祇園八坂神社内の古墳を見に来た。ご覧のように道から２基の古墳が見えている。
横穴式石室を持つような円墳ではなさそうだ。この付近は紫川中流域にあたり円墳が点在している。面白いことにこの地域ではまったくもって前方後円墳を確認することが出来ないそうだ。
玉塚古墳を見ようと徳力小学校に来たのだが案の定学校が休みなので入ることが出来ない。
まさか、塀を乗り越えていくわけには行かないので渋々帰ることにした。
お判りになるだろうか。画面下と上に石の一部が写っている。言わずもがな。
削平されてしまう古墳があるのもご存知であろう。こうして子供達の友達のようにして余生を過している古墳もあるのだ。
ただ、子供達はこの築山のようなものが一体何かは知らないのだが。何人かの親に聞いてみたが誰一人として答えきるものはいなかった。
朽網駅前の畑の中にある。この付近の地下には大きな岩海が拡がっているそうだ。そのほんの一部がこうして顔を出しているのである。当然引き出すことが出来なかったのでこの状態なのだろう。この近くには大規模な岩海の一部を見ることが出来る有名な史跡がある。
天井を見ると持ち送りを確認することが出来る。また円を描きながら側壁を積み上げているのも確認できる。
床を見ると筍を確認することが出来る。またこのまま放っておくと天井に当たり、なにかしらの影響を与えるものと想像できる。だからと言って筍を掘っていいのか・・・。今のうちに掘ればえぐみのない美味い筍が食えるのだがな・・・・
観音堂古墳を後にして新下関に向う。標識が示すように秋根公園で古墳が待っているのである。
秋根八幡宮の裏に目的がある。
