
山法師
ヒメコ塚古墳石室内部 何度見ても、どう見ても、装飾らしきものは見当たらないな。
何度見ても、どう見ても、頭にくるよな。本当に可哀想でならない。
八旗八幡の社殿に向かう
石室が崩壊している状態だ。見るも無残としか言いようがない。ここもご多分に漏れず神社を造営するためだったのだろう。参道を造ることで擁壁を設けたために削られている。その擁壁を登っていかなければここを見ることは出来ない。
この絵を見ると、ここの石室は通常に見る石室とは異なることに気がつくだろう。絵があるかないかの問題ではない。
奥壁上部には棚と思えるような石がはみ出している。今で言えばロフトが正しいかもしれない。
それと玄門部である。一つの巨石ではなく二つの石で柱を構成し、玄門を造っている。しかも奥壁を両脇から挟みこむようにされたように見える。右下の石には朱雀、左下の石には玄武が描かれている。当然のように見ている側には(閉塞石)白虎が描かれてなければならないのである。