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女性マーケターから見た日々の出来事

麻生さん、お帰りには是非「ひまわりオイル」を

2009-08-22 22:01:55 | アラカルト
今日の新聞各社のWEBサイトに首相、豪雨被害の佐用町を視察という内容の記事を掲載している(紹介記事は時事通信)。

甚大な被害が出たのが今月始め。
丁度お盆の帰省ラッシュ直前だった。
そのため、お盆休みの帰省の足を心配したのだが、中国自動車道は、被害に合った地区ではなかったので、高速バスから見た風景では被害を確認することは出来なかった。

ところで、佐用町の特産品をご存知だろうか?
私は知らなかったのだが、「ひまわり」を使った特産品がある。
帰省する高速バスの休憩所「上月(こうづき)P」の売店で、イロイロなお菓子や飲み物などを見てまわっていた時、目にとまったのが「ひまわり油」を使った商品がいくつかあった。
店内のポップ広告には「地元佐用町産」という文字がある。
厳密に言えば、佐用町南光地区の産地なのだが・・・。

その後、朝日新聞のWEBサイトにはのまちの宝・ヒマワリ畑、豪雨で無残に 兵庫・佐用という記事が掲載されていた。
この記事を読んだとき、上月Pで見た「ひまわり油」のコトを思い出したのだ。
「まちおこし」として始めた、「ひまわり祭り」は既に終わっていたようだが、咲き終わったひまわりから油をとる「ひまわり油」も、ダメになってしまったのかも知れない・・・と、思ったのだ。
実家からの帰り、買って帰ろうかと思ったのだが、パーキングでは欲しかったモノが無く、諦めたのだった。

国の偉い人が、被災地に行き被災者の人たちを見舞うという風景は、過去何度も見た。
当然、支援策として義援金や援助金というのも政府としては当然の策だ。
だが、被災地の特産物を積極的に購入して、いち早い経済復興のための行動はまずない。
生活基盤を支えるための経済支援は当然のコトだが、支援策の後の経済自立を促す特産品などをアピールするというコトも、アリなのではないだろうか?