楽天Koboから電子書籍「野田市児童虐待死:父親の人物像・支配性向と父娘共依存を読む」を出版してみた

2019-03-19 12:28:57 | 社会


   2019年7月28日任期満了実施参院選で

   安倍自民党を大敗に追いつめれば

   政権運営が行き詰まり 

   2019年10月1日の消費税10%への増税を

   断念させる可能性が生じる


 楽天Koboから評論形式の電子書籍「野田市児童虐待死:父親の人物像・支配性向と父娘共依存を読む」を出版してみた。

 (※この作品の「購入ページ」です。)

 初めてのことで、なかなか大変な思いをした。前以ってネットで原稿を楽天Koboにアップロードするまでの手順を調べておいたのだが、事はスムーズに進んでくれなかった。理由は自分の操作の下手さもあるのだが、各取扱いごとを紹介するサイトはあるものの、全体を通した取扱いを紹介するサイトがあるのかないのか、見つけることができず、各取扱いで前に進めることができなかった。出てきた警告指示をネットで検索したり、あるいは前に進めなかった事情を検索窓に書き込んで、やっと出版にまで漕ぎつけることができた。

 そこで今後楽天Koboから電子書籍を初めて出版する人が、この記事を目にし、かつ役に立つだけの内容になっていれば話だが、スムーズに出版できるように全体を通した取扱いを紹介させて貰うと同時にちゃっかりと宣伝も便乗させて貰うことにした。

 先ず「楽天会員登録」から。因みにAmazonから電子書籍を出版する場合はこちらから。「Amazonアカウント登録」

 次に「楽天Koboライティングライフ・ユーザー登録」。あとは原稿を書き上げてから、アップロードする手筈を残すだけだと思った。

 この手の原稿にしても、ブログ記事にしても、当てる時間は、基本、午前中のみで、午後はネット上からマスコミ記事の収集、それが夕食中から、それ以後も続くことがあるが、殆どは録画しておいた明石家さんまや他のバライティー番組、水谷豊の「相棒」等のテレビドラマ、外国映画とかの鑑賞に当てている。必要に応じて国会審議の文字起こしに夕食後の時間を当てる場合もある。聞き取りにくくて、嫌になって途中で投げ出してしまうと、次の朝、再び文字起こしに掛かって、午前中までにブログ記事に仕上げるといったこともある。

 そんなこんなでブログ記事作成の日を挟んで400字詰め原稿用紙換算94枚となった作品に取り掛かったのが‎2‎月‎9‎日の朝8時頃、脱稿が約1カ月を間に置いた‎3‎月‎10日。推敲に12日と13日の午前中2日を掛けて仕上げ、3月14日の木曜日はブログ記事、3月15日金曜日の午前中にアップロードして、早く肩の荷を降ろしたいと思った。だが、肩の荷は背後霊に取り憑かれたのか、簡単には降りなかった。

 「新しい作品の詳細情報入力」ページにアクセス、会員登録がしてあるから、既に著者名は入っているが、表紙の画像やタイトル、必要なら、サブタイトル、出版社は「楽天Kobo」、「任意」と書き入れてある枠は抜かして、ジャンルは、そのボタンを押して、一覧から適宜選択して、私の場合は「人文・思想・社会 一般」としたが、次に「内容紹介」の欄に、いわばキャッチフレーズ的な、用意した一文を貼り付けた。

 〈野田市小4少女10歳が父親から虐待を受けて死亡した。新聞報道、児童相談所所長の記者会見等から、事件の経緯を掴み取って、児童相談所、小学校、市教育委員会は加害保護者である父親の言動からその人物像と支配性向を読んで、次の行動を予測する力が欠けていた。児童相談所の全ての児童心理司・児童福祉司必読!!〉

 気の利いた文章ではないが、まあ、この程度がせいぜいと言ったところなのだろう。

 最後に「保存して続ける」ボタンを押して、トントン拍子に前へ進むと思った。ところが、ここから試練が待っていた。「作品の詳細情報入力」後は「作品を入稿」、「出版権を設定」、「価格を設定」、「電子書籍を出版」という段階に進むのだが、「作品を入稿」のボタンをいくら押しても、次に進まない。何度押してもダメで、「作品の詳細情報入力」を新規に遣り直して見たが、それでもダメ。

 仕方なく、楽天KOBOの「ヘルプページ」を見つけて、〈作品の詳細情報の入力は済んだのですが、「保存して続ける」のボタンを押しても、「作品を入稿」のページに進むことができません。〉と書き入れて、「次へ」ボタン、名前やメールアドレスや本のタイトル、発生時刻は適当に、その他必要事項を書き入れて、送信。「お問い合わせありがとうございます。近日中に、お問い合わせへのご回答をお送りいたします。混雑具合によって長くお時間を頂く場合がございます。予めご了承ください」との表示。返信を待つしかないと腹をくくることにしたが、根が気が小さいから、簡単には腹をくくれはしない。

 あとになって、次の日は土曜日、次が日曜日で、混雑していなくても、休日で仕事を休んでいた場合は月曜日以降になる、それまで落ち着かないなと思ったら、段々腹が立ってきて、他のことがなかなか手につかなくなって、土曜日の昼近くから「作品の詳細情報入力」を最初から遣り直すことにしたが、やはり前へ進むことができない。ただ、「保存して続ける」ボタンの下に「保存して作品一覧に戻る」ボタンがあり、何かの拍子にそれを押したら、登録した表紙の画像が貼り付けてあって、それをダブルクリックしたら、「作品の詳細情報入力」に飛んだのを思い出して、「作品一覧ページ」にアクセス、その画像をダブルクリックして、「作品の詳細情報入力」を新規に遣り直したら、「作品を入稿」のボタンにポイント合わせると、下線が付いてボタンが有効になっていて、前へ進むことができた。

 但しここからも試練が待っていた。楽天電子書籍の場合はEPUBファイルのみの受付となっていることは前以ってネットで調べておいたから、Word原稿をEPUBファイルに変換するフリーソフト「Calibre - E-book management」をダウンロード、インストールと手順よく処理して、ソフトを開き、上部メニュー一覧の中から、「本を追加」→「本を変換」→「ディスクに保存」の中から、「EPUBフォーマットのみをディレクトリに保存」を選択。保存したフォルダからEPUBファイルを入力、アップロードしたが、「エラー」表示が出て、アップロードできなかった。何度試しても、出るのは「エラー」表示ばかり。

 人生エラー続きだったなと嫌なことまで思い出させられて、EPUBファイル変換ソフトでエラーが出るようなら、お手上げだなと思いつつ、ネットでこのような場合の対処方法を検索してみたら、「Calibre - E-book management」ファイルの保存フォルダに「ebook-edit」という名の文章校正ソフトが自動保存されている、それを使って文章校正をする必要があるとの情報を得て、「ebook-edit」をインストールして、それを開き、「ファイル」メニューから「本を開く」をクリック、「Calibre - E-book management」でEPUBに変換したファイルフォルダを選択して、そのファイル開くと、Html化した文章が左欄に、右欄にはプレビュー画面がそれぞれに現われた。

 右欄を見ると、Word原稿にあるはずもない改行が相当数出ていた。仕方なく最初から不必要な改行を一つ一つ潰していき、完成させたとこで、「ファイル」メニュー→「保存」で、上書き保存。それを再度、作品入稿ページから、今度こそと思い、アップロードしてみたものの、やはりエラー続きであることに変わりはなかった。

 確かこのページに、「EBUB-Checker」で、「原稿をチェックしてから、アップロードすること」と出ていたと思うが、あるいは検索して探り当てたのかも知れないが、記憶力が悪いからよく覚えていない。「EBUB-Checker」をダウンロード・インストールして、それを開き、指示通りに左空間にファイルをDrag & Dropすると、たちどころに「5件のエラーが検出されました」の表示。内訳は「html要素の名前空間が 'http://www.w3.org/1999/xhtml' になっていません」とか、「ファイル解析時の致命的なエラー: 要素タイプ"p"に関連付けられている属性"class"には、開始引用符が必要です」、あるいは「ファイル解析時のエラー: elements from namespace "" are not allowed」等が個別的に表示されていた。但し「/index.html (line 1, col 7)」との表示は本文1行目・17文字目のエラーだとネットで調べておいていたから、一度「EBUB-Checker」を閉じることにして、「ファイル」メニュー→「展開されたソースフォルダから生成されたEPUBファイルは適切なもののみ保存する」をクリックして保存。

 「Calibre - E-book management」に改めてEPUBファイルを呼び出して、エラー箇所を直すことにした。だが、指示通りに直してから、そのファイルを改めて「作品入稿」ページからアップロードしてみたが、やはりエラー表示のお土産しか貰うことができなかった。2度、3度試してみたが、ダメなものはダメの事実しか目にすることができなかった。

 そこで最初から、「Calibre - E-book management」でやり直すことにした。Word文書を読み込んで、EPUBファイルに変換、保存、保存したファイルを「ebook-edit」を開いて、展開してみると、必要ではない改行が直っていない箇所が2箇所あり、さらに文章を開始するに当たって必要なhtmlタグがきっちりと書き込んであって、最初の校正ではそれを間違えて消去してしまっていたことに気づかずに校正していたことが分かった。文章の最初のタグの中に「'http://www.w3.org/1999/xhtml'」が記入されていたかから、それが「html要素の名前空間が 'http://www.w3.org/1999/xhtml' になっていません」の警告に当たるようである。

 保存した文章を「EBUB-Checker」に賭けると、「エラーゼロ」の表示が出た。だが、油断はできない。「作品入稿」ページにアクセスしてアップロード。成功。「出版権を設定」、「価格を設定」ページに進んで、最初は500円程度がいいとこではないかと踏んでいたが、なかなかアップロードができなくて腹が立ってきて、自分の中で勝手に600円に値上げし、さらに腹が立って、最後には1冊も売れなくていい、800円にしてしまえとばかりに800円に最終決定することにした。70%のロイヤリティ率で560円が手に入るということなのだろが、1冊も売れなければ、0円。ロイヤリティ率に目を奪われてばかりはいられない。

 どうもクドクドと書いて、電子書籍出版を始めようとする読者に役立つのかどうかは皆目検討もつかない文章になってしまったようだ。

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