げしってる夕日、今年はなかなか見れなかった
I'd give up my life, my heart, my own
And I would give anything I own
Just to have you back again
おまえがちっかりちにゃくてどーしゅんにゃ!
晴れた日の朝は、ビーは「ニャー!」と大声で私を起こしにくる元気がある。
が、梅雨入りの頃から、夜一緒に寝てくれない、人のご飯タイムも寝っぱなし、トイレをステップの上でしちゃう、カリカリを食べる量が減ってるなどの変化があった。
爽やかな5月から梅雨に入る時は、大気の状態が大きく動く。これが生き物に影響を及ぼさないわけがない。
梅雨が終わって夏の気候が安定したら、もとのわがまま女王に戻って私をアゴで使ってくれるといいんだけど。
ナマリとちゅーるはペロッと食べるので、体重は2.65で変わりない。吐かないこともありがたい。
今の状態も、自然な老化現象程度のものだと思う。
自然な老化現象といえば、この2週間くらい飛蚊症が気になっていて、眼科に行ってみた。
検査の結果、網膜には異常がなく、よくある生理現象だから、そのうち気にならなくなるよ、と。
陽ざしが明るくなってくると気になる人が多いみたいで、私も海で空を見ていて特に気になった。
なんでもなくてよかったけど、治らないとはね。難聴も治らないしね。老化現象ばっかりはね。ホント、慣れるけど。
老眼も絶賛進行中で本が読みづらくなってきてる。
私を猫年齢にしたら、まだ10歳前後だが、猫の10歳はもっと若々しくて可愛くて健康だ。
猫に人の年齢をなぞらえるのって意味ないな。
ビーたまは4日くらい前から、左まぶたが虫に刺されたみたいで腫れてしまい、久しぶりに富沢ビーになっていた。レレイなので写真はない。やっと腫れがひいてきた。そのせいなのか、目やにも出てる。
と、ここまで書いたのが火曜日。今日は木曜日。朝はニャー!と起こしにきて、すぐちゅーるを食べ、ナマリもよく食べたけど吐き戻し。
いったんひいた目の腫れがまたふくらみ、おでこの方まで腫れている。
夏場、虫刺されで富沢ビーになるのは若い頃からだけど、いろいろ可能性を考えるとほってはおけず、病院へ。
先生の予約がいっぱいで、預けて別の先生が診察。待ってる間、ガクブル状態。
結果、虫刺されなどが原因で細菌が入って膿んだのだろう、慢性の鼻炎が目にまわることもある、膿は多めにたまっていたので、針を刺して出した、抗生剤の注射コンベニアも打ったので、徐々にひいてくるはず、とのこと。いろいろ考えてた中で、いい方の見解。
菌に対して白血球がちゃんと戦っている、とも言ってた。
腫れが1週間たってもひかないようなら、抗生剤の種類を変えるとも。
針を刺したとき柔らかい膿だけで、固いものはなさそうだから、できものの可能性は低い、とね。ゼロではないけど、「大丈夫だと思います?」若い先生「思います」
診察も元気に嫌がってたそう。
子猫の頃から夏は、虫刺されで目が腫れて、ひと夏腫れっぱなしてるようなこともあったけど、そんなことで病院に行かなくても、自然に治っていた。
今は何か変だと思ったら即病院に行ってガクブル待ち。病院ギライのビーには悪いけど、20歳まであと2ヶ月、丁寧にお世話し尽くさせてもらう。
腫れが気になるのか多少痛みがあるのか、少し食欲も落ちてるのでほっとけない。体重はまた2.5に減。
今回の目の腫れ、去年の秋にTが腫れた時とそっくりだった。Tとビーは、アレルギーの鼻炎、皮膚がどちらかというと弱い、油っこいものや食べすぎですぐ下痢するなど、体の悪い部分がよく似ている。
T「ビーは性格はNちゃんそっくりだし、悪いとこばっかり似ちゃったね」ってオイ。
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ラテン系のインストラクターの陽気なボディコンバットを見つけて、夜な夜な大汗かくまでドタバタやってる中、ビーは部屋の隅で全く気にせず寝てるし、モンちゃんは平気で足元にきてゴロンしてドタバタやる私を見上げてる。
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本は、「ソドムとゴモラ」を終えたところで失われた時を求めてを一時中断し、タイピー。
河原で夏の陽ざしのもとで読むのにうってつけの冒険譚。船を脱走してタイピーの村につくまでの崖の登りおり、雨の中の野宿、飢えなど大変だった。
白鯨も30年近く前に一度読んで最高に好きだった。読み返すつもりでジャメイカに持って行って、スコールでぐにゃぐにゃになった。
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夏至、新月、日食の少し前、ずっと見守っていたブロ友さんの猫Mちゃんが旅立った。
何があってもおかしくない状態ではあったけれど、ほかで聞いたことのないマレな症状を、これまで何度もキセキを起こしてぴょんぴょん越えてきたことと、写真がいつもかわいくて具合悪そうに見えなかったことで、じゅうぶんすぎるほどがんばっていたのに旅立つ直前まで「がんばれ!」と思っていた。
猫のいいところを一身に集めたようなMちゃんは、旅立ちも完璧だった。
これまで写真でしか見ていない私の中でも、光り輝く猫になっている。
コロナのずっと前からテレワークに切り替えて、24時間体制でお世話をしていたMさんの介護も素晴らしかった。学ぶところも多くて、殿の介護中は励みにもなっていた。
旅立ちのすぐ後で天体は大きな転換を迎え、天国のMちゃんも、Mさんも、新しいステージを晴れやかに壮大に祝福されているようだった。
夕暮れ時、河原まで散歩
ビーが楽しいのかはわからないけど、楽しくなくもなさそう
ビーはずっと元気で河原散歩につれてくほどだったのが、6月18日は朝からだるそうで、寝床からほとんど出なかった。
晴れが続いた後で、梅雨の雨が再開した日。
ちゅーるとナマリは食べたけど、カリカリをほとんど食べない。
キドナを少し補助。うまく飲み込んだ。
左まぶたが少し腫れ、目やにが多くなって、少しくしゃみと咳もする。
また免疫力が落ち気味の様子。
水はよく飲んでるし、毛もふわふわ。たまにお風呂場まで水を飲みに行く。
ビーは元気だと大声で鳴いてアピールしてくるから、それが全然なくて、寝てばかりだと逆に気になる。
私も夏日はニヤニヤ笑いが湧き出て足取りも軽いのが、梅雨の雨が戻るとドサッと体が重くなる。小さなビーの体はもっとこたえるだろう。
金曜の夜、懐石やさんに頂いたマダイを焼いてたら、寝床から出て来てニャーッ!
よかった!タイ様様。
タイは匂いが淡白で、クンクンしてプイしたけど、一口押し込んだらその後はむしゃこい。
マダイはニンジンタケノコキノコと一緒に炊き込みご飯にした。
夜、隣の部屋で寝てたモンちゃんが急にニャー!ニャー!と鳴き出して、見に行ったら椅子から降りて私のとこに駆けてきた。
抱っこしてそのままベッドに横になると、私の上から動かずに、私の手をペロペロなめていた。
怖い夢でも見たのかな。9キロボディに潰される。
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梅雨入り前半は、いつものことだけど雨が少なかった。
晴れると湿度も低めで、夕方は涼しい。
15日の月曜、お正月ぶりに実家に行った。Tは仕事でだったので一人で。
電車はガラガラで、なるべく距離を取って座っていてみんなマスクもしてた。
いい天気。着いて電車を降りた時の夏の空気が、やっぱり匂いも感触も東京とは全然違う。
実家は、破風が壊れて、大工さんが足場組んで修繕中。
両親、久しぶりだったけど、変わりなくてよかった。タバコもふつうに吸ってた。
海にもふつうにつきあってくれて、お弁当を食べた後、泳いだ。
K崎、ほぼ無風、凪。
人はそんなにいない。子供の集団と、家族連れが数組。
ベラ、タナゴ、メバルの小さい子、細くて縞々の稚魚の群れがたくさん、陽が当たってきらきら。
潮がかなり澄んでいて、長いこと一人泳いでは浮かんだ。
パパは釣りしてたけどボウズ。ママは日陰で本を読んでいた。
一度帰り、一人で山にも行ってみた。
去年の台風のあとの整備が終わらないうちにコロナ禍になって、まだ封鎖されてる道が多かったどI塔でいつもの猫ちゃんに会えたし、T浜方面に降りる道もあった。
山紫陽花が満開で、緑が瑞々しく生き生きと光っていた。
来れて良かった。
にゃんこいた。黒白ちゃんも。
タチアオイと紫陽花満開!
帰ったら大ごちそう。もう自分の自炊メニューには飽き飽きなので、久々のママの手料理はいつもにもまして美味しかった。鶏天、蟹玉、ポテトグラタンなど。
何作っていいかわからないといいつつ、手の込んだ美味しい物をこれだけ作れるのは健康ということ。
行きにふと梅酒を買って行って、ママがちょうど飲みたいと思ってた、と喜んでた。
木曜は、モンチのお命日のためのお花を買いに行った。
夏至の前の明るい空にモンチを思う。モンチのいる天上を近く感じる季節だ。
金曜はランチミーティングと称しテレワーク以来初めて、なじみの懐石やさんでランチ。
大将、コロナ禍で頭おかしくなりそう、といってたけど、お料理はいつもどおり手がこんで、感動的に美味しい。
Cからやっと連絡があった、夏至に間に合ってよかった。週末晴れるといいな。
「ソドムとゴモラ」読了。
ついに、人生で初めて、ここまで来た。残すところあと4冊。
終わりの方の「私」のアルベルチーヌに対する気持ちは複雑で、すっかり飽きたようでサン=ルーと一緒にいるだけで嫉妬するし、彼女のヴァントイユ嬢との関係を知ると大興奮が止まらない。
gooブログに帰還(笑)
ビーは昼寝明けに、玄関の前で「ニャー!」(ちょっとお外に行きたいわ!)と鳴く。
抱っこして近所をぶらぶらする間、ビーはおとなしく、周りを見てきょろきょろしてるだけなので、「おとなしい子ねえ」と言われる。
若い頃は外で抱っこしたら暴れてこっちが血だらけだったけど、今や自分で歩くのがちょっとしんどいのか、外でもいつまででも抱っこされている。
小型犬猫用の抱っこ紐というか抱っこバッグを買ってみた。
ビーは入るのを嫌がらず、バッグから顔だけ出してじっとしている。
仕事の後で、夕暮れの河原まで一緒に行ってみた。
ビーが楽しいのかどうなのかわからないけど、おとなしくして、周りの景色をきょろきょろ見てる。抱っこバッグを出すと寄ってくるので、悪くはなさそう。
6月8日の月曜、ビーの定期健診。
先生の急な手術で時間がずれてしまい、一度家に帰って、また行った。
この時も、抱っこバッグに入れてぶらぶら歩いて行ったところ、ビーは嫌がらずにきょろきょろしていた。
が、病院についてしばらくしたら、はっと我にかえり、
「ニャー!!ニャー!!ニャー!!!」(え!ちょっとここ、びょーいんじゃにゃい!!だまちゃれた!!!)と抗議!
「体重増えてると思います!」と自信満々に言ったところ、2.64で増えてはいなかった。
ビーはカリカリ数種のほか、ちゅーる、ナマリ、ササミをむしゃこい。
4月の終わり頃、ぺったんこになってたお腹は厚みが出て、前日測ったら2.7あったのに。まあ、キープしてるだけでも、ビーえらい。
去年の今頃は殿にかかりきりで、ビーの食事管理は適当だったけど、ビーは元気で今もその頃と変わりない。
調子がいいので、今回も血液検査はなし、触診、体温、聴診して特に問題もなく、耳掃除をして終了。
ビーを抱っこして外をぶらぶらしてると(真夏のいで立ちでいつも猫を抱っこしてる、ますます近所で変人風を吹かせている私)、「おとなしい子ねえ」と言われるけど、家では全然大人しくない。
テレワーク中も何度も足元に来て「ニャー!!」と鳴くので、しばらく膝に乗せる。
私に飽きるとTの膝に乗る。蒸し暑くても膝の上にベッタリ。かわいいんだから、ビーはぁ。
病院でもすぐ私によじのぼるので、「甘えてますもんね」と先生。
先生が言うには、コロナで飼い主が家にいることで、全体的に犬猫の調子がいいそうな。
テレビではあいかわらず、怖い怖い不安不安とやってるけど、コロニャンも悪いことばかりではない。
さらにテレビでは梅雨入りしてジメジメして不快不快ってやってるけど、こんなに空気が香る季節も、緑がはしゃぐ季節もない。
最近、ビーは一緒に寝てくれず、8時台に私を起こしに来る。
一緒に寝てくれないのは、殿もある時期からそうなったから、ゆゆしき事態なんだけど、ただ蒸し暑くなったからだと思いたい。
あと、IKEAで買った毛足の長いラグを気に入ってずっとそこにいるから、よほど気に入ってるのか。
でも、朝ごはんを食べた後で私が寝直すと、枕元に来てくれることもある。
病院行くまで調子良かったのに、行った日の夜と翌日に、また下痢。
今はほぼ固まってるけど。
病院行った後で軽く体調崩れることが多いかも。
モンちゃんは、白いネズミのオモチャが気に入って、一人で遊んでるところを、モンちゃんに見つからないように陰から見てると、見事なドリブルしたり、口にくわえたりしてかっこいい。
私が見てるのに気づくとやめちゃう。
モンちゃんの好きな雑草を近所で摘んできたら、ばくっ!と一口で食べる。それから、私が外から戻るとピョン!とテーブルに乗って、草は?という顔をする。
土曜日はマンションの理事会で、3時間以上かかった。
この夏も人が庭に出入りすることになって、大変。
モンちゃんも、自由に庭に出れなくなっちゃう。
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本は、ソドムとゴモラ後半。
ヴェルデュラン家の信者たちは、序盤よりもアクが強くなって、ゲルマント関連の人々の話よりずっと面白い。
しかも、ヴァイオリン奏者のモレルにくっついてシャルリュス氏がいる!
氏は傲慢不遜でありつつ、ときに乙女丸出しな一面も見せ、この物語で一番強烈なキャラクターなので氏が出てるシーンはとても面白い。
モレルの浅はかな感じもおもろい。
ヴェルデュラン家の家主のカンブルメール夫妻もやってくる。
この二人は貴族だけど中途半端な感じ。
家にずっとTがいるんで、ドラマは見る時間があまりなくて、久しぶりにプライムで「のだめ」をイッキ見。
梅雨どきに聞くラヴェルとドビュッシーはなんかいい。
水の中にいるみたい。
「ミッドナイトゴスペル」も素晴らしい。
ドラマは「愛の不時着」をときどき。ベタさが新鮮。一話なが!