事例紹介コラムです。
一足早く、J1・C大阪の新しいクラブハウスと練習場が完成し、19日に完成式と内覧会が行われた。セレッソさんの一連の流れを観ると、クラブによって捉え方が全然違うんだなぁと思いました。できる事は素晴らしい事です。それを今後どう地域と共存していき、ファン・サポーターと共有していくのか、親企業がある企業チームではありますが、どちらかというと地域活動に熱心なクラブです。どう思われるかは読者の皆さんにお任せします。以下、抜粋して紹介。
1月19日(土)にセレッソ大阪スポーツクラブのクラブハウス・グラウンドがオープン。練習場は天然芝2面、人工芝1面。天然芝グラウンドにはそれぞれ約2千席の観客席を設置。クラブハウスは2階建てで約1900平方メートル。リクライニングソファが個別に割り当てられたロッカールームや温冷浴槽を備えた浴室、一般も使用できる会議室等も設置。総工費は約5億円。スポーツ振興くじ助成金助成対象(約1億4千万円助成)。
【概要】
クラブハウス:名称「セレッソハウス」(建築面積1,151.71㎡ 延べ床面積1,944.40㎡)
・施設概要
アスリート用の施設として100㎡のロッカールーム、約50㎡の浴室、試合時には対戦チーム用としても使用できる第2ロッカールームの他に、5つの更衣室を備え、複数のチーム・カテゴリーが同時に使用する事が可能。また、スタッフルーム、スポーツクラブ運営室に加え、一般も使用可能な2つの会議室(80㎡、60㎡)を備え、地域のスポーツ振興に役立つことができるよう設計。入口が独立した約100㎡のホールは、将来は店舗としても活用可能で、室内やテラスから隣接するグラウンドを臨める。
<天然芝グラウンド(2面 合計38,600㎡)>
西側グラウンド 「ヤンマーグラウンド」
主にセレッソ大阪トップチームが使用。キンスタと同じ品種の芝を使用し、選手がホームゲームと同じ感覚でトレーニングできる環境を整備。
東側グラウンド 「日本ハムグラウンド」
主にセレッソ大阪アカデミーが使用。夜間の使用に対応できるよう、照明が設置。両グラウンドにはそれぞれ約2,000席のスタンドを設置。
<人工芝グラウンド(1面 9,000㎡)>
ミズノ社製の人工芝が敷設され、夜間照明が設置。
これらの情報によると、将来的には店舗として活用可能とあります。ファン・サポーターが自由に集える交流の場となるようです。また、新しいクラブハウスの周囲に、桜の苗木を植栽し、クラブとともに生長していく「桜の森」を育て、市民やチームの誇りとなる名所「セレッソの森」を創造する「セレッソの森 プロジェクト」を実施されています。このプロジェクトでは、市民が、サッカーをはじめとした様々なスポーツに興じ、木陰の下に家族やサポーターが集うことが出来る緑溢れる広場をつくり、この「セレッソの森」の造園を、地域住民からの寄付金によって実施されています専用ページを開設し、専用ブログにてタイムリーに事業報告をされています。これぞ情報公開・情報共有です。ファン・サポーターへの報告義務。これが普通の姿なのでしょう。現地見学会も7回を数えているとか。行ってみたくなりました。
J1・C大阪「セレッソの森」専用HP:http://www.cerezo-sportsclub.or.jp/cp/cerezonomori/
J1・C大阪「セレッソの森」専用ブログ:http://www.cerezo-sportsclub.or.jp/cp/cerezonomori/blog/
「セレッソの森」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121102