ、あなたも美人ね!
あたくし、負けなくてよ。



次々現れるのね!
なんて高貴な殿方かしら。
あたくし、恋してしまいそう。

剪定前に切花にしたクイーンエリザベス。
今は新芽が日に日に伸びている。

この冬は、
家の猫たちは平和そのもの。
Give thanks!

この頃起きると枕にビーがいて、
頭と前足を私の肩に乗せている。
ふわふわであったかくて可愛くて、
30分くらいそのままでいる。

八幡様の大銀杏が倒れたと、
Cからのメールで知って、
しばらく何も手につかなかった。
雪まじりの風というのは、
ただの風の数倍の威力があるとか。
なんとしても復活してほしい。

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インビクタス

2010年03月09日 | 映画の話(ネタばれ)
まず冒頭のワンシーンで、
白人と黒人との関係、
ラグビーチームのマンデラに対する立ち位置を、
さらりと見せる。
そしてマンデラ登場の、
朝の散歩のワンシーンで、
マンデラの人となり、魅力をさらりと描く。
シンプルな映像で、多くのことを語る。
さっすがイーストウッド。

イーストウッドがスクリーンを去るのが寂しくて、
グラン・トリノで大泣きしたけど、
この映画を観ていたら、
シンプルで美しい映像に、
強く優しく美しい男の生き様、佇まい、
女に見せる甘い笑顔、
それに、あの優しいピアノの旋律。
ずっとクリント様の存在を感じていた。

今回は心臓をえぐられることもなく、
少年漫画ばりのエンターテイメントで、
見てる間中ずっとワクワクして、
ラストで大盛り上がりの楽しい映画だった。
ネルソン・マンデラの、
心の大きさ、器の大きさも凄かった。

実話なので、ダーは結末も知ってたそうだけど、
全然OKで楽しめたそう。

モーガン・フリーマンは、
これまで可愛そうな役が多かった気がするけど、
今回は自然にカリスマを放ち、
素晴らしいマンデラぶりだった。
ご本人に指名されただけあって。
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脱ゲーマー

2010年03月09日 | 日々のこと



ペルソナ4もクリア!
キャラもかわいくて、
バトル中も学校生活も楽しかった~。
ゲーマー中はほんとに時間がない。
深夜3時すぎまでゲームしてることもしばしば。
おかげでわりとするっと3月になった。

寒さは続いてるけど、
ゲームはもうやめ!
少しずつ早寝早起きをしようと思う。
本も読みたいし、日記も書きたいし。

2月の終わりの暖かい日に、
沈丁花が咲きそろった。
ピンクユキヤナギの開花も始まり、
よく見えるところに鉢を動かした。
今まで持ったことないくらいの重さ。



■ 津波の日

津波警報が出るなか由比ガ浜へ。
さすがにサーファーもいない、と思いきや、
立ちボードで海に出てる人が一人。
海は明るいブルー。春の色。
波は少しずつ高くなって、
帰る頃には立派なうねりができていた。
津波まではいかず、
一眼レフを持った外国人3人組も、
とぼとぼ帰っていった。

建長寺に行って、
大きな沈丁花の木を発見。
まだ5分咲きくらいだったけど。

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