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選挙スタイルが変わった?!

2009-08-26 16:07:58 | 徒然
衆議院選挙真っ盛りだが、今年の選挙はこれまでも選挙と違うように感じるトコロがある。
それは「選挙カーでの連呼」だ。
あくまでも、我が家近辺に限ってという話なので、全国でどのような変化となっているのかは分らないのだが、これまでの選挙とは違い住宅地での昼夜問わず「選挙カーで候補者の名前の連呼」というのが、ほとんどない。
これには、チョッと驚きというか意外な気がしている。

その代わり目立つようになったのが、駅前など人が集まりやすい場所での演説だ。
我が家近くの地下鉄の駅は、あまり大きくない。
朝夕の決まった時間に通勤・通学の人たちがせわしく行き交うか、昼間買い物途中の主婦が行き交う程度のだが、それでもお昼頃や夕方~日が暮れる頃までは、候補者が立って演説をしている。
もちろん、日替わりで違う政党の候補者が立っている。

こういう選挙スタイルの変化は、拙ブログでも以前指摘した「情型選挙」から「政策選挙」へと選挙民の意識変化がもたらしたコトが大きいような気がする。
もちろん、在宅率が下がり、ガソリンもジリジリと値上がっているコトを考えれば、何かと批判が多かった「選挙カーでの候補者の名前の連呼」よりも、それに「駅前での演説」と言っても、「○○(=立候補者名)、頑張っております」程度の内容ならば、人が集まりやすい場所で演説する方が、効率的で安上がりということなのかも知れない。

ところで、肝心の内容は?というと・・・ライバル政党の批判ばかりでは、意味がないんですけど・・・というのも、有権者の本音なのではないだろうか。
それでも選挙カーでの名前の連呼がなくなったことは、大きな変化だと思うのだ。