昨日、素晴らしいニュースが飛び込みました。山陽新聞に「横断的後援会つくろう」というタイトルで、シーガルズ、湯郷ベル、ファジアーノを支援する横断的な後援会組織の設立が決まったそうです。以下紹介。
運営資金や観客動員などの面でチームをサポートし、スポーツを通じた岡山の活性化を図るのが狙いだとか。
発起人は岡山商工会議所青年部(岡山YEG)有志で作る「チーム岡山設立推進委員会」です。本当にグッドジョブ!です。その岡山YEGが呼びかけて、3チームの代表者らが初会合を開き、後援会など連携を深めていく方向で意見が一致したとか。
各チームのファン組織とは別組織で、広く岡山のスポーツクラブを応援したいという個人・団体を対象に会員を募っていかれるそうです。地域住民にホームゲームを観戦してもらえるように情報発信をされるそうで、例えば6月の桃スタの試合ということで、ベルやファジの試合情報を岡山市民の会員へ送る。県北の市民へファジの美作の試合情報を送る。桃アリで開催されるシーガルズの試合情報を岡山市民へ送る。観客動員効果アップ。いいですね~
県内のスポンサーが競合するなど、少ないパイの奪い合いの様相があり、地域スポーツ自体を応援する機運を高めるためという事ですが、違った見方で特定のクラブは二の足を踏むが、岡山YEGから「岡山のスポーツを応援して欲しい」という依頼があれば、乗ろうかと思う企業や地域の財界も出てくると思います。特にYEGのような地域経済団体が県内にいろいろありますが、そういう所を見方につければ大きいと思います。
岡山活性化へ今夏にも、スポーツビジネスの県内マーケット自体を拡大していきたいという事で、チーム岡山委員長の梶谷岡山トヨタ自動車社長は、「スポーツ観戦をきっかけに地域に愛着を持ってもらうことが大切。岡山にスポーツ文化を根付かせたい」と言われています。
いやあ、久々に感動したニュースでした。ご覧のとおり「岡山のスポーツ文化」をテーマにファジに限らず、ベルもシーガルズも応援してきた当ブログとしては、全面的に応援・協力したいと思います。もちろん入会もするでしょう。何でもいいから貢献したいですね。
あくまで個人的な感想ですが、この動きは新潟に似ており、先日の二宮清純氏の講演会で取り上げられた、香川のスポーツクラブの連帯組織「ボールパーク香川」やTOPS広島などのクラブ連携を意識されているのではないでしょうか。
個人的に思う3つのポイント
①岡山を代表する3つのクラブが初めて同じテーブルにつき、協議を始めた点
②まとめ役が岡山YEGという、地域経済団体である点
③各クラブの組織とは別に、独自の統一した後援会組織を作る点
これからも頑張って欲しいですね。当ブログも応援します!
岡山商工会議所青年部公式HP:http://www.optic.or.jp/okyeg/
岡山トヨタ自動車㈱HP:http://www.okayamatoyota.com/
チーム岡山講演会関連①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080116
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080119
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080120
ボールパークかがわ関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080122
ボールパークかがわ・香川プロスポーツクラブ連絡協議会公式HP:http://www.pref.kagawa.jp/kanko/sports/