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女性マーケターから見た日々の出来事

音なし盆踊り・・・???

2009-08-01 14:16:56 | 徒然
超が付くほど、ローカルな話題で申し訳ないのだが、今日の中日新聞のWEBサイトに、この季節らしい記事が掲載されていた。
しかし、その内容は「・・・???」と言うモノ。
それが、騒音配慮し“無音盆踊り” 東海市と言う記事だ。

この季節、町内会の盆踊りが既に実施されたトコロもあるだろう。
実は、先週我が家とは別の町内で盆踊り+夏祭りが実施されたようで、月曜日の公民館(今は「コミュニティーセンター」と呼ぶらしい)に隣接する野球場兼公園に、その跡らしきものがあった。
ある程度広い場所と言っても、周囲はマンションや一般住宅が建ち並ぶ所。
周辺住民の方も参加してのことだと思うのだが、それでも賑やかな時間となっていることだろう。
と言うよりも、盆踊りや夏祭りが静かだったら、それこそおかしいのでは?と、思ってしまうのだ。

ところが、あえて「音なし」で盆踊り会をすると言う。
近くに病院があるためというコトのようだが・・・・場所を替えて実施すると言う方法は無かったのだろうか?と、考えてしまうのだ。

この記事を読んで、思い出したことがある。
それは「横浜国際陸上競技場」が出来ばかりの頃の話だ。
ご存知の方も多いと思うのだが、「横浜国際陸上競技場(現在の「日産スタジアム」)」は、「横浜労災病院」に隣接するようなカタチになってる。
そのため、サッカー観戦などで来場する人たちは周辺で騒がないように、と言うアナウンスメントがスタジアム周辺で頻繁にされていたのだ。
と言っても、試合が始まってしまえば、それなりの騒音があると思うのだ。
それはどうなの?と言う疑問を持ちつつ、何度か試合を観戦した記憶がある。

それに比べると、盆踊りは随分と静かな気がするのだが、どうなのだろう?
何より、祭囃子はチョッと心浮かれるものがある。
音量の問題はあると思うのだが、病院にいる方も盆踊りに参加は出来なくても、一緒になにかできるような方法を考られなかったのだろうか?

いくら参加者がイヤフォンをつけ、音を聞いているとはいえ、盆踊りを見に来ている人たちからすれば、「音も無く、踊っている姿」は、ちょっと異様な光景なのでは?
「周囲に配慮をする」と言うコトは、大切な事だと思うのだが「配慮する内容」が、チョッと違うのでは?と、思ってしまった。