■防衛情報-ウクライナ戦争
開戦1000日を超えたウクライナ情勢について。

ウクライナ軍とロシア軍の戦況全般について、ISWアメリカ戦争研究所11月15日付ウクライナ戦況報告によれば、双方で動きが確認されていて、ウクライナ軍はクルスク州コレネヴォの南東にあたるノヴォイヴァノフカ付近、クラホフ南西のポビエダ付近、そしてクラホフ南のダルネにおいて前進している事が確認されています。

ロシア軍の概況について、クピャンスク東部とトレツク北東部と南部、ポクロフスク南のユリブカ北部地域及びセリドフ南西にあるノヴオレクシフカ西方、クラホフ北方のノヴォセリディフカ北部地域において前進、そしてヴフレダールの北東にあるアントニフカを占領したとのこと。ロシア軍は1名から2名の少人数での浸透を強化している。
■防衛情報-ウクライナ戦争
ロシア軍の分散浸透戦術以前の小規模駐屯地祭模擬戦仮設敵なみの分散運用が高価を示しているもよう。

ロシア軍の最近の前進の背景にはウクライナ軍旅団新編の遅れが背景にある、ISWアメリカ戦争研究所の11月16日付ウクライナ戦況報告では、この最近の厳しい情勢についてのウクライナゼレンスキー大統領の発言を紹介しました。ウクライナ軍は西側諸国などの同志国より装備供給を受けるとともに暫時新たに旅団を編成しつづけています。

ウクライナ軍の課題は、人的リソースの限界により新しい旅団を新編することが難しく、結果、前線に展開している旅団が損耗を受けた場合でも交代する事が出来ず戦闘能力を低下させたままの状況で戦闘を継続している事にロシア軍の前進を許している実情がある一方、ロシア軍の損耗についても触れ、漸進継続は出来ないとも言及しました。
■防衛情報-ウクライナ戦争
防空リソース不足は昨今の北朝鮮による日本本土を射程内とする自爆用無人機量産体制をみても対岸の火事ではない。

ロシア軍はウクライナ防空網を突破すべく大量の囮用無人機を使用している、これはISWアメリカ戦争研究所の11月16日付ウクライナ戦況報告にてウクライナ空軍報道室長代理イナト大佐の発言を紹介しました。イナト大佐によれば現在、ロシア軍がウクライナに対して使用している無人機の半数は囮であるとも発言しています。

無人機攻撃は非武装のシャヘド無人機と弾頭を備えたシャヘド無人機を併用しており、同時にサーモバリック弾頭などを搭載した無人機も仕様、これによりウクライナ軍防空網に混乱と弾薬枯渇を強いようとしているもよう。ウクライナ軍はレーダーなどでは囮を判別できず、電子戦や実弾射撃により囮も含めて対応を強いられているとのこと。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
開戦1000日を超えたウクライナ情勢について。

ウクライナ軍とロシア軍の戦況全般について、ISWアメリカ戦争研究所11月15日付ウクライナ戦況報告によれば、双方で動きが確認されていて、ウクライナ軍はクルスク州コレネヴォの南東にあたるノヴォイヴァノフカ付近、クラホフ南西のポビエダ付近、そしてクラホフ南のダルネにおいて前進している事が確認されています。

ロシア軍の概況について、クピャンスク東部とトレツク北東部と南部、ポクロフスク南のユリブカ北部地域及びセリドフ南西にあるノヴオレクシフカ西方、クラホフ北方のノヴォセリディフカ北部地域において前進、そしてヴフレダールの北東にあるアントニフカを占領したとのこと。ロシア軍は1名から2名の少人数での浸透を強化している。
■防衛情報-ウクライナ戦争
ロシア軍の分散浸透戦術以前の小規模駐屯地祭模擬戦仮設敵なみの分散運用が高価を示しているもよう。

ロシア軍の最近の前進の背景にはウクライナ軍旅団新編の遅れが背景にある、ISWアメリカ戦争研究所の11月16日付ウクライナ戦況報告では、この最近の厳しい情勢についてのウクライナゼレンスキー大統領の発言を紹介しました。ウクライナ軍は西側諸国などの同志国より装備供給を受けるとともに暫時新たに旅団を編成しつづけています。

ウクライナ軍の課題は、人的リソースの限界により新しい旅団を新編することが難しく、結果、前線に展開している旅団が損耗を受けた場合でも交代する事が出来ず戦闘能力を低下させたままの状況で戦闘を継続している事にロシア軍の前進を許している実情がある一方、ロシア軍の損耗についても触れ、漸進継続は出来ないとも言及しました。
■防衛情報-ウクライナ戦争
防空リソース不足は昨今の北朝鮮による日本本土を射程内とする自爆用無人機量産体制をみても対岸の火事ではない。

ロシア軍はウクライナ防空網を突破すべく大量の囮用無人機を使用している、これはISWアメリカ戦争研究所の11月16日付ウクライナ戦況報告にてウクライナ空軍報道室長代理イナト大佐の発言を紹介しました。イナト大佐によれば現在、ロシア軍がウクライナに対して使用している無人機の半数は囮であるとも発言しています。

無人機攻撃は非武装のシャヘド無人機と弾頭を備えたシャヘド無人機を併用しており、同時にサーモバリック弾頭などを搭載した無人機も仕様、これによりウクライナ軍防空網に混乱と弾薬枯渇を強いようとしているもよう。ウクライナ軍はレーダーなどでは囮を判別できず、電子戦や実弾射撃により囮も含めて対応を強いられているとのこと。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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