■防衛情報-ウクライナ情勢
ウクライナ情勢と銘打ったものの最初の情報は我が国周辺だ。
防衛省は東京都の沖ノ鳥島沖を航行する中国海軍及びロシア海軍にかんする情報を発表しました。11日午後、沖ノ鳥島北東400kmの海域において、レンハイ級ミサイル駆逐艦艦番号104、ルーヤン級ミサイル駆逐艦看板号117、ジャンカイⅡ型フリゲイト看板号547、ロシア海軍のウダロイ級駆逐艦艦番号548とウダロイ級艦番号564の航行を確認しました。
中国海軍艦艇は沖大東島130km沖の海域を13日に航行し、その後14日には沖縄本島南方370kmの海域を西進、ロシア海軍艦艇も13日には沖大東島の70km沖を航行し、14日には宮古島と沖縄本島の中間海域を東シナ海へ向かったとのこと。今回の艦艇は9月7日に太平洋に進出した中国艦、9月23日に津軽海峡を航行したロシア艦とおなじもの。
海上自衛隊は今回のロシア海軍と中国海軍の航行に対して、佐世保第2護衛隊の護衛艦あさひ、呉第4護衛隊の護衛艦さざなみ、佐世保第13護衛隊の護衛艦じんづう、大湊第15護衛隊の護衛艦おおよど、鹿屋第1航空群のP-1哨戒機、厚木第4航空群のP-1哨戒機、那覇第5航空群のP-3C哨戒機を派遣し警戒監視及び情報収集に当てています。
■防衛情報-ウクライナ情勢
歩兵部隊をはだかでだすという。
ロシア軍は少数の人員を中心とした攻撃をルハンスク地域で継続している、これはISWアメリカ戦争研究所が10月7日に発表したウクライナ戦況報告によるもので、ウクライナ軍ルハンスク地区報道官発言を引用しています。具体的には歩兵3名から4名の突撃を一日12回程度実施しているとのことで、逆に機械化装備の使用は稀とのこと。
ルハンスクでは探りを入れるような突撃に終始しているのにたいして、シヴェルスクにおいてはさん発的ではあるものの機械化部隊を投入している、ただ、若干数の装甲車両が歩兵攻撃に随伴している程度の規模で。またポクロフスク近郊ではロシア軍が装甲車両を集結させている兆候があり、この地域での次の攻勢の可能性がでているもよう。
3名から4名、この規模の攻撃は威力偵察というにもあまりに規模が限定されていて、組織的な部隊運用が出来ない水準となっているのか、何らかの軍事的意義があるのかについても不明で、そもそもこの規模では攻撃部隊が無線機を有しているのか、通信兵の有無からして不明であり、攻撃衝力の限界を超えた軍隊の実情を示している構図です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
ウクライナ情勢と銘打ったものの最初の情報は我が国周辺だ。
防衛省は東京都の沖ノ鳥島沖を航行する中国海軍及びロシア海軍にかんする情報を発表しました。11日午後、沖ノ鳥島北東400kmの海域において、レンハイ級ミサイル駆逐艦艦番号104、ルーヤン級ミサイル駆逐艦看板号117、ジャンカイⅡ型フリゲイト看板号547、ロシア海軍のウダロイ級駆逐艦艦番号548とウダロイ級艦番号564の航行を確認しました。
中国海軍艦艇は沖大東島130km沖の海域を13日に航行し、その後14日には沖縄本島南方370kmの海域を西進、ロシア海軍艦艇も13日には沖大東島の70km沖を航行し、14日には宮古島と沖縄本島の中間海域を東シナ海へ向かったとのこと。今回の艦艇は9月7日に太平洋に進出した中国艦、9月23日に津軽海峡を航行したロシア艦とおなじもの。
海上自衛隊は今回のロシア海軍と中国海軍の航行に対して、佐世保第2護衛隊の護衛艦あさひ、呉第4護衛隊の護衛艦さざなみ、佐世保第13護衛隊の護衛艦じんづう、大湊第15護衛隊の護衛艦おおよど、鹿屋第1航空群のP-1哨戒機、厚木第4航空群のP-1哨戒機、那覇第5航空群のP-3C哨戒機を派遣し警戒監視及び情報収集に当てています。
■防衛情報-ウクライナ情勢
歩兵部隊をはだかでだすという。
ロシア軍は少数の人員を中心とした攻撃をルハンスク地域で継続している、これはISWアメリカ戦争研究所が10月7日に発表したウクライナ戦況報告によるもので、ウクライナ軍ルハンスク地区報道官発言を引用しています。具体的には歩兵3名から4名の突撃を一日12回程度実施しているとのことで、逆に機械化装備の使用は稀とのこと。
ルハンスクでは探りを入れるような突撃に終始しているのにたいして、シヴェルスクにおいてはさん発的ではあるものの機械化部隊を投入している、ただ、若干数の装甲車両が歩兵攻撃に随伴している程度の規模で。またポクロフスク近郊ではロシア軍が装甲車両を集結させている兆候があり、この地域での次の攻勢の可能性がでているもよう。
3名から4名、この規模の攻撃は威力偵察というにもあまりに規模が限定されていて、組織的な部隊運用が出来ない水準となっているのか、何らかの軍事的意義があるのかについても不明で、そもそもこの規模では攻撃部隊が無線機を有しているのか、通信兵の有無からして不明であり、攻撃衝力の限界を超えた軍隊の実情を示している構図です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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