なぎのあとさき

日記です。

春一番

2011年02月25日 | 日々のこと



河原にたくさん来ているコサギたち。



一番大きな落葉樹に何羽もとまっている。
多いと40羽くらい。
コサギに交じって鵜?もいる。

最近、もっと下流に行くと
ミミズクがいるそうで、
お会いしたいもの。

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2月25日、昨年と同じ日に
春一番の風が吹いて、
沈丁花がぽろぽろと咲き出した。
まだ花房の中で一輪だけ。

日中は気温が20度近く上がり、
アウターなしで歩いてる人もちらほら。

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メジロはひとつのみかんを
何時間もかけてつついていて、
とってもかわいい。

窓辺の蝋梅の枝にみかんやバナナ、
リンゴをさしてるんだけど、
ヒヨドリはすぐにたいらげちゃう。

その、かわいげのない食べ方ときたら、
リンゴのかけらを下に落とし、
ギャー!(あれ?ないんですけど!)
舌うちをするように蝋梅の花をくちばしでもぎとり、
ペッと吐き出したりする。

気が付いたら、まだ結構あったはずの
蝋梅の蕾がきれいになくなってるのも、
ヒヨちゃんのせいなのか?
昨日なんか、つがいかと思ってたら、
ヒヨドリ同志で威嚇しあっていた。

あきれるほどかわいげないけど、
庭に来るお客さまを選ぶようなことはしません。

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スペインの夜

2011年02月23日 | 映画の話(ネタばれ)
「それでも恋するバルセロナ」

スカーレットのジーパン姿は完璧。
そんな彼女をも圧倒する
白いワンピース姿のペネロペ。
レベッカ・ホールも十分きれいだけど、
スカーレットとペネロペは、
女から見てもうっとり。

そんな女たちをたらしこんでも余りある
バビエル・バルデムの煮えたぎるフェロモン。
ラテン系の芸術家というとピカソを思い出すけど、
本物はもっと凄いんでしょうね。

画家とすごすスペインの夜は、
とろけるようだった。

映画の終わり、
「It's over.」というときのレベッカは、
スカーレットやペネロペに負けてない。
いい男のかけた魔法はとけないけど、
それでも自分を保てる女は美しい。
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ピカブ!

2011年02月22日 | 猫トーク



お尻をつきあわせるお二人



視界に入らないでよ!



入んにゃいよ~!

この前もモンチはすれ違いざま、
ビーに両手猫パンチ。
後ろ足で立って、
あたたたた!ほわちゃあ!

ビーは相手にしたくもない様子。

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ふわりと暖かい昼下がり、
窓を開けて植木鉢に水をやっていたら、
ビーがするっと私の肩越しからジャンプして外に出た。

冬の間は寒いし風邪もこわいので、
うっかり外に出すようなことはなかったのに、
雨上がりの空気の匂いに春を感じて、
「外に出してあげたいな」
と軽く思っただけで、
即実行という運びに。

ビーは気持ちでお墨付きをもらうと、
催眠術かなにかで私を操ってるのかもしれない。

猫の日だし、特別だかんね!
なんて人っぽいことをいっても、
ビーはその奥の本心を見抜いてる。

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久しぶりに目黒のとんき。
間違いない。何もかもがうまし。
帰りは目黒通りを下りながら、
お茶場を探す。
途中でおいしい鯛焼き。

結局都立大駅前でカフェを何件か見つけて、
「一番モヤモヤしたとこにしよう」と、
昔ながらの喫茶店に入る。
中はけっこう広くて、テーブルも大きい。
窓際の席に座り、
ダーは置いてあったスポーツ紙を見ていて、
私は持っていた文庫本を少し読む。
二人で好き勝手に過ごしながら
タバコとコーヒーを楽しむのって、
モヤモヤした喫茶店ならでは。

コーヒーも選べて、
甘くて苦みのないジャマイカのコーヒーが美味しい。
ダーのブラジルも全然違う味で美味しい。
小説に出てきた焼き菓子屋の雰囲気と、
喫茶店の内装がリンクして記憶される。

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ジヴェルニー

2011年02月21日 | 日々のこと



メジロちゃん。
近くでカメラを向けてももう平気!



2月に入ったあたりから、
庭にいりびたり。
私が外に出ると一瞬逃げるけど、
すぐに戻ってくる。



みかんうまし!



ヒヨちゃんは食べ方ががさつで、
すぐに落としちゃう。
雪の日も来て、
木にじっと止まっていた。

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モネとジヴェルニーの画家たち、
文化村にて。

緑のオーラや、
初夏の花々のきらめき。
印象派の展覧会は
冬にやってくれるほうが
ありがたい。

モネのスロープの冬景色から、
夕焼けの散歩道の絵、
草原のゆるい坂の絵の後で、
おなじみ、積みわらの絵が登場。
夏に見たときより、
美しさが身にしみる。

ロビンソンだっけな?
白百合の咲き乱れる絵や、
積みわらオタク?による
積みわらの連作もかわいかった。
ドーソン・ドーソン=ワトソンという人の絵は、
夏の陽射しがまぶしい。
絵の中に入り込む勢いで見る。
前のめりに。

終わりの方の、
モネの睡蓮の絵、
ジヴェルニーの緑の絵も、
初夏の光と色彩があふれる。

夏が恋しい!

今日は寿司ランチの後で海。
引き潮、凪。
海藻がどっさり打ち上げられていて、
ほんのり磯の香りもするし、
海の色も空も柔らかい春の色。
建長寺の沈丁花は、
蕾が大きくなってるけど固くて、
香りもしない。

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やんならいいゼ

2011年02月18日 | 猫トーク


お前が先に手え出したんちゃうんかい!



お前ちゃうんかい!



んだとゴルア~
やんのかこらボケえ~



・・・



チュッ♥

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昨年のお札を持って明治神宮に行きなおして、
ダーの後厄祓いをした。
2月なので人も少なかった。

その行きの砂利道で、
足が前にすべってこけそうになった私を見て、
ダーが「Nちゃんの歩き方はこうだから」といって
マネするのがおかしくて、
何度もやってもらう。
そんなにふんぞりかえってるわけないんですけど。
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読んだ本のメモ(2011.1~)

2011年02月18日 | 読書メモ
「冷血」
ふだんよく知らない犯罪について、
あれこれいうのはムダなことだなぁ。
じっくり調べて書かれたこの本を読んでも、
わからないことはあるし、なんともいえない。
最後の時のペリーの描写が心につきささる。
残された馬の姿が悲しい。

「ラブイユーズ」(2度目)
なんとなく、痛快な本を読みたくなって読む。
ヒールがこれでもかというほどむかつくヤローで、
芸術家の美しい魂とのコントラストがくっきり。
ジョゼフのセリフや態度はいつもモダン。

「逆光(上)」
そこに山があるから、という気持で読み出す。
ふつうの本なら50ページくらいで本の世界に入れるけど、
この本は200~300ページくらいでやっと入れた。
登場人物の多さもはんぱないので、
下巻が手に入る前に、何人かは忘れそうだし、
(そんなんで読み終える日はくるのか?)
とりあえず、上巻を読んだだけでも、
この先どんな長編でも読む自信がついた。

印象的なのはフランクとエストレーヤのくだり、
リーフの雪崩のくだり、
マールとクララベラのくだり。

「ピストルズ」
これまでの阿部ちゃん小説がつながっていったり、
(ハイハイ、あの事件ね)
読む人の経験でいかようにも想像できるくだりがあったり、
ラストにドッキリがあったり、
面白かった~。

「わたしを離さないで」
こんなこと、あるはずのないSFだ、
とでも思わないとやってられない最悪に気色悪い話。
でも書き方がうまくて先を読みたくなる。

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12月頃から集中力があって
本をすいすいと読める。

きのうは大雨がふり、
今日は起きぬけにプーリーを大音響で聞きたくなるほど暖かくて、
春一番だ!とうかれそうになったけど、
夜はがっくんと冷えるのだった
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おくるみモンチ

2011年02月15日 | 日々のこと


もんちん!



自ら毛布に入り込んで、
おくるみにくるまれたモンチ。
鼻血が出そうなほどかわいいんですけど。

殿ちんは夜、私がふとんに入ると、
すかさず来て胸の上に乗る習慣を、
毎日続けている。
でも、そのまま寝るわけではなく、
自分で決めた一定の時間、
とろっと甘えた後は、
枕の上に移る。
このストイックさが、殿らしさ。

昨日は雪が降って、
庭も真っ白になった。
沈丁花の蕾はまだ固い。

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R-1で佐久間くんが優勝!やった~!
ダーと私は佐久間くんがもう10年くらい前からツボ。
今回のネタも3つとも面白くてかわいかった。
ダーいわく、善良なジャガーさん。
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カイルXY

2011年02月13日 | おたトーーク!

「ハーパーズ・アイランド」
犯人が明かされる前までは、
なかなかおもしろかった。
怖い趣向をいろいろ凝らしてて。

1話目からやられそうで、
意外とやられないバカップルを、
ダーも私もやたらと心配。
斜め45度の人似のカルや、
サリーとかダニーもいい奴なので、
毎回やたらと心配しながら見ていた。
クロエは美人でかわいくて超好み。

「チャック」
サラがかっこよくて、
チャックに対する微妙な表情が萌え!
ケイシーは春日っぽい。

まあ、このあたりは普通に見てたけど、
「カイルXY」はがっつりオタク目線で見ちゃいますね。
久しぶりのおたトーーク入ります!
なにしろ、デクランがかわいくて!!
カイルにふりまわされて、かわいさが爆発してます。
カイルに「秘密を話せない」といわれてブスっとし、
ジェシーに走ったのはカイルを忘れるため、と、
あろうことかローリーにぼやくデクラン。
女の子たちに対しては超適当ですが、
カイルのためなら危険もかえりみず、
どこまでもついていきます。

アマンダはアメドラでは見かけないタイプの超かわい子ちゃんで、
カイルとうまくいくといいなぁ、と思います。
ジェシーも美人でかわいいし、
アンディは面白い子だし、女の子も充実してます。
ローリーはいろいろひどいめに合ってるのに、
かわいそうな感じのしない、
イイ奴なキャラクターで顔をカバー。

そして!フォスの未亡人ぶりも泣かせます。
「アダムは俺を信用してたもん!」と、
一日中アダムの暗号を解いていたフォス。
カイルを命がけで守るのも、アダムのため。
アダムに似てるカイルのことが大好きなんですね。
なので2世代萌えを楽しめるドラマです。

ジョシュのアホっぷりとパパの天然っぷりも、
笑わせてくれます。

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しのぶれど音に出にけり

2011年02月02日 | 猫トーク


苦しゅうない!面を上げい!

このこころ毎晩、
ベッドで本を読んでいると殿が来る。
本と私の間に割って入り、
胸の上をふみならしてから
香箱座りをして、
どアップで私を見つめる殿。
全身をぶるっぶるいわせながら。

私も殿を見つめる。

ほかの猫たちの足音がすると、
殿は枕の上に移動する。

テンピュールの枕がお気に入りで、
明け方には殿とビーと私の頭が、
枕の上でおしくらまんじゅう。



ピンチョンか、厚さがいいぜ

ごろっと床で本を読んでても、
集まってくる猫たち。
今読んでる「逆光」に出てくる
犬のパグナックスみたいに、
本を読んでるげな殿。



モンチだって本好き~!

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今週はずっと10℃over。
そろそろ、沈丁花が咲く予感。



ダーの足も猫まみれ!
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