ここで同じポーズをとっていた神の子モンチが、モンちゃんをうちに送り込んだ。
◯スワンの心は悲しみに沈み、いつも泣き出す直前のような、何か背筋が寒くなるような感じがつきまとう。
◯スワンの心は悲しみに沈み、いつも泣き出す直前のような、何か背筋が寒くなるような感じがつきまとう。
月曜にビーの検診に行って、もう金曜。
春分の日、キンタの天国年齢は26歳になる。天国の時間がどうなってるかわからないので、まだ10代のままかもしれないし、子猫に戻ってるかも。お墓参りは、ダーも休みの日曜に行くことに。
よくあることだけど、今朝もビーが、寝てる私の顔を自分のほうに向けるため、私の頭をカシャカシャ爪で軽くひっかくので、ビーの方に顔を向けたら、ビーは私の首に乗ってあごを私の鼻と口に乗せて寝始めた。
庭のピンクユキヤナギも咲いた。
キッチンの電気スイッチを修理してもらうついでに、寝室、倉庫部屋の電気も修理してもらって、一気に電気環境がまともになった。
夜はまだ10℃を切るので、すっかり春という感じでもない。
10日の日曜日は晴れて、初めてウグイスの声を聞いた。Eちゃんは2週間くらい前に聞いたって言ってたから、今年はずいぶん早い。
雨が多くて見逃してたけど、気づいたら白木蓮や、こぶしも咲いてる。
お昼頃にまた殿は作業台の上で昼寝。ビーとモンちゃんは隣の隣の雑草の多い庭まで歩いて、戻ってきた。
午後は海へ。由比ヶ浜につく頃には日が陰り、水平線の上に一筋雨雲があった。海は明るいけど濁りはじめて、春の海らしくなってきた。啓蟄はプランクトンの活動も始まるのか。潮の匂いが濃くなり、風は少しあるけど寒くない。
前の日の酒が残っていて全身ちょっと痛くて、私はやっぱりアルコールのアレルギーで酒が筋繊維を傷つけてるような感覚があったけど、海にいたら消えた。潮はもうそんなに冷たくない。
お寺に向かってるときにさっと雨が降り、雨と土と、花の匂いで空気が濃くなった。傘をさして鳥居の中まで行くと、雨は止み、ウグイス、ガビチョウ、フクロウの声が聞こえた。
梅はほぼ終わりだけど、まだ香りが濃い。犬のオシッコみたいな匂いの、通称犬ション水仙が満開。バナナの木の蕾が膨らみ、紅木蓮の蕾も膨らみ、ミツマタが咲いて、桜まであと2週間。
ベンチでストレッチ。お寺を出る頃には酒疲れが全部消えた。3週間海に来れなかったCも、体が完全に伸びた、と。今、体重記録更新中だそうで、確かに貫禄が増している。
恋すれば一発で肉落ちるんだけどなー、ご飯食べるの忘れちゃうような恋したいなー、だよねー!とか話しながら、ポテトとナゲットむしゃむしゃ。
月曜もいい天気で、庭でひとしきり猫たちと日向ぼっこした後、河原に出た。増水してて、テトラが水没してた。ちょっと来なかった間に、菜の花や浜大根がたくさん咲いてた。黒いカモはまだいる。
「色のない島へ」読了。ソテツは2億5000万年前からあって、環境への適応力が素晴らしい。ちなみに動植物の中でトップクラスに精子が大きくて肉眼で見ることができる種類もあるそう。
○ロタのソテツの森を歩きながら、私は自分の感覚が拡大し、まるで新しい感覚、時間の感覚が私の内部で生まれ、秒や分という短い時間を理解するのと同じくらい簡単に、1000年や10億年といった途方もなく長い時間を理解できるようになる気がしたのだった。
誰にでもすすめたくなる面白い本だった。やっぱり河原での読書は集中できる。途中でトレーナーすら暑くなり、ヒートテック一枚になっていた。そろそろヒートテックも脱ぐとき。
太陽が小さい雲に入ったとき、太陽の回りに丸い虹が出た
続いて、満を持して、というか、結婚した頃に読んでて、新婚旅行先のパリでも読んで、第二部まで読んでフェイドアウトしてた「失われた時を求めて」を頭から読み直すことにした。出だしは2度目だけあってすいすい読めて、もう面白い。ママンのおやすみのキスだけが楽しみな子供時代、美しい祖母、浅はかな大伯母、家族の唯一の友人らしいスワン。
また一回り大きくなったクリローちゃん
みんな日陰で立派にそだってくれる
濃い色の花も次々開花
どんどん暖かくなってきて、今年は冬なんてあったっけ?なんていえる日がくるとは。
3月はじめの週。
くるしゅうないぞ
2月は月末が短くてサクッと3月。1日の土曜は、やっと横須賀に帰れた。年末から殿とビーの体調が整わなくて、なかなか帰れなかった。2月の後半になって、二人とも元気な日がつづくようになったので、今度こそ帰ろうと、実家に連絡しておいた。