リスペクトコラムです。
先日、また新しい驚くべきニュースが流れました。先日18日に新しいクラブW杯の概要がFIFAから発表になりました。W杯もそうですが、一足先にクラブW杯が具体的な拡大内容が明らかになりました。多いですね。従来の7チームから一気に32チームと大幅に増えます。でも、大会自体は毎年の開催から4年に一度の開催になるようで、今の大会形式がいいのか、新しいのがいいのかよくわかりません。2025年の移行に伴って、来年は開催されないとか。
【2025年開始の新クラブW杯の詳細が明らかに!バイエルン、PSG、インテルなどが参戦決定!】
「概要
大会の正式名称は「Mundial de Clubes FIFA」に決定。第1回大会は2025年6月15日から7月13日までアメリカ合衆国で開催され、出場する32チームは2021年から2024年の各大陸の成績で決定する。グループステージは8組(4チームずつ)に分かれて総当たり戦を行い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントは1発勝負となり、3位決定戦は開催されない。
出場クラブ
出場権は、各大陸の王者とFIFAが算出するクラブランキング上位のチームに与えられる。
・アフリカ(4チーム)
CAFチャンピオンズリーグ優勝クラブ
1.【2020-21、2022-23シーズン】:アル・アハリ・カイロ(エジプト)
2.【2021-22シーズン】:ウィダード・カサブランカ(モロッコ) 3.【2023-24シーズン】:未定
ランキング上位クラブ
4.未定
・アジア(4チーム)
AFCチャンピオンズリーグ優勝クラブ
1.【2021シーズン】:アル・ヒラル(サウジアラビア) 2.【2022シーズン】:浦和レッズ(日本)
3.【2023-24シーズン】: 未定
ランキング上位クラブ
4.未定
・ヨーロッパ(12 チーム)
UEFAチャンピオンズリーグ優勝クラブ
1.【2020-21シーズン】チェルシー(イングランド) 2.【2021-22シーズン】レアル・マドリード(スペイン)
3.【2022-23シーズン】マンチェスター・シティ(イングランド) 4.【2023-24シーズン】未定
ランキング上位クラブ
5.バイエルン(ドイツ) 6.パリ・サンジェルマン(フランス) 7.インテル(イタリア)
8.ポルト(ポルトガル) 9.ベンフィカ(ポルトガル)
10.未定 11.未定 12.未定
・北中米カリブ海(4チーム)
CONCACAFチャンピオンズリーグ優勝クラブ
1.【2021シーズン】モンテレイ(メキシコ) 2.【2022シーズン】シアトル・サウンダーズ(アメリカ)
3.【2023シーズン】クラブ・レオン(メキシコ) 4.【2024シーズン】未定
・オセアニア(1チーム)
ランキング上位クラブ
1.オークランド・シティ(ニュージーランド)
※OFCチャンピオンズリーグ2024の優勝クラブは未決定だが、獲得ポイントでオークランド・シティを上回る可能性があるチームがいないため決定。
・南米(6チーム)
コパ・リベルタドーレス優勝クラブ
1.【2021シーズン】パルメイラス(ブラジル) 2.【2022シーズン】フラメンゴ(ブラジル)
3.【2023シーズン】フルミネンセ(ブラジル) 4.【2024シーズン】未定
ランキング上位クラブ
5.未定 6.未定
・開催国枠
出場クラブは追って発表される予定。
クラブランキング算出方法
各大陸連盟の大会におけるグループステージから下記方法でポイントを算出。
・勝利で3ポイント ・引き分けで1ポイント ・次のラウンドへ勝ち進むと3ポイント
第1回大会(2025年)の欧州出場クラブについては、2023-24シーズンのCLグループステージ全日程がすでに終了しており、UEFAに既存のクラブランキング制度があることから、CLの試合のみ、UEFAクラブランキングの算出方法(下記)を例外的に適応している。
・勝利で2ポイント ・引き分けで1ポイント ・グループステージ出場権獲得(参加)で4ポイント
・ラウンド16進出で5ポイント ・その後ラウンドを進むごとに1ポイント」
新クラブW杯はアメリカで開催されるそうです。クラブW杯としては初開催ではないですか。本大会のグループステージは4チームずつ8組に分かれて総当たり戦を行い、各組上位2チームが16強からの決勝トーナメントを行うとか。
アジア枠は4チーム。ちょうど過去4シーズンでのACLチャンピオンが該当し、日本からは2022王者になった浦和さんが出場になります。開催期間が6月15日から7月13日の約1ケ月となり、ちょうど秋春制のオフシーズンか。先日、Jリーグ理事会で秋春制への移行が発表になりましたが、この辺りも影響しているのかな。ただ、すべてが秋春制ではなく、北中米と南米は春秋制のままなので、世界的にも秋春制ありきの考え方にはなりません。というか、今回の制度変更は選手ファーストの考え方は入っていないようです
【32チーム制“拡大クラブW杯”の概要が決定…約1か月の長期化に国際選手会が批判声明】
「欧州各リーグなどに所属するクラブはシーズン終了と翌シーズンの合間の1か月が公式戦で埋まることになるが、FIFAは最低でも中3日とする日程を組むことで選手の負担を抑える意向を示している。
それでも選手からの不満は出ている。国際プロサッカー選手会(FIFPro)は今回の決定を受け『選手は11か月間のシーズンを終えたあと、十分な休暇を取って翌シーズンを迎えられる見込みがほとんどない状況で(クラブW杯を)戦わなければいけない』と批判し、『選手の精神的、肉体的な健康面への考慮がない』などと伝える声明を発表した。FIFProはさらなる過密日程が予測される事態を“緊急の課題“とし、FIFAに改善を求めるようだ。」
「選手は11か月間のシーズンを終えた」とありますが、本当だとしたら欧州の選手はたった1ケ月しかシーズンオフがないのかな。その上で、W杯とクラブW杯が1ケ月でつぶれてしまえば、そりゃきついや。まぁ日本でもACLに出場するチームはプレーオフならば1月から試合がありますものね。それにしてもすごい顔触れです。代表チームとはまた違ったインパクトがあります。
ちなみに現在クラブW杯がサウジアラビアで開催されていて、浦和さんが出場していますが、どうなのかチェックしてみましょう。浦和さんは第2ラウンドで北中米カリブ代表のクラブ・レオンに勝っていますが、2回戦で準決勝で欧州代表のマンUに負けています。まぁ相手が相手ですから。そして、南米代表のフルミネンセとの決勝戦が明日あるのかな。
おっとアフリカ代表のアルアハリとの3位決定戦がさきほどありました。2-4で残念ながら負けてしまい、4位フィニッシュでした。お疲れ様でした。
Jリーグ公式HP該当ページ:https://www.jleague.jp/clubwc/2023/
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