■大盛況の小牧航空祭
行ってきました小牧基地その航空祭模様をビール飲んで焼肉食べた以外寄り道無でPowerShotG3XのSDカードから撮って出しの速報にてお伝えしましょう。
本日、四年ぶりとなる小牧基地航空祭が挙行されました。しかし、小牧基地、こんなに混雑する航空祭でしたっけ。いやいや、小牧基地航空祭といいますと名古屋の田舎の航空祭、という印象で昼過ぎに来ても最前列に余裕がある、という印象だったのですけれども。
政府専用機が来ているからか、というまでもなく、今年はブルーインパルスが飛行展示を行いますからね、これはもう混雑するわけです。小牧基地は例年ですとつかみで来場者は三万前後、五万来るとすごいねという来場者規模、下手すると二万行かない年度もあった。
小牧基地、対して殺伐としている、程ではないのですけれども混雑するのが岐阜基地航空祭で、こちらが下手すると十五万、十万前後という航空祭です。小牧基地には戦闘機が配備されていないので、それほど来場者が集中しない、これがいままでの印象だったのです。
ブルーインパルス、愛知県の大村知事が頑張ったらしい、こういうのも小牧基地といいますか名古屋空港周辺はブルーインパルス反対派が多く、曲技飛行は航空法上違法だ、と裁判を起こしたほど。そんなこと言ったならば不整地着陸も違法じゃないか、とおもうのだ。
不整地着陸、小牧のC-130飛行隊は過去に岐阜基地で不整地着陸展示、つまり滑走路が使えない状況での緑地帯に強行着陸する展示を行っています、こうした能力が有事の際、直近の有事といえば2011年東日本大震災か、そういう危機的な状況において強く役立つ。
反対派というのは、おそらく理想の、争いごとももめごともなく何もしなくても豊かに暮らせる世界に生きているのだと思う、だから自分の世界観を外れた現実というものを許せないのじゃあないか、と摩擦を起こすのではとも理解するのですが、実際訴訟があった。
知事さん、頑張ったと思うのは昨年の愛知県政記念日ブルーインパルス祝賀飛行が、おそらくすごく好評だったのでしょう、それならばと働きかけたのでしょうね。すると、まあこれまで小牧基地航空祭では考えられないほどの来場者、久々に活況という印象でしたね。
開門時間、実は0830時と記憶していましたが、0730時ころに到着しますと、もう開門していまして、出遅れたか、こう危惧したのですけれども、まあ開いているのですからあまり深く考えずに入ろう、検温と手荷物検査を済ませて入場します、驚いたのは曇天ですね。
曇天、関西は晴れているのに名古屋は曇天、ちょっと残念には思いました、こういうのものブルーインパルスは視界の関係上、曇天となりますと垂直に飛行する様々な曲技飛行の第一区分が行えません、すると水平系の第三区分となれば少々見どころが限られますし。
KC-46Aに政府専用機にC-2にC-1輸送機、なんと航空祭が始まると海上自衛隊P-1哨戒機が厚木航空基地から飛来しまして、US-2救難飛行艇の隣に並びます、この地上展示機の並びは、満足といいますか驚きました、たしかにそうなのだがこれほどの大型機が。
航空自衛隊の航空機は年々大型化しているのは知っているのですけれども、大型機が並んで圧倒されるという記憶は、横田基地日米友好祭の米軍機を、まあ多少慣れていたので圧倒というほどではないのですが、すごいなあ米軍は、と見上げたものなのですけれども。
KC-46Aは、コロナのさなかに配備が開始された最新鋭の空中給油輸送機で、日本とイタリアが採用したKC-767をもとにアメリカ空軍が導入した航空機、航空自衛隊では美保基地へ集中配備されています。だから小牧にはなかなか来ないと思っていた航空機ですが。
美保基地へは、京都駅から米子駅まで高速バスが運行されていますので、行くことは距離的にも予算的にもそれほど難しくはないのですが、COVID-19のご時世ですと高速バスに揺られて延々自由気ままな山陰路と旅することも難しいのです、ゆえに美保へは遠い。
小牧基地では、しかし昨年台風から避難した機体が小牧におりているという話題がありまして、ちょうど近くにいました関係上、中央線に乗り換えて名古屋空港域のバスを利用するとどのくらいか、と久々に移動経路を瞬間的に推理のごとく組み立て、展開しました。
政府専用機も考えれば2019年千歳基地航空祭以来というもので、それも2019年はまさか翌年の2020年がCOVID-19襲来、なんてことは予測ができるわけもなく、いいなあ航空券を早割で安く確保したらまた2020年も、と考えていた、それが見た最後なのです。
再開の政府専用機、と大げさではないのですけれども、あとはこのC-2輸送機も、実はCOVID-19下で例外的に探訪していた三つの基地がありまして、舞鶴基地、岐阜基地、小牧基地、という。あとは年に一度艦隊出航の江田島基地を眺めたくらいでしょうか。
C-2輸送機そのものは岐阜基地を撮影する際に幾度か、岐阜基地の飛行開発実験団に配備されていますからね、見上げているのですが、この206号機というのは、これもやはり2018年の美保基地航空祭で遠望した航空機、近い場所に駐機していたので番号をおぼえた。
US-2救難飛行艇も久しぶりかもしれない、舞鶴展示訓練では飛行する予定があったという事ですが天候の関係ですか飛来することはありませんでした。すると、これも前回の小牧基地航空祭以来か、いや飛行しているのを遠望したのはあるのですが着陸状態では、と。
来場者、それにしても多い。撮影位置をどうしようか、となります。重要なのはこの小牧基地は滑走路の反対側から撮影している基地、ということで、要するに滑走路を発着する様子が意外と撮影できている、ということですね。すると航空機よりも航空祭を撮ろう。
KC-46Aの隣あたりか、撮影位置を考えたのですが、KC-767の、つまり小牧の航空機の真横で、手前にKC-767と頭上に飛行展示の航空機、という構図を最初考えたのです、これも王道といえば王道の撮影構図なのですか、そうなのですけれど一つ問題がありました。
KC-767は機内一般公開を行っていて、構図がざわついた構図となるのです、これではちょっとなあ、となる。すると隣のKC-46Aならば、なかなか面白い構図がとれますし、小牧航空祭の輸送機祭り、という写真を仕上げることもできるでしょう、プログラムをみる。
今年の小牧基地航空祭はオープニングフライトから集中して飛行展示を行うという、ですから、いったん撮影位置を決めたならばもう陣地変換はできない、それゆえに考えて撮影位置を確保しました。まあ、それなりの構図には仕上げられたと思う、いい写真が揃う。
飛行展示撮影からブルーインパルスは小牧山にて撮影することとして、基地を出ましたのは、ブルーインパルスの飛行展示が開始される時間帯が最も混雑するのですから、帰りの電車などを考えれば、ホーム入場制限を避ける観点からもう早めに動かねばなりません。
小牧山、小牧城があります小高い立地でして、ここからならば基地は何とか見えるだろう、と。移動は時間がかかりましたが、基地所属機飛行展示とブルーインパルス飛行展示の幕間時間が長くなんとか移動できました、こうして久々の小牧航空祭を満喫できたのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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行ってきました小牧基地その航空祭模様をビール飲んで焼肉食べた以外寄り道無でPowerShotG3XのSDカードから撮って出しの速報にてお伝えしましょう。
本日、四年ぶりとなる小牧基地航空祭が挙行されました。しかし、小牧基地、こんなに混雑する航空祭でしたっけ。いやいや、小牧基地航空祭といいますと名古屋の田舎の航空祭、という印象で昼過ぎに来ても最前列に余裕がある、という印象だったのですけれども。
政府専用機が来ているからか、というまでもなく、今年はブルーインパルスが飛行展示を行いますからね、これはもう混雑するわけです。小牧基地は例年ですとつかみで来場者は三万前後、五万来るとすごいねという来場者規模、下手すると二万行かない年度もあった。
小牧基地、対して殺伐としている、程ではないのですけれども混雑するのが岐阜基地航空祭で、こちらが下手すると十五万、十万前後という航空祭です。小牧基地には戦闘機が配備されていないので、それほど来場者が集中しない、これがいままでの印象だったのです。
ブルーインパルス、愛知県の大村知事が頑張ったらしい、こういうのも小牧基地といいますか名古屋空港周辺はブルーインパルス反対派が多く、曲技飛行は航空法上違法だ、と裁判を起こしたほど。そんなこと言ったならば不整地着陸も違法じゃないか、とおもうのだ。
不整地着陸、小牧のC-130飛行隊は過去に岐阜基地で不整地着陸展示、つまり滑走路が使えない状況での緑地帯に強行着陸する展示を行っています、こうした能力が有事の際、直近の有事といえば2011年東日本大震災か、そういう危機的な状況において強く役立つ。
反対派というのは、おそらく理想の、争いごとももめごともなく何もしなくても豊かに暮らせる世界に生きているのだと思う、だから自分の世界観を外れた現実というものを許せないのじゃあないか、と摩擦を起こすのではとも理解するのですが、実際訴訟があった。
知事さん、頑張ったと思うのは昨年の愛知県政記念日ブルーインパルス祝賀飛行が、おそらくすごく好評だったのでしょう、それならばと働きかけたのでしょうね。すると、まあこれまで小牧基地航空祭では考えられないほどの来場者、久々に活況という印象でしたね。
開門時間、実は0830時と記憶していましたが、0730時ころに到着しますと、もう開門していまして、出遅れたか、こう危惧したのですけれども、まあ開いているのですからあまり深く考えずに入ろう、検温と手荷物検査を済ませて入場します、驚いたのは曇天ですね。
曇天、関西は晴れているのに名古屋は曇天、ちょっと残念には思いました、こういうのものブルーインパルスは視界の関係上、曇天となりますと垂直に飛行する様々な曲技飛行の第一区分が行えません、すると水平系の第三区分となれば少々見どころが限られますし。
KC-46Aに政府専用機にC-2にC-1輸送機、なんと航空祭が始まると海上自衛隊P-1哨戒機が厚木航空基地から飛来しまして、US-2救難飛行艇の隣に並びます、この地上展示機の並びは、満足といいますか驚きました、たしかにそうなのだがこれほどの大型機が。
航空自衛隊の航空機は年々大型化しているのは知っているのですけれども、大型機が並んで圧倒されるという記憶は、横田基地日米友好祭の米軍機を、まあ多少慣れていたので圧倒というほどではないのですが、すごいなあ米軍は、と見上げたものなのですけれども。
KC-46Aは、コロナのさなかに配備が開始された最新鋭の空中給油輸送機で、日本とイタリアが採用したKC-767をもとにアメリカ空軍が導入した航空機、航空自衛隊では美保基地へ集中配備されています。だから小牧にはなかなか来ないと思っていた航空機ですが。
美保基地へは、京都駅から米子駅まで高速バスが運行されていますので、行くことは距離的にも予算的にもそれほど難しくはないのですが、COVID-19のご時世ですと高速バスに揺られて延々自由気ままな山陰路と旅することも難しいのです、ゆえに美保へは遠い。
小牧基地では、しかし昨年台風から避難した機体が小牧におりているという話題がありまして、ちょうど近くにいました関係上、中央線に乗り換えて名古屋空港域のバスを利用するとどのくらいか、と久々に移動経路を瞬間的に推理のごとく組み立て、展開しました。
政府専用機も考えれば2019年千歳基地航空祭以来というもので、それも2019年はまさか翌年の2020年がCOVID-19襲来、なんてことは予測ができるわけもなく、いいなあ航空券を早割で安く確保したらまた2020年も、と考えていた、それが見た最後なのです。
再開の政府専用機、と大げさではないのですけれども、あとはこのC-2輸送機も、実はCOVID-19下で例外的に探訪していた三つの基地がありまして、舞鶴基地、岐阜基地、小牧基地、という。あとは年に一度艦隊出航の江田島基地を眺めたくらいでしょうか。
C-2輸送機そのものは岐阜基地を撮影する際に幾度か、岐阜基地の飛行開発実験団に配備されていますからね、見上げているのですが、この206号機というのは、これもやはり2018年の美保基地航空祭で遠望した航空機、近い場所に駐機していたので番号をおぼえた。
US-2救難飛行艇も久しぶりかもしれない、舞鶴展示訓練では飛行する予定があったという事ですが天候の関係ですか飛来することはありませんでした。すると、これも前回の小牧基地航空祭以来か、いや飛行しているのを遠望したのはあるのですが着陸状態では、と。
来場者、それにしても多い。撮影位置をどうしようか、となります。重要なのはこの小牧基地は滑走路の反対側から撮影している基地、ということで、要するに滑走路を発着する様子が意外と撮影できている、ということですね。すると航空機よりも航空祭を撮ろう。
KC-46Aの隣あたりか、撮影位置を考えたのですが、KC-767の、つまり小牧の航空機の真横で、手前にKC-767と頭上に飛行展示の航空機、という構図を最初考えたのです、これも王道といえば王道の撮影構図なのですか、そうなのですけれど一つ問題がありました。
KC-767は機内一般公開を行っていて、構図がざわついた構図となるのです、これではちょっとなあ、となる。すると隣のKC-46Aならば、なかなか面白い構図がとれますし、小牧航空祭の輸送機祭り、という写真を仕上げることもできるでしょう、プログラムをみる。
今年の小牧基地航空祭はオープニングフライトから集中して飛行展示を行うという、ですから、いったん撮影位置を決めたならばもう陣地変換はできない、それゆえに考えて撮影位置を確保しました。まあ、それなりの構図には仕上げられたと思う、いい写真が揃う。
飛行展示撮影からブルーインパルスは小牧山にて撮影することとして、基地を出ましたのは、ブルーインパルスの飛行展示が開始される時間帯が最も混雑するのですから、帰りの電車などを考えれば、ホーム入場制限を避ける観点からもう早めに動かねばなりません。
小牧山、小牧城があります小高い立地でして、ここからならば基地は何とか見えるだろう、と。移動は時間がかかりましたが、基地所属機飛行展示とブルーインパルス飛行展示の幕間時間が長くなんとか移動できました、こうして久々の小牧航空祭を満喫できたのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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