ビーが外に出たそうだったので、庭に出して草を食べさせてたら、ビーは隣の庭に行こうとするので、捕まえて抱き上げたら、ビーは私の肩に爪をたてた。
なんてかわいいんだろう!
ビ:こいちゅアホなのかにゃ?
アホだわね!
私はこのビーの、猫の中の猫たるワルなところが大好き。しびれるあこがれる。
金朝もたたき身を2回に分けて20ずつ食べたので、久しぶりに強制給餌はしなかった。
正念場は解除ということでよろしいでしょうか?殿!
去年、一昨年とも夏は調子の良かった殿。
今年もこれからぐんぐん上がってくれるといいな。
急な暑さでビーは鼻炎の症状がちょっと出ているので注意。
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クレマチス オドリバも咲いてる
夏には緑が一体化するけど、新緑のうちは枝の延びかたや、一本の木の大きさ、樹形がよくわかる。
ひとまわり大きいまだらの魚もいる。お腹の太い子もいる。
あめやんだよ!
日付は戻り、18日の土曜日は、15時頃まで殿の調子を見ていて大丈夫そうだったので、また横浜に行くことにした。
GWに行った時、盛大に蕾のついたバラを見て、満開になったところを見たかった。
というのも、Eちゃんが満開になってから行って、香りがすごかったっていうし、MさんもGW中に行って咲いてなかったから、もう一度行くというし、なぜか今、港の見える丘公園がアツい!
EちゃんもMさんも、お母さんと行ったそうで、私もママを誘いたかったけど、うちのママときたら、すぐ、つかれた、腰いたい、というので、どうしたものか、と思っていた。
ちょうど母の日もあったし、中華街でごちそうするよ、といったら「行く!」と即答だったので、16時半に元町で待ち合わせ。
パパママ2人そろって、元町の5番出口が分からなかったらしい。
アメリカ山公園に出てすぐ、ママが「わーきれい!!」と、喜んでいて良かった。
外人墓地の緑もきれいで、港の見える丘公園につくと、入り口から色とりどりのバラが咲きみだれていた。
パパも一つ一つバラを見ながらゆっくり散歩してたし、ママも新しいスマホが使いづらいといいつつ、写真を撮りながら歩いていた。
イングリッシュローズを中心に、ハイブリットティーや日本のバラ、ノックアウト系もいろいろ咲いていた。
バラにしか出せない色と香りをたくさん浴びた。
宿根草もいろいろ咲いて、イギリスやフランスの庭園を歩いてる気分に。
スイカズラやニオイバンマツリも満開。
ピエールドロンサール、どや感!
私が一番気に入ったのは、レディ・エマ・ハミルトン。
ママは感激して、素敵な時間をありがとう、バラの時期以外にも行ってみたいわ、と言っててよかった。
腰のいたみもだいぶおさまったそうで。
横浜港を見渡していると、パパが昔ベイブリッジを向こうから渡って帰ることが多かったけど、こちら(横浜側)からの景色は見たことがなかった、と言ってた。
で、山下公園の端に出て、少し休んで中華街へ。
前回行ったお店に行って、ワンタン美味しいとそこでもママは喜んでいた。ビールも美味しかった。
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私がテーブルのすみにあったダーのお茶をとろうとして、うっかり、少しこぼした。
隣りの席にいた50代夫婦の夫が妻に「大丈夫?かかってない?」妻「うん、へーき」
えーお茶とびちった??と思って「すみませーん」とあやまったけど、夫婦は返事するでもこっちを見るでもなく、夫がしつこく「本当にかかってない?シミになるんじゃない?」といつまでもいってるので、私たちは会話が中断されたまま。
しかし、薄いお茶が2、3滴足元に飛んだくらいであんなゆう?いい年こいたオッサンが?ちっちゃすぎだろ!と思って、私はダーに「なんかすごいね!」ダーは笑いそうになってるし、ママはオッサンの顔をじーっと見ていた。
そーいうちっちゃい奴は、面と向かっては何も言えないらしく、こちらがじーっと見てたら、いたたまれなくなったのか、食事まだ残ってるのにお店を出て行った。
あんなふうに生きてたら、一生幸せになれないよね、気の毒に。
クレーマー体質の人って、相手の顔色が変わることに全能感を覚えてつけあがるというが、うちの家族は誰一人、顔色一つ変えなかった。
食事のあとは、令和からせっかく禁煙してたパパママに、「私たちだけじゃ吸いづらいから、どうぞ」とタバコをすすめ、みんなで美味しく一服。
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19日は海へ。オンショアの強風。晴れ。
海に近づくほど風が強くて、波打ち際は濁ってて、しばらくぐずぐずしてたけど、入ってみたら澄んでいた。
兄さんのツレの魚がいっぱいいた。
いつも会うのに、いまだに種類が判明しない。が、検索してみたらイサキかも。
体の上半分が金色に光ってみえる。
その子も兄さんと同じように、何度も視界に入って来て一緒に泳いで、家族の群に連れて行ってくれた。
後で思い出したけど、まだ兄さんと仲良くなる前、今のポイントでシュノーケルはじめてすぐの頃、すごくフレンドリーな魚がいて、一緒に泳いでは、家族の群やお気に入りの岩場に連れてってくれる魚がいた。
その時も名前がはっきりしなかったけど、イサキかなぁ、と言っていた、あの時の魚とたぶん同じ魚だ。
海藻に隠れているときは、海藻と同じ色のまだら模様が出ていて、海藻から離れて泳ぎ出すと、模様が消えてゴールド~シルバーのグラデーションになる。その色の変化も何度も見せてくれた。
お腹ぱんぱんの子もいて、イサキは今から梅雨にかけて太るみたいだし、やっぱりイサキかも。
オレンジで白い水玉のある小さい魚も群でいて、その子たちを追いかけてるときも、急に群ごしに現れて、先導しようとした。
兄さんと仲良しだけあって、兄さんそっくりに私たちの相手をしてくれたけど、兄さんよりこの子たちの方が先に出会ってたのかもしれない。
兄さんはまだ出てこない。どんな登場を見せるつもりなのか、楽しみ。
ほかに、ネンブツダイらしき魚、大きめのベラもいた。
風で流れが強くて泳ぎにくいし、潮はまあまあ冷たくて、岩までは行けなかったけど、浅いところでずっと泳いでいて時間の感覚がなかった。
ドローン飛ばしてるやつがいて、泳いでると変な音が混ざってうるさかった。海に入ってるときは全体に警戒しながら泳ぐので、変な音がするとそのつど音の正体を探す。ドローンめっちゃ邪魔くさい。
着替えてるときも、すぐ近くの上空にいて鬱陶しかった。
ボートの陰にいると、風がよけられて快適にごろごろできた。浜にいても時間の感覚がまったくない。
雲もなくていい日差しだけど、ちょっと肌寒かった。
鐘3日目、私にしては珍しく、海上がりにポテトを食べなかった。こんなこと年に一回あるかないか。
Cの引っ越しが近いため、お寺には寄らずに葉山リターン。
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タコの本まとめ
ジャイアントカトルフィッシュという大きなイカの観察をしていた著者によると、頭足類の皮膚は重層構造のスクリーンになっている。
幸せそうにブルブルいう殿
ゲソ揚げなんてあげないよ!
はい!
金曜、殿の食欲は2割で、最近ではいいほう。
15日水曜、いい天気。
Tシャツ&カーディガン、スニーカーの季節。
殿は、まだ1割しか食べないけど、状態は前日よりは良くて、指ご飯もシリンジご飯もスムーズに、160kcalは食べてくれた。
強制給餌9割にも慣れてきて、朝晩とも2回に分けて、足りない分は投薬時にキドナも一緒に飲ませて補う。
なんだって慣れれば慣れるものだ。
夜も、急に起きて残ってた銀スプ国産マグロを自分で食べた。
オオゼキで買ったマグロの刺身も1切れ食べた。
トイレが自由になってきて、トイレの前の砂落としスペースでチッコする。
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昨年末からずっと仕事が繁忙期だったのが、やっとひまになった。
ひまはいい。
繁忙期といっても、週3午後だけの仕事だけど。
職場に向かう道も、今はバラがたくさん咲いてる。
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16日木曜、いい天気。
殿は、マグロの刺身をよく食べたので、自分で2割くらい食べた。
カリカリも少し食べた。
カリカリに、粉のマタタビをかけたら、さらに少し食べた。
この方法、オーソドックスな手だけど、忘れてた。
インテグラは食べなくなってる。
夕方ビーの定期検診。
ありがたいことに、今ビーはノープロブレムで、触診、口内チェックして、耳掃除してもらっただけ。
ご飯もよく食べ、お水もよく飲んでる。
やる気もあって、私のご飯どきは寝床から出てきてテーブルの上に来る。
ウエットは食べないものも多いけど、ササミをチンしてほぐしたのが好きでよく食べる。
カリカリはなんでもよく食べる。
お腹の調子も前に比べるとずっとよくなった。
ただ、この1カ月で3回は下痢or軟便してるから、ステロイド3日に1回を、さらに1カ月続けて様子を見ることに。
ビーは元気いっぱいに鳴きつづけ、診察中は何度も私にのぼってきた。
耳掃除の途中でも上ってきた。
かわいいんだからぁ、ビーはぁ。
ビーの耳掃除してる間、殿の話をした。
1割くらいしか食べない、ステロイドには反応がなさそう、ウンチが出なくて5回トイレにいった、3キロになってる、と。
先生は考えてたけど、
「ウンチ出ないのは食べてないこともあるから、そんなに気にしなくていいと思う」
「ステロイドはすぐに反応が出る薬で、5日飲ませて反応がないなら続けることはないかな」と。私「まぁ、これも自然なことだとは思うんですけど、、、食欲増進剤とかどうですか」と、考えと言うことに矛盾あり。
話を聞いて、軽めのもので、食前に与えて効果は30分くらいのものを、1週間分出してもらった。
「全然効かないかもしれません」とのこと。
「根本的な治療になる薬ではないですけど、よく使われている薬です」
ちなみに、どこかで読んだけど、実は食欲増進剤なんてものは存在しないらしい。
今回出してもらったホリゾンは精神安定の薬だし、他に有名なぺリアクチンも本来は別の目的の薬。
食欲という生き物の本能に関わる欲求を、人の手でコントロールすることなんてできない。
当たり前といえば当たり前。
迷ったけど、軽い薬で効果があれば、強制給餌されるより殿にとってラクであれば、と、夜ご飯の前に、飲ませてみた。
朝に比べたらマグロの刺身を多めに食べたし、その後ウエットもちょっとだけ食べたから、なんとなく効いた気もする。
が、それくらいの波はいつもあるので、効いたのかどうか分からない。
ご飯の前に投薬して機嫌を損ねるのもどうかと思うけど、3日くらい続けて様子を見てみようと思う。
16日は仕事が休みで家にいる時間も長く、給餌や投薬やリフレのほかにも、ただ「お手当」したり、撫でてる時間がたくさんあったので、殿はご機嫌のブルブルをたくさん聞かせてくれた。
リフレをシリンジ3本目でちょっと嫌がったのが気になるけど、針の当たりどころが悪いと、たまに嫌がる。めったにないけど。
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さあ、おれのおとぼけふぇいすでなごんでくれ!
モンちゃんは庭の作業台の上が気に入って、そこにいるだけで満足することも多く、遠くにいかないので良かった。
マンション1階の親子にほぼ毎日会って、
ママ「モンちゃんのおねーさんよ」
子「モンちゃんはー?」「モンちゃんどこー?」
といつもいう娘がかわいいんだけど、なんと、私はその子の名前が分からなくて(そこの家族は親子三代でモンちゃんの名前を覚えてくれてるのに!)、今さら聞けずにどうしようと思ってたら、その子のバーバが名前を呼んでくれて、いやはや助かった。
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私が冬に2キロ太った件。
夜の間食をやめて体重1キロは戻ったけど、一度太くなった太ももでバタ足しまくってたら、太いまま筋肉になって、ムキムキの太ももになってきた。
ビスケの戦闘時かよ!(H×H参照)っていうシルエット。
顔まわりが戻ってなにより。
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「花咲く乙女たちのかげに」メモ
終わり近く。
イタチまわしというゲームを、少女たち、男の子たちとしているとき、アルベルチーヌの手に触れて、彼女も自分が好きにちがいない!と勘違いする語り手に、アルベルチーヌがキレる。
アルベルチーヌに冷たくされた後、しばらくアンドレと仲良くする。
が、アルベルチーヌと二人きりで話をする日を、待ち焦がれている。
ディアボロというおもちゃが気に入って、それを操りながら散歩しているアルベルチーヌは、明るく若々しくて、語り手にキレたことなどもう忘れているようだ。
アルベルチーヌが、叔母の家に行く途中で、語り手の滞在するホテルに泊まることを聞きつけた語り手。
本人に聞くと、「そうよ、部屋に遊びにいらっしゃいね」、と語り手を誘う。
語り手は浮かれに浮かれ上がり、「自分の歓喜の物質化ばかりを見」ながら、エレベーターに乗って彼女の部屋に向かう。
彼女もその気だと勘違いした語り手は、いきなり彼女に抱きつこうとして、やめて!と大声でいわれ、さらに力いっぱいフロントの呼び鈴を鳴らされる。
アルベルチーヌはこの話を、ほかの少女たちには黙っていた。
彼女は人を喜ばせるのが好きで、悲しませたり、恥をかかせたりはしない。
その後も、語り手との友情を、これまで通り続けてくれる。
バルベックは海水浴の季節が過ぎると、少女たちはパリへと引き上げていき、ホテルもシーズンオフの寂しい雰囲気になっていく。
朝、ホテルの部屋のカーテンを、フランソワーズが開けたときにふりそそぐ海辺の陽射しの描写で、この章は幕を閉じる。
5月13日月曜、14日火曜と、殿の食欲は相変わらずの1割程度。
9日から始めたステロイドは、効いてるように見えない。
慢性膵炎は、膵炎そのものを根本的に治療する方法はなく、対症療法が主たる治療法。
対症療法とは、制吐剤や輸液の投与で、殿はそれにプラスして、カモスタットメシルという膵臓の薬も、3年目になる。
腎臓値はこのところ問題なしの殿だけど、膵炎の対症として、輸液も調子を見ながら3日1回~毎日を、続けて3年目。
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〈カモスタットメシル〉
蛋白分解酵素阻害剤で、膵液中の消化酵素(トリプシンなど)を阻害し、異常な亢進を抑えて、膵炎の炎症症状と痛みなどを和らげます。また胃の手術後に、食道に逆流した消化液中のトリプシンを阻害して症状を和らげます。
通常、慢性膵炎における急性症状の緩解、術後逆流性食道炎の治療に用いられます。
ステロイド治療を行う場合も多いそうだが、これまで2回(初期と、昨年末)試して、特に反応は見られなかった。
膵臓は三臓器につながっていて、膵炎に腸炎や胆管炎を併発している場合は、ステロイドが有効になるらしい、今回も、ステロ投与しても反応がないのは、併発はしてない、と思われる。
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ご飯は、自分で食べてほしいので、療法食にはこだわらず、殿の食べたいものを探して、ありとあらゆるものを試してる。
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月曜に自分で食べたのは、マグロの刺身と、懐石カリカリ少し。
便秘気味みたいで、トイレふんばっても出なくて、夜遅くなってやっと、床の上にばらまいた。
火曜は、朝から雨の低気圧。
刺身三種盛り(イナダ、イサキ、アジ)を買ってきたけどだめだった。
サーモンも飽きてるし、マグロを続けてよりもいいかなぁ、と思ったんだけど。
(刺身売り場で刺身を一つ一つ見ては考え、レジに行っては引き返し)
夜に3回トイレに行って、ウンチが出ないみたいで、そのせいで食べたくないのかも。
いつもご飯どきにキッチンに来るのに、来なかった。
指ご飯、シリンジご飯ともに、だんだん嫌がるようになってきた。
前足で、私の手を払おうとする。
吐きだす量も増えていて、それでも7割は飲み込んでくれる。
あまり無理しないようにと、そこまでカロリーを徹底しないでいたら、体重が3キロまで減った。
それはそれで、自然なことだ。
膵炎になると、吐き気をもよおしがちで、気持ちわるいのに、無理して食べるより、たまには臓器を休めるのも大事。
寝床にいて、名前を呼ぶと顔を上げて、私を見る。
その顔がとてもかわいい。
殿はご機嫌だと体をぶるるるるると鳴らすのに、月曜はほとんど聞けなくて、火曜に両手をこすり合わせてお腹に当てる、「お手当」を何度もしてたら、いつもより小さいけどブルブルいってくれた。「お手当」しながら、祈る。
「お手当」してると私の手がじんじん暖かくなってくる、これをやってると、殿は起きてトイレに行くことも多い。
私がお風呂に入るとき、蓋の上に乗せて、蒸しタオルで目やにや流動食で汚れた部分をきれいに拭いてたら、頭を私の手に預けてリラックスしてた。
その後、リフレの間も落ち着いてた。
いつまでもここにいてほしい。
でも、そろそろ、心構えはしておいた方がいい、と、この何日か思っている。
あえて構えなくても、日々の少しずつの変化、体の変化、習慣の変化、ビーの殿に対する態度の変化で、少しずつ私の、メメント・モリの意識が強くなっている。
モンチを送った日から、それは消えることなくある。
メメント・モリは、「死を忘るなかれ」、と訳されるけど、もともとの趣旨は、「今を楽しめ」「食べ、飲め、そして陽気になろう」
先のことは全く分からない。先生も「状態は悪くない」って言ってたし、このまま、まだまだここにいてくれるような気もする。
メメント・モリを心に携えつつも、ここにいてくれると信じて、いつもどおり明るく過ごそう。
殿の食べないお刺身は、軽くチンしするとビーがむしゃむしゃ食べる。
モンちゃんは、いつもどおりに、殿の耳を軽くかみかみしてる。
モンちゃんにもお手当してみたけど、腹の肉が厚すぎてなんの反応もなかった。
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月曜はいい天気で、殿の調子はわるくなさそうなので、私は急遽、縮毛矯正という名の毛づくろいのため、ヘアサロンを予約。
連休前は混んでたけど、すいてた。
4月の雨の日から前髪がはねて困ってた。
ヘアサロン8ヶ月ぶりくらいで、その間適当に前髪を切ってたけど、もう収拾つかない。
担当さんが店を移ったので、初めてのお兄ちゃん、ものすごく気をつかう子で、雑誌は1冊見終えるとすぐ交換、3冊終わってからまとめてでいいのに。しまいには私が好きそうだ、と、自分の私物の雑誌まで出してきた笑
1行程ごとに飲み物は?トイレは?と聞いてくるし、おしゃべりも止まらない。ヘアサロンは黙ってヴォーグでいいんだけどな。
私は泳ぐことが多いから、カラーしてもすぐ色抜けるしトリートメントもすぐ落ちるんでヤメタ、と話したら、ああやっぱり、海の感じしました!僕もシュノーケリング好きです、と言ってたけど、その子から海の感じはしなかった、旅行先でやるくらいじゃね。
あと、ヘッドマッサージがあんまりうまくない、というか痛かった。
3時間以上かかったけど、わりとすぐ終わった。持って行った本を読むひまもなく。仕上がりは良好。
グルスアンアーヘン
「花咲く乙女たち」
~乙女たちと知り合う~
語り手は、一人の女の子に決めずに、集団と仲良くするのが楽しくて、みんな自分に気があると思っている。
アルベルチーヌは、知れば知るほどいい子であることがわかる。
この章の終わりで語られるには、貧しい身の上でありながら、様々な家に招待されて可愛がられている彼女は、天性の人たらしなのである。
アンドレは、知性の高くて一見思いやりがありそうな子だけれど、言葉に心がこもっていないらしい。
途中でパリに帰るジゼールは、「青い目の中に、真心と愛情のこもった微笑みがよぎり、それがパッと輝くのがみられた」ことで、語り手はたちまちかっとのぼせ上がる。
と同時に、アルベルチーヌが話してる間、彼女の頬をながめながら、これはどんな匂い、どんな味がするのだろう。と考える。
語り手は幼年期から想像で書き上げた恋愛劇に、少女たちがみな申し合わせたように、出演を希望しているように思われた。
スターが誰であれ、常に決定版の形態を維持していた。
少女たちの友人で、ゴルフや競馬に夢中で若者オクターヴについて。
◯彼は「何もせずにじっとしている」ことができなかった。もっとも、彼は未だかつて何かをしたことがなかったのだけれども。……オクターヴの物思わしげな額の奥に宿る絶えざる知性の欠落は、その落ち着いた様子にもかかわらず、なんとかものを考えようとしても考えられないもどかしさを与え、そのために彼は、あまりに考えすぎた哲学者に起こるように、夜もろくろく眠れないのであった。
と、肉体と筋肉生活を送る若者には辛辣。
いつも自分は少女の肌や肉体のことばかり考えているのに。
少女を彼女たちの母親と見比べるところもひどい。
◯少女たちの傍らの母親なり叔母なりを見れば、それだけでこれらの顔立ちの歩む距離を充分に測定できる。……三十年足らずのうちに目は衰え、顔はすっかり水平線に没してもはや光も当たらなくなるような時期に到達するだろう。
変なとこばかり、わざわざ引用してしまった。
ヘタレでスケベ心満載で甘ったれで勘違いばかりの語り手が、本当に少女たちに相手にされていたのか怪しくなるが、その当時から、そういったダメ部分を凌駕する、芸術家だけが持つ知性とセンス、面白さがあったんだろうか。
次第にアルベルチーヌに惹かれていく語り手。彼女にはどこか、ジルベルトに似たところがあると感じる。語り手によれば、好きな女の類似は、自分の気質による、と。
◯人工的な斬新さよりも、反復のなかにこそいっそうの力があり、これが新たな真理を暗示するはずだからだ。
私は好きなタイプって特になくて好きになった人に類似もない。私って気質がない、ってことなのか。
プルーストが若くて美しい少女たちをこれでもかと描写するせいか、夢に全くファンでもないのにマッケンユウが出てきてラブラブだった。
12日(日)は、いい天気で、殿はまた隣りの砂利の庭へ。
日向ぼっこしてるうちに暑くなったのか、太陽の動きに合わせて、少しずつ位置を変えて、頭だけ日陰に入ったりしてた。
地球の動きと同じペースでうごく、地球のペースで生きる。
海に行く前にもっと食べさせたかったけど、あげられず。
海に出発してすぐ、殿は「トイレに帰って来たよ」とメール。
男の子たちは外でトイレしない。
ビーは隣の庭でするのを一度目撃している。
海はちょっと冷たかった。凪。
陽射しはまあまあ。少し薄い雲。
出汁色に濁っていた。
岩まで行くと、すぐにイワシの群に会った。
一週間で、泳ぎがうまくなって、速くなった。
まだ小さくて細いけど、無駄な動きはない。
岩を一周してる間に4回、イワシ群は私の横をすり抜けるように現れたり、私の下を通り抜けたりしていた。
ぺぎおさんの本を読んでたので、イワシの群を思い描くことがいつも以上に多かった昨今、こうして海に入ってすぐに何度も会えるのは、何か通じてる気がする。
兄さんのような馴染みの魚ではなく、この春生まれたばかりの子イワシが、こちらを知ってるわけないので、一匹一匹と通じてるとは思えないけど、群を司る何か、つまり海か。
岩場に、いいゴムボートに乗っていいカメラ持って白塗りメイクの人が一人でいて、ずっと動画撮ってたみたいだけど、売れっ子YouTuberかなにかかな。
挨拶されたけど、あまりに海にそぐわない人で面食らい、「あ、ああ」。
ボート屋の人たちは、魚がその辺からいる、といってたのに、イワシ以外はベラすらいなかった。
濁っててよく見えないせいもあるけど。
浜に戻って休んでる間、陽射しはあるのに肌寒かった。
ウが、大きめの魚、たぶんウの口より大きい魚をくわえてて、いつまで経っても飲みこめずにくわえていて、上空からトンビが狙っていた。
お腹がいっぱいで入らなかったのかも。
泳げないワンちゃんがいて、おじさんがオモチャを海に投げても、足のつかないとこには絶対行こうとしなかった。おじさんの投げ方も優しくて、自分が深いとこに立って、浅いとこにポチャン、と投げるだけ。
帰りは潮がぐんぐん引いた。ちょうど干潮の17時前後とはいえ、満干差の少ない小潮の日だったのに、なぜあんなに引いてたのか、よく分からない。
もしや、と思って江の島に行ったら、トンボロが見れた!
江の島はスイカズラが咲き、椎の木がたくさんあって、濃く匂ってた。
上の広場も椎の木だらけ。
ニオイシュロランも花盛りで、強烈な甘いにおい。
人が多くて猫は少なかったけど、美人ちゃん系の茶トラ、サバトラがいた。
Cは途中でまんじゅうを買い、団子を買い、降りたとこでさらにソフトクリームも食べていた。
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日曜も、殿は食欲2割程度だった。
オオゼキのマグロ刺身は自分で食べた。
ステロイドは効いてる感じがあまりない。
ダーが見ててくれたので、安心して海に行けた。
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もふもふモフモフに出てた、大和市のおうちの20代の女猫3匹が、にゃんとも可愛いくて美しくて圧倒されて2回見た。
猫専用のお部屋で暮らす、3匹とも賢そうな、気の強そうな、女の子らしい美人たち。
一番下の23歳の子は、棒のオモチャで遊び、階段の上り降りもするし、犬たちに吠えられても動じずに避けて歩く。
最年長の、目の見えない耳も遠い子が不安そうな声を張り上げて鳴くと、25歳の三毛が寄り添って、あごに頭をコンとぶつけたり、添い寝したりしている。
春に27歳を迎える子に、可愛い無添加ケーキをふるまうご夫婦の姿も良かった。
あんな老後の暮らし、素敵。
なんのカリカリあげてるんだろう?と目を凝らしたけどNHKだしそこまでは見えなかった。
幾つになっても猫ってかわいいし、歳とるとかわいさに風情や美しさが加わって、あの佇まいを表す言葉が見つからない。20時間は寝てるそう。
もふもふを見ていて、猫の声がすると、モンちゃんもテレビをじっと見てた。
フレンチレース咲きはじめ。
久しぶりに並んでご飯食べてくれて、もう嬉しくて!
9割が強制給餌になってるのに「状態はわりといい」って、なんだか納得いかん。
できることはないのか!ということで、また、5日間のステロイドを試すことに。
年末にもやって、食欲はあまり変わらなかったのだけど。
食欲アップと、膵臓への働きかけを期待できるのは、ステロしかなさそうとのことで。
納得はいかんけど、これまで多くの老猫たちを診てきた先生が、「状態はわりといい」ってゆうんだから、信じよう。
あと、適正カロリーを相談したら、一日150Kcalは、とのことなので、無理せずに今は一食75でいくことにした。
家に帰ったら、殿はご飯どころに直行して、カリカリを少し食べた。
9割が強制給餌というのはこれまでなくて、一日一日をなんとかクリアしてる状況で、先のことは考えないようにしてる中、ダーがのんきに、強制給餌で汚れた殿の胸元を見て、
「あーあ、こんなに汚れちゃって~!暑くなったらお風呂に入ろうな!」と、軽く明るく言うのを聞いて、私もふっと軽くなった。
夜もほとんど見てる前では食べなかったけど、朝起きるとふやカリが消えている。
モンちゃんかもしれないが、殿だといいなぁ。
で、今朝はエースのリキッドがまずいらしく、その場でどんどん吐いた(涙)
殿を連れて病院から帰る途中で、同じマンション1階の親子に会って、
ママ「モンちゃんのおねーさんだよー」
子「モンちゃん、どこー?」
いつも庭にお邪魔するモンちゃんと、遊んでるそうだ。
そこのおうちも、お婆ちゃんはシニア猫を飼っている。
カゴの殿を見たがってたけど
私「かえりたいんだってー」
モンちゃん、夜に庭に出たがるので出したけど、窓の向こうから私を見上げてるので、さっさと連れ戻した。
ビーもそうだけど、私と一緒に庭に出たいみたい。
そのわりに、調子づいてくると家の庭からぴょんと出ていく。
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午後はTカフェで息抜き。
〇インディオのコスモロジー、心を持った動物やその他の間は、自らを人格を持ったものとして考える、それゆえ、彼らは人間なのである
河原にある大木の花、藤に香りも似てる
2月のメモ
腎臓サポセレクションのふやカリ、10粒くらいいってくれれば御の字なんだけど、この3日は全然食べない。
↑はウエットを全然食べてない。