現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

めでたい度

2012-02-06 22:13:35 | 虚無僧日記
「あなたの“めでたい度”診断」というのがあった。
私の結果は、ジャン!

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幸運が続くと逆に心配してしまう、「おめでたい度20%」
とにかく心配症。ラッキーなことが続くと、「この後
とんでもない不幸ばかり続くんじゃないか……」、
「一生分の幸運を使ってしまったのでは……」などと、
いらぬ心配をしてしまう取り越し苦労タイプ。

根は明るいものの、常に自分で心配事をつくってしまうので、
頭をからっぽにして楽しむ、ということがあまりできません。
笑顔の裏で、いつも緊張を残しているような状態かも。
もう少し素直に自分の運の強さを喜び、受け入れてもいいのでは?

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だと。ドンピシャリ。おそれいった。

私の半生、すべて思い通り、順風満帆だった。会社が倒産して
くれたおかげで。女房が離婚してくれたおかげで、なりたかった
虚無僧になれた。と“暗を明に帰る極楽トンボ”を演じているが、
深層心理を見抜かれたか。

「人生は上り坂と下り坂。プラス、マイナス差し引き0。前半
幸せを享受した人は、後半は不幸」なんて言葉を信じちゃう。

今もルンルン、絶好調だが、「明日は地獄か」といつも
怯えている。警戒を怠らぬ慎みさも必要と思うのだが・・・。

「めでたい度」「目で態度」「芽出た井戸」「芽 出たい土」
誤変換でも考えて 心肺停止。いや「心配底止」????。

自殺予防に「GKB47」は不適切

2012-02-06 21:18:30 | 社会問題
不快な記事だ。その名も『虚構新聞』

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 新ユニット「GKB47」がデビュー!

全国47都道府県からそれぞれ一人ずつメンバーを選出。
「GKB47」が結成された。メンバー全員が「自殺未遂の
経験者」。元「モーニング娘」の加護亜依さん(23)も
参加。
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といった内容。すべて嘘の話。事実は、

3月の「自殺対策強化月間」のキャッチフレーズを
「GKB47キャンペーン」としたことで、非難 轟々。
野田首相も不快感を表明したとのこと。

「GKB」は「ゲートキーパー(門番)・ベーシック」の
頭文字で、自殺予防に取り組む「門番」を47都道府県で
増やすという意味。「AKB48」をもじったのは歴然。

だが、若者の間では「GKB」は「ゴキブリ」を意味する
とも。自殺対策に取り組む全国72の民間団体が6日、
「自殺問題をバカにしている」と抗議声明を発表したらしい。


私も「ブラック・ジョーク」は嫌いではないが、「自殺
問題」を茶化すのは“違憲”。いや“イケン”。
だいたい「自殺呼ぼう(予防)」もヤバイ。


もうひとつの番外記事。
『HKB(閉経ばばぁ)48』の結成だと。見とうない。


「めでたい話」 2

2012-02-06 14:30:24 | 虚無僧日記
正月。村人が「めでたい、めでたい」と浮かれる中、
一休さん、こともあろうに、髑髏(どくろ)を振りかざして、

『門松やぁ 冥土(めいど)の旅の 一里塚ぁ!』と。

「よしてくださいよ、一休さん。正月から縁起でもない」

「なに、これが“めでたく”なくて なんとしょうぞ。
 髑髏は“目が出てる”から“目出たい”でござろう」

「シャレコウベとはおしゃれだ」(シャレなんぞ言ってる場合か)


「見よ、骨になってしまえば、男か女かも判らぬではないか。
やんごとなき姫君か 遊女かもわからん。面の皮一枚で、
やれ美人だのブスだのと、比べるのもバカバカしいではないか」。

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「比較するな」は、虚無僧の教義『明頭来明頭打.暗頭来暗頭打』に
通じる。

2月4日「節分」は私の誕生日。冬から春へ。

「“節分”や 冥土(メイド)の旅の 一里塚」

「めでたい話」

2012-02-06 14:15:50 | 虚無僧日記
「一休さん、なにか“おめでたい言葉”をひとつ、
書いてください」。「よし」と、一休さんが書いた
文字は・・・・・。

『祖父死ぬ、父死ぬ、子死ぬ、孫死ぬ』

「ゲェー、『死ぬ』なんて 何が めでたいんですか!」

「ははは、これが逆になってみろ」

「・・・・・?」

「『順逆』と云ってな、子が親より先に死ぬ、こんな
悲しいことはない。年上の者から順に死ぬ。これが
一番めでたい、幸せなことじゃ」

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私の母は 88歳。老いてますます血気さかん。
「オマエなんかに 殺されて たまるもんか!」と、
まだまだ生きる執念を燃やしている。“親不孝”の
息子のおかげで長生きしている。この分では
私の方が先に逝きそう。親より先に逝くのが一番の
“親不孝”か。