■開花は先の話ながら
今回は、駐屯地祭以外の駐屯地について特集したい。駐屯地自体、目的があれば所要の手続きを経て内部を見学することが出来るものの、やはり一般公開といえば駐屯地祭という印象が強い。
さて、自衛隊の駐屯地といえば、何故か桜の木が植えられており、春には大層な桜並木の光景を見ることが出来る。実は、この時期、駐屯地は夜間に桜の一般公開を目的とした行事が行われ、一週間から十日間にかけて夕刻より自由に入ることが出来る。公開している駐屯地は全てではないものの、何より花見の時期は桜の下は多くが宴会に用いられているが、駐屯地であれば、喧騒を逃れ、花を楽しむことが出来る。
写真は信太山駐屯地祭の際に撮影したものだが、桜の時期の一般公開では平日も公開されるため、日曜日以外にも見ることが出来る。駐屯地祭ではないので装備品展示をみることは出来ないものの、ごくまれにモータープールから車両が出て、人目につくところにさりげなくパークしていることもあるという。また写真は用途廃止後の保存装備となったV-107輸送ヘリであるが、こうしたものは行事に関係なく見ることが出来る。
昨年は時間がなく行けなかった為HPで公開されていたのを見るにとどまったが伊丹駐屯地のライトアップの写真も中々であった。桜の時期が近付いた際には、改めて第三師団管区、第十師団管区の駐屯地桜花開放に関する情報を掲載したい。
HARUNA
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
