TV観戦レポです。
今回は元旦国立の天皇杯は無く寂しいなぁと思っていたら、どっこい皇后杯がありました。しかも、去年までの天皇杯と同じ時間帯の中継。NHKさん、ありがとうございます。生書き込みまではいきませんが、来た年賀状のチェックをしながら、のんびり観ています。正月のサッカーが観れて良かったです。そういえば、3年前にはこの日時に向こうにいたんだなぁと。確かに、代表組の休養は必要だと思いますが、可能であればやはり元旦天皇杯ですね。来年はまた元旦にやると聞いていますが。
今日決勝の対戦は浦和さんと日テレさん。浦和さんはリーグ優勝できなかった男子の分まで頑張って欲しいですね。そういえば、2009年に元旦国立に行った時は、天皇杯の前座試合で女子決勝が行われていたのを思い出しましたが、5年を経て今では単独開催、生中継をされるまでになったのですね。
日テレは全36回の開催で決勝の半分に出場している超名門です。浦和はリーグ最少失点。日テレは最多得点という状況。天皇杯のテーマ曲が流れます。これを聞くと正月サッカーだなと思います。会場は味スタ。来シーズンのJ1昇格プレーオフの会場です。地元・新生長沢ファジはその場に立っているのか。出てくる顔はなでしこジャパンでおなじみの選手ばかり。が、誰かいないなぁと思っていたら判明しました。猶本ちゃんがいません。今日は右ひざのケガで欠場です。あのヴィジュアル系がいないのはちょっと寂しいですね。
日テレは10代の選手が5人いるという若いチームです。籾木の背中ネームが「NICOLE」になっていました。ん??どういう意味なのかな。とても異色です。「WOODS」はダメでも「NICOLE」はいいのかなと。前半19分、日テレ先制。ゴール前でなでしこジャパンの田中が決めました。前半を見る限り、ポゼッションで攻める日テレ、必死で守る浦和という感じです。
何と、ハーフタイムの気温は4度です。そういえば、今朝の岡山の元旦朝は白く化粧されていましたね。半袖の選手が何人かいますが、元気ですね。後半も日テレの方がポゼッションは上回っています。試合を観ても、10代の選手が躍動していますね。ヴェルディさんは、2014年Jリーグアウォーズで最優秀育成クラブ賞を受賞されました。冨樫監督は、アカデミー出身で選手になり、指導者としてトップ監督まで行ったそうですが、そんな人材は今まで無いでしょう。そういうDNAがヴェルディさんには流れており、レディースにも受け継がれているのかな。それにしてもそういう素晴らしい育成クラブなのに、J3降格の手前まで行ったトップチームの不振はもったいないですね。
試合の結果はそのまま、1-0で日テレが勝って優勝しました。3年前に皇后杯と変わって初優勝。トータルでは11回目の優勝。無失点で優勝。表彰ですが、外からの階段を上がるのではなく、中の通路からスタンドに出て、通路を通って階段を上がって行きました。日産スタでは上から渡していましたが、味スタでは同列からの贈呈です。いつか、岡山のチームがあそこで皇后杯を掲げて欲しいですね。ちなみに試合後、寺谷監督の勇退が発表になりました。
個人的には、この試合中継に出てきた、日テレのベテラン選手、小林選手の引退が印象に残りました。たぶん、読者の方は誰も知らない選手でしょうが、当ブログではJCNグループ4局放送で放送されているチームPR番組「ヴェルディ・ベレーザwith地域サッカー密着『11FC』」の人気コーナー「蹴球七日」の自撮レポーターをされていました。今もやっているのかな。その時にとても味のある選手だなぁと思っていましたが、引退は残念ですね。
あと、来年の天皇杯を思い描きながら観ていました。ちょっと器が小さいスタジアムですが、東京五輪までの辛抱です。おめでとうございます。
そして、昨日は高校サッカーを観ていました。面白かったですね。2年ぶり22回目の出場の作陽は、1回戦で流経大柏との試合ですが、PK戦(ロスタイムがちょっと・・・)まで行ったのに作陽惜しかったですね。PK負けでした。流経柏といえば、柏ユースのライバルでプロ入りが決まっている選手が何人もいる強豪。語る会で聞いた話ですが、最近は作陽も関西から選手が多く来ているそうで、昔の高校野球強豪高のように、県外出身者ばかりの状態だとか。
プレミアリーグEASTの流経大柏に対して、プリンスリーグ中国の作陽と、元々カテゴリ的に差がありましたが、よく健闘したと思います。もうちょっとの差で勝てていました。流経大かしわのチャントが、ヤマトとか某黄色いチームのものばかりだったのが面白かったですね。TVで観ていたら、画面上でロスタイムが過ぎて、勝ったと思ったのに、千葉ホーム(柏の葉)というのもあったのかな。