なぎのあとさき

日記です。

ちび魚たち

2015年07月29日 | お散歩

葉山15時入り、青旗、満ち潮。
先週の海の日は満車だったけど、すいてた。
凪、風少し、晴れ、海は青い。
潮は浅いところは濁り、
潮温はこの一週間でだいぶ上がった。
熱帯夜が何日かあったので。
潮が温かいと泳ぐのがラク、岩場まで。

子メジナの群れ、タナゴの子ら、
黒っぽいチビ魚の群れ、それに、
岩の左の方で、とても小さい、2、3㎝の
木の葉の形のチョウチョウウオが3匹。
岩の間の流れの速いところで
あっちに流されぴらぴら、
こっちに流されぴらぴら。
遊んでるとしか思えないむだな動き、
手を伸ばすと、パッと逃げるすばしこさ。
やっぱりモンチそっくり。
下の方には黒いチビ魚の群れ。
岩に上がって、さえぎるものなく日を浴びる。
去年もそこで会ったおっちゃんとトーク。
私とCの間にぐいぐい入って来た、さすが営業マン。
その時、岩の上にいたのは白髪頭のおじーさんばかりで、
湯治場のようだった。
水クラゲがぼちぼち。

《海の日》にはワーッと海へ、
《土用の》にはワーッとウナギへ。
今週、若い人が少なかったのは、ワーッとフェスかな。
ゆっくり戻って、砂の上でごろごろして、また泳いだ。
子ども「赤と白のクラゲがいる!」

最近の海上がりは、
ミニスのチョリソがお気に入り。

お寺では、フライングなんだろうな、
ツクツクが一匹鳴いた。しかもこなれてる。
ヒグラシ全盛、アブラもミンミンもいて、
ウグイスも元気でオールスターだった。

二の鳥居をくぐったところの階段に、
ふわふわ飛ぶように走るトカゲちゃん。
お目め真っ黒で、モンチそっくり。
泳ぎすぎて重力に勝てず、三の鳥居まで。
下のベンチでストレッチしてたら日が暮れて、
ヴェガ、アルクトゥルス、土星、
 太った月が明るかった。

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にゃんトーク

2015年07月29日 | 日々のこと



初夏にいっぱい咲いてたフウロ草

下高井戸、ファミレスでおしゃべり。

ビーの話したら、
「でもさあ、ダニとかいったて、
某さんちのとこなんかダニどころじゃないじゃん」とか
「今弱気になるのはしょーがない」とか
話しててだいぶ気がらくに。
だいたい、外にも出てるしね。
彼んとこのNちゃんも便がゆるくて心配だけど
かかりつけの先生は、
検査も投薬も最小限の方針とのこと。

ビーは歯を抜いてらくになったみたいで、
次の日にはいつも通りになって
カリカリもよく食べるし、元気。
咳も全然しなくなった。
甲状腺の方は心配だけど、
かまってちゃんなのも、よく食べるのも、
子どもの頃からだから、
それも個性の延長なのかな。
薬はやっぱり副作用がいやだし、
ご飯でおさえたい。

同じ年の1月、彼も愛する猫をなくした。
別の形で存在を感じる、といってた。
夢には一度出て来た、と。
私は今日も夢に出て来た気がする。
ご飯をがっついて、
お皿がピカピカになるまでなめてるような夢。
当たり前のことで夢って気づかなかった。

「やさしい女」、つい先日原作も読んだ。
原作の方は、男がほんとに嫌な奴。
映画の方は、セリフは少なくて、
即物的な描写だけで描く。
白いマーガレット、白いバラ。

殿ちんは本当に男前でかっこいい。

モユも元気で良かった。
最近は留守中もクーラーつけることにしたそう。
Cがモユと向き合ってたら、
その真ん中にクモが降りてきて、
トム・クルーズばりにピタッと止まったそう。

カンタカの背中の上で、とっくみあってるうちに
どっちが自分か分かんなくなってきた神猫たち、
遊びつかれてお昼寝。
寝てる間は、下界に遊びに行ったりもする。
カンタカは天の小川沿いを歩いて
神仏ゾーンの外れ、精霊の森の手前にある
天の酒場で立ち止まった。
酒場から、歌が聴こえる。
「What goes on in your mind?
  I think that I am falling down.」
神猫ふたりはパッと目をさました。
モ「ちってる歌にゃ!」
茶「ルーが歌ってるんだ」
「Baby, be good, do what you should,
 you know it will work alright.」
カ「ここで一休みしよ!
  モンチちゃんの好きなチキンスープもあるよ!」
モ「モンチまってゆ」
茶「だいじょぶだよ!いこー!
  猫もいっぱいいるよ!」

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雷と花火

2015年07月27日 | 日々のこと



金曜日、うだるような暑さの中、
ふらふらと会社についたら、
急に空が曇って、雷大連チャン。

Mさんが、じーじが置き引きにあって
Mさんのカメラも入ってたんで
ため息つきまくり。
サーバ会社から、
パスワードに関する謎のメールが来て、
意味が分からないので問合せ先に電話したら、
ますます意味が分からなくて、
電話に出た人の言うことも変で、
Mさんとともに振り回された。

帰りは、雨は止んだけど、
田園都市線が珍しく止まってた。
私はそれほどつっかえずに家に帰れたけど、
盛大に干した洗濯物を全部洗い直し。
ホコリ減らしのために、
犬のぬいぐるみまで洗ったのに。
変な一日だった。

夜はプールに行って、
たまに会うオニーサンに、
「二十代かと思ってました!」
んなわけねーけど気持ち良く帰宅。

土曜日、また網戸のロックし忘れて
殿はお散歩、ビーは明け方、
窓のすぐ前の作業台の上でまどろんでいた。

午後イチでビーの歯科処置に行って、
ビーは大嫌いな病院から帰ってぐったり。

夕方河原に出ると、
ファンタスティックな夕焼け空。
暗くなって、熱帯夜の河原で、
ヤコウさんの花火大会が始まった。
川崎の花火おじさん、師走会などなど、
見ごたえは年々上がってる気がする。
ヤコウさんの語るシスはあいかわらず。

見たことない星座がある、
と思ってよくたら蠍座で、
ハサミの横、胴の延長線上に土星があった。
月のすぐ近く。
アンタレスを見たのはこの夏初。

花火大会を満喫した後で、
掃除してたら出て来た、
2年くらい前に買った花火セットの花火をした。
最後に線香花火。
大きく火花が出たあとで、
小さい小さい火花がちらちら出るのを見て、
ダーが小さい声で、「かわいー」
「モンチみたい」「おれもそう思ちゃった」

帰って、猫にご飯、
ビーはもりもり食べて、
その後またぐったり、暑いもんね。

エアコンやホコリ掃除をしたからか、
ビーは咳をしなくなった。
甲状腺のほうは、いろいろ調べたら
一筋縄ではいかなそう、
対処法は探り探り、
あとは日々を楽しく快適に!



じぶんでも、そこまで、と思うくらい、
ついモンチの写真を眺めてしまう、
そして昔の、古いカメラで撮った写真は、
フォトショップ立ちあげて色調補正とかしだす始末。

モンチを頭にのせたカンタカが
天の小川沿いの道を歩いていると、
金のアユや金のヤマメ、イワナが跳ねる。
ぴょん!とカンタカの背中にもう一匹、
茶トラの猫が飛び乗った。
カンタカは首をまわして、
カ「茶ーちゃん!
  珍しいね、神仏ゾーンにいるの」
茶「モンチちゃん、見つけた!」
モ「茶ーちゃん!」
カ「二人は知り合いなの?」
茶「はじめて会うんだ!」
モ「でもちってるの」
茶「わーい!」
茶ーちゃんは、モンチに飛びついた。
モンチは目をキッとさせて猫パンチ。
カンタカの背中の上で、
神猫たちのとっくみ合いが始まってしまった。
カ「おっこちないでよ、ふたりとも!」

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ビーたまぁぁ

2015年07月26日 | 猫トーク



おおげちゃなんだからぁ

ビーがご飯を食べなくて、焦りくるった。

しかもヨダレたらして、プスプスいって、
トイレ(人間の)でぐったり。
今、自分で思う以上に弱気になってる私は、
わけわからん病状をひねり出して、
心配のあまり吐きそうになりつつ、
夜間診療に連れてこうか迷ってたら、
ダーが帰って来て、
ビーはおもむろに起きて、
ダーにだっこされるとぶるぶる言って、
ご飯も食べた。けっこうな量。

次の日に病院に行った。
外で待ってる間、今年初ミンミン。
ビーは歯肉炎がひどくなってた。
行く前は、ときどき咳するのとつなげて
ビビりたおしてたけど、
咳は軽い猫ぜんそく、
甲状腺の症状も軽くあるけど、
血液検査は異常なし、腎臓も健康!

検査に連れてこう連れてこう、と思いつつ、
ビーはよく食べるし便も立派だし、
それに、何度もモンチと通った病院に行ったら
いきなり号泣しそうで、つい先送りにしてたけど、
やっとクリア、行ってよかった。
ひどいところの歯は、後で抜いてもらった。
その後もご飯はカリカリでもなんでも
これまで通り食べれるそう。

久しぶりに病院に行ったビーは、
診察の終わる頃、緊張のあまり
ハアハア口を開けて犬になってしまった。
「ハアハアいってますけど!」
先生「大丈夫です」
診察台から何度も肩に乗ってくる。
かわいんだから、ビーわぁ。

猫ぜんそくの対策として、
家じゅうの大掃除スタート。エアコンとか。
ビーは皮膚にもよくブツブツできるので、
ダニとかハウスダストのアレルギーが疑わしい。
様子みて、必要ならステロを微量。
甲状腺の対策はとりあえずyd缶。

夕方、石像のお寺までチャリで走ってたら、
崖線からヒグラシの声がいっぱい聴こえた。
ミンミンも。

私「ビーの優しさだと思う」
ダ「は?」
私「いつまでも悲しんでないで、前向けよ、っていう」
ダ「はあ、
食いたいもんばっかり食ってた結果だと思うけど」

殿は毎日ありがたく元気。
「ありがたいねえ」とダーと言い合っている。
明け方、2日連続で外に遊びに行って、
また灰色になったので、
この夏3度目のお風呂。

モンチをのせたカンタカが草をふむたび、
金のチョウチョが草から飛び出して、
ひらひらと舞う。
カンタカは、歩きながらいろいろ教えてくれた。
天の国にきた精霊は、守護霊になって、
いつでも好きな人や猫のところに行けること、
神仏ゾーンの猫は、守護神になって、
いつでも好きな人や猫のところに行けること。
モ「ちゅごちん!」
カ「そうだよ!」
神仏ゾーンの神々は、
好きな人や猫だけにとどまらず、
宇宙を支えていること。
モンチは、難しいことはよく分からないけど、
いつでも殿兄たんたちのとこに行けることはちってる。
「カンタカくん待って、その子!」と声がして、

カンタカがふりむくと、
ヴァイオリンを持った巻き毛の男が駆けて来た。
カ「こんにちは、アマデウス」
ア「こんちは、この子、ぼくの兄妹だよ!」
モンチ、ゆれる巻き毛にパンチ!
ア「モンチちゃんのモは
  ぼくのファーストネームからとったって、
  きいたことない?」
モ「モユくんのモだよ」
ア「その子も兄弟だからね。
  この曲は知ってるでしょ」
タンタンタンタンタータ~♪
バイオリンの弦から金粉が舞う。
モ「ちってる!モンチのテーマ!」
ア「そうだよ!会えてうれしいな!」
カ「これから精霊エリアに行くところなんです」
ア「じゃあまた、遊ぼうね」
モ「うん、あちょぶ!」
ア「きっとね!モンチのテーマⅡつくっとくからね!」

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雑記

2015年07月26日 | 日々のこと

台風12号が南の海上でうろうろ。

「アメスナ」、雨の早稲田にて。
重い大きい話でストーリーもそんなにないのに
ずっと緊張感がつづいて、
2時間半、完全に引き込まれた。
さすがのクリント様。
銃口とターゲットの緊迫した世界は、
長年、銃を持ち続けてきた彼にしか撮れんだろう。
どでかいライフルだった。
砂嵐のシーンも、長年西部の砂漠に立ち続けてきた、、、

ちょーど戦争外傷の本を読んだ後だったので
戻ってから音で苦しむとこがよくわかった。
戦争って、とてつもなく虚しい。

後日、パパは、
「アラブのスナイパーと対決する話ね!
 すごい面白かった!」といってた。

映画の後はつけめん、麺多め。
スープが甘かった。

その前にも早稲田で「インヒアレントヴァイス」
これはイマイチ、2時間半、長かった。
会話ばっかり。

猛暑がやってきた!
チャリの後輪がついに派手にパンク。
ダーが坂道を走り降りてる時で、
車と並走しててマジでビビったそう。
次の日さっそくタイヤ交換、4600円。

半年以上ぶりに髪も切った。
海上がりのゴワゴワが尋常じゃなくなって、
量も増えて乾きにくいので。
Hさんがついに中目にお店オープンして、
何度もメールあったのにずっと行ってなかった。
で、けっこう切ったわりにあんまり変わってない。
私はしょっちゅう海とプールに入るから
すぐカラーが抜けちゃって、
キンキンになるのが嫌、
もうカラーはやめようかと思う、と言ったら
Hさんが悲しそうな顔をするんで、
結局、好きなようにしてもらって、
またすぐキンキンになってきた。
トリートメントもして、
海上がりのゴワゴワはまあ収まった。

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海の日まわり

2015年07月24日 | 日々のこと

先週末、母は、いい天気なのに
私から連絡がなくて心配、
といってウナギ代を送ってくれた。

ダーと日帰りヨコスカへ。
台風の風が残り、ウネリも残る。
橋の上から、フグたち。
まだ新しそうな釣り竿が落ちていた。
満潮時に落として、諦めて帰る人が
けっこういる、とパパ談。
T浜は少し濁ってたけど、
浅瀬でたくさんの大小キュウセンとベラ、
ちっちゃいタナゴがときどき飛び出した。
アマモがきれい。
ボランティア帰りのママが
様子を見に来て、サンドイッチ食べる。
風が強く、太陽が雲に隠れて寒くなり、
引き上げた。

山にも入った。ヒグラシの声、
夏の鬱蒼とした緑の匂い。
イレイトウに、グレーちゃんと
小さいクロシロちゃん。
近づいたらクロシロはさっと逃げた。
そばにご飯グッズが置いてあった。
K崎の方に降りると風もなく、
凪で、潮も澄んでいた。

家に帰ってビール。
蛸の刺身、チキン、ポテトの揚げ物、
チンジャオロース風。
庭でとれた桃も美味しかった。
夏の海と美味しいご飯に元気をいただいた。

ついに完全にやめたはずのタバコが、
テーブルに置いてあった。
パパは銀座のバーのオープニングで
週3くらい出向いてるらしい。
釣りもやってるけど、
ベラくらいしか釣れないらしい。
ママはボランティアで忙しそう。
お庭はトマトが豊作、
桃はそろそろ終わり、
(私のために、いくつかもがないで
とっておいてくれた、
とても甘かった)

柿の木が新たに植えられた。

海の日は、葉山へ。
人が一気に増えた。青旗。
凪、濁り、ムフウ、昼過ぎは引き潮、
空は下の方に入道雲が出てたけど、
かんかん照り。潮はところどころ暖かい。
岩場まで行って、ベラ、タナゴ。
岩の上に上がって一休み、
ぎゃんぎゃんの太陽に焼かれた。

チョウチョウウオがぴらぴら泳いでるのが見えた。
浜に戻ってごろごろして、
もう一度泳いだ。
飲む物がなくなり、お腹へって上がる。

お寺へ。いい風。
狛犬たちがきれいになってた。
山の上の方でユリが満開。

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台風11号まわり

2015年07月24日 | 日々のこと



台風11号は降ったりやんだりで
多摩川は大増水だった。
少し水がひいた後で、
中洲にシラサギ、大きいアオサギ、
黒い大きい鵜がたくさん。

エス子さんがカツオのたたきを送ってくれて
ご飯の時ビーや殿に少しあげたら大喜び。
次の朝、ご飯の猫缶に
ビー「これじゃにゃい!」
これ食べて、好きでしょ、ホタテ味。
ビー「これじゃにゃくて!」
結局、しばらくすると全部食べる。
殿の残した分まで。

エス子さんにはお返しに、
高級リンゴジュースセットを送った。

殿は毎年暑くてもベッドで一緒に寝てたのに、
今年は和室の本棚の上で寝てる。
本棚の上には神の一角がある。
夜中にあちょびにきてるのか?



それは秘密なんだぜ

お庭では、もう手を放さない。
猫草少し食べて、
膝の上でしばらくボーッとする。
その後はもう出たがらない。
夜にも夕涼み。蚊はまだ少ない。
12時前に庭に出ると天頂に大三角形。

夜中に目が覚めて、
和室に行くとビーが本棚の上で寝てた。
ぐっすり寝てたけど、
しばらくして起きたとたんに
ブロロロロといい音。
本棚を降りて膝に乗って、ブロロロロ。

天の池のモンチが目をさますと
周りで金の小魚たちがいっせいにピン!とはねた。
芸術家たちはどよめく。
モンチはきょろきょろして「ここ、どこにゃ?」
お釈迦様の愛馬カンタカが
モンチのいる蓮の葉まで来て、
カンタカ「背中に乗って」
モンチはぴょん、とカンタカの背中の上に。
ゆっくり歩くカンタカの上で、
モンチはくんくん、きょろきょろ。
カ「モンチちゃん、天の国、気に入った?」
モ「たのちー」
カ「神仏ゾーンのまわりに精霊エリアがあるの、知ってる?」
モ「ちらない」
カ「そこもきっと楽しいよ、行ってみる?」
モ「うん」
芸術家たちは天の美術館で企画展「猫と睡蓮」を開催。
パブロ「この子どこで会えるのよ!」
ウォルト「この子うちにスカウトしなきゃ!」

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グラリオサ

2015年07月16日 | 猫トーク



オルラヤ、咲いてたのは5月の末頃



台風11号が日本の南でうろうろ。
いい風が吹いて、時々軽い雨。
半年以上ぶりにカット&カラー&トリートメント。
中目の新しいお店。

S子さんが送ってくれた、
シラスと桜エビの2色丼、おいしかった。
ママはまた、元気出して、とウナギ代を送ってくれた。

モンチはいつも7時~8時に起こしてくれてて、

目が覚めるとあのかわいい顔が視界にいて、
粘って寝てると、私の横でいったん香箱になってた。
今はビーが同じことをしてる。
目覚ましより早く起こしてくれる。

殿ビーに何かあったらとやたら心配。
暑さで行き倒れてるのを見て、
大丈夫なの?!と思ったり。
毎年のことなのに。

庭には出るけど、
手を離さず、遠くに行かせない。
日中は暑いから、
だっこ、または膝の上でも満足してくれる。
でも、私がすっぽ抜けがちなため、
ストッパー閉め忘れで
2日連続明け方散歩に出たりした。

殿はまた汚れちまったんで、シャワー。
全く嫌がるどころか、
グルグルいってた、変わってるネ。
洗った後は、庭でだっこして、
直射日光で乾かした。

殿はモンチのお水を飲むたびに、
グラリオサの花にちょん、と触れて、
背中や頭に黄色の花粉がついている。
モンチは前にグラリオサの匂いをかいで
鼻まわりを黄色くしてて、ミツバチみたいだった。

六月のはじめの頃、テーブルに
セブンドーナツを置いといたら
モンチが顔を近づけて匂いをかいで、
鼻まわりに粉砂糖がついて、
めちゃめちゃかわいかった!!と、
朝起きぬけにダーが言った。
私は寝てて、見れなかったけど、
あんまりかわいいんでCにその話をした。
C「ハチミツが粉砂糖まぶしてるようなもんだな」



神仏ゾーンのモンチは、
ボブの歌を聴いてる途中で金のカエルを見つけ、
追いかけて天の池の蓮の葉に飛びのり、
そのままそこでうとうと居眠り。
モネが見つけて(神仏ゾーンは芸術家も多い)
さっそく天の池のモンチとスイレンをモデルにして絵を描きだした。
ルノアールやモリゾほか印象派勢が来て、みんなで描きだした。
セザンヌは、ここまで完璧だと描く意味ないわ!
と、ただ見とれていた。

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夏が来た!

2015年07月14日 | お散歩



きたにゃ!

台風11号が、日本の南にいる。
いい天気、葉山の海は黄旗、
潮は濁りまくり、なんも見えねえ。
なので、浅瀬で泳いで浮かぶ。
水着だけで泳ぐのも
上がって熱い砂の上でのごろんも今年初!
風が強くて砂まみれになった。

葉山も鎌倉も人が増えて
日曜は渋滞気味。
泳いでる人はほとんどいない。
ふだんいない若い女の子は
写真撮りに来てるみたい、自撮り棒で。

お寺は、そろそろかと思ってた
ヒグラシが一気にきた!
竹林のあたりで鳴いてた子は
びびびびいって、へたくそ。
ヒグラシと思えない。最初はヘタなのか。
うまい子の声には聴き惚れる。

ウグイスは上手い子ばかり。
ケキョに力を入れてる子とか、
フリーが得意な子とか。聴き惚れる。

Cが濃い気にあたってふらふらになり、
三の鳥居までで引き返し、
境内のベンチでストレッチ。

次の日も、快晴、黄旗。
葉山は泳ぎづらいので材木座へ。
水もこっちの方がきれいだった。
波はムネカタ、もまれる。
上がって砂の上にごろんしてたら、
体、バッグの中、飲み水、
タオルから何から砂まみれ。
台風のいい風。

太陽と海と折返しで
久しぶりに食欲が出て、おやつに
からあげくん、マックのポテトLとシェイク、
ケンタのクリスピー×2とクラッシャーズ

お寺は上まで。ユリ、ハス、キキョウ。
お寺の緑も一気に濃くなった。
遠くに見える海は、
台風らしく白っぽくガスってた。
富士山は見えた。
帰り、階段を降りようとした時の風!

降りても明るいので江の島へ。
すごい人。
下の岩場で夕焼け、エクセレント。
先週は雨の江の島に行って、
美人ちゃんはじめ、クロシロちゃん、
茶トラちゃんなどたくさん会った。

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つゆのあとさき2015

2015年07月14日 | 日々のこと



今年もいっぱい咲いたタニウツギ



遅めに咲いたブリーズ

6月25日に近所で百日紅が咲いた。

同じころうちの庭では
コブシの花が一輪咲いた。

26日くらいに梅雨が本格化。
6月の終わりの日曜は、
海では雨は止んでたけど貧血気味で、
泳いでる途中で体が冷え切り、
力が出なくなり、
急いで浜に戻った。
満潮と干潮では浜までの距離が全然違う。
初めて、ちょっと怖かった。
自分の体調をよみ切れてなかった。
(鐘2日目、メシもろくに食ってなかった)

岩についてた海藻がだいぶとれて、
ベラの岩取り合戦が始まった。
お寺はネムの木開花。百合満開。

それから、ずーっと雨。
曇りのときもあったけど日照なし。
庭には小さいカメムシみたいなやつが大発生。
カイガラムシはダーにとってもらう。
元気が出ないので、
ひまがあると近所の石像のお寺をお参り。
雨が止むと、河原に行って
尻尾の黄色いお腹の白い大きい魚がすごい跳ねる。
アユか?

雨が多いから緑はどんどん大きくなる。
日照がなくて光合成できないので
新緑のままの、薄い色のまま大きくなる。
緑のグラデーションが、曇り空に浮き立ってきれい。

夾竹桃も咲き出し早かったけど、
寒さで咲きあぐねていて、
C「夾竹桃が中折れしてる」

気圧が低いせいか、
殿ビーも寝てばっかり。
殿はプリンタの上で、ビーは本棚の上で。
殿はモンチのお供えのお水が気に入って、
気がつくと半分以上なくなってる。
カリカリも毎日なくなってる。

これまでになくしんみりした梅雨だった。
7月頭には台風の子が3つくらい発生、
日照の気配もなくて、夜はけっこう寒かった。

晴れたところで、元気は出るのか、
と自信なくしてたけど、
10日に晴れて、夏日になって、
河原と公園で太陽を浴びまくったら、
うむをいわさず溶けた。

薄い色のまま大きくなってた緑は、
夏の太陽を浴びて一気に濃い緑になった。

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神の子は今もいる

2015年07月12日 | 猫トーク



夏至の2日前に、モンチが旅立った。
それから3週間すぎても、
悲しさも辛さも一向に減らない。
別の世界にいるみたいだ。
悲しみも辛さも、別に減らなくていい。
乗り越えるなんてムリ、一緒に生きてく。
悲しいのも辛いのも、
モンチのいた時間が、楽しくて幸せで、って、
言葉じゃいえない、ありがたい時間だったからだ。
その時間と一緒に生きてく、これからも。

6月の3日頃、モンチはまた食欲をなくした。
先生は触診と体重の変化から、
おそらく、IBDからリンパ腫に移行してる、と言った。
点滴に5日通って、下痢が治って食欲も出て、
それからも少し間をあけながら通院。
2年前の夏も、別の病院2件で、
最悪の宣告をされていた、
それでもモンチは良くなったから、
今回も大丈夫だと信じていた。
それでも不安で仕方なくてふらふらになって
Hさんにいろいろ話を聞いたら体がしゃんとして、
それに応えるみたいに体重が0.2増えて、
もう大丈夫だって思って、
先生にも「すごい」といわれた、
その次の週の土曜だった。

前の日も、キッチンに私が立つと、
すぐにモンチも来て、
「ニャーーーー」と高い声で鳴いた。
でも、3口くらいしか食べれなかったんだよね。
それから、ベッドの下や、テーブルの下で、
ぐったり寝てた。

土曜日の午前中、私もダーもいる時に、
今ってきめたみたいにして旅立った。
その時のことは辛すぎて書けない。

旅立とうとする時、モンチの前足を握っていて、
改めて、ほんとに小さい前足だった。
私の手の親指くらいの太さだ。
先生に、この子は内臓も小さい、っていわれてた。
その体で、頑張ってくれてたんだ、2年も。奇跡だ。
外で猫を見るたびに、ダーと、
ふつうの猫は小さくてもこれくらいあるよね、
モンチみたいな子っていないね、と、いつもいう。

箱に、先に天国に行ってる猫の名前と絵、
うちの庭に来るトカゲやメジロや花の絵を描いて、
庭に咲いてたクレマチスとアイスバーグをいっぱい入れた。
(そのあと花屋も行った)
殿ビーの毛玉ボールを持たせた。

泣いても泣いてもいくらでも泣けて、
底なしの悲しみにずぶずぶ沈みそうになると、
ビーがニャーニャーニャーニャー鳴いた。
「あたちがここにいるんですけど!!」といってるみたいに。
引きもどされて、少し落ち着くと、
私によりそっていた。その日は何度も。

殿は、これまでに見たことのない顔で、
私の顔をのぞきこんだ。
いつもならお腹ふみふみするのに、しなかった。
すごく悲しい、でも強さもある顔だった。
「さみしいのはお前だけじゃないぜ」
っていう顔だったと後で思った。

次の日、お寺に行く前は悲しみがとめどなかった。
Cくんにメールしたらさすがのメールを返してくれて
ちょっと落ち着いた。
雨だった。タクシーでお寺に行った。
いいお寺で、猫がたくさんいた。
待ってる間、ビーそっくりの猫が私にひっついてた。
撫でると毛がいっぱい抜けて毛玉ボールを作った。
キンタそっくりの猫が、そのボールで一人で遊び出した。
キンタもそんなふうに遊び狂う子だったし、
モンチも病気になる前は、
夜中に一人でそんな風に遊んでたのを思い出した。
あの二人は気が合うな、と思った。
母はその朝、キンタのお墓に、
モンチがいくからよろしく、と。
お寺の猫たちには、ほんとに助けられた。

あと、行きも帰りもほんのりあったかくて、
ちゃんとついてきてるのがわかった。

雨が止んだ。
前の日たまたま電話くれてたEちゃんが、
ちょっと出て来ない?というので河原に行くことにした。
家にいると喪失感がすごいし。
自分の体よりずっと大きい穴があいてるみたいだった。

河原に行ったら、大きい虹が出た。
天に向かう、終わりの見えない虹。
出てる方角は、私がいつも気をもらっては
場所のイメージと一緒にモンチに送っていて、
毎週モンチのことを祈ってた鎌倉のお寺だった。
モンチはそこい行ってみたかったのかな、
いつも世話になってる天狗たちが、
虹をかけてくれたのかな。
でもほんとに天に行っちゃうのか、寂しい、と思った。
虹はしばらく出てて、一度消えたと思ったら、少し上にまた出た。
もう日は沈んでたのに、ふしぎ。
(fbッ子のEちゃんは写真をとってた)
西の空には猫爪月と、金星、木星が並んでた。

それだけじゃ終わらない。
暗くなってから、天頂に、流れ星が走った。
前に八月の横須賀で見た、大ぶりの金の流れ星で、
東京では見たことないサイズ。
モンチが空を駆け回って遊んでる、ほんとにいっちゃったんだ、
って、流れ星に感動しながらも寂しくなってたら、
もう1個流れ星が見えて、うちの方へ落ちた。
遊んでる途中で立ち寄ってくれるんだ、と思った。
(すぐ家に帰りたかったけど、
Eちゃんが、あたしも流れ星見るまで帰れなーい、というので帰れず)

大きい虹と大きい流れ星二つが続けて出るなんて、
そんなことは今までにない。
モンチが見せてくれた、とかじゃなくて、モンチだった。
存在を感じた、とかじゃなくて、この目で見た。
モンチは神の子だとずっと思ってた、
やっぱりそうだった。
宇宙エネルギーの最高位の神仏ゾーン
(何もかもが少し金色に光ってる、天国ともいう)で
神々にかわいがられてることに確信がもてた。
いつも私が歌ってるボブ・マーリィもそこにいて、
生歌を聴かせてもらってる。

自然にむだなものなどない。
あんな奇跡の存在が、消えるはずない。
モンチが消えるわけはない。

それで私もずぶずぶの悲しみから少し、
上のステージに行けた気がする。

次の日、夏至の日はCに会って、
私が最初のひと言を言い終わる時にはすでにCも泣いてた。
海に行ったら潮が澄んでて、浅瀬に、
金のアジと、名前の分からない金の魚がたくさんいた。
岩に行って戻ってくると、金のタイもいた。
マダイともチヌとも違ってみえる、金のタイだった。
チヌはチヌで、シルバーブルーだった。
黄色のまだらの魚もいた。

天狗たちのところにも行った。
そこではくよくよしてるわけにはいかない。
自然のもとでは五感をひらくのみだ、
それが自然に対してのリスペクトだから。
雨上がりの濃い気と、緑や木々は、
元気を分けてくれた。





モンチはかわいすぎて、

咲いたばかりの蓮の花が一年中咲いてるようなもんだった。
実家に一泊するだけでも、テレビ電話でお姿を見ていた。
その姿が見えなくて、寂しくてどうしようもない。
ダーも、「かわいすぎた」と言ってた。

金魚のフンみたいにずっと殿にくっついて、
殿はいつもモンチをなめてかわいがってた。
それだけでも、モンチはうちに来て幸せだったと思う。

殿は今も、寂しそうに見える時がある。
べったりだったからね。
私もまだまだ悲しいし辛いし寂しい。

クチナシが咲いてる時だった。
クチナシの匂いをかいでる一瞬は、
どんな状況でも脳が笑うと思ってたけど、
クチナシの匂いをかいでも、泣いた。



追記(2015.10)

私は諦められなくて、
体の力が抜けていたモンチを、
また点滴で良くなるって信じて、
チャリで2、3分とはいえ
カゴに入れて移動した。
病院についてすぐカゴを開けたら
痙攣して、呼吸が止まった。
お家で送ってあげられなかったのだ。
このことは、ずっと苦しかった。
すぐに先生を呼んで、蘇生治療までした。
モンチは自分できめて旅立ったのに、
その時の私には判断力がなかった。
できることは、全部したかった。
1時間ずっとモンチの前足を握ってる間、
こんなこと、ホントはするべきじゃないって、
泣きながら思ってた。
「モンチは苦しい思いをして旅立ったのに、
こんなこと、するべきじゃないのでは」
と看護師に言ったら、
「私なら、どんなことをしてでも、
そばにいて欲しいから、やります」と言った。
私だって、もっとそばにいて欲しかった、
でもやっぱり、蘇生治療は必要なかったと思う。
それから何度も何度もモンチに謝った。
初めて自分の手で送ることが、
うまくできたとは思えない。
Oねーさんに「最後は膝の上で」と
何度も聞いてたのに。
一応、膝の上だったけど。

ダ「外の道は気持ちいいし、
モンチは外が好きだから、大丈夫だよ」
でも、長いこと、思い出すのが辛かった。
自分が許せなかった。

それは、モンチがうちに来て、
殿にくっついてマネをして、
なめてなめられて、ネジミで遊んで、
駆け回って、タワーにのぼって、いっぱい食べて、
タワーで爪磨ぎして、撫でられてコポコポいって、
ビーにパンチして、でもくっついて、
お日様に溶けてた時間に比べたら、
ほんのほんの短い時間だ。
あんまり謝ってても、モンチだって困るよね。

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