J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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カリスマの存在58

2008-06-05 01:52:46 | カリスマの存在
 今日の報道で、オシム氏前日本代表監督が日本協会のアドバイザーに就任したそうです。仕事の内容としては、ユース育成、指導者養成、海外情報の収集となり、まずは欧州選手権視察のため渡欧し、当面は欧州で活動する予定とか。
 記者会見で監督業への復帰について聞かれたら
「もちろんベンチに座りたい気持ちはあるが、ベンチで死にたくない気持ちもある」
とオシム節で答えたとか。そして、岡田監督の采配についてもノーコメントだったそうです。
    
コメントを要約(オシム節満点です)。
「向こう側の世界まで行って、また戻って参りました。こんなにフラッシュがたかれるなら、顔の化粧をしてくればよかった。それはともかく人間は人生の中で1つはこれをしたいという希望があるものです。わたしはやり始めた仕事を完成できなかった。その思いが背中を押した。アドバイザーとして要請してくださったことに感謝している。日本語はあまりできないが覚えた言葉に頑張れ、がある。これからはわたしが『頑張れ』をみなさんに申し上げる」
「一般論としてですが日本の選手はもっと走らないといけない。技術があるとよくいわれるがもっとレベルを上げないといけない。子供のじきからもっと動きながらのプレーを習熟しないといけない。考えるスピードと走るスピードアップが前提で速いプレーが初めて可能になる。ここから始めるべきです。強国が強い理由を分析してイミテーションを繰り返しても、その国は超えられない。まねすることはいいことではない。そのコンプレックスから解放されて自分たちのサッカーをすることが大事です」


 契約は今年12月まで。なぜか短い。それが何を意味するのか。それ以降の契約はどうなるのか。
「まずドクターの許可をもらわないといけない。日本が予選突破したら考えたい。そうなったら田嶋専務理事が何か新しいポストを用意してくれるでしょう(笑)」
 なぜ12月までと思っていて、あくる日になると、「来年にも監督復帰」という追加報道がありました。水面下で担当医師に現場復帰の許可を求めていることが判明したとか。来年以降はどこかのチームで指揮を執る可能性もあるそうです。

 まずは欧州選手権での活動がどんなものになるのか楽しみです。そして、2009年1月からは何か変化があるのか。頑張って欲しいと思います。
 そして、個人的に思う今後の効果・展開です。
①岡田監督への後方からのプレッシャー
②次期代表監督を欧州から招聘できるパイプ構築
③五輪後に五輪世代などの若い代表チームの監督に就く可能性

日本協会該当ページ:
http://www.jfa.or.jp/jfa/news/news/080604_03.html
コメント
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