日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

この発言、どう受け止める?自民、民主さん

2009-08-21 21:23:54 | 徒然
中日新聞のWEBサイトを見ていたら、意外な方の意外な発言の記事があった。
それが「高速道路の料金政策を批判 西日本高速道路・石田会長」という記事だ。

記事を読む限り、現在与党が提案・実施している「高速道路1,000円乗り放題」も、民主党がマニフェストとして掲げている「高速道路無料化」についても、反対というお考えをお持ちのようだ。

実際「高速道路1,000円乗り放題」になってから、GWやお盆休みなどは各地で大渋滞が起こった。
逆にJRなどは、利用客を大きく減らしてしまった。
JRだけではなく、おそらく長距離バスなどの利用者も減ったのではないだろうか?
というのも、「高速道路の渋滞で、いつ目的地に着くのが分らない」からだ。
いくら「道路事情により、延着する場合があります」と事前に知らされていて、納得して乗車していても、どこか不満に思ってしまうのが、常だからだ(私自身、頭で理解し、心で納得をしているつもりでも、ついイライラしてしまうのだ)。
そのような状況を見込んで、高速バスの利用を止めた方も、いらっしゃったのではないだろうか?

そのようなコトを含め、高速道路を運用・管理しているネクスコ西日本の社長さんが、このような発言をしたというのは、ある意味興味深い。
身内から出た批判とも取れる内容の発言だけに、自民党や民主党の皆さんは、どう答えるのだろうか?

そもそも、これまでの「道路行政」の見直し論議から始めたうえで「1,000円乗り放題」だとか「高速道路原則タダ」では、運用・管理をしている民営化されたネクスコ西日本も納得できないのかも知れない。

穿った見方で、「高速道路1,000円、まして無料になってしまえば、収益が無くなってしまうので中止して欲しい」という思いがあるのかも知れない・・・。

若者が見ている政治?

2009-08-21 11:18:18 | 徒然
今日の新聞各紙の一面をザッと見ると、「民主党300議席超え?」というような総選挙ネタと「新型インフルエンザワクチン優先順位」に分かれそうだ。

そんな中、新聞各社が共同でWEBサイト上に展開している「あらたにす」というコラムでは、総選挙、若者は“カヤの外”なのかが掲載されている。
内容の中心となっているのは、若者の投票率の低さが政治に与えている影響などを含め、若者たちが投票行動や、いわゆる「電話調査」による「選挙の読み」について。
指摘されている通り、今の20代にとって「(固定電話による)電話口調査」よりも、「携帯電話などを使った(ネットを含めた)意識調査」の方が、現実的な数字を読み取ることが出来るかも知れない。
「民主党有利」と言っても、その調査方法が「今」を意識したモノではなくては、調査そのものの意味が無いだろうし、「今の社会を反映している」とは言い難いだろう。

もう一つ興味深い記事が、毎日新聞のWEBサイトに掲載されていた。
それが、プロ野球・楽天の田中将大投手へのインタビュー記事だ。

田中選手は、とても実直なトコロがあるのだろう。
インタビューの最初では「バリバリ選挙に行きたいというわけではない」と、本音(?)をもらしている。
だからと言って、政治に興味が無いわけではない。
テレビのニュースなどでも、キチンと情報を集めようとしている。
ところが、肝心の政治家が・・・。
政党同士が揚げ足を取り合ってるとしか見えない。「何がしたくて政治家になったのかな」ってめっちゃ思います。
ということなのだ。

20歳の若者の「政治家、何やってんの」という問いかけに、各党首は何と答えるのだろう?
もしかしたら若者の投票率の低さは、こんなところにも一因があるのかも知れない・・・そんな気がした。