日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

今日の「志」を4年後にも

2009-08-31 06:50:33 | 徒然
今日の新聞各社のWEBサイトには「歴史的・・・」と言うコトバが踊っている。
「・・・」の部分に入るのは、「大敗」であったり「圧勝」になるのだが、今日から新しい一歩を踏み出す人たちが数多くいるはずだ。
「新人議員」と呼ばれる人たちだ。

おそらく今朝は、昨夜の興奮や様々な取材で地に足が着いていない状態だろう。
だからこそ、選挙民として言いたいことがある。
それは「今日の志を4年後も持ち続けて!」と言うことだ。

人は「権力」とか「(分不相応の)お金」を持ち、周囲からチヤホヤされると、「志」よりも他のコトに目が言ってしまうモノだ。
悲しいかな、それはどんな人であってもその傾向は否めない。
それは政治家だけではなく、企業人であっても同じ。
それどころか、ごく普通の会社員でも肩書きが付いただけで、変わってしまうトコロがある。
ところが、ご本人は変わったコトに気づかない・・・と言うコトは間々としてあるコトだ。

「謙虚に。誠実に」と言っても、「地位や権力が人を変えてしまう」と言うコトは、ある程度仕方のないコトなのかも知れない。
そのことを云々するコトは出来ない。
何故なら、私自身がそのようなトコロがあると思っているからだ(と言っても、それほど影響力のある立場になったことはないし、これからもないと思うが・・・笑)。

あるブログを拝読させて頂いていたら、今回の選挙で落選をした「大物議員」さんたちの敗因の一つは「エラソーな態度・発言」と言う指摘をされていた。
落選した大物議員さんたちも、「新人」と呼ばれた頃は、高い志を持って今日のような朝を迎えていたはずだ。
それがいつしか、支援者以外の人たちから「エラソー」と見られるようになり、それにご本人も周囲も気づかず、より増長してしまったのではないだろうか?

どうか今朝の志を4年後も忘れずに、政治家として活動をして欲しいと願っている。
それが、政治家として「ブレない信念」となり、活動の原動力となるはずだからだ。