麻生首相、生活無縁のスーパーとタクシーを視察、帝国ホテルに戻って高級料理と酒で口直しする

2008-10-22 03:51:34 | Weblog

 

 野田聖子女史が頬を膨らませているのは麻生首相にしても太田公明党代表にしても年のいった女よりも若い女の方がいいと傍に置いて離さないから、日本初の女性首相の座を小渕優子議員に奪われないか心配で心配で、欲求不満がつい顔に現れてしまったからです。何しろ小渕優子議員は首相候補に第一番に上げらてもいい二世議員という資格を有している


 麻生首相が10月19日、東京新宿区早稲田のスーパーを訪れて「庶民の台所の現状を約20分間、視察した」という。「日刊スポーツ」10月20日インターネット記事がそう伝えていた。

 だが、題名が戴けない。≪首相視察に「お坊ちゃんには分からない」≫――

 選挙向けの折角のパフォ-マンス・苦心の演出なのだから、「お坊ちゃんには分からない」では身も蓋もない。せめて「お坊ちゃまのまま大人になった麻生首相には分かるだろうか」とやんわりと問いかけるべきではなかったろうか。何事も遠まわしが必要である。

 まあ、似たり寄ったりか。尤も題名は主婦の感想から取り入れた言葉で、「お坊ちゃん育ちの麻生さんに、庶民の暮らしは分からない」と言って、全然パフォ-マンス・苦心の演出に乗ってくれなかったようだ。

 麻生首相「周囲から、物価高や品切れの話、値段が同じだが品物の量が減っているという話を聞いて関心があった」

 このような状況は相当前々から起きていたことで、今頃首相が言ったからといって、そのように関心を示した姿に素直に「へーえ、そうか」と注意惹かれるわけのものではない。「何を今さら、遅すぎはしないか」といったところではないか。

 記事は帰り際に「試食で気に入った好物のカステラ(400円)と、1個120円のマドレーヌ5個を自腹で購入。『庶民派』を強調した」と伝えているが、日々の食事に必要な食材以外に400円もするカステラと120円のマドレーヌ5個で600円、合計1000円も散財できるとはなかなかの「庶民派」、かなり贅沢な「庶民」の部類に入るのではないだろうか。

 スーパー視察後、上記「日刊スポーツ」記事は触れていないが、JR高田馬場駅前で客待ちのタクシーの運転席の窓から顔を突っ込み、運転手に不景気が売上げに影響しているといった既に一般に知られている商売事情を尋ねる姿をテレビが伝えていたが、その日の夕食は行き着けとなっている帝国ホテルで摂り、そのままホテル内のバーに移動したと日本の総理大臣の夕方の動向を紹介していたが、高価な食事に舌鼓し、高価な美酒に酔い痴れたといったところなのだろう。勿論、食事中もアルコールを嗜む間もしわがれた声で得意げな顔をして得意気に喋るあの麻生節を途切らせることはなく、日本の景気とは裏腹にお喋りだけは終始絶好調であったろう。

 絶好調なのは麻生節のみ――

 帝国ホテルでの高価な食事と高価なアルコールはスーパーで食した庶民には必ずしも安いとは言えないが、麻生大尽には安物でしかないカステラとマドレーヌの味を一切合財消してしまう口直しとなったことだろうが、それが食味の口直しのみで終わるならまだしも、例え選挙向けのパフォ-マンス・苦心の演出だったとしても、麻生太郎の視線に曲がりなりにも映った一般的な国民の苦しい台所事情を自身の懐豊かな優雅な生活事情にすっかり場面転換させてしまう類の口直しだとしたら、つまり庶民の生活がどこかに飛んでいってしまって頭の中からすっかり消してしまったとしたら、些か問題となる。

 心配がどの程度本気なのかの問題となるからだ。単に付き合った程度のことであったなら、心そこに(=庶民の生活に)なかったことになる。 


 (参考引用)

 ≪「お坊ちゃんのまま大人になった麻生首相には分かるだろうか」≫(日刊スポーツ/2008年10月20日7時51分)

 麻生首相は19日午後、東京・新宿区西早稲田のスーパーマーケット「三徳西早稲田店」を訪れ、庶民の台所の現状を約20分間、視察した。「周囲から、物価高や品切れの話、値段が同じだが品物の量が減っているという話を聞いて関心があった」という麻生氏。品薄のバターや鮮魚、冷凍食品、パスタ類などの売り場を回り「値段が3割くらい上がったの?」と、担当者に価格の実態を質問した。

 視察後、報道陣に感想を聞かれると「値段は同じで量を2~3割少なくしているものもあれば、魚はほとんど変わらないと思ったら、仕入れは減っている。物によって違う」と回答。「多くの庶民には、物の値段が上がったという感想が多い」と聞かれると「間違いなく給料が下がっているから、物価は上がっていると思うはずだし、現実に上がっている」と同調した。帰り際には、試食で気に入った好物のカステラ(400円)と、1個120円のマドレーヌ5個を自腹で購入。「庶民派」を強調した。

 しかし、値段にシビアな主婦からは「お坊ちゃん育ちの麻生さんに、庶民の暮らしは分からない」と、厳しい指摘も。首相就任後、執務を終えると高級フレンチや会員制レストランで食事し、ホテルのバーをはしごするのが“日課”の麻生氏だが、この日も帝国ホテルで夕食後、ホテル内のバーに移動。物価上昇を実感しても、麻生流グルメライフは崩れなかった。


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1 コメント

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WEBおもしろ情報収集用ブログ(β版) (WEBおもしろ情報収集用ブログ(β版))
2008-11-17 12:22:31
どうもでいいや
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