中日新聞連載『天佑なり』(幸田真音)が面白い。
「高橋是清」の生涯だ。「坂の上の雲」では
西田敏行が演じていた。大酒飲みで豪放磊落、
太っ腹の「ダルマ」さんだったらしい。
一昨年唐津を旅したが、唐津も高橋是清 縁り
の地とは知らなかった。明治4年、高橋是清は
唐津に英語教師として招かれていた。知事に
なった殿様の給料が30円で、17歳の是清は
100円という破格の厚遇だったとか。
わずか1年余だが、唐津で彼の薫陶を受けた
者が多く育っている。
その「高橋金吾」。生涯に6度も破産している。
そのたびに助け船を出す人がいて、大蔵省や
日銀に出仕、最期は総理大臣にまで上り詰めた。
現代では考えられないことだ。
そして2.26事件で惨殺されるという波乱
万丈の生涯。くじけない、へこたれない、現代
にも こういう人物が望まれている。
「高橋是清」の生涯だ。「坂の上の雲」では
西田敏行が演じていた。大酒飲みで豪放磊落、
太っ腹の「ダルマ」さんだったらしい。
一昨年唐津を旅したが、唐津も高橋是清 縁り
の地とは知らなかった。明治4年、高橋是清は
唐津に英語教師として招かれていた。知事に
なった殿様の給料が30円で、17歳の是清は
100円という破格の厚遇だったとか。
わずか1年余だが、唐津で彼の薫陶を受けた
者が多く育っている。
その「高橋金吾」。生涯に6度も破産している。
そのたびに助け船を出す人がいて、大蔵省や
日銀に出仕、最期は総理大臣にまで上り詰めた。
現代では考えられないことだ。
そして2.26事件で惨殺されるという波乱
万丈の生涯。くじけない、へこたれない、現代
にも こういう人物が望まれている。