生観戦レポです。
昨日、倉敷福田公園体育館で開催された、V3リーグ・倉敷アブレイズのホーム開幕・福岡戦の観戦に行ってきました。岡山のスポーツ文化にとって、また1つこれから新たに始まる歴史的な日に立ち会えたのは感無量です。待ちに待った日、せっかくだから第1試合から観ようと、しまくんと早めに現地到着。体育館そばの駐車場に入ろうとしたら、工事中(きれいになっていました)で入れず、違う駐車場に回って歩いて入場。笠岡の時くらい歩きましたかね。客足に影響が出ないかちょっと心配。サッカーグラウンドが目に入る。中国リーグ時代のファジアーノの試合会場で、何度か観戦に来た記憶が蘇る。かなり懐かしかったですね、とにかく赤いノボリの数が半端なかったです。しかも、一つ一つにスポンサー名が入っており、しっかりスポンサーを掴んでいる印象。
会場には大勢のスタッフがおられました。結局今回は市民ボランティアの募集は無かったですね。まぁ今季のホーム戦は4試合のみだし。メイン入場ゲートの横にはちゃんと再入場ゲートがあり、入場無料なのにしっかり運営されていました。第1試合は1階席が開放されるというので、1階に入場して真ん中の二列目に座りました。第1試合の三重さんと北海道さんの選手達が練習していました。このアリーナでは会場奥側のいわゆるゴール裏位置には2階席はなく巨大な壁があり、アブレイズの巨大なタペストリーが掲示されていました。
シーガルズの時の2試合制の日は第1試合が多く、第2試合はちょっと観て帰ってばかりでしたが、第2試合の方が来場効果が高いかもしれないと思いました。とにかく、会場の内外でKURASHKIの文字があちこちに溢れていて、倉敷市民としてはうれしかったですね。カラフルな選手ダンマク(文字のみ)も揃っていました。巨大スクリーンがありました。まだ今季行けていませんが、シーガルズの会場にも設置されているのかな。グッズ売り場があったのでタオマフ(しっかりした作り)を購入し、購入していた赤い応援Tシャツを着ましたが、うーむほとんど着ていなかったなぁ。しまくんと丹氏にモデルで映ってもらいました。
第1試合はヴィアティン三重さん対アルテミス北海道さん。三重さんは総合型地域スポーツクラブであり、サッカー男子はJFL所属。女子チームはなでしこ2部でベルとシャルム、バスケチームはトライフープの対戦相手。バレーも何と男子チームもあり、すごいの一言。三重さんの応援団が来ていました。倉敷は応援団があるのか気になる。三重さんの応援は太鼓があり、まさにサッカーのチャント応援そのものでした。長い観戦歴で、バレーの試合でサッカーチャントを聞いたのは初めてかな。大音響のBGMや、鉢巻き絞めた事業団チーム的な応援もいいですが、やはりこういうスタイルもいいなと思う。
11時開始で第2試合が14時開始という事で、腹が減ったのでキッチンカー(アリーナグルメ:まだ名前はありません)に行きました。かもめ食堂と一部同じでしたが、倉敷に本店があるナッシュカレーさんのブースがあったので、迷わず購入。もう一つ焼きそばも勝って食べました。やはりご当地グルメはもう一つ「ご当地」という味が付いているので美味しかったです。アブレイズのスタグルはぜひ、ご当地グルメののれん街になっていって欲しいところ。
やはりV3リーグは、選手の身長の低さが特徴に思えました。第1試合ではV1リーグでよく流れた応援BGMは全く流れていなかったです。試合ですが、序盤は北海道さんの方が力の差が歴然に映りました。ブロックが上手い。スパイク力もある。でも、控え選手や応援席の盛り上がりは三重さんか圧勝。チャレンジがありましたが、審判が集まってジャッジしてました。画像チェックじゃないんだと。3-2で北海道さんが勝ちました。
第2試合を前に2階席に移動。整列した時に選手達はどっちを向くかしっかり確認して、いわゆるメイン側に着席。最近はウォーキングサッカーメンバーになっている丹氏もここで合流。ホーム側はスポンサーエリアなのか、席が空いていなかったのでアウェー寄りに着席。ふと斜め後席にいつもZIPの1階席に陣取っておられた老夫婦さんがいてビックリ。ここにも来たんだなと。最近のシーガルズについての辛いコメントが聞こえてきました(苦笑)。開始時間の時はすっかりどこも客席が埋まっていました。1,600人以上だったとか。無料試合ではありますが、クラブでしっかりプロモーションされたんだなと。
第2試合に移って、会場の雰囲気がホーム戦仕様にガラッと変わりました。MCが紹介される。ダイナさんとKCTアナ。きつね(岡山も倉敷も何の関連ありません:笑)のマスコットで「全国へ化けていきたい」という意味があるとアナウンスしていました。おっと、この日の目玉企画、中西圭三さんのミニコンサートが始まる。今まで20年近く、ファジの試合で歌ってくれたらいいのにと思っていた中西さんが、倉敷の試合にすぐに登場って・・・ やはり「倉敷」力なのか。赤い衣装の子ども達(どういうグループ?)とともに登場。向こうを向いて歌われたので、よく顔は見えなかったですが、2曲歌ってもらいました。
1曲目は何か子ども向けの曲であれっと思う。子ども達と踊りながら歌っていて、中西さんのイメージ(ディナーショーとか)がちょっと変わってしまう。調べてみると中西さんがEテレの番組テーマ曲として作詞作曲された「ぼよよん行進曲」という歌でした。
2曲目はお馴染みの「Choo Choo TRAIN」(個人的にはZOOなんですが)。これを聞いて、まさに中西さんだと。後の2人に「高校の先輩なんだよ。話した事ないけど」とコメント。
その他のイベント情報です。入口付近に、ボートレース児島さんのSPブースがありました。なりきりボートレーサー体験やVR体験の他、マスコットのガーコがいました。児島さんは岡山のトップチームの試合ではお馴染みの存在。特に倉敷過剰では本当にお馴染みのブースですね。巨大モニターがあります。今季はシーガルズの会場にもあるのかな。選手紹介の他に、試合のリプレイやってくれるのでうれしい。
この日の相手はカノアラウレアーズ福岡さん。チーム名が未だに宙で言えません(ごめんなさい)。ダイナさんのMCのセリフで「We Are Ablaze」「ココロヒトツに」がファジと同じフレーズ(笑)。ダイナさんレクチャーの応援練習。なかなか観客の反応が鈍いので、難しそうでしたが、まぁ初めてですからね。アブレイズの練習風景がよそとちょっと違っていました。一見サッカーの鳥かごっぽく見えました。練習時間短かったです。大型スクリーンにルール説明のVが流れる。あれはグッジョブですね。倉敷の応援団登場です。年配のコールリーダーがトラメガでリードしていました。ひょっとしてベルやシャルム? もしくは水島FC?というようなイメージの応援内容。
試合の方ですが、第1セットです。福岡さんはスパイク力が強い。マギー選手効いています。早くもリード。フェイント、バックアタックを多用してます。ダイナさん、「サポーターの皆さん!」と煽っています。アブレイズはサポーターになるのか。倉敷強いです。試合に入って、応援団静かになりました。代わりに後のグループ(選手ご父兄か)が声援を送っています。25-13
第2セット。倉敷はよくボールを拾います。粘りがあるバレーができていますね。ベンチを観ると見慣れない人がいる事に気付く。かなり年配の方。監督のお父さん?の鈴木GMさんで、監督よりも目立っている時がありました。ヘッドコーチのように選手にも声を掛けていました。まるで監督が2人いるような印象。指示しているのが2人いるというのも珍しい光景。マギー選手はまだ未完成なのか、スタミナが無いのか。よく交代します。応援団と控え選手の応援がフィットしていていい雰囲気でした。次第に追い上げられていき、同点。でも福岡さんにミスが出る。25-20
第3セット。倉敷は本当によく拾います。マギー選手のクイックもいい。シーソーゲームになりました。福岡がだいぶ拾い始めましてデュースになるが何とか勝ちました。これで開幕3連勝で負け無しの全勝。とても今までの岡山県のトップチームで久しく聞かなかった強さの戦績(中国リーグ時代のファジ以来か)です。とにかく倉敷は上手かったですね。よく拾っていました。27-25
今朝の山陽新聞朝刊の「アブレイズ開幕3連勝」という記事です。
「アブレイズはエース田部やライト谷口、センターのロウメイらが着実に得点し、2セットを連取。ジュースにもつれた第3セットも27-25でものにした。初のホーム戦に詰めかけた1600人を超える地元ファンの前で白星を飾った。」
「組織的な守備で流れを呼び込んだ。チーム最長身184㌢のロウメイやセンター河村らのブロックで相手アタックのコースを限定。落下点で構えたレフト矢野やリベロ高橋らの正確な返球から大島が巧みに攻撃を組み立て次々に得点した。」
出典:山陽新聞
試合後のダイナさんのヒロインインタビュー。ファジと同じ赤色のユニを着ているので、見た目の違和感無し。谷口選手と矢野選手。2人なんですね。まだインタビュー慣れしていない感じでした。鈴木監督もインタビューを受けていました。まず2人のサインを入れた公式球(なんですね)を客席に向けて投げ入れ。その後はサインボールを全選手で投げ入れていました。我々3人もアピールしていましたが残念。
鈴木社長(監督)は、本当にいいチームを作り上げられたと思います。今のところ全勝ですからね。今後が楽しみです。また細かい気付きは次の記事で書きたいと思います。
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