■機動戦闘車と軽装甲機動車
第10師団祭の訓練展示は。

16式機動戦闘車が後退射撃を行う、16式機動戦闘車の機動力は武器となっているのですけれども、74式戦車が後部にエンジンを配置して究極の場合は空間装甲とできたのに対して、機動戦闘車の場合はここの真後ろが戦闘室になっているので、とおもう。

軽装甲機動車と機動戦闘車の連携、遠くない将来に軽装甲機動車の後継装備が選定されることとなりますが、軽APC的に運用されている本車は、パトリアAMV装甲車の配備も開始されるために、純粋な騎兵車両となるのか、軽APC的な運用も併用されるのか、さて。

FH-70榴弾砲の射撃準備、この第10特科連隊のFH-70榴弾砲は・・・、と説明したいところですがこれは中部方面特科連隊第2特科大隊第5中隊の所属です、第10特科連隊は廃止され、方面特科連隊に統合されまして今に至る。FH-70の装備はまえと同じ。

M-24対人狙撃銃が仮設敵陣地を狙う。狙撃銃はむかしの64式小銃にボルト一本で照準眼鏡を固定していたものから高性能30口径ボルトアクションライフルとなってずいぶん経ちますが、今後自衛隊は半自動狙撃銃という次の段階へ進むこととなります。

狙撃銃、市街地戦闘重視の一環として導入されましたが、野戦においても防御戦闘では潜伏斥候などで活用できる装備でもあります、ただ、同盟国同志国のせんくんとして、ボルトアクション方式ですと目標が複数同時に、という状況でおくれをとることもありまして。

UH-1J多用途ヘリコプターが飛来します、このUH-1Jの設計を応用して双発化四枚ローター化したUH-2が後継機となりました。UH-1,基本設計は1950年代と古い航空機なのですけれども、結局航続距離を除けばこの程度で不満は無い、ということなのかも。

レンジャーがUH-1Jより展開しまして建物に突入する、自衛隊は特殊作戦群創設まで専門の特殊部隊を置いていませんでしたが、薄く広く、レンジャー要員を養成し続けたことで、必要に応じて遊撃隊を組めるのですが、レンジャー小隊はあって良いと思う。

機動打撃発動、16式機動戦闘車と軽装甲機動車が前進を開始します。16式機動戦闘車も数が揃えば有用な装備に思えるのですが、師団に1個中隊しかいません、4個中隊基幹の大隊でもあれば、連隊戦闘団を編成できるのではないかと思うのですが、全く足りない。

戦車の配備を断念した陸上自衛隊ですが、変な装備品で置き換えることを考えるよりは、また有事の際に北海道から運ぶ手段を整備するより、一個師団に30両2個中隊基幹の戦車大隊を全国に配備することは、予算面でそれほど大きな負担には思えないのですが。

軽装甲機動車が展開する、重機関銃とか敵に生き残っていれば側面を曝すことは危険なのですが、装甲車が無いのだから仕方が無い、せめて連隊本部管理中隊に装甲輸送小隊、と思うのは昨今、ウクライナでの装甲車をもたないロシア軍歩兵部隊の損耗を見て思う。

小銃班を複数の小型装甲車に分散させて下車戦闘を行わず乗車戦闘のまま地域制圧をおこなうという構想でしたが、結局普通科部隊は地形に依存した戦闘を基本とするため、下車戦闘、結局は小さすぎる装甲車両という程度に収まってしまったという哀しい現実が。

下車戦闘開始、ところで”装甲車から下車戦闘”という単語を使うと、Wordなんかでは下線を点けられてしまうのだけれども、日本語としてはどう説明するのが正しいのだろうか、装甲化部隊の機動運用から下車戦闘への移行、とか長ったらしく説明するべきなのかな。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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第10師団祭の訓練展示は。

16式機動戦闘車が後退射撃を行う、16式機動戦闘車の機動力は武器となっているのですけれども、74式戦車が後部にエンジンを配置して究極の場合は空間装甲とできたのに対して、機動戦闘車の場合はここの真後ろが戦闘室になっているので、とおもう。

軽装甲機動車と機動戦闘車の連携、遠くない将来に軽装甲機動車の後継装備が選定されることとなりますが、軽APC的に運用されている本車は、パトリアAMV装甲車の配備も開始されるために、純粋な騎兵車両となるのか、軽APC的な運用も併用されるのか、さて。

FH-70榴弾砲の射撃準備、この第10特科連隊のFH-70榴弾砲は・・・、と説明したいところですがこれは中部方面特科連隊第2特科大隊第5中隊の所属です、第10特科連隊は廃止され、方面特科連隊に統合されまして今に至る。FH-70の装備はまえと同じ。

M-24対人狙撃銃が仮設敵陣地を狙う。狙撃銃はむかしの64式小銃にボルト一本で照準眼鏡を固定していたものから高性能30口径ボルトアクションライフルとなってずいぶん経ちますが、今後自衛隊は半自動狙撃銃という次の段階へ進むこととなります。

狙撃銃、市街地戦闘重視の一環として導入されましたが、野戦においても防御戦闘では潜伏斥候などで活用できる装備でもあります、ただ、同盟国同志国のせんくんとして、ボルトアクション方式ですと目標が複数同時に、という状況でおくれをとることもありまして。

UH-1J多用途ヘリコプターが飛来します、このUH-1Jの設計を応用して双発化四枚ローター化したUH-2が後継機となりました。UH-1,基本設計は1950年代と古い航空機なのですけれども、結局航続距離を除けばこの程度で不満は無い、ということなのかも。

レンジャーがUH-1Jより展開しまして建物に突入する、自衛隊は特殊作戦群創設まで専門の特殊部隊を置いていませんでしたが、薄く広く、レンジャー要員を養成し続けたことで、必要に応じて遊撃隊を組めるのですが、レンジャー小隊はあって良いと思う。

機動打撃発動、16式機動戦闘車と軽装甲機動車が前進を開始します。16式機動戦闘車も数が揃えば有用な装備に思えるのですが、師団に1個中隊しかいません、4個中隊基幹の大隊でもあれば、連隊戦闘団を編成できるのではないかと思うのですが、全く足りない。

戦車の配備を断念した陸上自衛隊ですが、変な装備品で置き換えることを考えるよりは、また有事の際に北海道から運ぶ手段を整備するより、一個師団に30両2個中隊基幹の戦車大隊を全国に配備することは、予算面でそれほど大きな負担には思えないのですが。

軽装甲機動車が展開する、重機関銃とか敵に生き残っていれば側面を曝すことは危険なのですが、装甲車が無いのだから仕方が無い、せめて連隊本部管理中隊に装甲輸送小隊、と思うのは昨今、ウクライナでの装甲車をもたないロシア軍歩兵部隊の損耗を見て思う。

小銃班を複数の小型装甲車に分散させて下車戦闘を行わず乗車戦闘のまま地域制圧をおこなうという構想でしたが、結局普通科部隊は地形に依存した戦闘を基本とするため、下車戦闘、結局は小さすぎる装甲車両という程度に収まってしまったという哀しい現実が。

下車戦闘開始、ところで”装甲車から下車戦闘”という単語を使うと、Wordなんかでは下線を点けられてしまうのだけれども、日本語としてはどう説明するのが正しいのだろうか、装甲化部隊の機動運用から下車戦闘への移行、とか長ったらしく説明するべきなのかな。
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