なぎのあとさき

日記です。

GW前半

2024年04月30日 | 日々のこと

さあおまえ!
さんぽいこーぜ!!

と私をじっと見つめ、私が視線を向けるとダッ!と音をたてて玄関に走る

猫はふだんは音をたてないで歩くけど、わざと音をたてて歩くこともうまい
ダダッ!ダダッ!と、これ聞けよがしに走っていく

夜も寒くなくなったので散歩は私の楽しみでもあり、冬より少しずつ距離を伸ばしてたら、近くの小川の橋の向こうに小さい公園を見つけた
車も人も来ない公園を気に入ったモンちゃんは、真ん中にある大きなカエデの周りを3周も4周もぐるぐる歩く

もう帰ろうか、と橋を渡ろうとすると、踏ん張って動かない

夏になったらいかにも蚊が出そうな場所なので、今だけのお楽しみ、街灯で光るカエデの葉もきれい


あにぃはいつもどこにいくのかにゃ


ぼくはここがすきにゃんだい!


うごくものはつかまえちゃうぞ!


にゃんだか5がつって


たのちーのにゃー!!


いまさらきづくにゃんて、こどもね!
5がつはさいこうよ!
ってまだ4月なんだけど、バラが咲き始めた


4月28日ごろバラたち開花


レイニーブルー


シャンパーニュ

コーネリアは一番早かった
もりもり咲いてる


バーベナ


サルビア ナイトモス


セリンセマヨール


オンファロデスは、冬の間はきれいに育ってたのに株元こみすぎて半分以上溶けてしまった


Eちゃんが園芸市ですごい可愛い花見つけたー!と言ってたのがヒメウツギで、なーんだヒメウツギかー、うちで大きくなりすぎて珍しくもないよと思ったけど私も15年以上前、はじめてヒメウツギの小さい苗を見つけたときはなんて可愛い花なんだー!と感動したんだった

肋骨の痛みがつづくなかGW突入
初日は巣鴨のイベント
トークも飲みも楽しくて笑うたびに骨が痛かった
次の日は真夏のような日差しの河原で読書

2402号
◯「猫の名前」を口にするたびその猫に包まれてうれしくなる
猫の名前は言葉を超えている
それは実在、ある種の存在の仕方と感じる

◯そういうものとともに人生の後半の何十年かを生きる
その気持ちは誰からも知られることはない
きわめて個人的なことで、
人が生きるというのはそこなんじゃないか

◯猫の名前を発したときに夫婦の空間は特別になる
そのことはなんという現象なのか名前はない

◯小説家とは言葉に精通した者でなく言葉が言えてないことに敏感なもののことだ、

◯介護をする、ボランティアをする、私のほうこそ助けられていた、救われていたという思考
因果関係式交換の破壊する思考の革命が静かに進んでいる

前日の公園でいってたけど、この後で人類史上最高の覚醒につながるらしい

29日は多摩川を越えて等々力緑地の木を見に行った
Eちゃんが、カツラの木がすごくいい匂いだというので行ったら、どうみてもクスノキだった
でもほんとにいい匂いがしていて、5月の甘い空気の正体のひとつがクスノキの花だったとはじめて気づいた
栗の花の匂いもした
たまらんたまらんといいながら緑の中を歩いた
ポプラ、ムクノキ、プラタナスも大きいのなあった

調べたらカツラは丸い葉っぱの木で、前に多摩川台公園で見たことを思い出した、ほかではあまり見かけない

大きい池のまわりの新緑が、明るい曇り空に映えて気持ちが良かった
曇りで湿度が濃いと香りも強くなる

Eちゃんの建て替えしたお家にも寄った
毎回リキダス水をあげてるという観葉植物たちは皆艶やかで、窓辺を占領していた


夜はTと、ぶっかけ蕎麦めちゃうま
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緑の季節

2024年04月24日 | 日々のこと

あたちマウタ
すきなものはマタタビよ!

お嬢はご飯を催促はしないのにマタタビは毎晩催促する

葉桜になる頃にはあらゆる植物が旺盛に育ってくる
家の前の通りの街路樹は主に花水木とツツジなので、今がいちばん華やか
夜モンちゃんと散歩してると、ツツジとモンちゃんが一緒に街灯でピカピカしてる

夜も寒くなくなってきたので夜の散歩が楽しい
といっても、100メートルくらいの範囲を行ったり来たりするだけ

天気は相変わらず雨が多い
曇り空の日は、新緑の色の濃淡がとてもきれい
昔写真を撮るロケは薄曇りがいいってカメラマンがいってた、ものの色がきれいに見えるのは晴れより曇りかも

庭のホス太たちも葉っぱを展開
ゴールデンティアラ

ブルーマウスイヤー


函館出身のホス太は、去年の秋に株分けし、無事二ヶ所で芽吹いた


そろそろ終わりのラックス
まだ寒くて花の少ない時期からずーっと楽しませてくれた


コデマリ


小花がいろいろ咲いてる




なぜか今になって咲き始めたガーデンシクラメン


フリージアも今年はいつもよりたくさん咲いた
秋にib肥料まいたからかな


トカゲを追い込むボク


クリローの花摘みはちょっと遅くなってしまった


モンちゃんがへし折ったチェリーセージ



バドミントンしてたら足元の草ですべって、したたかに左のあばらあたりを地面にぶつけ、それから体ひねったりすると異常に痛い
念のため、たぶん初めて整形外科に行ってレントゲン撮ったら、骨折れてはないけどヒビは入ってるかも、ってことで安静に、と
直後より2日後くらいから痛みが増していて、立ったり座ったり寝転んだりの動作に一苦労する
しばらく泳げないし、連休前になにやってんだろう
やりたいことがあるのに身体がゆうこときかないってのは厄介なもんだ
でも身体ってそういうもんだ
統制できないもの、いちばん身近にある外部だ
母が腰がいたくて歩けないっていうときの気持ちがちょっとわかった
であった頃の坊やの気持ちも
今、寝てるときにあばらの上に猫に着地されたら大変なことになる

まだ桜が咲いてる頃、甥っ子の合格祝いで家族が集まった
LINEで様子はきくものの、たまにしか合わないからなのか、一足飛びに大学生になった
本人にとっては長い18年だったろうな、と想像する18年は本当に長い

帰り道、ぶらぶら知らない町の桜を眺めて歩いてるうちに多摩川に出て、迷わず家に帰れた



次の日、今年3回目の砧公園に行って、「それは誠」読了

なんとなくスネ夫みたいなイメージだった蔵前の巻き返しがすごい

◯とにかく僕はそういう人間なんだ、松にしてやれることなんて何もない、何もないけど、僕がどこまでも孤独であろうとするなら、回り回って松のためになるかもしれない
中略
とにかく、僕はこの世のために孤独なんだ、そう信じることで何かし続けるなら、僕は世界を、世界は僕を、共に支えることができるだろう
それをやさしいと勘違いするなら、勝手にすればいい

というのは最近観てた一連の映画、パーフェクトデイズや夜のすべてのや夜明けのすべてにリンクする

◯僕は自分の知らないところで何かが起こっていることだけがうれしいんだ
それでずっと一人でも平気なんだ

たぶん著書はそういうことのプロだ
花見読書にはもってこいの、楽しい本だった


八重桜もすぐ満開に

あとは、久しぶりにたまプラのヘアサロンに行った、サロン前 の通りも桜並木で、道が広くて素敵な風景だった
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ワイルドなボク

2024年04月16日 | 日々のこと

本格派のボイボイ

春が来て生き物の気配がしてくると、庭でおとなしく寝てるわけにはいかない


うろうろして地面を見つめ、さっそくトカゲのシッポを捕まえていた

見つけて飛び付くときの素早さは、ハーネスつけてないときと変わらない

次の日には同じ場所で本体をくわえていた、、
ボイボイは獲物を見せびらかしはしない
食べれるものは食べるか、ひとりでさんざん弄ぶ


あたちはかりなんてちないわ


だってあたち


おじょうしゃまだもにょ


おれもしないぜ
くえねえし!

モンちゃんは寝てるか、脱走経路探してるか
で、一ヶ所脱走防止ネットを外してたとこをめざとく見つけ、久しぶりにフェンス越えした

外にまわると端の家の庭にモンちゃんはいた
昼間で人通りも多くなかなか出てこなかったけど、ちゅーる見せたらすぐ出て来た
その場でハーネスつけて連れて帰った

次の日は、脱走箇所にネットをつけておいたけど、モンちゃんはやめてー!という下僕を無視してジャンプしてネットに体当たり、フェンスを越えられずにずるっと落ちるときにつぼみの出てるチェリーセージの枝をへし折った

これには猫に怒ることなんて年に一度あるかないかの下僕も怒り心頭、尻を2回ほどたたき、その後は目も合わせなかった

そのまま外出し、夜に廊下の奥から私を見てるモンちゃんと目を合わせると、
ちょっと目じりが下がって寂しそうだったモンちゃんは、
許したのか?許したんだな!
とみるみる嬉しい顔になって私のもとに来て、撫でられて目を細めた

12日の金曜は代休だったので砧公園へ
蕾のときに来た同じ場所で、桜吹雪のなかN代くん「それは誠」

過ぎた時間を描き出す文体が終始エモくて面白かった
わかりづらさや穴がなくてストーリーがしっかりあるしキャラクターも立ちすぎてはいるけど言葉の重ねかたがほんとにすごいし、風景描写がとてもいい

家の事情はクラスの誰にも話したことがなく、そんなことを話さないって決めたら他のことを話す意味もなくなったような半不登校の男の子が語り手

でも、キーボードうつのが早すぎて重みがなくない?という人気者の可愛い女の子
◯こういう偶然が、かろうじて世の中をまともな姿に保ってる気がしてならないんだ、表面張力みたいにさ

いけてる女の先生と、宮澤けんじの話
◯だとしたら、その人が一緒に溺れてやろうって考えながら生きていることは、どういう意味があるのかって、そういうことが無性に気になるんです

自由行動の日、女子とわかれて男子だけで別行動する
警官に話しかけられてからカラスまでのくだり

◯この世のかりそめの善意にすがりついたって何にもならない
本当の善意ってのは、たまたまそこにいて飛び去るカラスだけがもってるものだ

そして子どもたちが葉っぱをかけあうシーンへ


春の嵐で半分くらい散った葉桜から、花吹雪が舞っていた


甘い匂いがするなーと思ったら、アセビだったみたい


難しい本は面白いけど読みやすくて面白い本を晴れの日の公園で読むのは楽しいのだった
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マティス、おしゃ桜

2024年04月10日 | 日々のこと

あたちマウタ


もうすぐ、ここにきて、3ねんめになるにょよ


これはあたちのおにぃ
でかいでしょ?
やさちくてだいしゅきにゃの

お嬢がテーブルにいてマタタビなめてるとこに後からモンちゃんがきて、お嬢はぶちぎれてモンちゃんの顔に猫パンチ連打
さらに背中やらシッポやらにかみつきまくってるのにモンちゃん全く気にしない、いつものゴキケン顔してた


おにぃがかえるならあたちもかえる!


これはおとうとよ
ちびでしょ?
かわいくてだいしゅきにゃの

晴れの日は日向ぼっこ、雨の日は家でお昼寝の平穏な毎日

坊やは春になって夜明けが早くなったからなのか、6時ごろ耳もとでニャーニャー鳴いてわたしを起こそうとする
15を越えた猫に鳴かれたら何時でもとび起きるけどね、チビッ子のうちは起こしてもムダってわかっていただきたい

モンちゃんはわたしを無理に起こしたりしない
わたしの生態をわかってるんだとおもう

庭はどんどん緑が増えて、花も咲いてきた


桜とともに開花するハナカイドウ


こぼれ種セリンセ


ラックス エリスさんはずっと見事な咲きっぷり


3年目くらいになるフロックス


シラユキゲシ、花はかわいいけど地下茎の勢いがバケモノなので、花ついてない部分は減らした


今までうちにありそうでなかったアジュガ チョコレートチップ
人気品種だけあって洗練されてる


ハデスさん
花すごいので切り花にもした

アリアドネさん
うちの3ラックスのなかで一番遅れて開花


ネメシアもどんどん咲いてる

土曜日はマティスの切り絵展を見に新美
目的はマティスだったけど道中の桜が満開で、思いがけずの花見散歩になった

表参道から青山墓地抜ける道は、そこらじゅうで桜が満開
人もそんなにいなくて静かで、この辺では穴場の桜散歩ポイント


おまけにベンチで一服できて、ぼーっと眺められる
高齢のカップルや一人で来てる人がほとんどで歩きながら桜を見上げていた
カエデやドウダンツツジの芽吹きもきれいだった

桜の景色は街並みと人の多さで変わってくるけど、この辺りはともに理想的
大昔、新卒の会社の花見で来たはずだけど、全然記憶がない
仕事してて行ってないのか


墓地を抜けるとカラフルなポスター


ブルーヌード


かたちも色彩もほんとに楽しいマティス

ほとんどの切り絵は観た記憶がある、実物かポストカードかわからないけど
10代のころからマティスの切り絵に出会うとポストカードを買っては部屋に飾っていた
一見、単純な線と色彩のようで、一度見たら忘れられない何かがある
穴か、外部か

晩年の切り絵のほかにも初期の油絵や小さい彫刻もたくさんあって、去年のマティス展を補完するような展覧会
小さい彫刻も肉がまるまるとして触ってみたくなった

静物画の頃から、マティスの作品はモデル(モノでも)生き生きして明るくて、どこかかわいい




ヴァンスのロザリオ礼拝堂の再現



物販もかわいくて適当に選んでレジに行ったらエッというお値段だった
ペラペラトート3000円はやめてほしい
a4レジ袋30円だし

このあとミッドタウンまで歩いて、ご飯食べてるうちに暗くなり、外に出ると夜桜が見事だった


ミッドタウンもできてからだいぶ経って、桜もいい感じに大きくなった
おもさん~ミッドタウンの桜コースはおしゃれで夜桜も見れてめっちゃ良かった


週明けまた天気崩れて3度目の春の嵐まできたけど、4月2週目まだきれいに咲いてる


河原桜
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お花見ウィーク

2024年04月04日 | 日々のこと

ばり かわいい ボク
BKB にーゃ!

ぐいぐいくるボーイなのでボイボイが最近の呼び名

外に出るまでニャーニャー声をあらげて吠えまくる


朝のミーティング

モンちゃんの毛皮のぴかぴかなこと

モンちゃんもワーワー騒ぐけど、一度出て気が済めば自分から戻って、その後は部屋で昼寝してる

あったけえ!


はるっていいよな~


ボイボイは自分から戻ってもすぐにまた大騒ぎして、外に出ると静かになる

さわがないけど、誰かが出るとすぐ窓の前に来て開くのを待つお嬢


くもりの日も


晴れの日も



今年は桜が遅くて蕾のうちに3回もお花見した
1回目の代々木公園大花見は0.5ぶ咲き
2回目は横須賀でパパママと、ここもほとんど蕾


ちょっとだけ咲いてた
この日(3/31)はあったかくて、この後ママと今年2度目の潮干狩り
腰上まで海にじゃぶじゃぶ入れた
ママは知らないおっさんに声をかけられていた

睡蓮池にカメが増えてた



次の日もぽかぽかで、コロナ前に会ったきりの静岡の友達が東京に来たので、砧公園
平日なので人が少なくて気持ち良かった
少しだけ咲いてる木があって、おしゃべりしながら眺めてたらだんだん花が増えていた

待たされたせいもあってか、今年の桜はひときわきれいに見える
柳の新芽の淡緑も見れた

友達はしばらく会ってなかったとは思えないくらい、前と同じように哲学とか意識とかの話をしてて面白かった

そこから火~木は仕事、桜はあれよあれよと満開に
金曜は萩のほうの姪の入学祝いで目黒川へ


10年くらい前までは、桜の時期になると毎日のように見に来てた目黒川、ここ数年でやたら人が多くなって来てなかった、懐かしくてエモい
けど、ガッツリ剪定されちゃってて残念
川に伸びてた枝全部切られてた
なんでやねん

なかめカフェランチ→池尻→表参道→キャットストリート→宮益パークでお茶
2世代5人の女子会、楽しかった
若い娘たち二人ともいい子で可愛い


河原の桜も咲いてる


菜の花も満開で、蜜の匂いがプンプンする

ティアレラ スプリングシンフォニー、めちゃ可愛い


ヒューケラの葉っぱも生気を取り戻して艶やか


ラックス アリアドネ
3年目かな
艶々のピカピカ


モンちゃんも艶ピカ
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